超介です。
自分にはないもの、いえ正確には、あるけれども自覚できず隠れているpower、これをつかむ体験をしてきました。
日本青少年育成協会主催の 第24回人生航海図(in 千葉)がその体験の場です。7月12日から14日、2泊3日、20代、30代中心の受講生の中にまじっての受講。そこは「生命の森リゾート」と命名された、深い深い森の木々に包まれた空間です。実は数年前から、このセミナーに興味のアンテナはたっていたのですが、「私には受講は無理」と思っていました。根底には不安があり、それは「時間も、お金も、体力もない、だから無理」と正当化していました。
35年間勤務していた会社を退職し、郷里に戻り第2の人生をスタートしたとき、生きぐるしさがありました。理由をつくって、限定的に人生に向かいあおうとしている自分を感じていました。そんな背中をコーチングで知り得た人たちがぽんと、おしてくれました。航海図に参加し、何かをつかもうと、決めました。
私は、表現型が左脳型ですが、その思考をつかって不安を正当化する理屈をつけやすいので、それが自らの行動を制限してきたように感じます。行動の制限は世界を広くしないので、リスクは少ないけれども感動もまた少ない、重たい鎧をかぶって生きているようなものです。その鎧がずいぶん溶けた、と感じるのです。
自分のミッションを作る、それを伝える、それをとる、ということを身体能力を限界まで振り絞り続けることで、何かの固い鎧が溶けてきたように感じます。あるトレーナーは、限界まで力を出し切って息も絶え絶えの私、そして再挑戦したいという私に「今、持っているものを捨ててとりにいってください」とリクエストしてくれました。「細かいことを積み重ねる力はあります。ほかの力は?」「ミッションを邪魔するもの対策にエネルギーを使っていませんか?」などのフィードバックをも受け取りました。
そしておこった不思議な体験はまさに「仲間によって力を与えられる」ことを知る、でした。心を込めて応援してくれる人たちによって達成できた、という体験、自分と、仲間にある、心の力、信頼の力があることの体感です。
いろいろな生き物がうごめく生命の森と同様に、私の体の中にも様々な命の力が刻み込まれていて、それらを知ることができたのです。かけがえのない体験でした。私は体が軽くなり、より自由を手に入れたのです。