さくら さくら 力の限り咲く さくら

 超介です。

 さくら、さくら、力の限り咲く、さくら
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 松山では3月31日の日曜日、桜の最盛期を迎えました。土曜日から日曜日にかけては、お天気もよく、石手川公園、城山、道後公園、等をはじめいたるところでピンクの花が咲き、やさしい春の日差しの中で人々は過ごすことができました。

 私も、華やぐ薄桃色の雲のような樹木に見とれ、1日をすごしました。そうして、そのとき『力の限り』『精一杯』という言葉が心に浮かびました。華麗な花の美しさの奥にはある、ひょっとしたら、狂気にも近いひたむきさ。。

 その後これは、この桜からだけではなくちょうど今読んでいる、それこそ私の能力からすれば『精一杯背伸びした』語学力でもって読んでいる英文のペーパーバックの内容にも満ち溢ると。そこからも連想を呼び込む力がきたのだと。

 それがこれ
          『20歳のときに知っておきたかったこと』
         (WhatIWish I Knew When IWas 20)
                                            null          
          
 訳書の帯には 
       いくつになっても人生は変えられる 
       「決まりきった次のステップ」とは違う一歩を踏み出したときすばらしいことは起きる。

 とあります。
   
  はじめは英文では挫折するかな、と思っていましたが読み出すと、何回か英文を音読し始めると楽しくなり、あと、2,3週間後には終えてしまいそうなのです。もちろん日本語訳を眺めつつイメージを捉えるのです。意外と英文のほうが著者の『思い』も伝わってくるような箇所があります。

  さくら、は夜も昼も美しく咲き、松山をまさにピンク色に染めあげてくれました。
  流れるようなさくら
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  よるもさくさくら
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  万華鏡のさくら
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無常

 超介です。

 徳島への高速道路上で桜の開花に気付きました。途中休憩の際立ち寄った吉野川SAでも咲き始めていました。
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    年年歳歳花相似たり  歳歳年年人同じからず

心にあらわれたのは次のこと
  今年も桜の花が毎年同じように清く咲く。
  出会いと別れの場面、不連続の人の生き様。

 連続な数直線を切断すれば、片方の端一点で決定することができるがもう一方は端がないということ。それが連続の意味(たとえば片方を1以上とすれば片方は1未満、1以上は、1が端で、その1点で終わり、未満のほうは永遠に1にちかより、端はありません)。ところが、人生の数直線は両方に端があるかのごとく、距離があります。それ以上は近寄れない。不連続なのです。

 不連続さに思わず、立ち止まり奈落の底を見るかのごとくの、厳しさを味わうのです。特に生き死にかかわらず、別離の場面では。

 でも、どんどん近寄ることができる人もいます。相手との人間関係は限りなく近くなってきます。(でもぴったりとは合わない) その条件は、関係つくりの、その人たちの言葉が何処から出てくるか、です。自らの心を振り返りながら、確かめながら言葉をつむぎだす人たちはどんどん近づいていけるのに。そうでない人とのギャップは、そのままでは埋まらない。

 これまでのコーチング体験で、そのことを強く感じました。自らの人生の課題と向き合って生きる人(たとえば病気、別れ(死別、離別)、起業、転職・・・・の時など)とのコーチングです。彼らは、自らの考えを、感じたことを振り返りながら、思考を重ね、五感をフルに使い、最後に直感で次の1歩を見出し発話します。

 僕は、そのような人たちと話をしてもらうことにより、たくさんのエネルギーをもらいます。クライアントもコーチもともに成長できる機会がセッションに出てくるのです。共生的コーチング。

言葉の力

 超介です。

 三寒四温。

 庭の椿が長く咲き続けているのに気がつきました。
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 朝のウォーキング途中、あるお庭に、一輪の桜の花を見つけました。今年はじめてのピンクの花。でも川原のそれのつぼみはまだまだかたそう。暖かい日が続いたり、又寒い日があったり、三寒四温の日々。
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 インフルエンザは下火になったようですが、花粉症が猛威。今年は花粉量が多いようです。昨年暑かったので花粉が多くできているらしい。目をこすったり、鼻をシュンシュンしている人 が多いで すね。皆さんはいかがですか?

 私も目の痛み、頭痛がひどい時があります。『色彩治療』で治そうかな、とおもい、先生に治療法をうかがうとツボにシールを貼るとのこと。症状が続きそうであれば、やってみようと思っています。花粉症は花粉に触れると即時(15分程度のうちに)に反応し、花粉がなくなっても数時間から半日程度症状は続くようです(内科医からの情報)。ひどくなって薬で対応しても、副作用で日常生活の質が落ち、仕事の生産性も下がるので『色彩治療』がベストかと思っています。

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 2月からは英語の学びのスタイルを身に付けようとしたので、日本語の読書時間が減りました。言葉の力を身に付ければ世界がよく見えるようになる、そして日本語だけでなく英語もさらにはIT語(つまりIT機器との付き合う力)も有効であると。

 ジョン万次郎の漂流記(HEART OF A SAMURAI)の中で、彼が航海術の書物に出会,い、それを学んで生きる武器としようとしたように、又、坂本竜馬が剣道の免許皆伝者であったように世界を切り開いていくサバイバルのためのツールがあります。現代では英語力もIT操作能力もサバイバルツールであることは間違いありません。

 荒唐無稽な仮定ですが、宮本武蔵が或いは坂本竜馬が今の世の中に生まれていたら、彼らは剣の道を歩んだでしょうか?語学力はグローバル時代の“剣道”の一形態なのでは。(すでに海援隊は英語の辞書も出版していたようです)でも、6年間、10年間学んでも英語ができない人が多いというのは(もちろん私もです)今の時代が認識できていないからだと思います。語学力はサバイバルツールなのに、それが分かっていないのです。(たぶん)

  2,3月はそのようなことを考えつつ過ごしました。英語の勉強を始めながら、英語の勉強法の本を1読んで音読トレーニングがポイントであると分かりました。その中でも次の1冊には大変勇気づけられました。
       「英語の話し方」(国弘正雄 たちばな出版)
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 直木賞または芥川賞或いは両方の受賞作家都知事が3代続きましたが、行政においても言葉の力は絶対必要で、現都知事が著者である次の新書も迫力があります。
        「言葉の力」(猪瀬直樹 中公クラレ新書)
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   精一杯背伸びをする、夢を持って生きる、そのために言語力は必須能力のひとつだと。

   皆さん、たくさん本を読みましょう。

「今ここ」その2

 超介です。

 「今ここ」にある自分の気持ち、状況をしっかりと認識できたときに受身ではなくて、次の積極的な行動が取れる、ということが分かりました。それは(おそらく)どんなにつらいときでも、そのような能力、資質を人間は持っている、ということが分かったということです。

 学びのタイミングは最悪の状況のときほど良いのかもしれません。だから死ぬなと、子供たちに伝えたいと思うのです。いじめ、体罰等のニュースを見聞きしたときにとそう思うのです。

 レジリエンスという、逆境に耐え抜いていく力の源泉は何処にあるのでしょうか。世の中にはそれを強くもてている場合(人、状況)とそうではない場合があるようです。私自身の体験でいえば、小さな逆境(順境ではないけれど、少し弱い逆境)を潜り抜けていくうちに、その人の中にレジリエンスの種がまかれ育っていくように思えます。

 その種(タネ)の一つは「我慢」の体験かもしれません。たとえば小学校入学するまでコーラーは飲ま(せ)ない、誕生日とクリスマスだけにケーキを食べる、とか。生命にかかわりのないものを一定期間我慢す(させ)る様な体験。或いは自然の中で生活する体験―電気も水道もないところで冒険をして過ごす体験とか。受験もひとつのきっかけになりえます。

 また、レジリエンスは自分を客観視できる力とも関係があると思います。逆境(と多くの人が思う状況)を見抜き、時間・場所・対象等々の環境変化を待ったり働きかけたりできる力、見通し、目標、ビジョンを描く力らとともにあるのです。

 生涯をかけてそのような生きていく力(戦っていける力)を磨き続けていこうと思います。

「今、ここ」

 超介です。

 2月は本当に早く過ぎていきました。能動的に行動して経験知を増やしているとき、節目に時間の経過が早かったと感じられることがあります。受身の行動ではなくて、チャレンジで、E(estimate)→P(plan)→D(do)→C(check)→T(taste)のサイクルをまわしつつ動けていれば進化も成長もある忙しさですが、さて私の2月は・・・・?

 学びでは新しいことを2つ、少し無理かなと思いながら始めたのです。が、やってみるとまずまずいけそうと、・・・。そういうことは多いですね。もう少し時間が経過して成果がでれば書きたいと思います。何事も継続できれば、あらたに分かること、見えることがより明確になるとおもえるので、そこまでいけばかくネタにします。3ヶ月、半年と続けるとネタにもなるかと・・・・。

 3年間ほど出席を続けているセミナー(といっても2ヶ月に1回2時間程度のセミナーですから、受講時間は合計30時間程度)があります。産業カウンセリングのセミナーです。職場のメンタルヘルスのための講習会ですが最初は交流分析、ABC理論等のさまざまな心理学の紹介から始まり、今年は傾聴体験を中心としたより実践的な内容でした。はじめは緊張もし、内容もなかなか理解しにくかったのですが、今では楽しみになりました。

 2月中にあったセミナーのテーマは「今ここでの話をする」でした。講義が70分、ワークが30分程度でした。これまでもセミナーのトレーナーは「今ここ」について何回か繰り返されたのですが、今回は、私には「今ここ」という言葉が心の中に入った気がしたのです。ピクンと浮きが海面下の魚の行動に反応したかのような微妙な感じ。タイの一気のあたりではなく、最初のチヌのそれのように。

 それは、「今ここ」に生きていることをどう感じ、考えているか、そこに立脚できていれば「よい」と直感的に分かるからです。でも「よい」というのは「そこから始めればよい」ということなので何か、「それで満足」ではなく・・。流れで捉えるのです。

 ちょうど人間の肉体(実は世界の全てがそうなのですが)の本質が福岡紳一さんの書物にあるように「動的平衡」という見方 「肉体も、分子・原子が入って、出ていく、ひと時もとどまらずに、身体はその流れの「よどみ」のようなものであるという」に似ています。健康的に生きるということは、この身体に入り、出て行くこの物質の適切な流れをコントロールすることです。このことは半年間のプチ断食の体験から実感しました。

 「今ここ」に話を戻すと、「E→P→D→C→T→E→・・・・・」のサイクルをしっかりと自覚して生きていけばよい、という感じなのです。そうであれば進化し成長することができるということです。たぶん。自己の内側を眺めながら、常識にとらわれすぎず、他者の目を意識しすぎず、時には自己を無意識に縛っているものに挑戦しつつ、体験を重ねれば進んでいけるという・・・・・。

 長々と書いてしまいました。
 ここまで読んでいただきありがとうございました。

春の気配

超介です。

 今日、伊予地方は雪でなく雨。冷たい雨ですが、春に向かう微かな気配を樹木、草花、土そして空気からは感じるのです。それは雨後の気温上昇を期待する生き物たちからでてくる気配かもしれません。このあたりは、「椿祭り」の時期から寒の厳しさは峠を越し、春に向かいます。その「椿祭り」、3が日の最終日が今日(18日)でした。

 土曜から月曜の3日間、松山市南部の椿神社、東西1km強の参道には、屋台が立ち並び、3日間およそ50万人の多数の老若男女が参拝に訪れます。四国最大のおまつり。今年は日曜日をはさんだ3日間、私も昨日、昼過ぎに参道を歩くことができました。null

 去年の今頃は、腰痛で足を引きずりながら、境内までいってお賽銭を入れ、鈴を鳴らして「万事よろしく」とお願いしました。気持ちとわずか50円(だったと思います)のおかげか、一年後の今年は不自由なく歩けました。昨日参拝時、本堂前は人が多く並んでいたので、おみくじを引いただけで帰りました。これからの運勢は・・・末吉!うーん。

 体の調子が良いのは直接的には「色彩治療」と「食事療法」のおかげです。最近,皮膚が少し荒れたので、みていただいている「色彩治療」の先生(歯科医です)に相談して、新しい「免疫パック」を皮膚上の肝臓の位置にあてました。効果有、身体のキレが良くなりました。私の場合、キレが良くなると「マルチタスク」的に仕事、プライベートともに複数の事項を同時進行させやすくなるのです。パソコンのosがパワーアップしたみたいに。

 食事療法、9月から始めたプチ断食はほぼ5ヶ月経過しました。地方に住んでいると新鮮な食材を安く手に入れることができます。1週間分の葉物、根菜、果物等を生産者直売所等(農協とか、道の駅、その他、車で20,30分も行けば複数個所あります)で日曜日等に仕入れます。毎日1,2種類、量は3日分程のおかずをつくって冷蔵庫に保管します。常時5〜8種類程度のおかずを保管。それをお弁当の中身にするのです。これがその食材の一部null

 毎日、出社前、味噌汁を作って冷蔵庫から2,3品出して少し早めの昼食をとります。それからお弁当つくり、夕方6時頃それを会社で食べて1日の食事は終了。次の日の昼11時頃まで食事はなし。途中ではコーヒー、ジュース等は飲みますが、おやつ等は基本的にはなし。1日2食、卵、肉、牛乳はなるべくとらない、野菜、根菜、海草、小魚等中心です。外食等の機会があれば、翌日で調整します。アルコールは日曜日の夕食時のみにしています。これが、ある日の昼ごはんと夕ごはん(お弁当)nullnull

 帰宅後、空き弁当ケースの洗い、調理、炊飯等で1時間ほど必要ですが、これは投資。健康管理に有効、病院にもいかなくてすむ、元気に生活できるベースつくりに効果的、つまり投資効果が非常に良いのです。

 これを続けていると体重はどんどん落ちて9月19日頃76kgあったのが、3週間ほどで65kg、今61kg〜63kg程度で推移、リバウンドなしです。

 プチ断食、いいですよ。(夕方以降翌日の昼頃までの空腹がつらいですが・・・・・、我慢のしどころ)

treasure

超介です。

先日、所用があって丹波に帰りました。日曜日の午後、松山を出て高速に乗って夕方丹波について用事を済ませ、翌日昼には又丹波を出て夕方松山に戻りました。高速道路のインターからインターまででおよそ400kmあるので、片道4.5時間程の行程です。

数十年前、半日以上はかかった旅が今は5時間以内になりました。JR、船、飛行機、高速道路と交通手段も様変わりし、気軽に移動できます。激しい時代変化に驚くのはモノの行き来だけではありません。情報環境は劇的に変わっていって、いまや何処にいても誰でも、意識して、興味と関心を向ければ世界中の情報を入手することができます。

昨年から英語の勉強を始めました。これも、ネットやら書店で学習方法、教材を探していると、さまざまなものを入手することができます。いうまでもないですが、その人の条件(目的、生活様式)に合ったものを選択できます。中学生の教科書、問題集を何冊か解き終えて、入門レベルの短い小説を何冊か読み終え、英文の音読(繰り返し)や、会話文練習、耳からの単語練習、少し長い本の読書等を始めました。

この英語の学習からも色々な学びがありました。ジョン万次郎を題材にした「 HEART OF A SAMURAI」という本を11月から週1回1時間程度かけてほぼ読み終えました。15歳で漁に出て漂流し、米国の捕鯨船に救助され、その船長に気に入られて息子になり、語学、航海術、等々を学び、サンフランシスコに金を探しに行き、やっと帰国できるだけの資金をためて、というところまで(P242まで)読みました。

この中で、万次郎が「航海術の書物」に出会うくだりがあります。

Holding this book in his hands made Manjiro feel like he had

discovered a treasure ; he felt like the most powerful man on earth.

万次郎は「私の宝になる」、と熱い思いで、それをみるのです。そのときの心境を想像します。100年以上も昔、二十代前半の青年が、異郷の地で、時にはひどい扱いを受けつつ、日本に帰れるかどうかも分からない、明日の身の上も分からないときでした。でも彼はその書籍に引かれ、日本人はまだ誰も知らない知識と技術、それを身に付ければ・・・と未来を描き始めるのです。

そのシーンは、私にモチベーションを与えてくれます。そして、すばらしい時代に生きていることに感謝します。

 語学はトレーニングだと思います。理解できて活用自在になって初めて武器となります。ひとつの言語が身につくとき、思考方法も、もちろんコミュンケーションも一気に広がります。言語をトレーニングして、身体化が進むとき、世界を認識し、触れ合う世界が広がります。そして、その学ぶ過程からすら、多くの知とエネルギーを得ることができるのです。

1月の読書 進化するヒト類への道標(潜在意識の実証、実績)

超介です。

 私の潜在意識の中に「潜在意識」がkey word として刷り込まれていて、書店で購入し、読む本が、その解説本、応用本、実証本と続きました。それは、次の3冊。

 ?「できる5%のビジネスマンは潜在意識を必ず活用している」 (山田浩典 かんき出版)
 ?「このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はと んでもなく凄いことになる」(久瑠 あさ美 中経出版)
 ?「最高の人材を見いだす技術」( ラスムス・アンカーセン 阪急コミュニケーション)

 ?は潜在意識の存在、働きを実証(みえる化 と筆者は書いています)している本です。DVD付。私は、「色彩治療」で体験、実感しましたが、人体を使った「筋肉応答法」(Oリングテストもそのひとつ)をフルに活用して

       ・潜在意識が命をまもっていること
       ・行動のパターン化
       ・想いは言葉がなくても伝わること
       ・集合的無意識

   等々の実証(見えないものを 見える化)をし、さらにその活用の仕方について解説。

 ?はなんとも長い書名ですが、この潜在意識を?とは別の3つの切り口で活用することを提言しています。それは

      ・Want  :メンタルブロックを外し、ありたい姿(未来)を描いて現在をみる。時間は
            未来から現在、過去と流れ、逆ではない。
      ・ Imagination : ありたい姿を描くこと、ありありと動画でイメージすること。
      ・Mind view point up :upすると思考・言葉・感情・行動がすべて把握できる。

  の三つ。これらは切り口であり、潜在意識が活用されているときに渾然一体となって機能しています。逆にこの要素を働かせて、潜在意識を機能させよう、という提言です。

 ?は筆者自身が世界中の8箇所のトップアスリート量産地(THE GOLD MINE EFFECT )を訪れ、なぜそのようになっているのかを調査し、抽出して8つの要素(ゴールドマインコンセプト)にまとめたもの。ジャマイカのある陸上クラブから続出する短距離オリンピックメダリスト、韓国の世界女子プロゴルファー上位100人のうち35名、ロシア人の女子テニスプレイヤー、ブラジルサッカー選手等々がその量産地から生まれ出ている人材です。8つのコンセプトのうち潜在意識の活用が色濃く、その中に潜んでいると感じられるのは、次のようなコンセプトです。

    ・才能は何処にでも存在する
    ・人材発掘
    ・1万時間の練習
    ・信念、やりたいことを心に描く力
    ・モチベーション、強力な欲求にまさるものはない    など
        
 筆者は「ハイパフォーマンス人類学者」と解説にあります。才能を掘り起こし、磨いていくためのノウハウがデーターとともにちりばめられています。人材開発、教育ノウハウにあふれています。進化するヒト類への道標ができそう!!

2013年 の干支

超介です。

 あけまして、おめでとうございます。ふるさと丹波に戻っています。
こちらは松山より数度気温が低いようです。

 干支について投稿しようと思っていましたが、今年はネタ本(安岡正篤「干支の活学」)を松山
に忘れてしまいネットなどで検索しつつ書きました。

  

今年の干支は癸巳(みずのとみ/キシ

 癸という字は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の最後の文字で、「物事の筋道を立てる」という
意味があります。十年一区切りと考えたときに、その十年を区切るために癸という文字(原義は
四方に4つの刃が出ている、周りをなぎ倒していく武器の象形)を古人はあてたようです。十年の
区切りをつけ、次の十年を迎えるために大胆に物事を切り取って筋道をつける、そのような意味
を含んでいます。

 巳は頭と胴のできかけた胎児をあらわす文字。十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)のちょうど真ん中、6番目で新たな後半の命が宿ることの象徴。つまり、何かが生まれた、新たな始まりの意味を含んでいます。

 以上の「癸」と「巳」の意味を重ね合わせて2013年の干支上の意味合いを考えます。

 ちょうど一回り前の「癸巳」は1953年でした。その前は1893年。1893年はまさに日清戦争突入の前の年、その後日本は軍国主義の膨張、太平洋戦争につながり敗戦を迎えます。その次の1953年は、敗戦の痛手を修復し、次の高度経済成長へとつながる時代を迎える、その始まりの直前、まさに揺籃の年でした。未曾有の繁栄をこの国日本は迎えたのです。

 さて、2013年「癸巳」の年はどのような意味をもつのでしょうか。過去2回の同じ干支の年は「軍国主義の台頭と膨張、そして終焉」「経済成長の始まりと高度化そしてバブル崩壊、低成長、少子超高齢化」と大きな変化を遂げる節目の年でした。「軍国主義」「経済成長」がこれまでの60年毎のkey word であるのならばつぎのそれは「国際化」でしょうか「福祉国家」でしょうか、それとも日本独自の路線の何かでしょうか?

 いずれにせよ、干支の意味するところはつぎの60年の新たな枠組みが始まった、そのような年と解釈できそうです。それは巳の動物表現であるところの、蛇の生々しい実在感のように現れてくるのかもしれません。蛇の実在感は日常性の欠如であると、教科書で読んだことがあります。(確か安部公房のエッセイであったと思うのですが) なので最初は受け入れにくい事柄として、次の枠組みが現れてくるのかも知れませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2012年末の発見

超介です。

 新年2013年の干支をしらべようと思っていましたが、それは次の機会に投稿することにします。というのは、(私にとって)2012年の締めくくりにふさわしい本と出会ったので、その紹介を先にしようと。

 「話す技術 聞く技術」(ネゴシエーション・プロジェクト 日本経済新聞社)という本がそれです。
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 原書は「DIFFICULT CONVERSATION」、10年ほど前に第一版が上梓されて世界中で読まれているとのこと。

 会社でも、家庭でも良好なコミュニケーションをいかに作るか、特に会話をどのようにするかはすごく重要ですが、そのことをトータルに取り扱っている本です。

 Key word は3つの会話(?何があったかをめぐる会話 ?感情をめぐる会話 ?アイデンティティーをめぐる会話)です。

 ?何があったかをめぐる会話:ポイントは話者の立場によって見えるものが異なる、ということ。つまり、話者は固有の思考レンズを通してしか世界を見ることができない。そのレンズは人それぞれなので、見え方が違って当然、ということ。ABC理論とか、事実と概念とか・・・、ですね。

 ?感情をめぐる会話:自分がどのような感情にとらわれているかを、きちんと認識したうえで、発話することが重要。そうでないと、感情によって言葉がゆがみ、レンズの像もにじむのでコミュニケーションがずれやすい、ということ。

 ?アイデンティティーをめぐる会話:その人の大切にしている価値観(特に無意識の分も含めて)等のアイデンティティに関わる部分をぞんざいに扱ったり否定するようなやり取りからは積極的な意味合いのものは生まれないであろうということ。

 私は、「3つの会話の観点」から普段のそれを照らしてみました。すると特に?、?がうまくできていないことに思い至りました。

 そしてこれは、2012年にであった大きな2つの出来事とつながってその意味を膨らませます。ひとつは「インナーチャイルドとの出会い」もうひとつは「色彩治療との出会い」です。

 自分では「感情を出さずに、抑える」性向であることに気がついていました。そのことから自由になる機会(ぼんやりと感じていることを明確に認識する機会)、それをコーチング研修の場で得ることができたのです。それが「インナーチャイルドとの出会い」でした。内なる自分と外に向かう自分の分離、内なる自分はさまざまな感情を抱え込んで生きてきたことを知ったのです。

 そして「インナーチャイルド」を意識する期間、それと合体し、さらに自然に感じられる時期がありました。その後に「色彩治療」に出会いました。これは永年耐えてきた病を開放してくれ、自由にしてくれました。この治療からは自分自身をコントロールすることの大切さとその有効性を知ったのです。心と身体はつながっていて、それらの間の障害が大きく取り払われたように思えたのです。

 2012年は、さまざまな変化が起こって生まれ変わる(ことができそうな)年でした。

 この生まれ変わりは感情とアイデンティティーをきちんと認識するようになることによりできたことだと思うのです。そしてこの本でいう、?(感情をめぐる会話)と?(アイデンティティーをめぐる会話)をうまく扱う準備はできたので、これからはもっともっとうまく人とやっていけると思えたのです。