■“自分”探し!
ここ一週間でどれだけ涙がでただろうか、
人生、半世紀以上、生きてきて嬉しいことや楽しいこと
辛いこと、悲しいことは人並みには体験してきましたが、
涙を流した記憶は殆どありませんでした。
涙って、ひとつの事に“本気”で関わってきたらからこそ湧き出るもんですね。
そんな貴重な体験をプレゼントしてくれたのは「長男の受験」です。
結果は、第1志望高校(公立)に落ちました。
試験前日の夜、偶然に駅で長男の塾の先生とバッタリ会いました。
先生の顔を見るなり、今までの出来事が思い出され涙・涙で言葉になりませんでした。
恥ずかしさや躊躇いもなく涙を流しました。
そこから電車に乗って家に帰るまで涙が止まりませんでした。
泣こうとして泣いた訳ではなく無意識からの涙でした。
言葉を発っしたいけれど、言葉より先に涙がでで言葉になりません。
“素の自分自身” がはじめて正体を現したような気がしました。
くやしさやうれしさではなく、長年畜されてきた思いの結晶として
涙が噴出したよううに思います。
長男は発表当日の結果を電話で知らせてくれました。
受話器の向こうから一瞬間をおいてはっきりと「なかった」といいました。
そして、その夜息子から「父さん、これが事実よ・・・」と。。。
長男が一番悲しく辛いはずなのに、、、強くなったなと感激しました。
みなさんもご存知の通り、人生いろいろです。
事実はしっかりと受け止め、親子で大きく成長できたことに感謝します!
◆追伸
長男は第2志望の私立高校に進学します。
父ちゃんがんばって働かないと・・・・