教育コーチの読書日記(書評)42【弔辞 劇的な人生を送る言葉】

教育コーチのGです。

今日の読書日記は、

 「弔辞 劇的な人生を送る言葉」文春新書 文藝春秋編

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です。

この本は、月刊「文藝春秋」に掲載された、

 【作家、政治家、俳優、歌手、漫画家、芸人、スポーツ選手まで、二十世紀を彩った50人への名弔辞を収録】

したものです。

勝新太郎から石原裕次郎への弔辞を皮切りに、

井伏鱒二から太宰治へ、中村メイコから美空ひばりへ、
田辺聖子から司馬遼太郎へ、黒澤明から三船敏郎へ、
大賀典雄から盛田昭夫へ、徳光和夫から三沢光晴へなど。

どれもこれも、心を打つ、思いのこもった言葉ばかり。

関係者ではないただの一読者であるにもかかわらず、

心に迫るものがありました。

そして、最後に収録されているのが、

タモリから赤塚不二夫への弔辞です。

お世話になった赤塚不二夫の優しい人となり、

あなたは生活すべてがギャグであったなどと口にしたあとの、

一節をここに抜き出します。

【あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。

それによって人間は重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、

また時間は前後関係を断ち放たれて、そのときその場が異様に明るく感じられます。

この考えをあなたは、見事に一言で言い表しています。

すなわち、「これでいいのだ」と。】

人生において、何事かを成し遂げつつある方から、

既に成し遂げ、荼毘にふされた方へささげる言葉の重みに衝撃を受け、

何度もこの部分を読み返しては、その意味するところを感じていました。

解禁日

教育コーチのGです。

今日は、11月17日

みなさんご存知、ボージョレーヌーヴォーの解禁日です。

早速、近くの酒屋さんで買いこんできました。
ペットボトル入りの880円成りのボージョレーヌーヴォーです。
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今年初めて、値段に惹かれてペットボトル入りのものを買いましたが、
ビンでもペットボトルでも、そのおいしさに変わりはありませんでした。

ワイングラスに注いでクルクルと回すと、
部屋中に立ちこめるかと思われるようなフルーティーな香りが立ち上がり、
暗赤色の輝きを放つ、眩いばかりの色に魅了されました。
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そして、口に含むと・・・、

全く味に深さはありませんが、
最高にフレッシュなテイストが口中に広がりました。

一気に750mlを飲み干す勢いだったのですが、
奥さまに取り上げられ、残り1/3は明日のお楽しみとなりました。

最高のほろ酔いほろ酔い。

宇久井中学校校区で教育コーチングワークショップを開催しました

教育コーチのGです。

昨日、和歌山県は那智勝浦町の宇久井コミュニティーセンターで
教育コーチングワークショップを開催しました。
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この会を企画されたのは宇久井中学校の吾妻校長先生
そして、主催は宇久井中学校校区コミュニティー「子育て推進委員会」

金曜日の18時から20時までという、何かと忙しい時間帯にもかかわらず、
20代から70代という幅広い年齢層の、30名を越えるみなさんが集まって下さいました。

そして先ず驚いたのは、校長先生のお車で会場に到着し車を降りたところで、
二人の中学生が「あ、校長先生、こんばんは」と、
とっても自然に校長先生に話しかけ、世間話を始めた事です。

何気ない中学生と校長先生とのやり取りから、
宇久井中学校の教育活動の素晴らしさを感じることが出来ました。

そして、ワークショップでは・・・、

ご参加いただいたみなさんの笑顔、温かく力強い握手と声掛けが、
大変大変印象的でした。

もちろん、みなさんとっても楽しく和気あいあいと、
積極的にコーチングワークにご参加下さいました。
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終了後のアンケートでは多くの方々から、
「今後もコーチングを学んでいきたい」とのご回答もいただきました。

そして、ワークショップ終了後には、
校長先生ご推薦の居酒屋さんでワークショップを振り返り、
一人でニヤニヤしながら美味しいビールと串カツを頂きました。
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吾妻校長先生、山本教頭先生はじめ宇久井中学校校区のみなさん、
楽しいひとときを、本当にありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。

10年後の私へ

教育コーチのGです。

私が高校3年生のときの文化祭で、生徒会(だったと思う)がある企画をしていました。
 【10年後のあなたにメッセージを送ろう】
要はタイムカプセルです。

葉書サイズの紙に、10年後の自分へのメッセージを書くというもの。
書いた葉書は、学校側が10年後に投函してくれる。

約25年前、高校3年生の秋に、私も10年後の自分に向けてメッセージをしたためました。

それが届いたのは、30歳の頃(12年ほどたっていたと思います)。
そんなメッセージを書いたことは、すっかりと忘れていたのでとっても驚きました。

そして、そのメッセージに心を打たれました。

自分の生き方や、何のために教育者として子どもたちの前に立っているのかを、
いま一度、見つめなおす契機となりました。

そんな自分の思い出話を生徒たちに話しながら、
15歳の高校1年生たちに、10年後の自分に向けたメッセージを書いてもらい、
10年後に私が責任を持って投函すると伝えました。

今この時を生きる15歳の少年少女も、10年後には25歳(当り前か)。

幸せだろうか、打ちひしがれているだろうか、充実しているだろうか、失意の中にたたずんでいるだろうか。

そんな時、10年前の自分からのメッセージをどんな気持ちで受け止めるんだろう。

18歳のときの私(右端):横浜外国人墓地前にて
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ON THE ROAD 2011 The Last Weekend in さいたまスーパーアリーナ へ行ってきました

教育コーチングブログ読者のみなさん

教育コーチのGです。

行ってきました:wink:

さいたまスーパーアリーナ:mrgreen:

浜田省吾のコンサートへ8-)

昨日のブログにあるように、名古屋から新幹線に乗ったのですが、
満員で指定席が取れません。

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名古屋駅の段階で、すでに浜田省吾フアンであふれていたようです=:[

そして、教育コーチングトレーナーたち7名と、スーパーアリーナの入り口前で待ち合わせをして、いざ入場。
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しか〜し、入場者のあまりの多さに入り口でさばききれず、開演の18時になっても入り口は長蛇の列:*o*:
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ようやく入場し、開演したのは18時20分を回っていたと思います。
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そして、コンサートは・・・、最高でした。

神戸、大阪とは演奏曲がかなり入れ替えられており、

カップヌードルのコマーシャルソングにもなった懐かしのあの曲や、

5thアルバムのタイトル曲である、しんみりと心に沁みこんでくるあの曲などなど。

途中、ピアノの音が出なくなってハマショウのギター弾き語りとなるハプニングもありました。
さらに、ピアノの音が出るようになったため、再度同じ曲を演奏するというおまけまでつきました。

本当に、最高のステージでした。

そして、ステージ終了は22時過ぎ。

そこから、上野に出て遅めの食事とビール。
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26時近くまで飲んでしゃべって。

そして、8名の教育コーチングトレーナーたちは、
タクシーに乗り込み、それぞれの宿や自宅に帰って行きました。

情報共有
 震災で見送りとなっていた、宮城振替公演が決定したようです。
  http://sh-otr2011.jp/news/134

今、新幹線の中です

ブログ読者のみなさん

2日続けて教育コーチのGです。

今、名古屋から東京へ向けた新幹線の中です。

何処へ何をしに行くのかですって?

もちろん、

さいたまスーパーアリーナへ
浜田省吾のLiveを観に行くんです。
(今期、神戸、大阪についで、3度目のハマショウLiveです。)

後日、Liveがどんなだったか、しっかりと報告をしますね8-)

高校3年生の思い出の曲

教育コーチのGです。

今年、私は高校1年生の理科総合Bという科目を担当しています。

この科目には、気象の分野があるのですが、

その中の、雲と雨に関する項目の中に、「温かい雨」と「冷たい雨」という語句が出てきます。

過冷却の水滴が凝結核により…となるのが「冷たい雨」で、

この過程を経ないものが「温かい雨」などとなるのですが、

今回のポイントは学習内容ではありません。

「冷たい雨」とくればこれです。

懐かしい〜

高校3年生の頃の思い出がよみがえってきます。

みなさんが高校生だった頃の「思い出の曲」は何ですか?

気分を表す色

2日続けて教育コーチのGです。

私たちは、日常生活において、色で気分を表すということをよく行っています。

「バラ色の人生」
「今、ブルーな気分なの」
「幸せの黄色いハンカチ」

英語の表現でも
「I’m in a grey mood.(憂鬱な気分)」
「purple passion(情熱)」

などがあります。

コーチングにおいても、自分自身の今の状態を色で表すということをよく行いますが、

固定的に色に意味づけをするということは行いません。

人によっては「バラ色の人生」が「悲惨な状態」を表すことがないとは言えないからです。

そこで、コーチは
「現状を色で表すと何色ですか?」
「その色にはどんな意味がありますか?」
「何色になりたいですか?」
「現状の色からなりたい色になるために何ができますか?」

などのように質問を行います。

さて、みなさんに質問です。

今のみなさんは何色ですか。

5年後、何色になっていたいですか。

そして、その色になるために、何をしますか。

あなたの子はあなたのものではないのです

教育コーチのGです。

今日は、カリール・ジブランの詩をご紹介します。

カリール・ジブランは、

【オスマン帝国時代末期に現在のレバノン北部ブシャッレ(ブシャッリ)で生まれ、
少年期の1895年アメリカ合衆国へ移住、ニューヨーク市で没した。
「20世紀のウィリアム・ブレイク」とも称され、宗教・哲学に根ざした、
壮大な宇宙的ヴィジョンを謳う詩や絵画を残し、
その作風は後世いろいろな詩人や政治家に影響を与えた。】
(wikipediaから抜粋)

です。

訳が上手でないのはご容赦を。

Your children are not your children.
あなたの子はあなたのものではないのです。

They are the sons and daughters of Life’s longing for itself.
子どもたちは自分自身の人生を歩むことを望んでいるのです。

They come through you but not from you,
子どもたちはあなたを通ってこの世に生れてきますが、あなたから生まれたのではなく、

And though they are with you, yet they belong not to you.
あなたとともにいますが、あなたの所有物ではないのです。

You may give them your love but not your thoughts.
愛を与えても、考えを押し付けるのはやめなさい。

For they have their own thoughts.
子どもたちには子どもたちの考えがあるのですから。

You may house their bodies but not their souls,
あなたの家に子どもたちの体を住まわせても、魂は別です。

For their souls dwell in the house of tomorrow, which you cannot visit, not even in your dreams.
子どもたちの魂は明日の家にあり、あなたは夢の中でさえ、そこを訪れることはできないのです。

You may strive to be like them, but seek not to make them like you.
あなたが子どもたちのようになろうとするのはよい、でも子どもたちをあなたのようにしようとしてはいけません。

For life goes not backward nor tarries with yesterday.
なぜなら、命は後戻りもしなければ、昨日と共に留まったりもしないからです。

You are the bows from which your children as living arrows are sent forth.
子どもたちはあなたという弓から、生きた矢として外の世界へ放たれるのです。

The archer sees the mark upon the path of the infinite, and He bends you with His might that His arrows may go swift and far.
偉大なる弓の射手は、無限の彼方にある的を見ながら、力の限りあなたを引き絞り、速やかに遠い彼方に向かって弓を射るのです。

Let your bending in the archer’s hand be for gladness;
彼の手によって引き絞られるあなたは何て幸せなんでしょう。

For even as he loves the arrow that flies, so He loves also the bow that is stable.
なぜなら、射手は彼方に飛んでいく矢を愛するとともに、そこに留まる弓であるあなたをも愛しているのだから。

Khalil Gibran 『The Prophet』 から抜粋

教育コーチの読書日記(書評)41【宝塚式「美人」養成講座 伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン】

[書評] ブログ村キーワード

教育コーチのGです。

久々の読書日記、第41回は【宝塚式「美人」養成講座 伝説の「ブスの25箇条」に学ぶ「きれい」へのレッスン 著:貴城けい

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です。

著者の貴城けいさんは、元宝塚歌劇団宙組の男役トップスター。

「ブスの25箇条」とは、【”とある時期”から、宝塚歌劇団の”とある場所”に貼り出されていたもの】で、

【誰が書いたのか、いつから貼られていたのか、誰に聞いてみてもわかりません。でも、誰もがその貼り紙の前で足を止め、見入ってしまうもの】であったとのことです。

そしてこの本では、【ブスにならないためのシグナルである25箇条をひとつひとつ考えながら、「宝塚式・自分磨きの方法」】を、

貴城さん流にお伝えするという内容になっています。

実は、先日、私の受け持つクラスでの授業開始時に、女子生徒の化粧に関する話題になり、
そのときに、この「ブスの25箇条」の話をちらっとしたところ、生徒たちが興味を示しました。

ならば、高校生同様にピュアな心を持つ、
教育コーチングブログ読者のみなさんにも興味を持っていただけるのではないかと思い、
今日の読書日記にこの本を選びました。

そして、「ブスの25箇条とは」

1.笑顔がない

2.お礼を言わない

3.おいしいと言わない

4.目が輝いていない

5.精気がない

6.いつも口がへの字の形をしている

7.自信がない

8.希望や信念がない

9.自分がブスであることを知らない

10.声が小さくイジけている

11.自分が最も正しいと信じ込んでいる

12.グチをこぼす

13.他人をうらむ

14.責任転嫁がうまい

15.いつも周囲が悪いと思っている

16.他人にシットする

17.他人につくさない

18.他人を信じない

19.謙虚さがなくゴウマンである

20.人のアドバイスや忠告を受け入れない

21.なんでもないことにキズつく

22.悲観的に物事を考える

23.問題意識を持っていない

24.存在自体が周囲を暗くする

25.人生においても仕事においても意欲がない

です。

この25箇条を見て興味をもたれた方、
ぜひとも、この本をご一読ください。

貴城さんの解説は、女性だけでなく男性にも、
そして、俳優や芸能人だけでなくビジネスパーソンや主婦のみなさんにも、
学び深く、生活や人生の指針となる内容となっています。