2013コーチングフェスティバル ーーーその出会いと感謝

超介です

昨日は、2013コーチングフェスティバルでは、たくさんの人と再会することができて、楽しい時を過ごすことができました。みなさんありがとうございました。会話をさせて頂いた人、挨拶をさせて頂いた人、お見かけしたけどお話はできなかった人、直接交流はなかったけれど場は共有できた人(会えなかったけれど)ありがとうございました。
Hp上のトレーナーリストを見ながら思い出しています。いただいたたくさんのエネルギーを思い出しながら、取り上げて見ました。思い出して書き出すうちに、長くなってしまいましたごめんなさい。

足袋さん:優しい配慮あるお言葉ありがとうございました。心強いです。luckyさん:お久しぶりでした。いただいたコーチングネームに負けないように生きています。なみさん:いつも明るい笑顔で迎えてくださりありがとうございます。Gさん:パワフルでそしてとことん優しい放射、昨日も強く感じました。おかさん:パーティで微力な僕の活動を目立つように表現いただき、また新しいトレーナーを紹介いただきありがとうございます。キヨシさん:毎回のコメントのお礼を言えませんでした。ありがとうございます。会話できてよかったです。さわさん:今回はお話できませんでしたが、お姿拝見していました。おちゃめさん:一言、そして握手だけでしたが、一瞬の交流でエネルギーもらいました。ありがとうございます。がるさん:お母さんパワー、またいただきました。ありがとうございます。そらさん:今回はお話はあまりできませんでしたが、写真楽しみにしています。100さん:パワフルなしゃべりと行動のスタイルに元気をもらいました。ありがとうございました。是空さん:今回はお話しできませんでしたが、数年前のトレーナー集会で対話させていただきましたね。お姿拝見しました。ガッツさん:お会い出来てそして、一緒にワークできて、ものすごーく親しみを感じてしまいました。なんでも話せそうなお父さんだったです。ありがとうございました。はすみさん:変身されたと感じました。前よりも(、イエ前もでしたが)グーンと…………がパワーアップされましたね。…………は、優しさ、強さ、しなやかさ、品、………みたいな感じなのです。ゴッドさん:7年振りですね。当時はお話をほとんどしていませんでしたが、今回出来ました。たくましさ、感じました。ドラさん:やっぱりドラさんでした。骨太ドラさん、ごっつい。カポネさん:なんか優しさが増したというか、深さもましたというかそんな感じなのです。月さん:今回はお話しできませんでしたが、お姿拝見しました。いつもクールな感じでカッコイイ。りんさん:いつも丁寧なメールをありがとうございます。昨日は、ハツラツ明瞭、声の通る、素晴らしい「生りんさん」でした。とても気持ちよかったです。どんちゃんさん:話をさせてもらう毎に、安心を感じるのは、それはどんちゃんの器の大きさと、自然さです。きっと。なおさん:自然さと自由さと、強さを感じます。なかのさん:素晴らしいチームですね。元気さ、若さ、健康さいつも感じます。しみけんさん:ワーク、ありがとうございます。論理的で、きちんと、丁寧に上昇の思考と行動される人なんですね。ファイアボールさん:直接対話できませんでしたが、パーティ楽しみました。ありがとうございます。キャッチャーさん:いつも積極的に活動されているお姿、手本になります。ありがとうございます。はっぱさん:大志、その持ち方と実践、いつも見せていただきます。ありがとうございます。そらねこさん:爽やかに受け付けていただきました。気持ち良く会場に入れました。ありがとうございます。ようこさん:今回は目で挨拶させていただきました。次が楽しみです。たいようさん:おお、本当に、たいようになられていましたね。ユーモアもあふれるたいようさん。あっしさん:本当に懐かしい再会でした。講座受講時の感情が溢れてきて、僕は気持ちが豊かになりました。ありがとうございます。ししさん:やっぱり実践力感じました。素晴らしいプレゼンありがとうございます。にこさん:北海道からありがとうございます。帰りの電車は気持ち良く過ごせました。温かいお見送りありがとうございました。ね↑さん:山形からありがとうございます。短い対話の時間でしたがコーチングの実践で考えておられること、実感しました。

それから、電話でしかお話できていなかったIさん:声掛けしてもらい過去から未来に仕事について話してもらいました。ありがとうございました。セッションで、ご一緒できたKさん:ステキなメッセージありがとうございました。これからの人生を迎えるためのヒントを頂きました。

漏れ、間違いあればごめんなさい。まだまだ書ききれないたくさんの思いがあります。それはまた芽吹いて来る時に書きます。

ここまで目通し頂き、ありがとうございました。
2013年10月21日
新大阪にて 超介

3Dプリンター見ましたか?

超介です。

3Dプリンターを見たことはありますか?昨年、製造業に革命をもたらすであろう発明としてビジネスメールに紹介されていて興味を持っていました。松山のビジネスショーで展示されることを教えてくれる人がいて、一緒に見学にいきました。多種類のOA機器の中に混じって展示、デモがありました。xy平面の2次元図形をz軸方向に極薄く(0.1mmくらい毎に)積み重ね(立体積分)て造形する機械です。

原理は簡単です。発想の元の、PCの3D映像のソフトが立体視を可能にしたのは随分前のことです。しかし、原理は簡単でも、3D映像を知った人のうち、印刷まで考えた人が何人いたのでしょうか。印刷の可能性など考えなかった人がほとんどではないでしょうか。

ブースには石膏で造形するものと樹脂で造形するものがありました。石膏のものは800万円ほどでしたが、樹脂で造形するものは50万円程度で販売されていました。もう、個人が使える、パーソナル3Dプリンターです。

このプリンターの原理はコロンブスの卵のように、指摘されれば簡単なことです。でも多くの人の盲点になっていたと思います。

各個人の無意識裡の固定観念が、柔軟で自由な発想を妨げ、可能性を排除していることがあるかもしれません。教育的なことに携わっているとそういう場面によく出くわします。私自身は、そこから自由になるためにも時には、習慣から少しはなれて違う道を選択することをも楽しみたいと思っています。予期せぬ、幸運な偶然の出会い(セレンディピティ)があるかもしれません。

読書について、それを意識して期待したわけではないのですがこんなことがありました。小説はあまり読まないのですが、最近4冊ほど読みました。まず手始めにとTVドラマは終わりましたが『半沢直樹』もの(俺たちバブル入行組、俺たち花のバブル組)と『天地明察上下』を読みました。4冊とも分かりやすく、読後感がすっきりで、楽しめました。

もう少し、心理の深いところまで味わえそうな小説をと探しました。そして、今読んでいるのは『心』(姜尚中)。このメールのやり取りで展開されるストーリー中に、作中の青年が演じる演劇のシナリオがあって、その解説が主人公によりされますが、その内容に強い興味を覚えました。人間関係に影響をおよぼす地形、土地、歴史等の構造があることにです。私にとって、その視点はとても新鮮でした。

その翌日、成人社会人であれば知って当然の経済やら金融また政治に関するニュースをPCで読んでいて よく理解できず、常識がかけていることをはっきりと意識しました。でも、いくつかの原理原則(視点みたいなもの)を理解すれば苦手意識のあるこの分野も結構面白く読める、と思えたのです。そして、これらの項目の勉強をしたいと思いました。いくつかの原理原則(視点みたいなもの)を理解すれば面白く読めると、思ったのです。予期せぬ、出会いがいつもと違う行動から出てきました。

What kind of flowers do you like?

 超介です

 日曜日の朝、切り花で購入したカサブランカはまだつぼみ。数日後、夜戻りドアを開けるとかすかな香りが漂っています。花の首から中ほどにはまだすこし青みを残しながら、先端が割れて反り返り、真っ白な花弁、オレンジ色の花粉のついた雄蕊(おしべ)をのぞかせています。
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毎朝水換えの際に彼らにつきあっていると(触っていると)それぞれの花の命の力がわかるようになります。数日で生気がなくなって花瓶から出す花と10日ほども活けておける花。首からぽっくりと落ちやすい花、枯れてもそのまましっかリ枝についている花、様々です。週に一度が花を変えるタイミングなので、できれば1週間ほど長持ちするもの、そして色のバランス、それらを見定めて選びます。

 カサブランカは青みのあるつぼみで活けておくと、咲いて芳香を放ち、色あせていくまで10日ほどもあり、そして茎が太くて葉もしっかりとしているので好きな花のうちの一つです。

 今活けているのはこのカサブランカ、リンドウ、小菊、赤いカーネーション、アマリリス(たぶん)です。これらの花を家の中に4箇所ほどにおいています。パソコンの近くには、水をこぼすといけないので造花(黄色と紫と白の首の長い花を少し)を置いています。

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 リンドウは鮮やかな紫と白みのある紫、それからそれの入り混じった色合いが個性的(このような色の花はあまり見かけないですね)で、と上に上にとついている花の形状が上昇志向を連想させるので好きな花。下のほうの花から茶色くなって枯れていくので、その時にはそれを外してやります。
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 小菊は、上から見れば小さな花が沢山集まってできている合弁花(と理科で習います)で、その小さな花一つ一つに細部まで模様があって、細やかな自然のつくりを感じます。それから香りも、菊は葬儀場で使われるのでイメージが悪いかもしれませんが、それは人が勝手につけたイメージで、僕は菊の香りは純粋で好きです。

一番好きな花はまだ活けたことがありませんが、フリージアです。特にオレンジの色が入った黄色の花をつけているのが良いのです。花のつき方、さき方、花全体の形もかっこいいと思います。或る人がこの花の名前を教えてくれました。それ以来好きになりました。

あなたはどんな花が好きですか?
What kind of flowers do you like?

新しい道具(蒸し器)

超介です。

料理、栄養学を学びたいと思います。栄養バランス、飲食の仕方が体をつくり、生活の質向上、もちろん仕事の質向上にも、大きく寄与するからです。今は手探り状態で調理しています。本を見たり、人に尋ねたりして自炊しています。おいしい料理の本は沢山ありますが、でも目指すのは健康な体つくりのための料理です。:wink:

食事担当は重要な役割。何を、どの程度、そしていつ食べるかは、人生の基本中の基本。これは、考えなしに、食欲に任せた食生活を30年以上も、永らく続け、生活習慣病(メタボで、高脂血症、高血圧症)になり、皮膚疾患をわずらい、心身の調子を崩したことから学んだきつ〜い教訓。:**:

ちょうど1年前にプチ断食を始めようやく、まだまだ完全ではないですが、元に戻りつつあリます。毎朝のヘルスメーターの数値では実年齢より7歳ほど若い体年齢になりました。:oops:176cm、体重63?前後、体脂肪率14%前後です。で、男子厨房に・・・・・・・入るべし! :-o

私は現在独身:ase:なので自分で身の回りのことはぜーんぶ、:hahaha:やります。料理もここ数年試行してきました。特に、昨年9月からは野菜中心の食材を焼く、煮る、炒める、生などで調理してきました。少しずつ慣れてきましたが最近は、それに『蒸す』が入りました。きっかけは、家電量販店で蒸し器をみつけたこと。それがこれです。8-|
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便利です。勿論料理をずーとされている方は、蒸すなど鍋に器具を入れて簡単にされていることでしょう。でも基本知識の少ない私にとっては蒸すは、ちょっととっつきにくかったのです。それが、これだと水を入れてスイッチを入れると、1分経たないうちに、すぐに蒸気が発生し始めます。:-D

超簡単。まだ購入してから1ヶ月たたないので試行中いですが、いろいろと蒸しています。里芋、さつま芋、大根、人参、玉ねぎ、かぼちゃ、枝豆、蓮根、 ししとう、ピーマン、アスパラ、ナス、豚肉、鶏肉、お刺身、ギョウザ、あんまん・肉まん、ちくわ、ひらてん・・・・・、そのまま、むすだけです。:roll:でも素材の味そのままで、十分食べることができるのです。(最高の調味料は・・・・・・空腹です:!!::mrgreen:

これがある日の昼ごはん、1日2食のうちの1食め、ご飯は玄米、きゅうり、レタス、トマトのサラダ。豆腐と玉ねぎ、もやし、椎茸、アスパラ入りの味噌汁。蒸したのはレンコン、サトイモ、カボチャ、枝豆、ピーマン、アスパラ、ちくわ、これらは20分ほど蒸し、つけたれで食べました。品数多くても、超簡単、おいしいのです。:hahaha:薄味ですけどね。:idea:

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機械(コンバイン)のこと

超介です。

暑かった夏のあとに大雨、
被害にあわれた方に心よりの、お見舞い申し上げます。

秋になりました。(栗の実も色づいています。↓)undefined
今年は稲が実った土、日曜日は田圃の状態が不適。それで稲刈りの日程に苦労しました。晴れでも土が硬くないとコンバインがめり込んで動きにくいのです。そのまま強行すれば、稲を刈り取らず、引っこ抜いてしまったりします。そうなると、土がついた稲が コンバインに入り、故障の原因になります。また、露があるとコンバインのドラムやらタンクへの入り口で籾が固まり、負荷がかかり故障します。休みの都合で1日のみ農作業をしました。あとはこのために仕事を休んで駆けつけてくれた甥やら叔父らが協力してくれ、どうにか2日間で刈り取ることができました。感謝。(大雨で稲も倒れています↓)undefined

作業開始間も無く、コンバインが止まってしまい、中のベルトがやけました。業者さんをよび、1時間以上かけて数カ所部品を取り外し、『つまり』を取り除き中を綺麗にして、ベルトを交換。2時間ほど中断。大規模な耕作地で使う大型のコンバインならば力が強いので多分問題ないでしょうが、縦100m、横40m程度の田と、同じ長さで横60m程の大きさの合計2箇所程度であれば、大きいコンバインは必要ありません。年に1度しか使わないですしね。それでも新車くらいの値段はします。(修理中のコンバインです↓)undefined

ここ数年間使っていてだいぶ慣れているはずなのに、昨年も今年も使い方が悪く、詰めてしまいました。エンジンの運動を親指ほどの太さのゴムベルト数本でつないで、脱穀する部分のドラムやら、藁を裁断する歯のついた部分を動かします。それらの機能部分に、正しい向きに、適切な量の稲が運ばれ脱穀されたあと、籾がタンクに収納され、藁は細かく裁断、後方から放出、地面にまかれて、土の栄養になります。しかし、ドラムやら歯に余計な負荷がかかると、それらは結構重いので、回転時は小さな力で回りますが、負荷がかかり始めると一番弱いゴムベルトにしわ寄せがいってベルトが耐えきれずに焼けるのです。

ということを、よくわかっていれば機械の気持ちになりやすく、使えるのですが、わかっていないと、壊してしまいます。一般家電と違って、コンバインなどの農機具はかなりデリケートのようです。内部構造を理解し、過負荷でないかつねに機械の身になってみます。何かと一緒だな、など思いながらコンバインに乗って作業を続けました。

どのような状態で脱穀が進み、稲わらが切断され、ばらまかれるのか見えないコンバインの内部を想像します。そうしているうちに、少しずつ理解できるようになりました。叔父の機械の扱いを見ていると、機械だけではなくて、それが向かう田圃の状態を何度も見ながらうまく刈り取って行きます。叔父ももう確か70台後半だったと思いますが、その術に感動です。(ベテランによる最初のまだ水が残る田んぼの刈り取りはじめ↓)undefined

出会い、そして夢を描く

超介です

「思考パターンに突然変異をもたらすためには、ランダムで偶然な出来事が重要』これはレオナルド・ダヴィンチの言葉だそうです。では、ランダムで偶然な出来事に出会うためにはどうすれば良いか。できることは、自分の身をどこに置くか、だと思います。今のままで良いのか、と考えそれから行動できているかどうか。

それまでの世界観を揺さぶられるような 出会い、突然現れ、強烈な一撃を与え揺さぶりそして去ってゆく。誰にもそんな強烈な体験の一つ、二つは有るのではないでしょうか。

私の人生に強い影響を与えた人との出会い、その人は、まさに紙と鉛筆で夢を何年も何年も示し続けてくれました。visionから;戦略目標、戦術目標をつなげて、そしてそれを達成するための手段の整備やら、ストーリーを示したのです。プログラムを書いて、それを走らせて、結果を、形を、この世に現出させてくれたのです。何もないところから世界をつくり示しました。彼の頭の中から、外へ展開したのです。オリジナルの世界を。

先日、書店で 『AFFIRMATION 「言葉」があなたの人生を決める 』という本と出会いました。去年の3月に読んだ『アフォメーション』の簡約版です。読み直しながら、夢を実現する方法について、『しつこさ』の有効性について思いました。この書物のなかではぞれは 言葉、映像(カラーの動画でイメージする)、臨場感をプログラムする、繰り返すことであり、上述した人の言葉でいえば —達成するまでやめない『継続力』—です。

強い影響を受けた書籍の一つに『7つの習慣』があります。この書籍とも先日書店で再会しました。簡約版やら、同様の考えで展開された別テーマの書物も多数出版されています。今回は、前訳とほとんど同じくらいのページ数で、同じ原書が訳し直されているものに出会いました。著者は古今東西の成功に関する書籍を調べ尽くして、法則を見つけ、この名著を書き上げました。講演のDVD付きです。これが秀逸です。私的な成功が公的な成功に先行する、というフレーズに出会いました。

イチローは小学生6年生の時の作文で、すでにプロになった自分を描き、しつこく、しつこく型にこだわり、描いた通りの超一流のメジャーリーガーになりました。この時、毎日の練習、修行の日々が 私的な成功 、有名プレイヤーである今が 公的な成功 です。そして 公的な成功 の彼を支えているのは、今でも1回の素振りに意味を込める毎日の鍛錬の継続、私的な成功 です。

たくさんの世界中の情報が、意識次第で、瞬時に集めることが可能な時代。豊かな時代であるがゆえに、出口だけ、つまり 公的な成功 のみを見てしまいがちです。が、内から外へ、個人の成功に到達して、次の段階に進むこと、出会いから始まり、夢を描く。しつこく、そしてこだわり、継続する。可能性が広がってきます。

『出会い』の意味

超介です

自らの目標を設定する時、 まず、到達できるかどうかを最初に考えてしまいます。が、もしすぐ到達できると感じられるのなら、それは目標ではなくて、途中の経過を示す指標のようなものです。もっと正確にいえば、目標は日常の、普段の延長上での思考からは生まれないのです。

できもしないことを言ってと、夢を一笑に付して否定されることがあります。或いは、まず現実的なこの程度からやれば、と好意からにしろ、相手を夢から引きずり落とそうとします。目標の設定の意味を知らないからです。こういう人をドリームキラーといいます。容易に口にするな、親にも、と子供達にそう言います。

新たな出発をするときや未知の世界にとびだすとき、これらは大きな 、大きな足枷になります。僕は再々、これらに捕まって、それも自らつかまり 身動きできなくなってしまい ます。自ら世界を狭く、狭くしてしまうのです。もっと、じっくり、時間をかけて、描けば良いのに。様々な言い訳を考えます。もうすぐ58歳になるんだし、歳だから、家庭がこうでとか、会社が 、上司が、 部下がとか、自ら作り出した今の環境を言い訳にします。

それでも、若い時は世界の方からどんどん新しい事項をつきつけてくるので、固まることなく、夢を持ち得たり、新たな目標を決めることができます。しかし、体験を重ね、一カ所にとどまるとき、そのままだと新しい体験が得られなくなり、既成の思考と行動の繰り替えしになりがちです。できることの繰り返しは安心です。生物として身を守るために安心を求め、安全を考えるのは本能で、その本能は自己弁護し、さらには不安な感情を作り出すことにより強固な防御壁を自らのうちに作り出します。同時に、若さが失われ固陋になり、時には環境変化に適応できなくなってしまいます。歳をとっても世界は広がるのに。

でも、この構造を知っていれば抜け出す方法を探し始めることができます。その方法は、出会いの中に隠れています。若い時、体験が少なかった時、新たな経験と出会いから学び、ドキドキし、楽しかった、誰もが持っている体験です。それは出会いのなかに、新たな世界を見出したからです。年齢などに関係なくできること。

一番多くを得られるのは、人との出会いからだと思います。私の場合はそうでした。多くの先輩によって影響を受けました。次には書籍による出会い。人との出会いは、向こうから、本との出会いは自分からでした。読書は多くの引き出しを私の中に作り、それらは、思考の枠組みとなったり、話題となったりして、次のひととの出会いの推進力ともなっています。

型を作り出し習慣化する

超介です

日米通算4000本安打を達成したイチローには、才能も勿論秀でたものがあるのでしょうが、それ以上注目されているのは生活全般にわたる、野球道ともいうべきスタイル(型)です。例えば、練習内容はもちろん、生活習慣、思考も更には、球場への入り方(試合何時間前に入るか、どちらの足から入るか等々)から、球場を立ち去るまでの動作を決めていると読んだことがあります。

型で一日をうめる、つまり一日の始まりから、やるべきことを、並べてこなしていき、習慣化すること。イチローの野球道もそうですが、武道、仏道、書道、華道の修業に型があるのは、それが最もその道の目的に叶うスタイルだからです。この基本的なことに(やっと)思い至りました。それから、1日の中にベストな型を創り、それを習慣化しようと努めています。

様々な範疇に型を作ることができます。皆さんはどのような型を取り入れていますか?そして、時には、習慣化して無意識になっている型に意識の光をあて、新たに型を作って再び埋め込む、そのような作業を毎日行います。

例えば、酷い皮膚疾患をはじめとする身体の変調を戻すべく、長年の飽食を見直します。食生活の型、中でも食事の内容を作り変えました。人に任せるではなく、また欲求のままでもなく、何を、どれだけ、いつ食べるか、管理します。でも、生活環境が変化した時それが崩れやすいこと、これに苦労します。出張、夜の会食が多い人などは苦労されていると思います。

至近の私の例ですが、この20日間、自宅で眠ったのは2泊。そうなると、工夫しないと、外食中心の食事になり目指していたものと変わってしまいます。身体も変調します。それで、普段使っているヘルスメーターを宿泊先にも持ち込み、毎朝の身体の記録をとります。体重、BMI、体脂肪率、皮下脂肪率、内臓脂肪レベル、基礎代謝、筋肉レベルを測定し(数分で測定可能、簡単です)ノートに記入し、体重と体脂肪率はアプリに入力します。それらを見つつ、前日の食事を反省し、今日の食事をコントロールします(しようとします)。

食事内容はコントロールしにくいので、結果としての身体変化に注意を払っておきます。そしてできることを工夫します。単品の外食を減らし、バランスの取れたものを選んだり、野菜や果物を宿泊先に仕入れて、サラダを作りタッパーにいれて持参する、調理道具はないので手でちぎります。飲み物は、野菜ジュース、豆乳、お茶、ミネラル中心にする。食べ過ぎた翌日は一食抜く、できることはたくさん思いつきます。

仕事の型、学びの型、人間関係つくりの型、多くの型を創り出します。これらは、人から学んだり、本で読む・ネットで検索する、実行結果を振り返る等を繰り返し、自分の能力やら適性、環境にあったものに整備します。

型を作ることは、自分の行動を捉えなおし、さらに自由に人生を作り変えていく原動力です。まさに、考えを変えると行動が変わり、行動が変わると習慣が変わる。習慣が変わると性格が変わる。性格が変わると、人生が変わる、ですから。変えられる(受身)、ではなく、変えていく人生を選ぶのです。

『出会う』について

超介です

花巻に向かう私の、東京駅から仙台までの新幹線の隣席はうすい山吹色の作務衣の女性でした。仏道の、特に瞑想を探究されている人でした。還暦すぎの彼女は、師の勧めでインドで6年間瞑想を学ばれたとのこと。達者な英語に加えてチベット語が読み書きできるようになって帰国、今は、仙台で修行をされてている由。瞑想とは何ですか?とお聞きすると、数秒の思考後、『世界の本質、事実』というようなことを話され、その後仏教のことやら、震災後の復旧のことなど教えていただきました。新幹線の仙台までの時間はあっという間にすぎ、握手をして別れました。それから一人、新花巻駅に着くまで無意識の世界と瞑想について考えました。

日常の生活にどっぷり浸かっていると、いつの間にか、周囲の状況に振り回され、新鮮な感覚を失い、受け身になる時があります。そこを脱するためには、日常から少し離れて世界を見ることやら、離れた世界に身をおくことも有効です。今回東北に行ったのもその直感からです。 目的がはっきりあって、分かっていることを確かめに行ったのではありません。どちらかといえば飛び込んで、探しに行ったのです。

でも、普段の生活の中にも様々な出会いがありそれが、新鮮な覚醒を与えてくれることもあります。私の職場は学習塾です。場管理等の間接業務がメインの仕事ですが、授業もします。教育は『文化の伝承』です。例えば、数学の2次方程式の公式を使えるようになることの意味は、『公式があって、それで処すれば早く正確に進める』ということを伝えていることにもなります。先人が開発、伝承してきた文化をつたえます。

そして文化は変わります。公式も、例えば、さらにITツールが進化すれば、それを使いこなす方が有効な項目になり、解の公式を覚えることは、ぐんと比重が落ちてくるかもしれません。その時代を生きていく時、共有すべきことを伝えるのが教育の本質なので、それは時代と地域によって内容が変化します。

このようなことを知り得たきっかけは、『文化の伝承ができにくい子』、つまり成績が悪い子との出会いからでした。具体的な内容から一歩引いて目指すものに立ち返ること、どう処すべきか、僕に考えさせるきっかけを与えてくれました。それで、僕は『対処が一般に難しいと言われている子ども』に接することがより自由に出来るようになりました。このように日常生活の中で、躓くことから、新たな視点、考えが得られます。困難なことに突き当たって新たな視点を得ることは多いですね。

出会いはいつも様々な刺激、時に飛躍感、ドキドキ感を与えてくれ、人生を彩ります。見逃さなければ(意識を働かせていれば)人生にはいろいろな出会いがあります。私の近年の最大の出会いは、コーチングとの出会いです。そして、出会いは次々と新たな出会いを生み出します。コーチングと出会い、さらに全国の多くのトレーナーの方との出会い、クライアントとの出会い(電話だけのかたも)、それから私自身との、それまで知らなかった自分(インナーチャイルド)との出会いが生まれました。人との出会いはいつも刺激的です。

最後にこれからの、出会いのお勧めをします。

2013年10月20日(日)、大阪で素敵な出会いのイベントがあります。『2013年コーチングフェステイバル』です。私は勿論 、参加します。ブログを読んでいただいている皆さん、ライブで、会場で出会いましょう。詳しくはHP見てくださいね。

釜石にて

超介です

釜石市に行くことを決めて、旅行社で相談してみると市内での宿泊は難しい、行って探せばあるかもしれないが、ということであったので内陸部の花巻市に宿を取り、翌日太平洋目指して、釜石線に乗ることにしました。

松山から成田までジェットスター、東京までリムジンで戻り、東北新幹線で新花巻についたのは8月11日の午後10時半頃、釜石線は終電後、タクシーで花巻駅周辺の宿に入りました。

翌日、7時前に起床、食事をすませJR花巻駅に徒歩で向かい、1日パスの乗車券を購入。時間があったので郷里の両親向けのお土産を買って宅配を依頼しました。花巻市は宮沢賢治の地であり、駅前広場には頂上に風車を載せた高さ10メートル前後の銀色の塔が十数本あったり、釜石線が銀河鉄道になぞらえられていたり、賢治関連の施設展示が数カ所あるようです。

快速電車で釜石に着いたのは午前中11時過ぎ、駅前から海に向かって歩いて行きました。駅前には新日鉄の工場があって、普通の地方都市の風景ですが、1キロ程も歩けば空き地があちこちに現れてきます。瓦礫はきれいに片付けられていますが、建物の跡地が点在しているのです。そして1階が破壊されたまま残っていたり、1階はもとより2階も板が打ち付けられたままのビル、更には数十センチも曲げられた鉄骨がむき出し、壁も破壊された空きビルやらが現れてきます。

海岸近くではガソリンスタンドも営業中であり、護岸内では漁具を片付ける人たちもいて日常の生活は感じられます。でも多くはなく、とくに行き交う人は本当に少ないのです。真夏の昼近くであったこともあるでしょうが。何かの庁舎の壁面に津波時の波の高さの掲示があって、それは2階の天井の高さでした。

その高さを見ていると、海の広さ、甚大な容積に比してこの陸地の儚さが感じられてきました。深い深い海の底の、地球の大きさに比すれば、ほんのちょっとした振動があって、それが起因して起こった津波の高さが、そこでした。もし巨人であるのならその視線の高さから、海の縁のほんのちょっとした高さの位置に広がるこの陸地のあやうさが感じられるかもしれません。今の私の背丈からは、がっしりとしたこの街を守っている堤防やら人々が住む(住んでいた)建物の頑丈さがかんじられるのに。壊滅的な打撃を受けたこの街の2年半後の姿を見て得られたものは、やはりまだ言葉にはなりません。合掌。

帰りは、銀河鉄道になぞらえられた釜石線を2両編成の普通列車で花巻目指して、戻りました。途中炎天の為か、後ろの車両が故障、(ワンマンカーであったので)車掌さんが一人で30分ほど奮闘されるも、修復せず前方車両に牽引されて移動。でも誰も文句言わず、また、冷房も効かず照明もつかないので『前方車両に移動を』と呼びかける車内放送にも応じる人は数人だけでした。

途中1時間余裕があったので、遠野の駅名を見て思わず下車しました。民俗学の柳田国男の遠野物語の地です。駅前のカッパ、信号のてっぺんの和服姿の少女の像やら、焦げ茶色の木で作られた建てものが立ち並ぶ街並みは釜石の街並みとは対照的です。でも、遠野に伝承されている物語の原点には大きな悲しみやら事件があったのかもしれません。時が過ぎ人の口を経由されるうちに事件が物語化し、残っているのかも。そのように悲しみも時の流れにより鎮魂化されるのでしょうか。