超介です。
愛媛は、昨日梅雨明けでした。今日も本当に暑い日でした。
前回に続いて読んだ本のことなど書きます
その後も自然科学系の本を何冊か読みました。
『重力とは何か』(大栗博司 幻冬舎新書)『宇宙は何でできているのか』(村山斉 同)
『超ひも理論とは何か』(竹内薫 ブルーバックス)
こういう最先端の自然科学系の本は数式を使うと難しくなるので、ほとんど比喩やら、図等で説明がなされます。たとえば、上記の本では“力“の話が中心ですが、大変小さい世界ではそれを説明するのに、粒子を使います。粒子のやり取りが力の本質であるとし、比喩として水面に浮かべた、向かい合った2艘の船A、Bの上にいる人が、Aの上の人からBにボールを投げると2つの船は離れていきます。これをたとえとし、粒子(ボール)のやり取りで力の説明ができることを感覚的に説明します。
なんとなく分かりますがだまされているような気もします。何事につけ、分かった、という気がするのはそのときより以前に経験した(学習、体験等々した)ことが頭の中にあって、それらと眼前にある事実が結びついたときに、そのような感覚が生まれます。(ます、よね?)
それなので、なるべく色々な場に出たり、仕事を引き受けることにしています。濫読もします。たくさん情報を入れ、それらを混ぜ返すとつながって分かってくるし・・・。
『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸 廣済堂出版)ではそのことをもう少し詳しく説明しています。5つの力を鍛えることによりメシが食える力が培われるのでは、という説明がされます。高濱先生の学習理論は大人になって社会的なかかわりに必要な力につながっていきます。それが力強く説明されています。
『熱湯経営』(樋口武男 文春新書)はその「メシが食える“巨”人」みたいな、大和ハウスの2代目社長のパワフルな生き様、会社経営の本です。圧倒されました。
分かった、つながりでいくと『文章を論理で読み解くためのクリティカルリーデイング』(福澤一吉 NHK出版)は本に書かれた文をその地のまま読むのではなくて、論理的につなげることを意識しながら読み解く方法を述べた本です。地から上がって高いところから文章の構造を確認しながら読むのです。確かにそのように読めば内容、枠組がわかるようになるのです。これは「本を読む本」という本に書かれている読み方の3段階目くらいにことです。で、この本は、練習問題もあるので読むのに2ヶ月ほどかかりました。(私自身の論理力が切れて、途中で面白さが消えて、いやになるのです。なん度もチャレンジしつつよみおえました。)
わたしはその論理的な思考力をトレーニングするために論理クイズの本をよく読みます。『13歳からの論理思考力のトレーニング』(小野田博一 PHP研究所)を今、時間があれば2,3問づつといています。163問の内102問まできました。こういう力も鍛えればついてくることが分かります。
本を読んで知識の塊を増やしながら、アウトプットしていくと自由になれます。陽明学では知行合一というそうです。
アウトプットしやすい、つまり実践的な本ですが『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』(苫米地英人 徳間書房)はアウトプットしやすく(実践しやすく)かかれています。読んでいくと、何にでもなれそうな、気になっていきます・・・・・・。
いわゆるビジネス書、啓蒙書も読みました。『大前研一と考える 営業学』(大前研一編著 ダイヤモンド社)『新しい働き方 ができる人の時代』(セス・ゴーデン 神田昌徳 監訳 三笠書房)実践的に思われるのは理論的に分かりやすく書かれているからです。(が、分かりやすいが 実践はできにくい)
だらだらと書いてしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。