祇園祭

教育コーチのGです。

今日、病気で入院中の友人のお見舞いに京都に行きました。
元気そうでほっとしました。

そして、その友人が「祇園祭が始まってるよ」と教えてくれたので、山鉾を見物してきました、ただし車の中からですが。

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祇園祭は7月17日の山鉾巡行がメインになりますが、この時期すでに、山鉾たちは五条から三条あたりにかけて、道のど真ん中でスタンバイをしています。

屋台もたくさん出ていて、とっても楽しそうな雰囲気でした。

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そして、日本青少年育成協会のコーチング事業部が入っているSCGビルは、このお祭り地区まで歩いていける場所にあります。

京都といえば、祇園祭と教育コーチング(他にもいいものがたくさんありますが)。

これからも、教育コーチングをご贔屓に。

経団連「新卒採用に関するアンケート調査」について

教育コーチのGです。

日本経済団体連合会が、毎年行っている

「新卒採用に関するアンケート調査」

をご存知でしょうか。

経団連が会員企業に対して、毎年、春先に行っているアンケートで、結果の概要については、大手新聞などにも掲載されています。

調査は、「企業の大学等新卒者の採用活動を総括し、次年度に向けて動向を把握することを目的」に行われており、1997年度より実施されているものです。

2010年2・3月に行われた調査結果が、経団連のWebページに掲載されています。

経団連調査結果のWebページはこちらをクリック

ポイントとしては、

●採用選考時に重視する要素の第1位は7年連続で「コミュニケーション能力」
●今年度の傾向として、「主体性」「専門性」「一般常識」の注目度が高まる

となっています。

もちろん、「採用選考時に重視する要素」以外にも調査項目はたくさんあります。

この調査結果は、生徒の進路指導やセミナーにおける話題として、私は毎年、重宝しています。

さて、みなさん
この調査結果に、何を見ますか?

教育コーチの徒然なる読書日記21

教育コーチのGです。

久しぶりの読書日記は、「おへそはなぜ一生消えないか 人体の謎を解く」著者:武村政春 新潮新書 です。

この題、ひと目で興味を惹かれました。そうなると読んでみずにはいられません。

著者の武村さんは、「ろくろの首はなぜ伸びるのか」という、少し前にベストセラーになった本の著者で、医者ではないが医学博士という肩書きを持つ方です。

まず、第1章のお題からしておもしろい!!

「食べる口としゃべる口はなぜ別ではないのか」と来ます。

その理由は・・・、秘密です。

さて第2章は「年をとるとなぜ傷が治りにくくなるのか」です。

この章の中に次のような一文があります。

【アメリカの細胞学者レオナード・ヘイフリックは、人体から取り出した繊維芽細胞(コラーゲンなどを作る細胞)を培養すると、五十回ほど分裂したところでそれ以上分裂できなくなってしまうという現象を発見した。正常細胞にはその分裂回数に限界があるというこの現象は「ヘイフリック限界」と名づけられた。】

ヘ・、ヘイフリックって、フリークなんやな。

第3章は「リ・ド・ヴォーはなぜ美味いのか」です。

リ・ド・ヴォーとはフランス料理の一つとして知られる「仔牛の胸腺」料理のことです。

この料理は高級で、贅沢な一品です。仔牛からしか取ることができない貴重な器官の料理だからです。

が、もちろん?私は食べたことがありません。

第4章は「人の赤血球にはなぜ核がないのか」です。

人の赤血球には核がなく、その部分が窪んでいます。カエルの赤血球には核があります。

この違いはどこから来るのかというと・・・、秘密です。

第5章はお待ちかね「おへそはなぜ一生消えないのか」です。

【おへそと言えば、雷様に取られるものである。
 おへそと言えば、何か気に入らないことがあると曲げるものである。
 おへそと言えば、おかしくてたまらないとき、お茶をわかすものである。
 そしておへそと言えば、よくもわるくも、一生消えないものである。
 いったいなぜ、おへそは一生消えないのだろうか? いったいおへそは、私たちの人生に、どれほどの意味を持っているのだろうか。】

おへそには皮下脂肪や腹直筋がないため、その直下にはすぐ腹膜があるという状態になっているそうです。

このため、おへそのごまを取ろうとおへそをいじくると、お腹が痛くなってしまうそうです。

そして、どうしておへそが一生消えずに残るのかというと、それは本を読んでいただくとして、このような文章が紹介されています。

【それだけ母と子の血のつながりが強かったことを物語っているのではないだろうか(井尻正二)】

そして、最終の第6章は「胎盤という器官はどう作られたか」です。

胎盤はご存知のように、

【母親の子宮の大半をカバーするかのように、その内側にぴったりと張り付くように発達する。そして、そのアンテナのような広い盤面に仕組まれたたくさんの絨毛によって、母親が噴出させる血液から有用な成分(栄養分や酸素)を濾し取り、それを胎児へと供給する役割を持ち、その一方で、胎児から排出された老廃物や二酸化炭素を母親へと託す仲介者としてもはたらいている。】

いやあ、不思議といえばこれほど不思議なことはありません。

これを読んでいるみなさん全員が、この母親の子宮にある胎盤から栄養をもらい、そして、この居心地の良い環境から、現在の世界に生まれ落ちてきているんですから。

そうそう、今日は七夕。

三重県の空は雲が立ち込めていますが、織姫と彦星は出会うことができたのかな?

学校教育相談実技研修 教育コーチング講座 報告

教育コーチのGです。

6月30日から7月2日にかけて、「学校教育相談実技研修」が東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年センターで開催されました。

7月1日には教育コーチングの講座として、午前は「教育コーチング入門」、午後は「教育コーチング実践」を開講しました。

トレーナーはたびさん、あるく、私の3人。

午前は15名、午後は14名のご参加。

参加者はその多くが、各地の教育委員会で研修を担当されている指導主事の方々です。

中には出張ではなく、自費で参加されている方もお見えになり、その学ぼうとする意欲や教育にかける熱意がひしひしと伝わってきました。

入門では、「教」と「育」の関係から始めて、「傾聴」「承認」「質問」の基礎を扱い、教育コーチングの初歩を、

また、実践では、これでもかと種々のワーク(体感コーチング含む)を行ない、参加者のみなさんに教育コーチングをご体感いただきました。

参加者のみなさんは、レクチャーには熱心に耳を傾けメモを取り、ワークには積極的に参加・体験され、すべてを吸収して地元に持ち帰るという思いがにじみ出てみえました。

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【レクチャーに聞き入る参加者のみなさん】

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【3人組で意見交換中】

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【みんなで阿波踊りの練習中ではありません】

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【こちらも同じく】

自分自身を見つめるワークや承認のワークでは思わず涙する参加者もおみえになり、参加者のみなさんの感度の高さや既にお持ちのスキルの高さがうかがえました。

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【見つめ合うオヤジ二人】

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【イスに座ろうとしている方は目を閉じています】

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【お互いの信頼が大切です】

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【セッション中はお互いの姿が見えていましたが、今は見えていません、ここがポイントです】

もちろん、講座終了後の情報交換会(懇親会)は最高に盛り上がりました。

いただいた感想をいくつかご紹介します。

「コーチングの基礎理論ついて詳しく知ることができ、嬉しく思いました。ワークショップを通して、コーチングの具体を自ら体験し、コーチ・クライアント両方の立場から夫々の気持ちを知ることができました。」

「初めて教育コーチングを知りました。最後の承認では、自分のいいところを伝えているとき、なぜかわかりませんが涙が出てきました。」

「相手から持ち味を引き出すための具体的な働きかけについて演習をさせていただき、今後の業務に活かせる参考となった。」

「本では分からないこと、伝わりきらないことを体験を通して学ぶこと、経験することができました。また、内容が分かりやすく、活用しやすいと思いました。」

「コーチングは奥が深い。もっと学びたい気持ちになった。」

「”間”、”沈黙”がどれほど大切かをとっても感じました。自分の感情がもろに出て心地良かったです。この感情を相手にも持ってい頂きたい!!!!」

ほんと、最高のみなさんと共に、最強の研修会を創りだすことができました。

よし、来年もやるぞ!!

えっ、鬼が笑う?

ラオス大使館パーティーに参加してきました

教育コーチのGです。

先日、ラオス大使館で開催されたパーティーに参加してきました。

5月に開催されたラオスフェスティバルの成功を祝してのパーティーとのことでした。

日本青少年育成協会の本田専務理事から、「東京にいるなら参加しませんか」とお誘いいただき、ふたつ返事で「行きます!!」とお伝えしての参加でした。

さて、パーティーですが、まずはシートン・チッニョーティン閣下のご挨拶から始まり、ラオスとの関係はこの方抜きでは語れないという、日青協の荒井副会長の乾杯の音頭でスタートしました。

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【大使閣下と荒井副会長】

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【大使閣下と私】

ラオスビールとラオス風ソーメン(カオブン)を頂きながら、沢山の方々と名刺を交換しつつ、言葉を交わしてきました。

途中、今月が誕生月の大使閣下に誕生日ケーキのサプライズもあり、パーティーはどんどん盛り上がって行きました。

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また、パーティーの中盤からは、大使閣下自らがラオス音楽のDVDをセレクトしつつ、大使夫人がダンスを披露して下さり、そこに日青協のオヤジ3人組も参戦し、おしりの筋肉が痛くなるまで踊り続けました。

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【踊る日青協のオヤジたち】

パーティー終了間際には、大使令嬢ともツーショットで写真を撮らしていただき、最初から最後までノリノリで目立ちまくりの日青協メンバーでした。

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【大使令嬢と私(ちょっと鼻の下がノビているような)】

学校教育相談実技研修 教育コーチング講座

教育コーチのGです。

今、東京行きの新幹線の中から書き込みをしています。

今回の東京行きは、明日開催される「学校教育相談実技研修」の教育コーチング講座を担当するためのものです。

昨年も同じ講座を担当したのですが、とっても素敵な先生方(肩書きは指導主事の方がほとんどです)と最高の講座を創り上げ、夜は夜で、お酒と「もうひとつの土曜日」で熱狂し、生涯忘れることのないものとなりました。

今年は、参加される先生方と最強の講座を創り上げてきます。
色々な個性の先生方との出会い、これがいいんですよね。

実は夜の宴会の方が楽しみなんじゃないかって?

そう、その通り、ではなくて、

講座の充実度合いが、夜の懇親会の雰囲気をつくるんです。

だから、講座に、とびっきり力を入れる!?

これって、やっぱり、宴会のため?

講座案内の詳細はこちらをクリック

【私の個人ブログ】初級教育コーチ実践編講座の紹介はこちら

なしてなす

教育コーチのGです。

「なぜばなる なさねばならぬ 何事も ならぬは人の なさぬなりけり」

有名な言葉ですね。

私はこの言葉が大好きで、

「座右の銘」としています。

これは、「上杉鷹山」の言葉であると一般に言われていますが、

実際は鷹山の師である「細井平洲」の言葉であるようです。
(細井平洲に関する本も、また、ご紹介しますね)

それはさておき、「なせばなる」という部分、

私は、「当たり前やん」と思っています。

「やればできる」と言い換えることもできるでしょう。

さらに、「なさねばならぬ 何事も」の部分、

こちらはもっと、「当たり前田のクラッカー」と思っています。

「やらなければ達成できない どんなことも」と言い換えることもできます。

そして、「ならぬは人の なさぬなりけり」の部分は、

その前の部分をさらに厳しく強調しているといえるでしょう。

そして、ここにこのように書き込むことによって、

私は何事に対しても、全く言い訳ができなくなるわけです。

「いやあ、それはできないですわ」→「やらんだけでしょ」

「えっと、その日は都合がつかないんです」→「都合をつけないだけでしょ」

「言い訳しながら人生の火が消えていく」ことのないように、

「なしてなす」人生を歩んでいく。

仰げば尊し

教育コーチのGです。

突然ですが「仰げば尊し」の2番を知っていますか?

「仰げば尊し」の一番はもちろん、

『仰げば 尊し 我が師の恩
 教の庭にも はや幾年
 思えば いと疾し この年月
 今こそ 別れめ いざさらば』

ですね。

では、2番は?

『朝夕 馴にし 学びの窓
 蛍の灯火 積む白雪
 忘るる 間ぞなき ゆく年月
 今こそ 別れめ いざさらば』

ではないんですね。

これは3番。

では、2番は?

『互(たがい)に睦(むつみ)し 日ごろの恩(おん)
 別(わか)るる後(のち)にも やよ 忘(わす)るな
 身を立て 名をあげ やよ 励めよ
 今こそ 別れめ いざさらば』

です。

ご存じなかった方が多いと思います。

どうして、1番と3番は知っているのに、

2番は知らないのだろう?

そう、教わってないからです。

どうして教わってないんだろう?

それは、みなさんに探求していただきたい。

え、話題が時期はずれ?

そんなことは気にしないのが、教育コーチングのトレーナーです!?

使役言葉「やらせる」「させる」

教育コーチのGです。

世の中には「使役」言葉が氾濫しています。

「力を出させる」
「努力させる」
「合格させる」
「勉強させる」
「読ませる」
「練習をさせる」
「食べさせる」
「書かせる」
「従わせる」
「言うことをきかせる」
「手伝わせる」
「自立させる」
「成果を出させる」

などなど。

「させる人」がいるのならば「させられる人」がいます。

みなさんはひとから「させられる」のが好きですか。

私は大嫌いです。

論語にこのような言葉があります。

「己の欲せざる所、人に施すことなかれ」と。

「でも、あいつのためだ」
「いや、いまやらせることが将来あいつのためになる」
「強制せんとやらんのや」
「四の五の言わずにやらせたったらええんや」
「結果を出させるために必要なことだから」

などなど。

それは、本当は誰のため?

大学時代のお話

教育コーチのGです。

今日は、私の大学時代のお話を聞いてもらいましょう。

私は、尼崎で生まれ高校までアマで育ちましたが、高校卒業後は尼崎から離れ奈良の大学に通いました。

とはいっても、1年目は自宅から通いました。ところが、通学途中で大阪は梅田を通過することから、朝の7時ぐらいにはふらふらっとCafeに入り、10時からはパチンコの毎日。

そんなこんなで、1年目は取得単位が7単位。

これではまずいと思い、2年目からは学校近くの風呂なしトイレ共同の下宿で暮らすも、1年間でとれた単位は10単位。

3年目からは、毎日学校に通いはしたが、教室ではなくクラブのボックスへ直行し、ギター三昧。夜は夜で麻雀漬け。タバコは1日に3箱。お金があれば夕食を口にするが、なければコーヒーが晩御飯。

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大学をさぼってアメリカ放浪もこのころ。

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そんなこんなで、4年目を終えたときには、同級生たちが卒業していくのを大学の中から見送りました。

そして友人たちは、少なからず大学院に進みましたが、彼らが大学院(修士課程)を修了するときも、私は大学の中から見送りました。

そして、大学に入学して7年半、私もようやく卒業の時を迎えました。

卒業式は学長室で。4名(だったかな?)の卒業生と10名程度の教授陣、学長からビールを注いで貰い、ご返杯。美味しいお寿司やおつまみと心の底からの談笑。

いやあ、とっても楽しい7年半でした。が、少しぐらいは勉強をした方が良かったかな。

でもって、今は、まっとうな社会人?