パパ・ママコーチング講演会

教育コーチのGです。

先日、三重県東員町の東員第一中学校でパパ・ママコーチング講演会を開催しました。

主催は「いなべ子どもの未来を語る会」

学校の先生方とPTAのみなさんが運営されている会です。

この日、総勢130名を超える、お母さん・お父さん、先生方が集われました。

講演会とはいえ、そこは教育コーチング、ただ座って話を聞くだけなどということはありえません。

のっけから、全員が立ち上がって握手と挨拶。

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これにより緊張が解ける方、まだまだ緊張をしながら着席される方などいろいろ。

ですが、これで終わりではありません。

ワークに次ぐワークで、パパ・ママコーチングをどんどんご体験いただきました。

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最後には、みなさんリラックスをした中、笑顔で講演会を終了しました。

いただいたご感想から、いくつかご紹介します。

「講演会は話を一方的に聞くだけでなく、いろいろな方とお話ができたり交流ができたので楽しく過ごせました。パパママコーチングのワークの中で、普段子どもたちに言っている言葉を自分が言われた時、”あ・こんな気持ちになるんだ”と新たに発見しました。」

「冒頭の『子どものいいところを言うワーク』で詰まってしまいました。子どもの良さを見るよりも、ついつい足らないところに目が行ってしまっています。”Iのほめ”ができる様に心がけたいなと思いました。」

「お話を聞かせてもらい楽になりました。苦戦をしている中で毎日を過ごしているので、講演会中、話を聞いて泣けてきました。」

「子どもたちの思いを大切にするためにも、傾聴と承認を心がけていきたいと思います。」

「最後の思い出しの時間では、自分の子供のころを思い浮かべ、親を思い浮かべたときは、涙が出ました。」

「『Iメッセージとフィードバック』セリフを読んだだけでしたが、『ほめる』の言葉は聞いていて嬉しかったし、『ほめない』は悲しい気持ちになりました。」

「まず最初に『どの親も間違っていない』と言ってもらえたことで、心が軽くなった気がします。」

「子どもが受験に向けて、悩みながらも好きではない勉強に集中しようとしている今、親としてついついガミガミと言ってしまう毎日です。先生の話を聞いて、本人はさぞつらかっただろうと思い、最後の目をつむって振り返るとき涙が出てしまいました。今日帰ったら、目を見てしっかりと向き合って話をしようと思います。」

『親力』同窓会 またまた開催!

教育コーチのなみぞうです。

昨日は、1ヵ月前に開催された
『親力』向上セミナーのフォローアップとして
★同窓会★が行われました♪

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どんな1ヵ月を過ごされたんだろう?
どんなお顔で来られるんだろう?

1ヵ月ぶりの再会にワクワクでした☆

み・んな、再会の途端に両手を広げてハグ(^^♪
嬉しかったな・♪

同窓会と言っても、お茶会ではありません!
みんなでお互いの前進を支援し、
承認しあう場なんです(*^。^*)

セッションが始まったら、聴くモード全開!
そして、次々聞こえてくる自己承認の言葉☆

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みるみる笑顔になっていきました♪

そして、お子さんたちへ想いを込めて
お手紙も書きました。

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真剣にシーンと書かれていたんですが・・・
次第に目が真っ赤になって、鼻水ズルズル。。。
そんな姿も素敵です☆

こんなに前進されたんだって感じて
嬉しくて涙がこぼれました。。。

そして、この出会いに感謝☆

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皆さん
これからもずっと応援しています!

長崎2日間

旅から旅への足袋師@小山です。

またまた九州へ上陸。大好きな長崎に行ってきました。

●17日は、長崎市で、厚生労働省委託長崎県地域連携事業の一環、
「次世代リーダー育成講座」です。

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今年で3年目。お蔭さまで大変好評をいただいていて、
なんと定員の倍のお申し込みがあり、大勢の方をお断りしたそうです。
主催者も、私も、うれしいやら、もうしわけないやら。

医療、福祉、流通、製造、サービス業・・・様々な業種・企業の
入社10年前後の皆さん。さすがは「次世代リーダー」・・・真剣そのものです。

コーチングコミュニケーションから「被者」理論、Beingの探究までという濃さ。
7時間に及ぶ研修でしたが、全員素晴らしい集中力でやりきってくださいました。

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最後は80名による「すれ違い承認」!

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●18日は、このブログでも何度か紹介させていただいている認定校智翔館様。

3月に「コーチングフェスタ」と銘打った講演会・研修をやり、コチラ
そのフォローの研修です。

いやぁ・・・先生方一人ひとり「前進」していらっしゃいました。
教育の質、生徒数、売上・・・グ・ンとアップ!!!

前進したがゆえに、掲げる目標も高くなるし、イケてない自分が見えるし、
悩みもたくさん出てきます。でもそれにへこたれず、前進を続ける先生たち。
今回の研修も、もちろん真剣そのもの。
涙もいっぱい流して、チームの絆を強めて、笑顔一杯で研修を終えました。

智翔館の先生方は、全員が教育コーチであり、一人ひとりが自立した「執者」です。
かっこよかったです!

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出会いから

人と出会うたびにその人のこと、自分のことを想像するようになった超介です。

10歳年上の人生の先輩。話好きである。話を聞いてほしいのに、言いたいことをどんどんいう。途中で彼の話を遮って、そのことを伝えても、わかってもらえない。最初は聞くことができたが、繰り返されると聴くに堪えなくなった。私は、自分を薄情な奴だと思った。(たまに会わないと、会いたいと思う相手であるのに。)

 ある年長者と話をしていて考えが違うな、と気がつく。ふと自分の手を見ると怒りで震えている、お腹の奥でどきんどきんと波打つものがある。相手の一言がわたしの何かに触れた。相手により、心的態度(無意識理の)が変化している?生身、無意識理の自分の許容範囲に気づく。

 電話で2回相談をした女性と出会うことにした。
「主人が存命中にいろいろと物見遊山をさせてもらいました。その分苦労もしないといけいない、ということでしようかね。娘も仕事が忙しいので、それで私が孫の(中2男子)相手をしているのです。」 「私は弱いので、孫も遠慮なくものを言ってきます。ある日はお祖父さん(亡き夫)の仏壇をいたずらしようとするので、悲しくなって泣きました。」70歳前後の女性である。
話をお聴きしただけであるが。私のほんの一言をも、メモを取られ、「心がすっきりしました。ありがとうございました。」とおっしゃってかえられた。私は、彼女のこれまでの生涯を想像した。

 頭の回転は速いのに、粗暴なところがある生徒がいる。担当から相談を受けたのでその生徒と話をしたり、指導したりした。別れて暮らしている父親と母親にも別々に来てもらい話を聞いた。充分時間を取ってもらえず、途中で用事があるからといって出て行かれたお母さん。「厳しく対してください」と注文をつけて帰られたお父さん。その子供と両親のふるまい、表情を思い出しながら、楽しくない人間関係を想像してしまった。もう一度会うべきかどうか迷っている。

学ぶ

教育コーチのなみぞうです。

ここ数日、たくさんのセッションをしました。

まず、日曜日。
初級実践編の講座内で、
何回かセッションがありました。

自分はどうしたいんだろう?
私は何のために生きているんだろう?
私のあり方って何だろう?

これまでにもセッションしたことがあるテーマ。

変化することもあれば、変わらないこともある。

ぶれない自分を感じると嬉しい!

昨日は、自分の学びの時間。
マザーカレッジの3人の仲間と。

率直な意見を出す。
互いにコーチングセッションをする。
フィードバックする。
気づきをシェアする。

4時間こもりました。。。

そこでもぶれない自分を感じました!

仲間からの承認が嬉しかったなぁ♪

もっと学んでいきたい!!!

準上級!!

教育コーチのあるくです。

11/14(日)・15(月)の2日間、
東京神楽坂で、
「準上級教育コーチ養成講座」を
開講しました。

この講座は、
トレーナー養成を兼ねています。

合格すると、
準上級認定コーチとなり、
そして、
保護者向けのコーチングセミナーをリードする
PM級トレーナーとなります。

さてさて、中身は…。

鳥取、島根、山梨、長野、東京、茨城、群馬と
全国各地から、7名のツワモノがそろいしました!!!
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セミナーをリードする練習や、
自分を探求するワークを通して、
トレーナーの器を広げていきます。

足袋さんも気合が入って、
遂に、本当の足袋師に…!
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なんとも魅力的な人たちが
ここに集まったことに、感謝。

多くの人がパパ・ママコーチングに出会う
きっかけとなってほしいです。

私は一緒に講座をリードしたい♪

同士が増える喜び、
この仕事してよかったなあ、と思う瞬間です。

「コーチング面白いけど、
トレーナーって難しそう。。。」

と思っているあなたも、
是非トレーナーの世界においでください。

検定は、1ヶ月後。

このブログから、
大切なみんなに愛とエールを送ります。
素のままのみんなが大好きです。

みつさん
そらさん
はっちゃん
キャッチャーさん
しいたけさん
メリさん
がきおさん

ね?
いい顔してるでしょ。
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アンダーマイニング効果(内発的動機付けの低下)

教育コーチのGです。

「課題の成績に応じた金銭報酬が課題への自発的取り組み(内発的動機)を低下させる効果を反映した脳活動を捉えることに世界で初めて成功。」

というニュースが流れました。

詳しくはこちらをクリック(実験に関する詳しいpdfファイルも掲載されています)

このように、何らかの報酬(外発的動機付け)が意欲(内発的動機付け)を低下させることを、アンダーマイニング効果といいます。

動機付けの問題については、ブログでこれまでにもお伝えしてきました。

過去のブログ『人を伸ばす力 内発と自律のすすめ(著者:エドワード・L・デシ)』の書評はこちらをクリック

デシのように、金銭的報酬が内発的動機を低下させるということについては、主に心理学の分野で実験がなされ、その効果が実証されてきましたが、

今回は、fMRI(ウィキペディアへのリンクはこちらをクリック)を使用し、脳科学的にこの効果を検証したというところにその意義があります。

今回の実験内容は、まさにデシが行った実験に酷似しています。

その実験概要をお伝えすると、

「課題の成績に応じて金銭報酬が貰えるグループ(報酬群)と、金銭報酬のことは伝えられていないグループ(対照群)とに分けた。

 課題は、自発的に楽しむことのできる課題(ストップウォッチを押して、できるだけ正確に5秒で止める課題)とそうでない課題(ストップウォッチが自動的に止まった後に、機械的にボタンを押す課題)を課した。

 課題終了後に、報酬群は結果に応じた金銭をもらい、対照群は報酬群と同額の金銭をもらった。

 報酬を貰った直後の3分間の自由時間に、対照群は、実験に用いた課題を自発的に頻繁に行ったのに対し、報酬群は、同じ自由時間に、この課題を自発的に行うことはほとんどなかった。」

実験結果についても、デシのものと同様ですが、

fMRIによる脳活動測定においても、同様の示唆が得られたというものです。

金銭などの報酬による外発的動機付けが、楽しさや達成感、やりがいなどによる内発的動機付けを低下させる。

私も、親として教育者として、心しておきます。

女子バレー おめでとう☆

教育コーチのなみぞうです。

皆さん、昨夜は熱かったですね♪

世界バレー、ご覧になりましたか?
日本女子チームが見事に銅メダルを獲得!
32年ぶりの快挙だそうです☆

おめでとうございます!

リベロの佐野選手には、
パパ・ママコーチ09号にご登場いただいて、
あまりにタイムリーでドキドキでした!!!

このタイミングでメダル獲得なんて、
めちゃめちゃ嬉しいです。

素敵なご縁をいただきました!

皆さん、サイン色紙へのご応募も
お忘れなく!!!

競い・・・発奮、そして自信!!

30日前の、生徒達と面談でのこと・・・

 バスケ部の連中が、その場にはいない同級のブラス部の連中に向かって言った一言

 「あいつら(ブラス部の連中)にはたいした勉強はできないですよ!」と、見下した。

 ブラス部の面談でそのことを伝えると

 「よっしゃ、あいつらには絶対負けん!!見とれ!!」

 そのことをバスケ部に伝えると

 「ムリムリ・・・(^^)」と余裕の表情。

    (ちなみに、みんな同級生で仲良しです)

 そして3週間たった先日、ブラスの生徒達の頑張りといったら半端じゃない!!

 それまでの勉強の姿勢が別人とも思えるほどの勢い!

 中でも一番頑張っているA君は、うちの塾はじまって以来の量と時間をやり続けている。

 行動する自分に何の躊躇もない様子で、毎日のあいさつさえも力強さが違っている。

    昨日の三者面談でも、お母さんが最近変わってきましたが何があったんでしょう??

    本人は思わずにんまり(^ー^)

    そしてお母さんに「僕を信じて!」のひとこと

 すっかり行動する自分に自信を持って、高い目標に向かう毎日。

 週を追うごとに結果を出していくA君の様子を端から見ているバスケ部の連中は

 A君に引っ張られるように、さらに頑張り始めた。

 さらにはブラス班の頑張りに刺激されて、この班に入りたいという希望者まで続出!!

 楽しみになってきた(^^)

    本気を出すきっかけは何になるのかはわかりませんね

    そして、持っているんですね本人も気付いていない底知れぬ力を!

5時間コーチング その後

以前ある生徒のコーチングで
5時間傾聴したことを書きました。
その後、彼はどうなったか。

良く成功哲学の書物では
「人は一瞬で変わる」などと書いてあります。
そういう場合もあるでしょうが
普通の中学生にそれがあてはまるでしょうか。

3ヶ月前、5時間傾聴したあと、
「頑張ってみようかな」と言った彼、
豹変したわけではありませんでした。
気分が乗らない日も幾日もありました。
コーチの私たちができることは
自分でやると言っている時、まずは信頼して見守ってあげることでしょう。

最近、彼のお母さんからうれしいお話をききました。
自分から進んで漢検を受けると言ったそうです。
お母さんいわく
「勉強のことで何かを受けたいと言ってきたのは
考えてみれば初めてかもしれません」……と。
「女の子の成長は緩やかな感じですけど、
男の子は上がり下がりが激しい感じで成長していくんですね…」
そして、
「なんだか期末テストでは○○の教科、100点満点目指すそうです」
と、嬉しそうに話されました。

教育コーチングに出逢って私もまた密度の濃い時間を過ごしています。

子どもの成長を階段をのぼることにたとえるなら、
大人はつい高いところから「早く登ってこい!」と
ひっぱりあげようとするか、
あるいは自分が下にいるくせに「もっと高く登れ!」(笑)
と、応援してしまいがちです。

子どもは自分で一段一段ちゃんと階段をのぼってきます。
たまに駆けあがったり、2段とばしをしてみたり、
時には降りて行ってしまったり。
あるいは広い踊り場で時間を費やすこともあるかと思います。
でも、信じましょう。彼らはのぼってきます。必ず。

聴きましょう。

話しましょう。