3活動方針れた主流の活動(総会 HSKフェア チャリティ活動 各種イベント)は、「かけはし」のカラーページにて報告の通り、オンラインを駆使し、皆様のご協力のもと、盛会のうちに終了することができましたこと、感謝申し上げます。 さて、例年の予定にはない新たな活動について振り返りたいと思います。 まず象徴的だったのが、コロナ禍で生み出された「国際交流委員会のオンライン留学」です。中国の大学の多大なるご協力で、リアル留学にかなり近づけていただき、参加者も3年で2000名を超えました。中国の協力大学(復旦大学、天津大学等の20大学)と、コロナ禍に対応しながら、大きな渦を巻き起こし、このプログラムは定着しつつあります。そのうねりに国内の中央大学も参加者としてご協力いただいたことで、実績が信頼を生み、成長しております。 新たな発見は、リアル留学では成しえなかった参加者の広がりです。渡航での参加が難しかった身体障がい者、高齢者、子育て中のお母さん方などがたくさん参加できたことは、大きな成果となり、様々な方々に希望をもっていただけるプログラムになりました。 次に会員・異業種交流委員会としては、初めて女性経営者及び女性スタッフにスポットをあて、企業の商品アピールだけではなく、社会情勢特有のご苦労、生き様まで開示されたプレゼンは、共感を呼びました。 さらに異業種交流委員会では「2040年ミライ会議」と題して、40代以下の若手理事が集結、自分の未来、日青協の未来について話し合うという、まさに雑草魂を感じる勉強会を2回開催しました。真剣な語り合いだけではなく 実行に移して行くパワーあふれる会を自発的に開催いただき、今後の成長が期待されます。〇委員会のコラボレーション 他の委員会とのコラボで、繰り広げられた活動を二つ紹介いたします。 一つはチャリティ委員会とスポーツ委員会の協力ですが、スポーツ委員会から支援先を提案したことで、始まった活動を紹介します。 「オーシャンズ(少年サッカー)リーグへの支援」を行いました。(※オーシャンズリーグとは 海の様に開かれたリーグで、日頃試合に出られないメンバーの為のリーグ) 全国にネットワークのあるスポーツ委員会が、素晴らしい理念で運営しながらも資金不足で子ども達によりよい環境を提供できないリーグを発掘し、地元の会員企業に紹介して支援していただくという、リーグと会員企業とのマッチングモデルをつくりました。たとえて言うなら、ビブス版がリーグ版になった活動です。これも長年、月に1回のミーティングを重ねてきた賜物かと思います。 さらに紹介したいのは、教育環境向上委員会とキャリア教育委員会との協力で行われた学生支援です。これは会員企業((株)Lacicu 様)が数年前から行っている注目すべき「STAND PROJECTシゴトフェス」で、二回目の開催が実現できました。 内容は、首都圏レベルの教育の機会に恵まれない地方の子ども達のもとに、ゲストスピーカーとして10名の若き経営者が向かい、直接子ども達と交流するイベントです。志ひとつで、とりまく環境が変わっていった体験談を披露し、「学生とロールモデルの接点」を探っています。このように子ども達の夢や希望を膨らませるプロジェクトを支援し、今年度は共催レベルまで委員会で関わっていく動きも出てまいりました。〜見えてきためざすべき組織の在り方〜 報告したい活動は他にも数多くありますが、以上の活動を省みて、令和2年度から、掲げて参りました三つのテーマ〇開かれた組織〇社会貢献できる組織〇チャレンジする組織に近づいた実感があります。さらに、冒頭に申し上げたように雑木林のごとく「みんなが集まれば、いろんなことができる組織」を念頭に、来る一年の活動にしていきたいと願っております。〜最後に会員の皆様へのお願い〜 この「かけはし」の活動報告をぜひご覧ください。一年間皆様がやって来られた活動です。「いやー私は参加してませ〜ん」って遠慮される方もいらっしゃるかと思います。そんな遠慮を少し横に置いていただけませんでしょうか? 皆様は会費を通して 我々の活動を支えて下さっています。冒頭にお伝えしました 「ひとりではできないこと、 みんなが集まってはじめてできること」をめざしている組織です。 この活動を自分ごとと捉えていただき、自信を持って周りの方にお伝えください。その積み重ねが社団法人の活動の幅を広げていきます。よろしくお願いいたします。
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