教育コーチの徒然なる読書日記24

2日続けて、教育コーチのGです。

本日ご紹介する本は、

「バブルさん 30代を悩ます迷惑上司の生態と対処法」著者:斎藤啓 出版社:阪急コミュニケーションズ 2010年6月30日発行

です。

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この本、真面目に読み込むものでは決してなく、「あるある!!」「え・、そうかなあ」と面白おかしくあっさりと読んでしまう本です。

ですが、「意外に当たっているかも」という文面に多々出会うことうけ合いです。

そもそも、何の本かというと、

【「バブルさん」とは、このバブル景気の「おいしいところだけを味わってきた人」だ。】

とあります。

そして、

【あえて具体的に定義すると、バブル景気の1986年・1991年の間に、大学生、短大生、専門学校生、さらには入社3年目までの時期を過ごした人。ここでは特に1965年(昭和40年)・1970年(昭和45年)に生まれた人】

としています。

なんと、私(1969年・昭和44年生まれ)も「バブルさん」ではないですか。

本の中から、印象的な部分をいくつかご紹介しましょう。

【君はバブルカラオケの洗礼を受けたか

 高校生や大学生の時にあまりカラオケに行かなかった今の新社会人のみなさんに忠告しておきたい。もしバブルさんと一緒にカラオケに行ったらまずそのテンションの高さに圧倒される。

 バブルさんカラオケの特徴

 ?〔蟻未鵬里?うまい
 ?∋№ソ歌た多い
 ??とにかく長い

 それにしてもバブルさんが松田聖子を歌う時、あんなに楽しそうにはしゃぐのはどうしてだろう?

 後輩が決してやってはいけないタブーがある。それは「歌わないこと」だ。バブルさんは曲を次々と入れて気持ち良く歌うくせに、他人が歌わないことを基本的に認めない。

 しかし、これからの会社を支えるバブルさんの寵愛を受けるならば、必須教科はカラオケなのかもしれない。】

【バブルさんはみな踊る

 今ではただの「懐かし映像」になってしまった、女性たちがワンレンボディコン(ってわかりますか?)でお立ち台に上がり羽扇子を振る姿。もしかしたらテレビが作りだしたイメージ映像だと思っている人がいるかも知れないが、あれはかなり多くのバブルさんたちが体験したシーンなのです!

 それを証拠に、こんな実験をやってみると一目瞭然だ。突然、ユーロビート(エイベックス全盛期にやたらと流れていた電子音系の音楽)を流してみる。すると、バブルさんは自然と体を揺らし始める。

 こう見ると、マイケル・ジャクソンの映画「THIS IS IT」が大ヒットをした理由も腑に落ちる。マイケルの熱狂的フアンであるバブルさんたちが、ダンスパフォーマンスに命を賭けたマイケルの姿と、自我を乗り越え踊った若き日の自分の姿を重ね合わせているのだ。】

【ホイチョイ・プロダクションズ

 映画「私をスキーに連れてって」「彼女が水着にきがえたら」「波の数だけ抱きしめて」の”バブル3部作”で知られるプロダクション。これらは当時のカルチャーを知る絶好の教材。ただ、「私はこんなに遊んでない」と言い張るバブルさんも。】

そして、あとがきで

【それでも、バブルさんは人間的に憎めないところがあって、尊敬すべき人もたくさんいる。もちろん、僕がどう頑張ってもかなわないような能力や才能を持った人も多く見てきた。】

これを読んで「俺は違う」「私は違うわよ」と思った方、

そう、まさに私がそう思いましたが、

そんなみなさんに是非読んでみていただきたい一冊です。

三重県立木本高等学校主催 初級教育コーチ認定講座

教育コーチのGです。

8月9日・26日の二日間にわたって、三重県立木本高等学校でECTP初級教育コーチ養成講座のトレーナーを務めてきました。

今回の講座は、木本高校の先生方を中心に、東紀州地区4校の有志の先生方が集い、開催されました。

自ら進んで講座受講を決めた先生方だけあって、その取り組む姿勢は大変熱心で、思わずこちらも力が入っていました。

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講座内では、

「実際際の学校現場において教育コーチングをどうすれば有効に活用できるのか」
「特定の場面を挙げ、このような場面ではどのように生徒と向きあえばいいのか」

など、大変熱心にかつ前向きにたくさんのご質問を頂きました。

今後も継続した取り組みが行われるとのこと。

三重県における教育コーチングの広がりは、これからもとどまるところを知りません。

鴨川の川床

教育コーチのGです。

今日は、京都鴨川の川床で、全国学習塾援護会の森先生を囲んでの懇親会です。

最高のロケーションで、最高に美味しい食事とともに、森先生の歴史談話で盛り上がり、素敵な時間を過ごしました。

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現在は、会場を換えて二次会中です。

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みなさん、この時期の京都は最高ですよ。ぜひ、お越しください。

wikipediaへのリンクはこちらをクリック

教育コーチの徒然なる読書日記23

教育コーチのGです。

第23回の徒然読書日記は

「ビジョナリーカンパニー??衰退の五段階」著者:ジェームズ・C・コリンズ 出版社:日経BP社 2010年7月26日発行

です。

このビジネス書シリーズは「ビジョナリーカンパニー」「ビジョナリーカンパニー??飛躍の法則」に続く三作目です。

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前二作も大変素晴らしい本であり、そのベースとなる資料や研究内容は大変難しいモノのようですが、それらを詳しく知らなくても十分に内容が理解でき、かつ、学び深い本となっています。

このシリーズでは、なんといってもジェームズ・コリンズの生み出すキャッチフレーズが大変印象強く、その言葉を見ただけで本の内容が蘇ってくるものになっています。

本の詳しい内容は実際に読んでいただくとして、簡単に各本に記されているキャッチフレーズをご紹介したいと思います。

「ビジョナリーカンパニー」では、「時を告げる(Time Telling)のではなく、時計をつくる(Clock Bilding)」「BHAG(Big Hairy Audacious Goas):社運を賭けた大胆な目標」など。

「ビジョナリーカンパニー??飛躍の法則」では、「第五水準のリーダーシップ」「ハリネズミの概念」「ストックデールの逆説」「弾み車」など。

このキャッチフレーズを見ただけでは何のことか分からないかもしれませんが、実際に本を読んでみるとこのフレーズの「うまさ」がご理解いただけると思います。

そして、「ビジョナリーカンパニー??衰退の五段階」では、「パッカードの法則」「一発逆転策の追求」などです。

??では、前二作ほどに印象的なキャッチフレーズは出てこないのですが、衰退への道が違和感なく理解でき、かつ、衰退の芽を発見し避ける方法にもなるほどと思わずにはいられません。

ぜひぜひ、全三作を通して読んでみてください。

あまりの面白さに驚いてしまうとともに、
自分自身の属する組織に当てはめてみて「青ざめる?」ことになるかもしれませんが。

県立学校での教育コーチング研修

教育コーチのGです。

先日、三重県立の特別支援学校で、教職員対象コーチング研修のトレーナーを務めてきました。

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参加者は14名の先生と看護師のみなさん。

この学校には、認定コーチの先生が2名(初級コーチと中級コーチ)在籍しています。

また、この学校の校長先生は、コーチングをはじめとして、様々な教育メソッドに理解のある方で、私も大変尊敬をしている人格者です。

さて、研修は大変和やかな雰囲気の中、教職員のみなさんには積極的にご参加頂きました。

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講座終了後に記入いただいた感想をいくつかご紹介します。

◯今まで自分の家族に対して詰問が多かったように思います。今後は質問・傾聴に心がけ、今日の講座を役立てたいと思います。

◯普段何気なく話している言葉を一つ一つ見直すいいきっかけになりました。すぐにでも実践していきたいと思います。

◯今後の子育てや職場で実践してみたいと思います。

◯人と話しをしたくなりました。自分と向き合ってみたくなりました。

◯自分自身のためにとても役に立ちました。

教育現場で活かしていくことはもちろんのこと、家庭や自分自身の成長のためにも役立つと感じていただけたようで、トレーナーとしては嬉しい限りです。

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三重県の公教育に教育コーチングを導入し、生徒や保護者のみなさんはもとより先生方にも今以上に幸せになっていただくことは私の使命です。

これからも、三重県における教育コーチングを主体とした教育活動に、要注目です。

本棚の整理

2日続けて、教育コーチのGです。

昨日、家の蔵書を整理するために、本を古書店に持ち込みました。

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持ち込んだ本たち

文芸書、ビジネス書、絵本、雑誌、コミックなどなど、中ぐらいの大きさのダンボールに10箱分程度、冊数にして約400冊です。
400冊のうち約100冊は買い取ることができないとのことでしたが、引きとって頂きました。

年に1回程度は、このように本を整理し、古書店に持ち込みます。

今回は、子どもの本が増えてきたため、本棚を空けるようにとの妻からの指令による整理です。

私の本棚が、子どもの成長と共にだんだんと侵食されてきており、今では、下から4段2列が子どもの本棚となってしまいました。

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整理をして空けた本棚

嬉しいやら悲しいやらです。

頭の体操

教育コーチのGです。

回文って知っていますか?

前から読んでも後ろから読んでも同じ文書のことですね。

Wikipediaへのリンクはここをクリック

例えば、

「正志様(まさしさま)」
「竹やぶ焼けた(たけやぶやけた)」
「さあ、行けと時計、朝(さあいけととけいあさ)」

などです。

もっといってみましょう。

「新聞紙(しんぶんし)」
「三角の区間さ(さんかくのくかんさ)」
「食いに生徒と伊勢に行く(くいにせいとといせにいく)」

どうですか?

えっ、それがどうしたって?

頭の体操になるし、面白いでしょ!!

そうでもない?

ま、そう言わずに、

もう少しいってみましょか。

「天才か?赤井さんて(てんさいかあかいさんて)」
「うおかわいい子猫いいわ飼おう(うおかわいいこねこいいわかおう)」
「かっこいい子、恋行こっか(かっこいいここいいこっか)」

みなさんも回文を作って、コメントに入れてくださいね。

夢日記

教育コーチのGです。

最近、夢日記を復活させました。

夢日記とは、その日見た夢をノートに書き連ねていく日記帳のことですね。

私は、毎晩、必ず夢を見ています。

ですが、夢を憶えていないことが多く、さらに寝ぼけた状態で書くので、

あとで見て何のことだか分からないものが多いんです。

例えば7月15日の夢日記には、

「結び合わせて作るのが大切」
「カンバンをよける、レジェンド」
「女性をイメージして作ってある」
「空手」

と書いています。

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(実際の日記帳)

さらに、7月20日の夢日記には、

「超有名シンガーの付き人?アルバムを出すたびにじくじたる思いをもっていた」
「ただ単じゅんにその赤ちゃんがどこで生まれたのか知りたい」

と書いています。

7月25日にいたっては、なんて書いてあるのか解読不能です。
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ユング派の方々に見ていただけば、何らかの意味を見出してもらえるのかも知れませんが、

あまり深い意味を考えず、書いてみるだけでも面白いものです。

ちなみに8月3日(昨日)の夢日記には、

「もち米」

とだけ書いてあります。

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何なんだろ?

さて、今日はどんな夢をみるのかな。

みなさまもにも、心地よい睡眠が訪れますように。

教育コーチの徒然なる読書日記22

教育コーチのGです。

第22回の徒然読書日記は

「なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?」著者:片山修 出版社:小学館 発売日:2010/6/7

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です。

この本、ビール好きの私には避けて通ることができませんでした。

といっても、私は普段の晩酌には第3のビールを飲んでいるのですが。

さてさてこの本、プレモル(ザ・プレミアム・モルツの略)が生み出されるまでの歴史や、サントリービールが創業以来、何十年も赤字続きであったこと、さらには、サントリーの文化である「やってみなはれ、おもろいやないか」などが、関係者の言葉を交えつつ語られています。

その情熱や関係者の生きざまなどに触れて、一気にサントリーフアンになってしまいました。

そして、ビールの売上本数が軒並み低下する中、プレモルだけが前年より多くの本数を売りあげており、年々人気が高まってきていることが記されています。

さらには、モンドセレクション最高金賞3年連続受賞とか、香りが最高であるなど・・・、もう飲まずにはいられません。

本の中で紹介されていた、Youtubeの動画です。

そして、早速プレモル(専用グラス付き)を購入。

竹内結子さんの真似をして、グラスにビールを注いでみました。

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ああ、最高!!

え?読書日記じゃないじゃないかって!

まあまあ、かたいことは抜きにして、
暑い夏、力一杯働いて、そしてビール。
これが最高。

よおし、明日は広島でパパ・ママコーチングワークショップ。
詳細はこちらをクリック(当日の飛び入り参加も大歓迎)
この勢い?で、最高のワークショップを創り上げるぞ!!

7月16日にこだわる?

教育コーチのGです。

今回のブログは、日付にこだわってみます。

今日は7月16日。

7月16日でググってみると、ウィキペディアが一番上位に表示されます。
ウィキペディア(7月16日)はこちらをクリック

このページには、527年の磐井の乱から、2008年の高速バスジャックまで、7月16日に起こった様々な出来事が掲載されています。

中でも私の目にとまったのが2つ。

1つめは、1963年7月16日の名神高速道路開通(日本初の都市間高速道路開通)です。

なぜ、これが目にとまったのか?

はい、開通が栗東ICと尼崎IC間だからなんですね。

なぜ、その区間だと目にとまるの?

そう、私が尼崎出身で尼崎が大好きで、尼崎という文字にはとても敏感だからなんですね。

尼崎については、過去のブログ(クリック)を見ていただくとして、2つめに行きましょう。

2つめは、1969年7月16日のアポロ11号打ち上げです。

これが目にとまった理由?

もちろん、人類史上最大級の出来事だから、ではなく、1969年が私の生まれ年だからなんですね。

「なんや、結局、自分のことばっかりやんか!!」

そう、自分のことが好きで好きでたまらない人なんです、私は。

みなさんも、自身の誕生日や種々の記念日などをググってみる(ほとんどの場合、ウィキペディアが最上位にきますが)と、何かおもしろいことが見つかるかもしれませんよ。