かぽねです。
昨日、伊丹のスカイパークという、空港のすぐ横にある公園で
息子と遊んでいました。
飛行機が飛び立つのを間近で見ると、その迫力に
圧倒されて、何とも言えない高揚感みたいなのを感じることができるので
私のお気に入りの場所なのです。
でも息子は、飛行機よりも滑り台に夢中でして、何度も何度も
「もいっかい。」をやり続けます。
体は大きめのムスコですが、ビビりといいますか
臆病といいますか、一人で滑ることができません。
息子より小さい子がドンドン行くのを見ますと、
何とか一人で滑るようにと、見た目コーチング、実際は
マニュピレート(誘導)をしながらなかなか思うとおりには
いかんなあと感じながら六回七回と子どもに混じって滑っていました。
すると、事件後発生。
やんちゃ系の男の子が横からスルスルっときて
順番抜かしをするではありませんか。
私、こういう状況、大変苦手です。
息子は状況がよくわかっていないのか、なにもいわないのですが
後ろに並んでいる子ども達が怒っています。
電車などで割り込む人を見ても、まあしゃあないな位で
やり過ごすというのが普段の私。
でも、後ろでは子どもが文句を言っている。
ここで、大人がダメなものはダメと言わない訳にはいかない。
息子はわからんやろうけど、なんとなく示しもつかない。
そんな事から、この子の親はどこにおるんかいなとか、小さいことを気にしながら
「順番守らなあかんやろ。」とプチ勇気をふりしぼって注意したわけです。
ところが、なんたるや、この悪ガキ君、無視をするではありませんか。。
まあ、こんなもんやろ。まあ、言うことは言ったしな、くらいに
悪びれもせず先に滑って行く彼を見つめていたわけです。
順番がきて、滑り終わったのですが、息子の様子がちがいます。
スタスタっと先に滑っていた悪ガキ君の所に行って、
「じゅんばんまもらないとダメでしょ」と、自分よりもうんと大きなお兄ちゃんに
訴えかけているのです。
悪ガキ君は取り合わず無視していましたが、何となく気まずい感じ。
臆病と思っていた息子の勇敢な姿に勇気をもらいました。
息子よ、勇気をありがとう。