怒られ慣れる

 みなさん、おはようございます。三重県の公立高校で吹奏楽部の顧問をしています、教育コーチのいっすぅぃ〜です。

 先日、一人ひとりの生徒の奏法をチェックしていたときのことです。

 ミスした生徒には、基本的に
・どういうイメージで入った?
(・そのイメージとのギャップは?)
・もっとイメージに近づくにはどんなことができる?
・じゃ、もう一度やってみようか
 という感じの声掛けをしながら、音の変化、余計な力みがないかを観察しています8-)

 一人の新入生が、部屋を出ながら先輩に言うのです。聞こえちゃいました:roll:

 「石田先生って、怒らないですよね。でも、それが怖いです」

 8-|   :hahaha:  :[] 
 
 聞こえたときには、「そうかぁ〜」なんて思ったのですが、考えてみて怖くなってきました。

 怒られるのが普通の指導 → 怒られて指導されたと感じる → 怒られないと物足らないと感じる → 怒って欲しいと思う

 どこで、断ち切れるのだろうか。 どこで私が“陽性”と感じるスパイラルに入るのだろうか。

 既にご経験のある方、書き込みをお願いします。

きつねさんとたぬきさん

 みなさん、おはようございます。教育コーチのいっすぅぃ〜です。この春、吹奏楽部の主顧問を務められていた先生が異動となり、6年ぶりに主顧問となりました。毎日がわくわくの連続です:heart:
 そして、実は、この日々は自分への挑戦でもあります8-) だから余計にわくわくする。

 挑戦のその1が<笑い>です。
 高校卒業時の私、自分自身の笑いのセンスに疑問を持ち、というより単純に言うと、笑いでは弟に負ける→大阪にいてはモテナイ、なんてことも考えて東京に行ったのでした。そう、ちょっと笑いをとることに苦手意識があったのです。で、今でも、ちょっとあります。

 そんな苦手意識があるのですが、授業やバンドの指導においては、<笑いがあればなお良い>と思っています。その方が、なんだか深いところに落ちますよね。で、<笑いがある>側から語れないかと模索しています。練習していて「ごっつぅおもろいなぁ」って言われる指導をしたい、と日夜考えています。

 この土曜日、我らが小山英樹さんの許可もいただいて“きつねさんとたぬきさんの旅”をみんなで読みました。
 今更言うのも、なんですが、よく出来ています。
 大人の私達が読んでいるときと、反応が違いました。あちこちで、読んでいる最中に「クスクス、ケラケラ」という笑いが起こっていました。で、終わったときには「へぇ〜、ほぇ〜」といった声。届きました“被者と執者”。

 なぜわかるか:!!!: その後の音、行動、それ以前と少し違いましたから:**:

 

我が弟

 おはようございます。教育コーチのいっすぅぃ〜です。

昨日、4月20日は、大阪府高槻市でトレーナー総会が開かれました。大阪府高槻市は私が小学校の高学年を過ごした場所です。小学校の卒業を前に、所縁の地である大東市に引っ越すのですが、様々な想い出がある土地です。

トレーナー総会がその高槻市で開催されることも感慨ひとしおなのですが、今回は「そのうえ」をいくことがあったのです。

 昨年からその高槻市で、弟が居酒屋を経営しています。その弟の店で、懇親会を開いていただけたのです。私の大好きなトレーナーの方々と弟との出会い、どんなことが起こるのだろうかとずっと前からワクワクしてその日に臨みました。

どんなだったかは、会っていただけたトレーナーの方々に書き込んでいただけたらなぁ〜っと。
楽しい時間をありがとうございました。
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ようこそ

 皆さん、こんにちは。教育コーチのいっすぅぃ〜です。

 外は、大雨が降っています。8日の月曜日は、私の勤める高校では入学式。そして、私は学年主任。
どんな生徒が入学してくるのかな。どんな思いを持って入学してくるのかな。1学年の先生方の思いはどんなものだろう。私にまとめられるのだろうか・・・・・・。
 たくさんの期待と一抹の不安。

 この雨で、さくらはどうなるんだろう、と窓の外を見ると、写真のさくらはまだ頑張っていました。
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 新入生のために、もうしばらく頑張ってください。 お願いをしました:heart:

背中へ一押し

 授業日はあと2日。公立高校に勤めている、教育コーチのいっすぅぃ〜です。

 いろんな新しいこと、挑戦することに、どちらかというとワクワクを覚える私です。ですが、たまには、ウゥ〜ッと前に出ることが躊躇われることがあるようでして。
 この時期、来年度の仕事が見えてきます。 新学年の主任、クラブの主顧問、、、。

 それを聞いた人は <マジッ?!> <それはないやろっ?!>

 3月18日は誕生日でした。一昨年は、“バカボンのパァーパなのだぁ〜”っておちゃらけていましたが、43歳には何があるのでしょうか。

 その誕生日のお昼休み、「先生、ちょっとお時間いいですか〜」 見上げると、クラブの部長と1人の男子部員。 いいよと言うと、「ちょっと、ついて来てください」 いい話なのか悪い話なのか。何かあったのか?なんて思いながらついて行く。 廊下の角を曲がった渡り廊下にはズラァ〜ッと2年生部員が一堂に。 
 なんだ、なんだ:roll: と思うや否や

 「石田先生、お誕生日おめでとうございます」:heart: ♪はっぴぃばあーすでーぃ とぅ〜ゆぅ〜・・・♪ 
 (おいおい、こんな渡り廊下で、この子ら恥ずかしないんかぁ〜。 恥ずかしいのは俺だけかぁ?? 練習では「恥ずかしがってたら何もできへんでぇ」言わなあかんのに、度胸が据わったってことか??)

 そして、手作りのケーキとネクタイのプレゼント:oops:

 めちゃくちゃ美味しいケーキでした。 チーズケーキとチョコケーキが半分ずつになってんの:mrgreen:
 それが、見かけによらない(って言うと失礼だけれど)生徒が作ってくれ、それがまた余計に嬉しくて。

 来年度も大丈夫! 背中を押してもらえました。

一期一会

 皆さま、おはようございます。
 某公立高校で3年生の担任をしている、教育コーチのいっすぅぃ〜です。三重県の公立高校では、3月1日に「卒業式」が行われました。

 今年も、私のクラスの保護者のみなさんには<わが子への手紙>を依頼しました。詳細は、『コーチングフェスティバル記録集』に譲ることとして、今年の卒業式の日を報告します。

 今年はびっくりでした。式が終わり、学年担任団から保護者のみなさんへの挨拶が終わり、生徒の待つホームルームに行こうとしていたところでした。生徒が「先生、まだ教室に入らんといて」「こちらにはこちらの準備ってもんが」と足止めされました。

 なんか、企んでるんやな:heart:

 と思いながら、そのあまりにも慌てた様子がかわいくて(男子生徒なのですが)、おぉ〜楽しみに待ってるぞと、数分間廊下に。
 入った先には、プロジェクターが。 「先生はこの真ん中の席なぁ〜」と。 フォトムービーを見せてくれました。

 先生泣けよ、先生感動せ〜よ、の期待と言葉がいっぱいでしたが、その期待には応えず8-)

 一人ひとりに卒業証書を手渡しながら、一言ずつ。
今、思うと、こんなことが出来たのは初めてのことでした。そんなのドラマの一コマにしかならないと思っていましたが、ここにありました。:wink:

 「最後に、僕からもみんなにプレゼントがあるんや。みんなの親御さん、一人ずつ、手紙を書いてもろたんや」と、お待ちかねの手紙を最高の瞬間、シチュエーションで手渡すことが出来ました。

20130304-letters.jpg

 この日の夜、クラスの殆どの生徒が集まり焼き肉を食べに行ったようです。そして夜中、室長からメールが届きました。「クラスの集まりも楽しく終わり何のトラブルもなく無事に終わりました」と。
 その途端に、「あぁ、あの子たち全員が集まるのは今日が最後だったんだ」という実感が涌き出してきました。なんだか、今日のあの時間をもっと大切にできたかもしれない、という思いとともに。

 だから、今日のタイトルになりました。

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 〜〜実は、びっくり企画にしてやられ、生徒全体に話そうと思っていたことが、まったく話せず。その日の夜に、全員にメールで手に渡るようにと、室長にお願いしたのでした〜〜

邪魔するもの

 トランペットを愛する、教育コーチのいっすぅぃ〜です。今も、レッスンを受けています。

 私がトランペットに初めて触れたのは高校生のときでした。友人が「吹奏楽部を設立したいんやけど、一緒にやらへん」という言葉がきっかけでした。
 当時の私が知っている管楽器奏者といえば、MALTAさんと日野皓正さん:!!!: 「サックスかトランペットをやらせてもらえるんやったらやるわ」という一言で始まりました。

 大学卒業後、教員となり吹奏楽部顧問にもなりました。ほんの1年の経験があるということで、<指導方法>というものを全く知らず、<マジでやる吹奏楽>なんていうものも知らないまま。
が、吹奏楽部顧問としての日々が始まります。
 もっと経験をしたい、深めたいと『四日市風の谷ウィンドアンサンブル』という吹奏楽団にも入れていただきました。
 そして、演奏しているものの、「歌を唄うように吹けない」「もっと格好よく吹きたい」とレッスンに通い始めました。7年ほどになります。

 いつもいつも、そこで指摘され、気づくのが“癖”、それも“悪い癖”:[]

 この月曜日のレッスンでの言葉〜ほんとに何度も何度も届けられた
    「歌っていますか」 
    「邪魔しているものはなんですか」

 火曜日のみえコミでの学習会内容:≪質問≫→「邪魔しているもの」を見つける

 うわぁっ、繋がっていく:!!: なんて思いながらレッスンを受けていました。

 そして、また新しい感覚をゲットしてきました:mrgreen: これだから、やめられないんです8-)

 たしかに、そこには、邪魔するものがありました:**:

教育コーチング、導入しない?

 とある公立高校で教員をしている、教育コーチのいっすぅぃ〜です。このところ、教育現場は「体罰」に揺れています。本日、勤務校でも生徒向けと教員向けのアンケートが実施されます。

 特に教育現場にいると、昨年、大津で起こった「いじめからの自殺」に続く“流れ”が見えてきて、非常にやり切れない気持ちでいっぱいになります。

  <日本の教育>はどこへ向かっているか

 そしてまた、柔道界での話題が入ってきました。

 昨年のオリンピックの後、柔道界の方々はそれぞれに「五輪の王者の条件は技術よりも精神的に自立して戦える精神力」「自分で動ける選手をつくれなかったから、競った時に弱い」「今の選手にはたくましさがない。何から何まで試合に集中できるようサポートしてもらえるため、自立できていない」という発言をされていました。

  ね、教育コーチング、導入しない? なんて思っていましたが・・・。

 あっちが駄目なら、こっち。こっちが駄目なら・・・と右往左往はいいものとして、両極端、いわゆるファッションになりがちな日本の意向、今回は特に、落ち着く先が“落ちにもならない”ところにならないよう願っているところです。

センター試験

 皆さま、おはようございます。某公立高校で3学年の担任をしている、教育コーチのいっすぅぃ〜です。

 ご存知のように、昨日と一昨日はセンター試験でした。我がクラスの生徒31人中29人がチャレンジしてきました:!!:

 今年は不思議なことに、「センター試験」に関する話題がすごく気になりました。否が応でも入ってくる、入ってくる。これこそが“脳の空白を埋める”なのかと、久方ぶりに実感していました。

 実は私、こんなにもセンター試験に取り組んだのは初めてでした。<対策>って言っても、「センター試験で高得点をゲットしたい」という生徒を担当していなかったこともあり、ちょこちょこっとで終えていたんです。現役時代も、私立大学しか眼中にはありませんでした。そうそう、私が大学受験をしたのは共通1次学力試験最後の年、私立大学とは棲み分けされていたので、余計にそうだったんですね8-)

 今回は、生徒のお陰もあり、これでもかと過去問題、対策問題に取り組みました。その結果、私自身は「満点以外取る気せんし〜っ」なんて言ってられるのですが、、、肝心は生徒:wink:

 沢山の先生方から、これまであった様々な失敗談を聞かされました。今日の午前は授業、午後には「自己採点」です。今日は、朝、ほんのすこしだけ早めにホームルームに行って、一人ひとりと挨拶をしたいな、顔を見たいな、と考えています:heart:

伴走

 おはようございます。今年もよろしくお願いします。教育コーチのいっすぅぃ〜です。
新学期がもうすぐ始まりますね。お子さんの宿題はお済ですか:roll:

 昨日、子どもの所属する少年野球チームの新年会でした。最近のお父様方は、よくお子様のことをご存知なようです。「何と何と何が宿題で、どれだけやっているようだ」と:heart:
 私が子どもだった頃と比べると、ずいぶん多い気がていましたが、皆さんそんな感触のようです。その分、親が関わらないと完了させられないんじゃないかと心配になるぐらいの分量です。

 で、昨夜は「星空観察」をやりました。きっかりと1時間で15度、移動していました。当たり前だけど、当たり前にちゃんと動いてるな、と、もしかしたら自分が小学生の時にはやってなかった:ase:なんて思いながら、一緒に眺めました。

 時は遡って年末(これは宿題ではないのだけれどお手伝い)、息子の琉太朗と一緒に大掃除をしました。あちらこちらに溜まっている埃がなくなるのが嬉しいようで、モップに雑巾に楊枝に掃除機にと、色々と持ち替えながら、頑張りました。私はその横で、ちょこちょこと手を出したり、力のいる部分をやったり、担当部分をしたり。娘の琉里子は、その間、母親とおせち料理を担当:**:

 色んなこと、一緒にやっていると、声援を送るサポーターというよりも、共に行動している伴走者の気分を味わえますね。そしてまた、それが一年一年と重ねられると、成長が見えてきて嬉しくなりますね。