教育コーチの徒然なる読書日記31

教育コーチのGです。

第31回読書日記は「神様のカルテ」「神様のカルテ2」著者:夏川草介

です。

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神様のカルテは、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2010年度の本屋大賞」第2位の小説です。

本屋大賞のWebページはこちらをクリック

また、この本がベストセラーになり、2011年には映画化も決定し、さらに続編として出版されたのが、神様のカルテ2です。

この2冊の本は、信州にある「24時間、365日対応」の病院で、ほとんど休む間もなく働き続ける夏目漱石を敬愛する若き内科医 栗原一止と、患者、看護師、同僚医、妻、同じ下宿に住むちょっと変わった隣人たちとの、ほのぼのとした日常を描きだしている作品です。

一気に読み切ることができるアクのなさがあるかと思えば、思わず眼から涙が溢れそうになる場面もあり、読み終わってみて、多くの方から愛される本であることが理解できました。

涙は「神様のカルテ」のほうが多く出てきそうになりましたが、思わず付せんを貼ってしまう名文は「神様のカルテ2」のほうが多かったように思います。

その中から、特に印象に残った一文を記しておきます。

【一瞬の軌跡も刹那の感動も、巨大な時の大河の中では無に等しい。天の川の中では英雄の星座ですら見えなくなるように、時の大河の中では、人間の命すら寸尺の夢にすぎない。だがその刹那にすべてを傾注するからこそ、人は人たることが可能なのである。】

ぜひとも、この2冊を手にとって読んでみてください。

パパ・ママコーチング講演会

教育コーチのGです。

先日、三重県東員町の東員第一中学校でパパ・ママコーチング講演会を開催しました。

主催は「いなべ子どもの未来を語る会」

学校の先生方とPTAのみなさんが運営されている会です。

この日、総勢130名を超える、お母さん・お父さん、先生方が集われました。

講演会とはいえ、そこは教育コーチング、ただ座って話を聞くだけなどということはありえません。

のっけから、全員が立ち上がって握手と挨拶。

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これにより緊張が解ける方、まだまだ緊張をしながら着席される方などいろいろ。

ですが、これで終わりではありません。

ワークに次ぐワークで、パパ・ママコーチングをどんどんご体験いただきました。

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最後には、みなさんリラックスをした中、笑顔で講演会を終了しました。

いただいたご感想から、いくつかご紹介します。

「講演会は話を一方的に聞くだけでなく、いろいろな方とお話ができたり交流ができたので楽しく過ごせました。パパママコーチングのワークの中で、普段子どもたちに言っている言葉を自分が言われた時、”あ・こんな気持ちになるんだ”と新たに発見しました。」

「冒頭の『子どものいいところを言うワーク』で詰まってしまいました。子どもの良さを見るよりも、ついつい足らないところに目が行ってしまっています。”Iのほめ”ができる様に心がけたいなと思いました。」

「お話を聞かせてもらい楽になりました。苦戦をしている中で毎日を過ごしているので、講演会中、話を聞いて泣けてきました。」

「子どもたちの思いを大切にするためにも、傾聴と承認を心がけていきたいと思います。」

「最後の思い出しの時間では、自分の子供のころを思い浮かべ、親を思い浮かべたときは、涙が出ました。」

「『Iメッセージとフィードバック』セリフを読んだだけでしたが、『ほめる』の言葉は聞いていて嬉しかったし、『ほめない』は悲しい気持ちになりました。」

「まず最初に『どの親も間違っていない』と言ってもらえたことで、心が軽くなった気がします。」

「子どもが受験に向けて、悩みながらも好きではない勉強に集中しようとしている今、親としてついついガミガミと言ってしまう毎日です。先生の話を聞いて、本人はさぞつらかっただろうと思い、最後の目をつむって振り返るとき涙が出てしまいました。今日帰ったら、目を見てしっかりと向き合って話をしようと思います。」

アンダーマイニング効果(内発的動機付けの低下)

教育コーチのGです。

「課題の成績に応じた金銭報酬が課題への自発的取り組み(内発的動機)を低下させる効果を反映した脳活動を捉えることに世界で初めて成功。」

というニュースが流れました。

詳しくはこちらをクリック(実験に関する詳しいpdfファイルも掲載されています)

このように、何らかの報酬(外発的動機付け)が意欲(内発的動機付け)を低下させることを、アンダーマイニング効果といいます。

動機付けの問題については、ブログでこれまでにもお伝えしてきました。

過去のブログ『人を伸ばす力 内発と自律のすすめ(著者:エドワード・L・デシ)』の書評はこちらをクリック

デシのように、金銭的報酬が内発的動機を低下させるということについては、主に心理学の分野で実験がなされ、その効果が実証されてきましたが、

今回は、fMRI(ウィキペディアへのリンクはこちらをクリック)を使用し、脳科学的にこの効果を検証したというところにその意義があります。

今回の実験内容は、まさにデシが行った実験に酷似しています。

その実験概要をお伝えすると、

「課題の成績に応じて金銭報酬が貰えるグループ(報酬群)と、金銭報酬のことは伝えられていないグループ(対照群)とに分けた。

 課題は、自発的に楽しむことのできる課題(ストップウォッチを押して、できるだけ正確に5秒で止める課題)とそうでない課題(ストップウォッチが自動的に止まった後に、機械的にボタンを押す課題)を課した。

 課題終了後に、報酬群は結果に応じた金銭をもらい、対照群は報酬群と同額の金銭をもらった。

 報酬を貰った直後の3分間の自由時間に、対照群は、実験に用いた課題を自発的に頻繁に行ったのに対し、報酬群は、同じ自由時間に、この課題を自発的に行うことはほとんどなかった。」

実験結果についても、デシのものと同様ですが、

fMRIによる脳活動測定においても、同様の示唆が得られたというものです。

金銭などの報酬による外発的動機付けが、楽しさや達成感、やりがいなどによる内発的動機付けを低下させる。

私も、親として教育者として、心しておきます。

教育コーチの徒然なる読書日記30

教育コーチのGです。

第30回の徒然読書日記は

「『病は気から』ニュー・アプローチ」著者:小南奈美子

です。

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アマゾンへのリンク(書店では売っていないそうです)

小南奈美子さん(以下、親愛の情をこめて「なみさん」と言います。)はもとはアメリカで内科医として臨床に携わっていた方です。

この本の中で、なみさんの略歴について紹介されていますが、

【医学はアートであり、人を知ること、愛と慈悲を持って接すること】

との言葉を、医者としてのメンター(指導者)たちから聞かされ、

【私自身、臨床経験を積むにつれて、”古い”教授たちの知恵がありがたく思えるようになってきました。同時に、人間の内面を知らなければという衝撃にも駆り立てられました。】

としています。

ここから、なみさんの人間の内面(意識や無意識、マインドなど)への探求が始まったとのことです。

「病は気から」という古くから使われている言葉と、「ニュー・アプローチ」(新たな手法)という言葉の対比からは、

「古くて新しいもの、温故知新、人々が忘れかけている大切なもの」などのイメージがわいてきます。

さて、本の内容ですが、

「驚き」の一言です。

体とマインド(なみさんは日本語で言うところの「気」に近いものであるとしているようです)と意識の関係を解き明かし、

この関係性に踏み込むためのワークシートが含まれた一冊です。

ただ、ワークを通してマインドや体を自分の思い通りにできるようになるというのではなく、

【自分を知り、気のパワー、マインドのパワーを知り、自分の感情や感じを素直にそのまま感じられるような自分】
になるための作業であるとしています。

そのまま感じることがどうして重要なのか、なみさんはこう語っています。

【変えようとすると、変えたいことは変わらずに継続する】
だから、あるがままに受け入れ

【自分を許すこと。「このままの自分で良し」と自分を愛することがプラスにつながります。】

では、具体的にはどのように受け入れていくのか、どんなワークが待っているのか。

それは、みなさんご自身でこの本を手にとって、

味わってみてください。

がんや静脈瘤破裂などの命にかかわる大病を何度も乗り越え、

いまなお、実際に会ってみると、

その年齢からは考えられないほどの

生命力と力強さ、魅力あふれるなみさん渾身の一冊。

最後に、なみさんがセミナーで口にした、私の一番印象に残っている一言をご紹介して終わりにしましょう。

「OK、考えるんじゃない、感じるままに感じて」

パパ・ママコーチングワークショップin千葉開催案内!!

教育コーチのGです。

先日は、大阪で開催される教育コーチングワークショップ(こちらをクリック)のお知らせをしましたが、

今回は、千葉で開催される「パパ・ママコーチングワークショップ」開催のお知らせです。

千葉県では2度目の教育コーチング研究部会主催のワークショップ開催です。

前回のワークショップも大変好評でした(前回ワークショプの詳細はこちらをクリック)

今回も二人の女性トレーナーによる心温まる、それでいて学び深い会となること請け合いです。

是非とも、12月8日(水)は、千葉県は富里市北部コミュニティセンターにお越しください。

☆★☆教育コーチング研究部会が贈るクリスマスイベント☆★☆
「パパ・ママコーチングワークショップ」
●日時:平成22年12月8日(水) 午前10時00分・12時00分
●会場:富里市北部コミュニティセンター
    富里市日吉台3・24・1 TEL:0476-93-3755
    (京成成田駅からバスあり、徒歩だと18分)
●参加費:1,000円(資料代、会場費として)
●申込:ご住所、お名前、TEL、メールアドレスを明記の上
    FAX:03-3269-8414 Mail:info@jyda.jp
●問い合わせ先:日青協本部:03-3269-8411 コーチング事業部:075-256-8828

詳細はこちら(クリック)

言葉の語源と名前の由来

教育コーチのGです。

「話す」の語源は一説には「放す」であると言われています。
このことについては、教育コーチングの各種講座でもお伝えしています。

「育む」の語源は「羽ぐくむ」であると言われていて、
親鳥が雛を自分の羽で守り育てる姿から来ているとのことです。
これも、ECTPや親力向上セミナーなどの講座内でお伝えしています。

「許す」の語源は「緩ます」であると言われています。
緊張や張りつめた神経を緩ませることで、許すことができる。
これも、教育コーチングのトレーナーにとっては身にしみているところです。

「ありがとう」は「有り難し」(滅多に無いこと)

「潔い」は「いと清し」(甚だ清いさま)

「さようなら」は「左様であるならば」(それなら、今はここまで)

「すみません」は「澄まない」(心が澄みません)

などなど。

ちなみに、私の苗字は「峯下」

祖父は広島県の出身で、

山の峰のちょっと下に家がありました。

下の名前は「隆志」

隆々とした志をもつ、

といいように解釈しています。

言葉の語源も名前の由来も、

探ってみると、おもしろいかも。

教育コーチングワークショップin大阪開催案内!!

教育コーチのGです。

京阪神にお住まいのみなさま、お待たせいたしました。

教育コーチング研究部会主催

「教育コーチングワークショップ」が大阪に初上陸します。

詳細はこちら(クリック)

これまで、東京、愛知、埼玉、千葉、広島、長野で開催してきました、教育コーチング研究部会主催のワークショップ。

「どうして、教育コーチングのお膝元、関西で開催されないんだ!!」とのお叱りのお声をたくさん?頂戴してきました。

満を持して、大阪は東大阪市で開催です。

教育コーチング研究部会主催のワークショップは、
教育コーチングの正規プログラムであるECTPや親力向上セミナーから
そのおいしいエッセンスを抽出し、

初めて教育コーチングに触れるみなさまにとっても
心から楽しんでいただけるプログラムになっています。

もちろん、認定コーチの方々もさらなる学びの場となること請け合いです。

ぜひぜひ、みなさまお誘い合わせの上、お気軽にお越しください。


☆★☆教育コーチング研究部会が贈るクリスマスイベント☆★☆

「教育コーチングワークショップ」

●日時:平成22年12月12日(日) 午前10時00分・12時00分
●会場:東大阪市立会館市民会館(駐車場はございません)
    〒577-0809 大阪府東大阪市永和2丁目1−1
    TEL:06-6722-9001 近鉄奈良線河内永和駅 南東すぐ
●参加費:1,000円(資料代、会場費として)
●申込:ご住所、お名前、TEL、メールアドレスを明記の上
    FAX:03-3269-8414 Mail:info@jyda.jp
●問い合わせ先:日青協本部:03-3269-8411 コーチング事業部:075-256-8828

詳細はこちら(クリック)

自由連想

教育コーチのGです。

今日はこんなネタで行ってみましょう。

【教育コーチング】
日本青少年育成協会
清貧
まじめ
不器用
正直
王将
ギョウザ
ワンタン
王貞治
右往左往
ライオン
オンドリ
鶏口となるも牛後となるなかれ
卵が先か鶏が先か
コロンブス
新大陸
身体測定
新体操
金メダル
オリンピック
北京
大阪
関西
尼崎
山崎
ザプレミアムモルツ
美味い
寿司
釣り
幸せ
関わる
一緒にいる
見つめ合う
恋人同士
トレーナー
熱い
人生航海図
仲間
信頼
・・・・

自由連想です。

お題は、教育コーチングです。

教育コーチングから始めて、自由に思いをとばしてください。

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コメント待ってます。

教育コーチの徒然なる読書日記29

教育コーチのGです。

第29回の徒然読書日記は

「ナイン・ストーリーズ」 著者:J.D.サリンジャー 訳者:野崎孝

です。

J.D.サリンジャーといえば、「ライ麦畑でつかまえて」(クリック)ウィキペディアへのリンクが有名(私は読んでいませんが)ですが、

今回は別の短編集のご紹介です。

この短編集、本の題からも分かるとおり、9つの短編からなっています。

まずは、「バナナフィッシュにうってつけの日」です。

まず題からして???ですが、一部を抜粋してみましょう。

【「あのね、バナナがどっさり入っている穴の中に泳いで入って行くんだ。
 入るときにはごく普通の形をした魚なんだよ。
 ところが、いったん穴の中に入ると、
 豚みたいに行儀が悪くなる。
 ぼくの知っているバナナフィッシュにはね、
 バナナ穴の中に入って
 バナナを七十八本も平らげた奴がいる」】

やはり、中身を読んでも???です。

次に「対エスキモー戦争の前夜」です。

これも題を見ただけでは???ですので、一部を抜粋してみましょう。

【「しかしね、ぼくは今後、
 自分のことをこれっぽっちでも
 人間がわかるなどど考えるのは止めにしたんだ。
 ぼくがこう言ったこと、
 他の連中に吹聴してくれてもかまわないよ。」】

う・ん、何らかの教訓でも含んでいるのかと思ってはみるのですが、
多分、そんなものではないんでしょう。

他の7つの短編もやはり、私には意味が不明です。

「では、何故、サリンジャーを読む?」

そう、そこです。

じつは、浜田省吾がベストアルバム「The Last Weekend」を発売しました。

このアルバムの1曲目が「僕と彼女と週末に」という大変印象的な曲で、

この曲のセリフの中に、

「週末に僕は彼女とドライブに出かけた。
 遠く街を逃れて、浜辺に寝転んで
 彼女の作ったサンドイッチを食べ、ビールを飲み、
 水平線や夜空を眺めて、僕らはいろんな話をした。
 彼女は、彼女の勤めてる会社の嫌な上役のことや
 先週読んだJ.D.サリンジャーの短編小説のことを話し、
 僕は、今度買おうと思ってる新車のことや
 二人の将来のことを話した。
 そして、誰もいない静かな海を二人で泳いだ。」

と出てくるんです。

この曲との出会いは、話せば長くなるので、またの機会に。

教育コーチング認定校での初級実践編講座

教育コーチのGです。

昨日、一昨日の2日間、三重県伊勢市の安藤塾さんでECTP初級実践編講座(準会場)を開催しました。

安藤塾さんのホームページはこちらをクリック

安藤塾さんの小中部本校は教育コーチング認定校を取得されています。

教育コーチング認定校には、
確かな技術と熱い心をもった、教育コーチ認定を受けた先生方が在籍しています。
ぜひ、お近くの教育コーチング認定校に足をお運びください。

教育コーチング認定校についての詳細はここをクリック

さて、講座の内容についてですが、

写真を見ていただきながら、簡単に解説を入れていきます。

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信頼を体感するワークの一種

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感じたままを口にする

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休憩時間に仲良くおしゃべり

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コーチングセッション

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いつもは生徒が座る席で、先生方が筆記検定を受検中
(初級実践編講座は講座の最後に筆記検定が待っているんです)

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最後はお互いを承認し、自分自身も承認

先生方の受講後アンケートから一部を抜粋し掲載します。

「子どもたちの幸せを応援し、子どもたちと共に生きる人間であることが、私の幸せ(いきがい)につながると感じることができました。」

「コーチングをもっともっと使いたいと思います。今日から使います。」

「自分の周りにいる方々全てにこの技術を活かすことができるよう、日々磨いていきたいと思います。」

またまた三重県に、
生徒のことを本気で愛し、教育に命を注ぎ続ける教育コーチたちが誕生します。

これからも、三重県はもとより、
日本全国で活躍する教育コーチたちの活動にご注目ください。