「箱」から脱出(友、その4)

 いっすぅぃ・です。
 最近、ある本を読み返しました。その本のことを書いた文章をブログ立ち上げ練習時
に書いたことを思い出し、【幻】にしておくこともないか、と引っ張り出します。

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 最近、読んで「ほぉお・」と思ったのが『自分の小さな「箱」から脱出する方法』とい
う本。実はこの本、自分で買ったのではなく、友人から贈ってもらったのです。
 友人は、大学時分の友人で、現在は沖縄に住んでいて。で、経営コンサルティング
のような会社を経営しているのです。なぜ「ような」なのかというと、自分でもよく分か
らないけど世間的に言うとそんなもの、と本人が言うんだから間違いない。

 彼はかなり凄い奴なのです。これでもかってぐらいに夢見る子ども。万能感に溢れ
ている。天才肌。で、憧れるようなことをしちゃうのです。大声で「悔しい・」と叫び
たいぐらいの悪戯をしちゃうやつなのです。

 そんな彼に、15年振りに会いに行きました。連絡が取れ、「今」会っておきたい、と。
 やられたのは名刺。そこには、“あなたの商売に魂をブチ込むのが僕の仕事です。”
(。がある。なんで名刺に文章やねん)。
 その後、長い文章が、「プロフィール」が(ダレがこの長いのん読むねん。おい!この
“(つづく)”ってなんやねん)。“あ、1億円への近道はこちら→<URL>”(このわざとら
しい“あ、”って)
 名刺が「つかみ」なら、ざっくりと持って行かれていました。

 酒を飲みながらそれぞれの現在を語るうちに、それぞれの核になっているものに及ん
で行きました。・もちろん、私は「教育コーチング」・ その折りに、彼が薦めてくれ、
後から郵送してくれたのがこの本。
 とても面白く、とっても嬉しく読んだのです。【「箱」から脱出している人】というのが、ま
さしく【「4つのトライアングル」をここに持っている人】って読み取れて。やっぱり繋がっ
てるやん、って。
今度は私が彼に贈る番。『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』を贈ろうって思って
います。
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その後、『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』を送りました。

子どもの心に届かない・・・

教育コーチングを学ぶ過程で様々な発見をしている超介です。

 小学5年生のS君は、よくしゃべりながら動くタイプの男の子です。入塾してくれたのは4年生の6月、1年半ほどたちます。当初は通塾も嫌がって教室でもぐずっていましたが、5年になってからはそのようなこともなくなり、成長を感じています。子どもらしさを感じさせてくれる子なのです。

 先日、学校の先生の悪口を話し始めました。色々と質問をして、傾聴しているとどんどん話をしてくれます。自分だけ強く注意されるように感じていること。それで面白くないこと。授業も集中していないこと、等色々出てきます。(よしよし、ほどけてきたぞ、と私、でもそれは脇に置いて・・・)

 でも、なかなかか心の中に届きません。(そのように感じるのです。)そう感じるのは次の理由です。話の内容が先生から自分自身に移ってきて、さあ、それではと、「何があったら集中できるんだろうね?」と気になっていることを質問します。すると「わからん、それはどうでもいいよ。」とシャッターがガシャーンと落ちた感じ。

頭の中に入っていることは勢いよく、生き生きと語ってくれるのですが、私の質問は心に届かない(ように私が感じてしまいます)、状況の質問には答えてくれるのですが、行動の理由等に入るとガシャーンと扉がしまります。教室でも、30分ほどは集中できるのですが、その後、継続できないので、そのことをどう感じているのか質問しますが、届かないようです。(一緒に居ることが出来ていない?)

お母さんともその話をしますが、まだ答えは見つかっていません。少し「我慢」して考えをめぐらす、ということが苦手なようで、お母さんともそれがテーマに話したのです。

でも、よく考えてみれば、落ち着いて自分自身のことを振り返って反省したりすることは、結構難しいことですよね。

何かヒントがあれば教えてください・

子どもの心に届く・・・

教育コーチングを学ぶ過程で様々な発見をしている超介です。

私の言葉は伝わりにくいけれど、なついてくれている小学4年生の話です。いつもは元気よくお母さんの車から出てくるのに、今日に限って車内で沈んだ表情のままでした。勉強する気がないようなので、「今日は遊ぼうぜ」(大胆!)と呼びかけて手をつないで教室に入ります。

なにかあるなと感じて、色々と試みますが、「つかれた」という言葉しか出てこず彼のチャンク(心と頭のなかのぐちゃぐちゃなカタマリ)はほどけません。こりゃいかん、「おしょう日記」みたいにはいかんな、と反省します。

30分ほど勉強らしきことをしてあとは遊んで、そしてだらだらと過ごしました。でも授業が終わるころはだいぶ元気になっていて、お迎えの車の中では元気に車内の機器をいじくってご機嫌な様子。

家庭で両親が彼に色々と話をしていて、それが原因かも、とお母さんから伺いました。その話は学校の先生からの注意で、それを彼に伝えているとのこと。その内容そのものは彼には理解しにくかったようです(それで私は彼のチャンクをほどくことができなかった?)。でも・・・何かが伝わったのだと思いました。

そのことをお母さんと更に話して、これからの数日間の「話し方、聴き方」についてを確認し合いました。

私はこの件でコトバの持っている力について感じました。言葉の記号的な意味はつたわらなくても、きっと、そのコトバに内在する発話者の気持ちが伝わる、そのような力を感じたのです。(意味が理解できない赤ちゃんに話しかける言葉の重要性を思いました。)

あるくです。

パ・リーグCS(クライマックスシリーズ)、第4戦が今さっき始まりました!!

みなさんは野球を見ますか?
どこファンですか?

私は、日本ハムファイターズというチームに出会って、
野球と、野球に真剣に関わっている人の魅力に触れることができました。

試合見てても以前よりずっと面白い!

ファイターズの強いことは、言うに及びませんが、
試合というものは、最後までわかりません。

大好きなファイターズの日本シリーズの活躍が見たいよ・!!
がんばって!!

自慢のサインボール↓

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今年大活躍した糸井選手からいただきました。
職場のデスクに飾っています。

 ゆるす ということ

教育コーチングにより生きる力を掘り起こしている超介です。

自己承認(自分をゆるす)をおこなうと、自分が変わっていくように感じます。私は ゆるす というのになにか、方法があると思っていました。でも、そうではないようですね。私の場合はゆるすことの意味を書いた文章をじっくり読んでいるうちに、閉じこめられていた素の自分が出てきます。情動が起こり涙が出てきたり、嗚咽することもあります。ああ、我慢しているな、と思ったりします。

それから、特にストレスまみれになったときには、ひとりになれるところにいって15分程度横になり目をつぶってじっとします。そして何が起こっているのかを味わうのです。そのまま眠ることもありますが、でも起き上がるとリセットされていて集中力を取り戻すことが出来るのです。

この感覚は、これまでもなんとなくわかっていましたが、ゆるす という言葉で表現されて意識裡にあがってきて、さらにくっきり身についた、というふうです。お勧めの本は「ゆるすということ」(ジェラルドGジャンポルスキー サンマーク文庫)です。最近読みました。繰り返して読んでいます。

 その時々で 自分 が変わる、または こころが流れるように動く のような感覚があったので心象を書こうとすると途中でとりとめもなくなってしまい、ブログにも投稿しにくかったのです。それでしばらく投稿するのをやめていました。

 これまでより深く考えることができるようになりました。自分のことをより深く理解していけるような気がするのです。そのさきにあるのは、さらに自由に動ける自分です。いい意味で 軽くなった自分 それを感じます。

教育コーチング 関東倶楽部について

ひさしぶりのあるくです。

みなさんお元気ですか?

今日は、神楽坂に「コーチングを普及する」目的で有志が集まる
その名も「関東倶楽部」の8回目でした。

東京都から、ナカジュク東川口教室室長の岩瀬先生(よしたか)、
高島平教室教室長補佐の西中先生(しん)。
埼玉県から、文研学院から塾長の黒澤先生(転石)、
室長の大崎先生(すなお)。
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そして
群馬県からは、TOP進学教室から金子先生(はる)。
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さらに
千葉県からは、PM級トレーナーの井野さん(カンガルー)と日青協の本田事務局長(HONDA)。
神奈川県からは、PM級にチャレンジ中の五十嵐さん(ゆずこしょう)と私(あるく)。

関東5県から、9人が参加。まさに関東倶楽部!

近況報告、2人組のコーチングセッション、リレーコーチングなどを通して、
コーチングのスキルを磨くとともに、
教育コーチング、パパ・ママコーチングを推進する仲間の前進の場となりました。

今日、時間を作って有志で集まってくれたみなさん、
本当にありがとう。
関東へのコーチング普及、やりましょう!!!!

言ってみよう

 秋ですね。今日も全国大会の演奏を聴きに行くいっすぅぃ・です。

 金曜日の夜、私には特別な時間があります。
所属している吹奏楽団の練習が行われるのが毎週金曜日。そして、
帰宅してから、大好きなテレビ番組を観ること。
 この番組は、深夜番組であるにも関わらず、関西では高視聴率。最近
では全国のあちらこちらでも観ることができるようになりました。ま、一週
・二週遅れの放送なのですが。三重県でも、一週遅れの放送です。

 この金曜日に放送されたものに、いつもお世話になっていたり、感謝し
たりするけれど、伝えていない人に「ありがとう」を言う、というものでした。

 お、『パパ・ママコーチング』やん、と思いながら観ていました(プログラム
にある子どもに「ありがとう」の手紙を書くという箇所を
思い浮かべがら)。
知らない人が親に「ありがとう」という、もちろんそこには、色々と生きて
きて背負ってきた事情がある。番組もそれに光を当てながら進められる。

 じ・ん ときましたわ。

 父や母も「ありがとう」って、特別なことがないと言えない。
 子も、特別なことがないと言えない。
 言えないから言えない。 言わないから言わない。

 「言う」と変わってくるんだな、これが。

リレーアンカー(小さな戦士)

幼稚園最後の運動会が 日曜日 行われた。

年長の息子は連日厳しい練習も乗り越え
本番をどれほど楽しみにしていたことか・・・

「ママのお弁当楽しみにしているし!!」
知り合いのおすし屋さんに運動会会場まで
出前をしてもらおうと考えていた私にとって
そのメッセージは先制攻撃であった。

幼稚園最後の運動会だ・・・
普段まったく料理をしていない私が
包丁を握り、フライパンもふった。
手作り弁当をリクエストしてくる
かわいい我が子のために。

走りっこ・障害物競走・綱引き
そして練習に練習を重ねたソーラン節と組み体操
凛々しくて年長児らしい
我が子の成長ぶりに感動し
日々ご指導してくださった先生方や
お友達への感謝が込み上げてきた。

最終プログラムは年長児クラス対抗リレー
いよいよスタートしようとしている。
我が子がアンカーの襷をかけてもらっている光景が
目の前にとびこんできた

「聞いてないよ!!」
母は心の中でつぶやいた。

走るのが早くない我が子が
アンカーだなんて・・・聞いてないし
背の順番でリレーの順番を決めるなんて!!
もう一つのクラスのアンカーは
幼稚園一走りの早いNくんなんだから・・・

不安で胸がドンドンと鼓動している。
スタートを知らせるピストルは冷静に鳴り響く。

先を走っている我が子があとから来たNくんに
追い抜かれてはどうしよう・・・
マイナスのシーンばかりが
頭に浮かび不安で不安で余裕がもてない母

負けるという結果プラス
最後の運動会でお前のせいで負けたんだ
とみんなから思われる悲しい思い出なんて・・・

どうぞ神様
我が子にバトンがわたる瞬間には
負けていて頂戴・・・祈る母、泣きそうな母

抜いて抜かれて!!
28人みんないい走りで接線だ!
最後まで勝敗が見えない

前の子が走った。靴がかたっぽ脱げても
懸命に追いかけて追いつこうとしている

そしてリレーアンカーにバトンが渡った。
見る見るNくんが距離を離していく。

「あっちゃん、がんばれ・!!」
先生もお母様方も必死で応援してくださっている。
担任の先生は残りの20Mを一緒に伴走し
ゴールで我が子を抱きしめてくださっている。
園長先生も他の先生方も
我が子の走りに満足し喜んで拍手をして
迎えてくださっている。

練習の時に見られないほど
頑張ったんであろう我が子を
先生方も保護者様も承認してくださっている

感動のフィナーレに
我が子を小さく扱った自分がとても恥ずかしかった。
失敗を恐れていたのは
私だけだったことを目の当たりにして・・・

教育コーチの徒然なる読書日記7

教育コーチのGです。

 第7回徒然読書日記は『たった3秒のパソコン術(著者:中山真敬)』です。
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 これまでの読書日記とは打って変わって、あり方ではなく、やり方を紹介している本です。

 私の現在の仕事は、まさにパソコンが相手。毎日出勤すると、デスク上に2台のノートパソコンを広げて仕事をしています。みなさんも、多かれ少なかれ仕事でパソコンを活用しておられることと思います。

 そして、私がよく使うアプリケーションは、言わずと知れた、エクセル、ワード、IE、アウトルック等です。

 私はマウスを使わず、ノートパソコンのタッチパッドを利用しています。なるべくキーボードから指を離したくないがためなのですが、それでもタッチパッドを利用しようとすると、キーボードからいったん指を離さなければならず、なんとか少しでもパッドを使う回数を減らすことができないかと考えているときに、この本に出会いました。

 序文にこうあります。

『本書では、ショートカットキーを中心に、「仕事と頭の回転」を速くするワザを紹介した。』

『ためしに、毎朝、ワザを1つ覚えて、仕事で使ってみていただきたい。これまで1分かかっていた作業が、たった3秒ですむようになるかもしれない。』

 この本を読む前にも、いくつかのショートカットは利用していましたが、便利だと思えるほどではありませんでした。ところが、この本に紹介されているワザを使うようになってからは、ショートカットなしではパソコンを操作できないと思えるぐらいに、必須のものになっています。

 グーグルなどで「ショートカットキー」と検索すると、ショートカットの一覧が掲載されているWebページがたくさんあるのがわかります。【一例 http://sweety.jp/honobono/faq/shocut.html

 Webページを参照して、ショートカットを身につけるのも一つの手ですが、私は、文庫サイズのこの本がお気に入りです。

 特に、便利なショートカットは、「コピー・ペースト、ウインドウの切り替え・一斉最小化、全体選択、IEで前のページやホームページに戻る、ログオフ・シャットダウン、メールの新規作成・転送」などです。

 Ctrl+Aで全体を選択し、続いてCtrl+Cでコピー、移動をしてCtrl+Vで貼り付け。本当に1分かかっていたことが3秒ですむというのも大げさではないと思います。

 興味が湧いたという方は、ぜひ一度お試しください。