縁あれば学ぶ(その1)

 超介です。

 ひょんなことから英語を教えることになったのが今年の冬でした。理系教科中心に教えていましたが、急遽英語を教えてくれと。あわてて、ネイティブに発音を教わったり、英語のCDを聴いたり、教科書を購入して読んだりしました。中学英語もなんとなくできても、初心者に教えるときには文法もきちんと教えないといけないので、問題集もときました。

 600ページ近くあるトレーニングが多い問題集を半年ばかりかけてとき終えました。といっても中学生レベルの英語です。これ(「しっかり学ぶ中学英語」(坂本訓隆 ペレ出版))、結構良かったです。英語の参考書を全部解き終えたのは、初めてのような・・・・。
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 やり始めると面白くなって、英語の学習法の本やら、もう少しレベルの高い問題集、文法書を購入したり、初級レベルの英書(もちろん中学生レベルですよ)を読み始めました。

 これらはいま使っている教材です。まだ完了していません。継続使用中。
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 アインシュタインとエジソンの伝記。(どちらも中学生が読むレベル、1万語程度の量です)私の卒業した小学校の図書館には伝記が並んでいましたが、このごろの小学生は伝記は読まないのかな。
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 アインシュタインについても、エジソンについても伝記は読んだことがなかったので、英文(もちろんやさしい)を拾いながらあたらしい事実を知ることができて、楽しかったのです。

 今まで、できなかったことが少しできるようになるって、大変楽しいですね。

 (まだ続きますが、長くなりそうなので、続きは別の日に)

 

 

夏のモノ

 超介です。

夏のモノを紹介しましょう。

春先の里山の色に比べて、盛夏のいまは濃い緑、夏の色は濃い緑ですね。丹波に帰省して家の周囲を歩きました。

神社の桜の木の幹でジージーとなく油蝉、周囲の木には脱け殻があり、その下に地面には抜け出た穴がいっぱい開いています。
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 家の中に迷い込んできたオニヤンマ(少し小さいので違う種類かもしれませんが)。
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 柏の木にはカナブンやらスズメバチが頭をつきあわせて、樹液を吸っています。
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 百日紅と名前を知らない(私が知らないだけです)夏の花。
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 春植えた稲もこのように実をつけています。わたしの家では、鹿が入ってきたようで、実り始めの籾をしごきとられていました。
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 栗の実もまだ青い、したは黒まめ(大豆)です、まだ花です。
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そして柿
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 これからは野山の実が色づいて、赤や茶色の風景に変わります。:)

暑さを忘れさせてくれる読書って、できる?

 超介です。

 暑さを忘れさせてくれる読書といっても、そんなに集中できる時はあまりありません。部屋の温度を下げ、ほど良い気持ちになったので読み始める程度の集中度。心頭滅却すれば・・・の本読みなど今は、できていません。このことは本の内容に関係なく、私の姿勢の問題。頭が冴え渡ると、できます。

 それでも、時に面白く一気読みすることもあります。最近ではこの本はその1冊。
   『なぜマッキンゼーの人は年棒1億円でも辞めるのか』(田中裕輔 東洋経済)
 こんな意識で仕事するのか、・・と刺激を受けました。それで購入し、1時間後には読み終えていました(ホントは立ち読みでも通読できそうだったのですが・・・)。

 私の本読みは、大概読みたくなって入るので、一気に1/3程度は読むことが多いのです。しかし、そのまま全部読み終えるのは12,3冊に1冊程度。なのでいつも10冊以上を同時併行読み。

 自然科学系の本も読み続けています。『相対性理論から100年で分かったこと』(佐藤勝彦 PHPサイエンスワールド)(2回目です)『宇宙のダークエネルギー』(土居守 松原隆彦 光文社新書)を読みました。1回目に読んだときのことをまったく覚えていなくて、初めて読んだようでした。よく分かるのは、喜んでよいのか、悲しむべきことなのか。

 心理学系では『自分が分かる心理学テスト』(芦原睦 ブルーバックス)『「人たらし」のブラック心理術』(内藤誼人 大和書房)『人生を変える「こころ」のブレーキの外し方』(石井裕之 フォレスト出版)を読みました。

 『自分が分かる・・・』は交流分析の分かりやすい解説書です。特に会話の構造を分析してP(ペアレント)、A(アダルト)、C(チャイルド)でそのベクトルを示していく会話分析は非常に分かりやすく役立ちました。会話の達人は、こういうことが自然とできる人なのでしょう。うまくいっている会話の理論化ができます。『ひとたらしの・・・』と表題は勇ましいですが、内容はすごく納得できることばかりで、ブラックではありません。『人生を変える・・・』は潜在意識を理解しセルフコントロールを行う、が内容です。

 「潜在意識」にゴミを入れるとパワーダウンするというもっともな内容。拾った言葉は
      「どんな状況にあっても今できることだけを考えてそれを実行する」
どんな状況にあっても がピシと心に入りました。それから
      「Fake it until you make it.」     
 (最初から本物の人はいない、理想を演じるのだ本物になるまでは。)
もピシっとはいりました

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

猛暑の日に冷やして飲むとうまいお酒

超介です。

韓国のお酒『まっこり』を入手しました。微炭酸(本当にちょっぴり炭酸)、甘味有です。上品な味わい。上質の甘酒をそっと置くと、透明な上澄みができます。それを汲み取ったような味が含まれてい、それにそこはかとない香があります。その香が『まっこり』という言葉にぴったりなのです。
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量子的な見方をすると、真空というのはまったくの空ではなくて、素粒子が現れたり消えたりしている状態。素粒子は波であったり粒子であったりするので、そこいらじゅうにあるような無いような状態。『まっこり』を飲みながら、そんな本を読んで量子の世界に遊ぶと、だんだん浮世ばなれしてきます。

地球を直径9ミリメートルの球に押し込めればブラックホールになるそうです。とりとめなく、そのような話をだれかれとなくしていると、そのようなことを考えても役に立たない、とかよく言われます。でも、役立つのです。地球を9ミリの球に押し込めることが可能であるという仮定に立てば、電子と原子核の空間がどれぐらい開いているのか計算できるのです。実際やってみれば原子核の中まで考えて詰め込まないとできないようです。

このような考え方は、たとえば愛媛県でキャットフードの販売業を始めるときに、飼い猫が何匹愛媛にいるか計算して、キャットフードの市場規模を計算するときなどに、有効です。統計がありませんから。フェルミ推定と、云うそうです。この手の問題が、マイクロソフト社とかの入社問題に出されたこともあるようです。実際ビジネスを創造するときには必要ですよね。キャットフードの販売業をしようとしているのではもちろんありませんが、この思考方法を仕事の場で使う場面もあるでしょ。

何も考えずにただひたすら作業のみに没頭する仕事も必要ですが、色々と考えて工夫して仕事化するにはこのような思考法(仮説を立ててやってみて、結果をフィードバックしてさらに正確な仮説を立てる、というやり方です)は有効です。

創業し世界に広く恩恵を与える人の仕事は、きっと誰も考えていなかったことをはじめるのですから、ある仮定の下にスタートしているにちがいないのです。だから自然科学の教養書は役立つと思うのです。

 自然科学の世界、遊ぼうぜ!!

梅雨明け前後の日の読書

超介です。

愛媛は、昨日梅雨明けでした。今日も本当に暑い日でした。

前回に続いて読んだ本のことなど書きます

その後も自然科学系の本を何冊か読みました。
 『重力とは何か』(大栗博司 幻冬舎新書)『宇宙は何でできているのか』(村山斉 同)
 『超ひも理論とは何か』(竹内薫 ブルーバックス)

こういう最先端の自然科学系の本は数式を使うと難しくなるので、ほとんど比喩やら、図等で説明がなされます。たとえば、上記の本では“力“の話が中心ですが、大変小さい世界ではそれを説明するのに、粒子を使います。粒子のやり取りが力の本質であるとし、比喩として水面に浮かべた、向かい合った2艘の船A、Bの上にいる人が、Aの上の人からBにボールを投げると2つの船は離れていきます。これをたとえとし、粒子(ボール)のやり取りで力の説明ができることを感覚的に説明します。

 なんとなく分かりますがだまされているような気もします。何事につけ、分かった、という気がするのはそのときより以前に経験した(学習、体験等々した)ことが頭の中にあって、それらと眼前にある事実が結びついたときに、そのような感覚が生まれます。(ます、よね?)

それなので、なるべく色々な場に出たり、仕事を引き受けることにしています。濫読もします。たくさん情報を入れ、それらを混ぜ返すとつながって分かってくるし・・・。

『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸 廣済堂出版)ではそのことをもう少し詳しく説明しています。5つの力を鍛えることによりメシが食える力が培われるのでは、という説明がされます。高濱先生の学習理論は大人になって社会的なかかわりに必要な力につながっていきます。それが力強く説明されています。

『熱湯経営』(樋口武男 文春新書)はその「メシが食える“巨”人」みたいな、大和ハウスの2代目社長のパワフルな生き様、会社経営の本です。圧倒されました。

分かった、つながりでいくと『文章を論理で読み解くためのクリティカルリーデイング』(福澤一吉 NHK出版)は本に書かれた文をその地のまま読むのではなくて、論理的につなげることを意識しながら読み解く方法を述べた本です。地から上がって高いところから文章の構造を確認しながら読むのです。確かにそのように読めば内容、枠組がわかるようになるのです。これは「本を読む本」という本に書かれている読み方の3段階目くらいにことです。で、この本は、練習問題もあるので読むのに2ヶ月ほどかかりました。(私自身の論理力が切れて、途中で面白さが消えて、いやになるのです。なん度もチャレンジしつつよみおえました。)

わたしはその論理的な思考力をトレーニングするために論理クイズの本をよく読みます。『13歳からの論理思考力のトレーニング』(小野田博一 PHP研究所)を今、時間があれば2,3問づつといています。163問の内102問まできました。こういう力も鍛えればついてくることが分かります。

本を読んで知識の塊を増やしながら、アウトプットしていくと自由になれます。陽明学では知行合一というそうです。

アウトプットしやすい、つまり実践的な本ですが『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』(苫米地英人 徳間書房)はアウトプットしやすく(実践しやすく)かかれています。読んでいくと、何にでもなれそうな、気になっていきます・・・・・・。

いわゆるビジネス書、啓蒙書も読みました。『大前研一と考える 営業学』(大前研一編著 ダイヤモンド社)『新しい働き方 ができる人の時代』(セス・ゴーデン 神田昌徳 監訳 三笠書房)実践的に思われるのは理論的に分かりやすく書かれているからです。(が、分かりやすいが 実践はできにくい)

だらだらと書いてしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。

梅雨の日のつれずれに読む

超介です。

 すっかり梅雨に入りました。こちらでは毎年水不足が話題に上がります。入梅前に地下水の水位低下を理由に減圧給水(放水量を減じる)の措置がとられました。が、大雨がありその後すっかり水不足の話題は消えてしまいました。

 6月は予定が多かったので隙間を見て新書等の読みやすい本を中心に読書しました。

 久しぶりに自然科学系の本も読みました。
 「ベテルギウスの超新星爆発」(幻冬舎新書 野本陽代著)
 「ニュウトリノ宇宙創造の謎」(JIPIコンパクト選書 佐藤勝彦著)
 観測機器、実験装置の開発が目覚しく、理論の検証がどんどん進んでいるようです。誰もが知っているオリオン座の肩の位置のベテルギウスが実は超新星爆発するかもしれないというニュースが昨年報じられました。640光年先の星なので現時点ですでに爆発しているかもしれないのですが、もしうそうなれば400年ぶりに昼間でも輝く星となり、圧巻の天体ショーとなります。

 「100円のコーラを1000円で売る方法」(中経出版 永井考尚著)ストーリー仕立ての本なので、大変読みやすくなっています。顧客満足とは顧客の事前期待以上のものを提案をするときに生まれる、とか勉強になりました。知人にその話をしていると興味を示してくれたので、貸しました。3回読んで会議で話題にしたそうです。その人は営業の達人ですが情報の消化速度が抜群にはやい。

 「聞く力」(文春新書 阿川佐和子)こちらも面白くて読みやすい本です。話の聴き方はコーチングの基本技術ですが、そのまま展開されています。なるほど、なるほどとうなずきながら、時にはユーモアたっぷりの表現に笑いながら読めます。

 「知らないと恥をかく世界の大問題3」(角川SSC新書)「『わかりやすさ』の勉強法」
(講談社新書)どちらも池上彰さんの著書です。ちょうど1年前に集英社文庫の『そうだったのか!』シリーズを読みました。そこでは近代、現代の世界の動きが分かりやすく解説されていたのですが、あまりにも血なまぐさい世界(たくさんの人間が殺されてきたこと)が強く印象に残っています。それ以来池上さんの本を読み始めました。

 上記以外に6月に読んだだ本の中では
  「悩まずに 今すぐ顧客が集まるマーケティング」(フォレスト出版 町田和隆著)
  「マンガでやさしく分かる NLP」(日本能率協会 山崎啓支著)
  「Daigo メンタリズム 誰とでも心を通わせることのできる7つの法則」
                   (ワニブックス Daigo著)

 などが面白かったです。
 読書ノートを開きつつ反省しています。とりとめのない本の読み方です。ある期間はテーマを決めて読むのですが、今月はばらばら。心チリジリ、読書も・・・・・・・。

内なる君へのメッセージ(その3)

内なる君を認めてからもう1ヶ月

それからは舞台にあがったように
世界をリアルに立体的に感じている

出会うまでは観客の立場が多かった
今は逡巡すること少なくして
行動が選択可能

やりたくないことは引き受けない
やりたいことはすぐやり始める

だから急に時間が過ぎるのが早くなり
あわただしく世界が動くようになった

それはいつも君がそこにいてくれて
安心していられるからだと思う

僕は落ち着いている

同時に思いがけないことが起こるようになった

カラーセラピーに出会い治療を始めた
(フラシーボ効果かもしれないけれど腰痛が緩和したし
           肌も少し丈夫になったように感じる)
何年も前の相談者から子育ての再相談をうけたり
勉強会で新しい学びをえたり
初めて出会った人から貴重な体験情報をもらったり

たぶん
それまでも起こっていたけれども
見えていなかったこと
それが見えるようになったのだと思う

本当にありがとう
そこにいてくれて
                              超介

つゆのまえの

超介です。

 蛍は7月頃 、夏飛ぶものと思い込んでいました。そう思っていたので、毎年7月頃、お目当ての水場へ行っても、蛍は数匹しかいません。

 でも、梅雨前から飛んでいるのですね。

 もういるかな、そう思って、昨夜近所の水場の泉に行ってきました。川原の中の湧水地から流れ出る小さなみぞに生息しているのです。朝、散歩によくいっていたところです。

 すると、いました。あいにく雨で、飛んでいるのは数匹、でも20メートルばかりの小川沿いに草木にとまっているのをあわせると20匹以上はいました。

 草や木の枝にとまり明滅する、青みを帯びた黄色いほのかなあかり。

 写真はうまくとれませんでした。
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 幼い頃、家族で蛍狩りに行きました。まだ、田んぼは自然のまま、曲がりくねった川が流れていた頃です。祖父が蛍狩りの道具を作ってくれました。菜種の実落ちした後の枯れ枝を集め、竹の先にくくってほうきのようにします。それに飛んでいる蛍を絡めとります。

 かごに入れて、蓬の葉に水をかけたものをおきますが、すぐ死んでしまいます。

内なる君へのメッセージ(その2)

うまくいかない人間関係で悩んだとき
ノートに書いて分析して
自分を見つめなおした
それは効果的で
それによって君は説得させられた

また、
そのような具体的な出来事があったわけではなく
理由は言葉で探りだせないけれど
何処からか湧き出てくる
暗い気持、不安、悲しさ、淋しさを感じるとき
目を閉じて心の中の不安な部分に
(みえない君、まだ名前のない君に)
語りかけて時を過ごした
それは効果的で
それによって君は鎮魂された

このような内面的なことだけでなく
半世紀以上にわたり
人生の節目で僕がどの道を選んできたかを
振りかえれば二人の物語がそこにある

その物語の副題は
「すべてに意味があった、意味の無いことは起こっていない」 だ

僕は常に外を向き
君はうしろにいて僕の背中をみていた
だからこれまで僕たちは
うまく未来がみえなかった

しかし今は違う
君と出会うことができ
君と同じ方向を向くことができる
だから僕たちは
本当にやりたいことを見つけて
スタートできる
そんな自信がある

                               超介

内なる君へのメッセージ (その1)

ある人たちの
魂心の
想いを込めた渾身の
 ありのままでいていいよ 
という承認をもらい
僕はやっと
君に会いに行くことができたんだ

保育所の砂場でいじめられ泣いている君
それからはいつも一人だったんだね
一人ぼっちの日を過ごしてきたんだね

それから半世紀以上もたって、
やっと君に会いに行くことができた
長い間ほっておいて
本当にごめんなさい

そのときも君は一人ぼっちで
せいぜい泣くことができる
自由があっただけ

淋しかったろうに

でも
我慢して僕の中にいてくれた

じつは僕は君の気配を
うすうすは感じていた

今から数年前
高速道路の高架の下を
トヨタウィッシュで走っているとき
僕は突然、嗚咽した
悲しさ、淋しさ、懐かしさ、切なさがこみ上げてきた

そして僕は大変涙もろくなっていることにきがついた

あれはきっと君が僕の気をひくために
やっていたことだったんだろうね

また
もう10年近く僕の肌はぼろぼろ
薬を飲んでいるせいもあるけれど
ちょっと肌を引っかくと出血
軽い打撲で内出血
体調を崩したり
感情が高ぶると鼻血がすぐでる

これも
君から僕への
気がついてほしいという
メッセージなんだね

ある人たちからのたくさんの承認を
もらって
やっと君に出会うことができた

長い間気がつかなかったことを
許してほしい

これからは君と仲良く生きていこう
安心して生きていこう


僕は力と自由を感じる
それは君に再会できて
もう
お互いに一人ぼっちではないから

ありがとう
本当にありがとう

もし、そこに君がいてくれなかったら
僕は永遠に幸せにはなれなかったとおもう

そこにいてくれて本当にありがとう

                    超介