寒いですね。

◯そら@内藤です。

◯昨日、今年度第1回目の生徒指導研修を行いました。

 今回のテーマは「教育カウンセリングの理論や方法を現場に生かす」です。
 今回は教育コーチングを全面に出しているわけではありませんが、
 生徒との関係作りに生かすコミュニケーションという内容で
 深くつながっています。

 職員研修が充実することで、
 子どもたちにとって居心地が良く、夢に向かっていける学校になればいいなあという
 思いで計画しています。

 年間6回を計画しています。

◯しだれ桜に積もった雪です。
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◯高遠城址の池に散った花びらです。
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コーチングを授業でも!と、新年度から面白い授業をしているいっすぅぃ・です。

先週、従兄弟の一人が亡くなりました。日曜日には勤務でしたので、土曜日の
通夜に出て日帰りしようと、大阪に向かいました。

がしかし、私の母は9人兄弟。だから従兄弟もこれでもかってぐらいに多いので
す。多いだけに勢いがハンパじゃない。流れに任せているうちに、結局、従兄弟
たちと朝まで飲みました。
人が亡くなってとは思えない、不謹慎ながらも非常に盛り上がった、絆が深まる
時間でした。

集まったメンバーを見渡すと、背中に刺青があるのやらバツ一やら。私が一番ま
っとうに生きてきたぐらいなもんで(笑)。デキソコナイばっかり。実際、数年前まで
は、「俺の周りにはデキソコナイばっかり」、そう思いながら生きていました。

デキソコナイ。世間で言うところの“【底】の人間”ってやつでしょうか。今は、【底】
にはいないから、正確に言うと“【底】を見た人間”ということになるのでしょうか。
でも、私を含めた本人たちは全然【底】なんて思っていないんです。【底】へ辿り着
いたというよりは【遣り切った】っていう、そんな感じです。潜り抜けて来たと言って
もいいかもしれません。
遣り切ったからこそ、もうあそこへは行かないって強さもあります。一緒に飲んでい
て、力が漲ってきました。力をもらったようです。

朝一、6時6分鶴橋発のアーバンライナーに乗りながら、おばあちゃん、おじいちゃ
んに対しての感謝の念が込み上げてきました。
私はおばあちゃんっ子で、おばあちゃんがいたから「食う寝るところ、住むところ」が
存在し、生きてこれたという時期も、確かにあったなぁ、と。そして、おじいちゃん・
おばあちゃんがいたから、こんなに力強い兄弟や従兄弟たちに囲まれているんだよ
なぁ、と。

ご無沙汰です。

◯そら@内藤です。

◯以前使用していたPCが不調になってしまいました。
 新しいPCに変えたのですが、
 以前から興味があった全く別のOSのPCに挑戦してみました。
 微妙に異なる操作に、とても戸惑っています。
 ちょうど忙しい時期に重なったこともあって
 悪戦苦闘でした(です。)(笑)
 
 日記をアップするページへアクセスすることできなくなってしまって
 ようやく本日アップ可能になりました。
 ああ、良かった。

◯ところで、先日の土曜日は、雪でした。
 4月の半ばに5センチ近くも積もった雪には驚きました。
 高遠の桜はちょうど満開だったのですが、
 湿った重たい雪が枝を折り、幹を裂き、
 とても痛々しい状態でした。

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思い出から

幼稚園児であった2人の子どもたちは、父の大きな上着を着たり、革靴を履いたりして嬉々としてまとわりついた。たまに夕方に帰宅した時、食事をしていても飛び出してきて玄関で抱きついてきた。

小学生の低学年までに彼ら(息子たち)が父に与えた愛情は、どんなことがあっても、彼らを見放さない、守り抜く、そんな決意を父にさせた。

中学生から高校生にかけて兄は家庭内で暴力をふるったり、ナイフやらモデルガンをもって喧嘩に行こうとしたり、退学すると言い出し、荒れに荒れた。110番に連絡して暴れる息子を抑えてもらったこともある。その後も父は変わっていく息子を茫然と見守りながら、でも一緒に付き合った。

一家にとって苦しい数年間を終え、高校の卒業式で同年の卒業生の顔つきを見て、彼らそれぞれがその胸の内にドラマを抱えて数年間過ごしたことを感じ取った。教頭は保護者に向かって最後にこう言った。「どの子も、本当に一言では言えないほどの様々な体験をしてきて卒業していきます。・・・・。」

父はそのことをしみじみと感じていた。

1年間の浪人生活を経て兄は上京して大学に通い始めた。そして初めての帰郷の際、兄は父に向ってこういった。

「とうさん、僕は本当に恵まれていたと思う。」

父はその一言で救われた。

結婚式!

たびし@小山です。

このごろ宇都宮づいております。
先週、生涯4度目の訪問をしたのですが(→クリック
今週5回目の訪問。

今回は婚礼です。
千葉の教育コーチング認定校QUARD様のY先生の結婚式&披露宴に
お招きいただきました。

感動いっぱい、素晴らしい披露宴でした。

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ご先祖がいて、親がいて、兄弟がいて、親戚がいて、友人がいて、
人生の師がいて、同志がいて・・・そこに一人の人間がいる。

当たり前といえば当たり前なんですが、そうした人間同士の繋がり、絆
といったものの温かさや重みをジンワ・リと感じた披露宴でした。

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「愛するもの同士が結ばれたね、おめでとう!」
という気持ちと同時に、
「たくさんの人の間で今日まで生きてきて、これからも生きていく存在だね、おめでとう!」
という気持ちになりました。

自分も一緒です。
改めて考えてみると、なんとたくさんの人々に支えられ、繋がって生きていることか!

私の周囲にいてくれる人々、その先にいてくれる人々、これから出会う人々に、
心から感謝します。

Y先生、新婦のMさん、おめでとうございます!そしてありがとうございます!

日常から(言葉の重み)

【あなたは「大きな目標を持って、前向きに生きていかないとやりがいは見つからない。どんな仕事でも集中して、心身全部で取り組めば、継続すればやりがいは見つかる」と教えてくれました。】

と、男の一言の「愚痴」に対して彼は静かに返してきました。そして、

【僕はいま、研究づけの毎日です。朝から晩まで研究しています。ひょっとしたら結果は出ないかもしれないけれど、でも精一杯やって後悔のない1年にしたいと思っています。受け身で人生を過ごすような、どこにでもいるつまらない人では、あなたにはあってほしくない。】

男は、自分が繰り返し息子に伝えた言葉を聞かされてはっと目が覚めた。繰り返して自分に言い聞かせてきたこと、それが伝わっていたこと、そして再び戻ってきて彼の胸を熱くした。

息子は、午前3時頃やっと部屋に辿り着き、眠る前に父にメールで伝えてきた。

あんみつ日記

春が来た!と思ったら
今日は真冬みたいに寒いです。

今朝はND小校長先生の講演会を
伺いました。

幼児期の子どもとの関わりについて
いつも心に残るお話をしてくださいます。

「賢い子に育てるために」という演題の中で
イメージできる子というお話が印象に残りました。

例えば、花瓶を割ってしまったとき
どうのように接するか?
叱りながら片付ける、こんなところに花瓶を置いておいてごめんね・・・
ではなく、花瓶の気持ちになってみるような
物にさえ敬意を表せるかイメージ化できるかが大切だと
仰られました。
目に見えるものを通して目に見えない大切なものを感じ
とり独立した人になっていく。

親の心の持ち方、伝え方の大切さを改めて思い知らされました。

教育コーチの徒然なる読書日記17の2

教育コーチのGです。

 今朝の続きです。

【人間の弱点に、心理学全体が精力を費やしてきたために、心理学は、障害や弱さだけのための学問になり、
そういう問題を抱えた人たちだけにサービスする学問になっていると、セリグマンは指摘しているのです。
セリグマンは、それを「被害者学」という名前で呼んでいますが、それでは心理学にとってもったいない状態です。
心理学の本来の目的は、障害や弱さを研究することだけではなく、人間の優れた働きや、人間の持っているよい働きについて研究し、
それを伸ばすことを援助する社会的働きもあったはずではないかと考えているわけです。】

このあたりの記述は、コーチングに対する金井さんの思いが感じられる部分です。

金井さんは、コーチングに対してもその有用性や可能性を認めておられます。

ついこの1月に、PHPからコーチングに関する共著も出版されています(元ラグビー日本代表監督の平尾誠二さんとの共著「型破りのコーチング」。こちらの本も大変興味ある内容です)。

また、セリグマン(マーティン・セリグマン)はポジティブ心理学の生みの親であり、
「オプティミストはなぜ成功するか」という著書において、人生には二通りの見方があるとして、
オプティミスト(楽観主義者)とペシミスト(悲観主義者)を対比させています。

「学習性無力感(learned helplessness)」という大変重要なキーワードもこの本にて紹介されています。

【人間力が高いほど、幸せ度が高いという傾向があることがわかっています。特に幸せ度が高くなることがはっきりしているのは、
「熱意」や「楽観性」「感謝」が高い人です。】

幸せの度合いが、外部要因ではなく内部要因によって変化するという研究結果です。

「熱意」も「楽観性」も「感謝」も誰かにしてもらうものではなく、ましてや環境によって左右されるものではない、自分自身が源泉であるというものです。

なんとなく幸せでないとか、どちらかと言えば不幸だと思われている方がいれば、この3点について見つめてみると何らかの変化が起こるかもしれません。

また、自分ひとりではなかなか自分自身を見つめ直すということが難しい場合があります。

そんな方は、教育コーチングの提供する、親力向上セミナー(詳しくはここをクリック)もしくは人生航海図セミナー(こちらをクリック)にご参加ください。

深く深く、自分自身のあり方を見つめることができるセミナーです。

さて、金井さんの本はまだまだ興味ある内容が続くのですが、例によってすべてを書ききることはできません。

是非とも、実際に手にとって読んでみてください。大いに知的好奇心をかきたてられることと思います。

教育コーチの徒然なる読書日記17の1

教育コーチのGです。

第17回の徒然読書日記は「人勢塾 ポジティブ心理学が人と組織を鍛える 著:金井壽宏」です。

金井さんの本の紹介はこれで2回目です。
(1回目は「働くひとのためのキャリア・デザイン」 こちらをご覧下さい→http://www.jyda.jp/blog/index.php?itemid=1301&catid=26

金井さんは神戸大学大学院経営学研究科の教授という固い肩書きをお持ちですが、その著書は大変読みやすく、一気に引き込まれてしまいます。

どこか、詩的な響きさえある文章からは、知性とともに人間的な器の大きさが伝わってきます(講演での話しぶりも、著書から受ける印象と全く同じです)。

今回ご紹介する本は、金井さんの最新刊(平成22年4月10日発行)であり、2009年に開催された「ポジティブ心理学を組織と人事に応用する」ための研究会(人勢塾・じんせいじゅく)の内容を書籍化したものです。

人勢塾の詳細については実際に本を読んでいただくとして、金井さんの生み出す知的好奇心を刺激する、それでいて詩的な記述を、いくつかご紹介したいと思います。

【LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネジメント)は、高度の金融理論・技術で急成長したが、1998年、自ら招いたともいえる金融大混乱の中で破綻した。
応用を考えすぎるビジネス・スクール発のファイナンスの理論が、最先端の理論を、現実の金融システムの崩壊に貢献させているのは、
知識の現実応用としては、ずいぶんにネガティブなことである。】

このLTCMに関する文章は、複雑な金融問題を一言に集約した、大変美しい(人によって受け取り方は違うと思いますが)文章であると感じました。

【回復力ないしは弾力性とは、レジリエンシーとカタカナのまま言及されることも多いが、
ネガティブな逆境、葛藤あるいはポジティブではあるが進歩、責任の増大など圧倒されてしないそうな状況に、
立ち向かい、克服し、元の状態になるまで跳ね返していく力、さらに、そのような状況に偶然遭遇するだけでなく、
自らの選択で、安定して快適なゾーンを後にして、なにか新しく未知のことに乗り出し、途中であきらめずにそれを成し遂げる力】

レジリエンスについては、教育コーチングの種々の講座においても、重要な扱いをしています。

また、つい最近、レジリエンス(わたしは、「挫折回復力」と訳しています)についての記事を個人のブログに書いたばかりなので、ちょっとしたシンクロニシティも感じています。

レジリエンスは、今後、ますます重要度が増してくるキーワードだと思います。私も、レジリエンスに関する学びをさらに深めていきたいと思っています。

(つれづれ日記はまだ続きます。この続きは今日の午後3時に)

優希に行ってきました。

たびし@連発です。

4月12日、宇都宮にある教育コーチング認定校にお邪魔しました。

その名も「yuki-win 個別総合進学塾優希/個別総合予備校優希」(⇒クリック
「優しさと希望を一人ひとりに」という教育理念からついた塾名。

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ちなみにロゴの赤い「i」の字は、松明(たいまつ)だそうです。
一人ひとりの心の松明に火をともすんだという、先生方の本気の姿勢の表れです。

教室には、先生たち一人ひとりのミッションと生徒たちへのメッセージが。

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今回のセミナーは生徒さんがメインで、保護者様は後方でお子さんを見守りながらの聴講。

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小学生から高校生までの皆さんに、
★お父さん・お母さんにコーチになってもらおう
★社会が求める人材像とは
★勉強の目的、どう生きるか
といった内容のワークショップを提供しました。

最初はシ・ン・・・、もしくはシラ・・・・というムードの子どもたち。
開始は夜の7時でしたから、勉強や部活で疲れて目がとろりんとしている子も。

でも徐々に徐々に集中力を発揮し、ワークにも積極的に取り組んでくれます。
大きな会場で、後ろからはお父さん・お母さんに見つめられ、緊張もあったと思いますが、
よく手も挙げてくれました。
「僕は、私はこう生きる!」って、力強い宣言を書いてくれました。思わず鳥肌が。。。。

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個人情報保護のため、お見せできないのが残念ですが、ほんとに、みんないい顔してるんです。

終わった後は、個別に質問に来てくれたり、サインや記念撮影を求めてくれる子も。

最後に会いに来てくれたのは高校2年生の男子。
「素晴らしい話をありがとうございました!」
と、実に気持ちのいい言葉と笑顔。
「○○大学(国立)か、○○大学(東京六大学)に行きたいんです。でも、やる気がなかなか・・・」
そう正直に言える彼、きっと合格します。そして、社会で活躍します。
いい目をしていました。

夜、各ご家庭で、どんな会話がなされたのかな・・・。
伸びたい子ども、伸びてほしいと願う親・・・目指す方向は同じはずなのに、
時にいがみあい、ぶつかり合う・・・親子コミュニケーション。

互いの思いにちょっと耳を傾け、自分の行動や言動にちょっと違いを作る、
それだけで「親子」「家族」は、とてつもない成長エネルギーになります。

パパ・ママコーチングを、お父さん・お母さんに、そして子どもたちにももっと広めたい
・・・そう強く思いました。

優希の並木代表、先生方、お父さま・お母さま、そして素晴らしい生徒さん方、
ありがとうございました。
また会いましょう!