「勉強ばかりさせたくない」

かぽねです。

今日は珍しい面談がありました。
勉強ばっかりやらせたくないという相談です。

高1の息子が生徒として通ってくれています。
その生徒は私立大学附属の高校なのですが、
「検事になりたい」という思いから、「京大を目指す」
と言ってほぼ毎日、校に来てくれています。
そんなお母さんとの面談です。

母「毎日、こちらに来ていますが本当に京大に行けますか?私には今までの彼の行動から中途半端に終わってしまうように思います。そうであれば難しいことを目指さずに、今は今しかできないクラブなどをやってほしい」

かぽね「お母さんは最終どんな人になってもらいたいのですか?」

母「本人がやりたいのなら、検事になってほしい。でも
 今のままなら絶対無理です。息子にもそう伝えた。そしたら息子の可能性を否定するなと言われた。でもこのままでいけるはずがない。考えが甘いのが許せない」

かぽね「絶対無理とおっしゃいましたが、本当に絶対無理ですか?」

母「・・・」
母「無理ではないです。でもいつまでに何をする、どこまでにどれくらいの偏差値が必要かは彼に教えて、それをクリアしていかないとだめ。」

かぽね「なにか私にできることありますか?」

母「まずテストを受けさせて現状を把握させてください。
そしてその先の計画を立ててください。」

かぽね「現状を把握して、計画をたてて、そのとおりに
彼がやればどうなると思いますか?」

母「合格すると思います。でも途中で投げ出すと思います。」

かぽね「今までずっと彼を見てこられて、彼が投げだすだろうと思われるのは理解できます。でもその彼が投げださずに最後までやりきるためには、何が必要ですか?」

母「息子は素直で、人の意見をよく聞きます。流されやすいとも言えますが。今はこの校の友達からの影響が強いと思います。お友達やコーチから何かアドバイスいただければと思います」

こんな会話の中から
?仝従?の学力を判定するテストを実施すた
??同じ高1の生徒たちと合同でコーチングセッションをする

ことが決まりました。お母さまも最後は
「よろしくお願いします。私は健康管理と焦らず信じて待つことをする」とすがすがしい表情で帰って行かれました。

子を思う親の悩みは千差万別ですが、子どもに幸せになってほしい、そのためについつい先回りしていろんな事を言ってしまう。結果子どもとの距離が開く。

今日は一緒に親の難しさ、親の大変さを感じることが
できました。

壁にぶつかる

「教育コーチング」をつかい悪戦苦闘人生の超介です。

壁にぶつかることはよくある。

彼がぶつかっているのは勉強の壁だ。
壁にぶつかっても、倒れても、時間はかかるけれども手をついて起き上がる。
でもまた、倒れて、またふらふらしながら起き上がる。
必死でやっているわけではなく、ただそれが当たり前のように繰り返している。
そのように勉強の壁にぶつかり続けている小学4年生がいる。
私は彼を尊敬する。

思考の壁にぶつかる中年の男がいる。
彼は今、概念のかたまり、否定のサングラスで世の中を見る。
彼の周囲で起きる事象は彼にとってはすべて自分を責める波動に見える。
受け止めた波動を悪意の波動で周囲に撒き散らす。
たった一度サングラスをはずせば世界は違って見えるはず、
私は、そう信じて彼の波動を受け止める。

心の壁にぶつかる私がいる。
日常で感じる無力感やら、感情の振れの底に何があるかを探す。
人に指摘されたことに落ち込み、前を向いて歩いてきたと思っていたら、
一歩も前に進めていなかったと感じてしまう、そのときの心の底にある壁。
その向こうに何があるかを探す。
壁の向こうにふわふわした頼りない白いものがある(たぶん)。
意識のピンセットを研ぎ澄まし、そいつをつまみ日の下にひきづりだしてやる!

壁にぶちあたっている人たち、彼らが壁を乗り越える、潜り抜けるために
「教育コーチング」は有効な武器になる。

おしょうさんの娘育ち日記(4月その2)

【TDH】

何の略か、わかりますか?
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そこのお部屋からの眺めです。

うちの爆走娘がついに先日ディズニーデビューしました。
アトラクションやキャラクターにではなく、TDRの雰囲気をとにかく味わってもらいたかった。
建物・キャストの動き・さまざまなミュージックなど、彼女は存分に体感できたと思います。
その証拠に、来年のディズニー予定を勝手に決めています。それも2泊3日ならぬ3泊4日(笑)

彼女は、4歳。
これからさまざまな経験をすると思います。そのときにそっと近くでサポートできたら、なんて親バカな私は思っています。
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夢の扉を開くカギ だそうです。
成長すること、それ自体が、「夢」である。
そんな気持ちになる小旅行でした。

※TDHは、「東京ディズニーランドホテル」の略です。

高遠の桜です。

○教育コーチングを現場で生かそうと実践中のそらです。

○年度初めの慌ただしさに、久しぶりの登場となってしまいました。
 すみません。

○信州高遠は、桜の名所です。
 今日は、もうどんどんと散っています。
 数日前の写真です。
 
○夕暮れの高遠城址公園の桜と仙丈ヶ岳です。
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 城址公園の桜・・・満開です。
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効きます!

あるくです。

今日は、有志でコーチング勉強会をしました。

家庭や、仕事場で、
お子さんや、奥さんや、だんなさんや、部下や生徒たちに教育コーチングを実践する仲間です。

教育コーチングを実践し続けると色々な変化が起きてきます。

「こんなことあったよ!」
と報告をしあう時間が楽しいです。

今日の報告を少しご紹介します。

「入園面談で、『入園させよう』とするんじゃなくて、
ただお母さんの思いを受け止めて、しっかり聞いて、
質問する。
やったことはそれだけだったのに、お母さんが泣き出した。
1週間後に友達を5人連れて入園となった!
びっくりした!!今までにはなかったこと。」

とか、

「苦難を乗り越えて、見事合格を手にした卒園生から手紙をもらった。『先生が一緒にいて、一緒に泣いてくれたから今の私があります』と書いてあった。うれしかった!」

など。

「奥さんには効かない」、
とちまたではもっぱらのうわさですが、

「教育コーチングを始めて奥さんと仲良くなったよ」
という報告もあります。

教育コーチング、
効きます!

入学&クラス発表

新年度の始まり、忙しいですね。
心を、自分の体調を置いてきぼりにしないようにしながら、
それなりに頑張っています。
いっすぅぃ・です。

先週は琉太朗くんの入学式でした。
♪桜が咲いたら一年生 一人で行けるかな
 隣りに座る子良い子かな 友達になれるかな♪

今年の桜の開花は早くて、入学式まで持つのかなぁbなんて
心配は無用なぐらいに、これでもかと咲きほこる中の入学式。
まずは、クラス発表。

♪ドキドキドン一年生 ドキドキドン一年生♪

いやぁ・、親もドキドキだってねぇ。

発表ボードを見ると、「さ・て、何組かなぁ。。。」
探す必要なんかまったくありませんでした。
1年1組1席。
「あっ」と声を上げると、横の妻が手で制し「言わないで」。
「こういうときにこそ、自分でやらせるのよ」との意思の伝わる
挙動でした。
勢いで生きている私とは違い、また妻を見直してしまいました。
そして、「お母さんってこうやって子どものことを考えているん
だろうなぁ」と感じました。

【おまけ】
その入学式の夕方、桜花見にと保育園からのお友達と近くの
公園へ行ってみると。
○○ちゃん!とそのお母さん。○○ちゃんとそのお父さん!
後から弟。後からお姉ちゃん。
となんだか同窓会に。子どもらのパワーもすっごいの。
いや・、楽しかったです。

「質問」が意識を変え・・・人生を変える。

「教育コーチング」普及活動ing の超介です。

模擬テストの答案を生徒に返却し訂正していきます。50点満点中の25点が数学。間違えているところを一緒に見直します。

「?,老彁嗣簑蝓△海海派箙罎良佞永№ナ間違えた2点減、数字の転記ミスで2点減 ?△漏領─⊂豺腓凌瑤里?ぞえ間違い(図はあってる)で2点減 ?H屬亙∫?式の文章題で式たたたず0点でも、ここを思いだせばできる(4点取れる)、・・・・・・・・・・、つまり43点は取れていてもおかしくないね、もうひとがんばりすればできるね。」と私。

この「もうひとがんばり」が「私」にはわかる「もうひとがんばり」、でも中3の彼女には見通しにくい「がんばり」であるので、このままでは、ここまで踏みこめそうにありません。なぜか・・・、仮説を立てて進めないからです。可能性はある、実行はできそうにない。そこをうめるのがコーチング。

自ら、何があればできる?と質問して学習を進めることができれば、できる。コーチングでそれをやります(これが自立学習mineの目指すところ、ちょっとPR)。前向き、開いた質問からはじめます。
これで、彼女はずいぶん変わってきました。

コーチングしながら、自分もそうかも、と気がつきます。生徒と一緒ではないかと。もう少し見通しの立つ人が見れば、もうひとがんばりできれば可能性が一気に広がるのに、それができていない自分かも?・・・・・。

仮説を立てます。もう一歩踏み出せば、できるようになるはず、自身の内側に能力は潜んでいるのであるから。たった一歩踏み出すだけでよい、そこから新しい体験が生まれ、さらに次々とカスケードに体験がすすんで知恵が生まれて・・・と。

あるベテラン講師が「授業中でやった問題が模試にでてる、自宅でも復習していれば得点できていたのに・・・」と、家庭で自主学習できない生徒を嘆いています。

「でも、先生、あなたは自分の仕事のための勉強を、自主的に、プライベートの時間を使ってやっていますか?」と、問いかけます。自分のためになるとわかっていても、やれるひとと、やれない人がいます。やれるひととやらない人の違いはどこにあるのか?

やれるひとは「何があればできる?」と問うて、それで「どうする?」と詰めていける人。本当にできる人は習慣的にやれます。

何があればやれるのか、できていればどんな気分か?と自分にも生徒にも未来に向けての質問をします。

広島行

たび@小山です。

広島の鯉城学院様にECTP認定講座、更新講座でお邪魔しました。

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ご存知の通り、鯉城学院は全国に240ある「教育コーチング認定校」の、
集団指導塾全国第1号。認定校を取得されて3年経過しました。

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先生方の学びの姿勢は、
入社ホヤホヤの新任先生方から、大ベテランの先生方まで、
真剣そのもの! 笑いあり、涙あり、楽しく充実した2日間でした。

「Being」の探究、何種類もの「体感コーチング」、
桜吹雪の中の「アウトドアコーチング」、「すれ違い承認」のワークなどを通し、
先生方は、コーチング技術の向上はもちろんのこと、
生徒さんへの愛情を倍増され、自分の役割や目標・課題を明確化されました。

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トレーナーをやってて幸せ!ってしみじみ感じた2日間でした。
鯉城学院の皆さん、ありがとうございました!

焦点(ピント)をあわせる

「教育コーチング」普及活動中の超介です。

松山の桜は満開を過ぎ散り始めました。毎日、桜の木の下を通る度に、まだ咲いているな、と見ていましたが、今朝は路上にピンクの花びらが点々と散らばっていました。我慢強く咲いていて、早く見にきてね、催促しているようでしたが、そろそろ限界、今週中に散ってしまいそうです。

ピントを合わせて、日常と異なる世界を探検するのが中学生の頃の楽しみでした。

顕微鏡で淡水プランクトンの観察をする。丸い視野中のぼんやりした像がくっきりして浮かび上がる。
この瞬間に本でしか見たことのない世界が広がります。

暗夜、懐中電灯で星図を照らしファインダーを覗きながら、ターゲットの天体のある場所に望遠鏡を運びます。突然に見える何十万、何百万光年の先にある星雲やら星団。

その他に釣りやら、昆虫採集やら、植物採集やらを楽しみました。

コーチングを習ってからは人間関係にピントを合わせています。

特に子どもとの関係では、ピントの合った瞬間、これは突然にやってきます。今日はちょっと違うな、と思ったらふるまいが変わっていたりします。

子どもの行動が変わるときがあります。それは付き合ってみないとわかりませんでした。色々と試行錯誤してリクエストします。

このピントの合わせ方、一番大切なことは「一緒に居る」ことができるかどうかだと思います。相手に合わせつつ、時々こちらからもリクエストします。

小学低学年の子たちは特にどんどん変化します。脱皮していきます。濃密な時間を生きています。生きていくことは変わること、動くことだと教えてくれているようです。

自分の生活にピントを合わせます。やるべきこと、やりたいことを整理してリストアップ、スケジュールに落とし込んで、時々それを眺めてなすべきこと、やれているかチェックします。

うーむ、ピントの合っていない文章に・・・・。

新天地にて

ご無沙汰していました、かぽねです。

このブログ更新ができていない間に、
実は勤務している教室を異動になりました。
いわゆる転勤です。

今まで関わってきた生徒・保護者・コーチと
涙涙の別れを告げて。新しい教室で今は頑張っています。

新しい教室に就いて、一緒に働くメンバーと
「目指すべき教室像」について話合いました。

その中に
「ホスピタリティー(おもてなしの精神)とコーチングセンスに溢れている教室」というものがります。

愛情・信頼・尊重に裏付けられた、明るく楽しく、そして
みんなが頑張れる教室作りをしようと、今やるきいっぱいです。