お互いに

久しぶりジョギングでもしようと外に出ました。
すると、雨がパラパラ。

絶妙のタイミングです。
ある意味、引き寄せの法則か。
走らなくていいや。
でももう一人の自分が言います。
せっかく着替えたし、支度した時間がもったいないよ。
ザーザーぶりになったら、即引き返すこととしよう。

小雨の中をしばらく走ると、
前から同じ様なランナーが走ってきます
あ、この雨の中、走ってるじゃん、すれ違う。
こっちももう少し走ってみよう!
すれ違うだけ。

勇気と言ったらおおげさで、
パワーをもらったと言ってしまえば何か足りない。
見知らぬランナーと行き交うだけなのですが、
ありがたかった瞬間でした。

映画 4  MAJOR  メジャー

プロ野球が開幕しました。
今年の横浜ベイスターズ・・・どうなる事やら。
尾花新監督体制で復活なるか!

プロ野球も楽しみですが、4月から人気野球アニメ「MAJOR」の
第6シリーズが始まります。→こちら

実はこのアニメに出逢ったのは子どもを連れて(1年以上前ですが)
劇場版映画を観たことがきっかけでした。
いやーこれはほんとすごかった!
もう泣きました。
子どもを連れて行ってパパが大泣きです。
かなり恥ずかしかった。サングラスかけたかったです。
(ま、映画館でやったら怪し過ぎますが・・・)

なにが心を揺さぶったかって言うと
もう主人公のあり方につきます。
その主人公の名は・・・・茂野吾郎(旧姓・本田吾郎)・・・野球が大好きな少年。
彼が家庭の事情で横浜から福岡に引っ越した(コミックでは空白の)時のストーリーです。
私は彼の大ファンになってしまいました。
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マイ本棚にはマンガがいっぱい

映画でコミックでテレビのアニメで、都合3度泣く念の入れようです。
いい齢して。

その映画の題名は・・・「MAJOR-友情の一球」

で、彼の生き方、あり方。
徹底的に自分に嘘をつかない。
自分を偽らない。
自分が不本意なことはしない。
でも間違うこともある。
その時は猛反省する。で次にはもっとでかい生き方をする。
(ある意味、自分を許しながら生きているとも言えそうです。)
こんな気持ちいい男のありかた見たことありません。
まあ、アニメの世界だからこそ描けるともいえるでしょう。

しかし、描いたってことは誰かが望んだ人物像です。
みんなこんな生き方に憧れるのではないでしょうか。
少なくとも私は大感動しました。
プロ野球選手たちまでが感動のメッセージを寄せてしまうアニメって
観たいと思いませんか?

テレビアニメの第6シリーズも楽しみですが、(4月3日 NHK教育)
お試しに劇場版「友情の一球」のDVDレンタルという手もありです。
(ほとんど勧めていますが)

心に直球が投げ込まれ、私たちは思わず受け止めてしまうでしょう。
シビレマス!

【教育関係者&こどもとみんなで観たい映画100選】に選定したいと思います。

あんみつ日記

早いものでもう4月ですね。

教室では春休みを利用して
楽しいイベントを実施しました。
ふだんの授業とは違い
「理科実験」や「食育」のイベントは
親子で一緒に楽しんでいただく機会に
なりました。

子どもたちの好奇心いっぱいの笑顔は
保護者の方々も
私たちも笑顔になって、その場がとても
和やかで素敵でした。

子どもたちの楽しいんでいる姿に
「何をしたの?」と親子の会話が弾んで
おられる様子にスタッフたちも
微笑ましく一緒に子どもの話に耳を傾けていました。

YELL

今年も祝賀会が行われた。
4教室の受験生がほとんど集まってくれた。
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開会の挨拶のあとは各教室ごとのスライドムービー
みんな自分の写真が出るたびに大騒ぎ
でも、一人ひとりの名前が出るエンドロールではしんみり
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ビンゴゲームでは
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こんなん当たりました・。

そしていよいよ「文研バンド」登場!
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我々から子供達に「YELL」を贈りました
この日のために、塾の仕事が終わったあと、連日夜中からスタジオ通いして良かったぁ・(涙)
「手紙・拝啓十五の君へ」「栄光の架け橋」とながれ
いよいよクライマックス!

最後は生徒達も混ざって全員で「世界で一つだけの花」の大合唱
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かんどぉぉぉ・! 涙、涙、涙・・・

みんな本当によく頑張ったね
そんな君たちを誇りに思うよ
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また皆で会おうと約束したんだ・♪
サヨナラは悲しい言葉じゃない、それぞれの夢へと僕らをつなぐYELL♪

一年の締めくくり。さあ飛び立つよ!
みんながひとつになって幸せになった1日でした
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あんみつ日記

卒業式のシーズンですね。

卒業式・・・
それぞれの別れとスタートに感動しています。

先生が子どもたちに承認の言葉をかけて送り出してくださる。お母さん同士の喜びの笑顔、
同じ学校で学びあった友達同士で言葉をこえた心の
触れ合い・・・
その光景を見ているだけで嬉しくなってきます。

そして多くの子たちが受験という厳しい課題を乗り越え
逞しくなった姿に、夢の実現に向けて
これからもいろんな経験を重ねていって
欲しいと願います。

長谷川等伯展 行って来ました

学習塾では入試も終わり一息つく間もなく春の講習、
新学期の準備に追われます。
いそがしいなぁ。

そんな折、他塾のお仲間の先生との会話で、
上野の博物館でやっている長谷川等伯展を観て
とても感動したとのこと。

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はじめ名前だけではピンとこなかったのですが、チラシを見せてもらい
「あっ」と思いました。「松林図!」

5年ほど前でしょうか、何かの展覧会の帰りたまたま一作品だけ
等伯の松林図に出逢ったのです。
      ↓   
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ある種の衝撃でした。

お話しをしていた塾の先生にも
「松林図すごいですよね、僕も見た瞬間動けなくなりましたよ。」
その時はそう言ったのですが、
(心の中ではもう少し詳しく感情があって)
「とにかくその大きな屏風の前で立ちすくむ、というか、
立ち去りがたくてしょうがない気持ち」
とでもいうのでしょうか。そんな感覚だったのです。

立ち去りがたい。そこにずっといたい。この感覚は何なのでしょう。

水墨画の無駄なものを削ぎ落とした
表現方法のなせる技かもしれませんが、
どうも不要なものが無いだけの魅力ではないと思いました。

絵の魅力を挙げるなら、いくらでもあるかもしれません。
ただ、自分にとっては・・・

私はその絵を観るのには自分の正直さを最大限使わなければならなかったのです。
忘れかけていた自然な状態とでもいうのでしょうか。
日常では気がつかないほどの
かすかなうれしさのようなものがありました。

人と対することもまた同じでしょう。

立ち去りがたいというか、別れがたい人、いますね。
また、そんなトレーナーの方、教育コーチの方、
たくさんいらっしゃいます。

東京での展覧会は今月22日まで。
http://www.tohaku400th.jp/

関西方面の方、京都で4月10日より。
http://www.tohaku.exh.jp/

高さ10メートルもある「涅槃図」に圧倒。
そして、「枯木猿猴図」(こぼくえんこうず)何ともいえずよかったです。
(京都では後期展示になるようです)

お時間あれば。

十五の春

3月10日(水)埼玉県県公立高校後期入試の合格発表があった。
関東には珍しく発表前日から雪が降り、10センチほど積もっていた。
当日雪はやんでいたが、足場の悪い中を子供達は発表を見に行っていた。

今年の埼玉県の入試は大きな改革があり、
受験生にとっては過酷な入試となった。

特に後期入試は、昨年までの入試と全く逆になり
定員が少なく倍率が下がらない。

多くの子供達が前期で合格し、卒業式間近の学校では大いに盛り上がっていただろう。
その中で後期まで残っている数少ない子供たちが一緒に学校生活を送らなければならない。
その15歳達はどんな気持ちだったのだろうか?

A君も前期で不合格になり、後期まで残ってしまった生徒だ。
どうしても、どうしても、どうしてもB高校に行きたかった子だ。
後期入試は厳しいから、ランクを下げて安全校を受けるようご両親は勧めた。
私たちは本人に任せることにした。

その結果、彼は志望校を変えなかった。

そして10日、発表だった。
私たちは塾で彼らを待った。
結果はネットで既に分かっていた。
A君は・・・『不合格』だった。

発表後少したって彼が塾に報告に来てくれた。
融けつつある雪の道を苦労して自転車で来てくれた。
泥のついた雪を車から飛ばされたのか、白いウィンドブレーカーが少し汚れていた。

彼が入口を入った。
我々と目が合った時、初め引きつったような照れ笑いをした。
しかし、その直後つけていた眼鏡を取り、持っていたタオルで顔を覆って泣き出した。
声を上げて泣き出した。
苦しかったろう。悔しかったかったろう。
周りの友達が合格している中で辛かったろう。
でも、最後まで自分の信念を貫いた君を誇りに思う。
そう伝えたかったが、安易な慰めは出来なかった。
ただ、肩を抱きそばに寄り添ってあげることしか出来なかった。

今、彼はこの現実を受け止めている。
今、この悔しさを心に沁みこませている。

ひとしきり泣いたあとで話をした。
思い切って聞いてみた。
「受験どうだった?」
少し間があって、
「辛かった・・・。でも、やりがいがあった。」
「悔しかったけれど妥協しなかったことを後悔はしていない。」
この経験は彼の人生に必ずプラスになると確信した。
我々も救われたような気がした。

4月から彼は高校生になる。
第一志望の高校ではなかったけれど、
胸を張って素晴らしい高校生活を送って欲しいと心から願う。
13日は祝賀会だ。
A君も来てくれるという。
今度こそ気兼ねなくみんなで大いに盛り上がろう。

ぬかるみとなっていた道路の雪もすっかり無くなっていた。
15の春はすぐそこに来ている。

長文最後まで読んでいただきありがとうございます。
想いを伝えたかった。

あんみつ日記

こんにちは。
あんみつです。
今日から3月スタート
少しずつ春らしくなってきましたね。

先日、芦屋と六甲で
コーチングプロジェクトメンバーたちと一緒に
「子育ちセミナー」を行いました。

お母さんたちは、子どもたちの成長で
親の関わり次第で
成長の結果に違いがあるとしたら
接し方や声かけを意識したいと熱心に参加
してくださいました。

お母さんがしっかりと子どもの話に耳を傾けて
じっくり聴いてあげると、子どもも人の
話を聴けるようになる。

心の姿勢がそのまま継承されるように感じます。

笑顔で帰っていかれる姿とメンバーのセンス溢れる
お母さんとの関わりはとても楽しいひとときでした。

合格

神奈川県は一足早く公立高校の合格発表がありました。

ホッとしました!全員第一志望合格です。
よくみんな頑張ったと思います。(正直、不安や心配はありました)

振り返ってみて何が合格に作用したのか?
もちろん本人の頑張りがあってのことですが、それだけではなかったと思います。

学校や塾の先生の指導、親の心配り、
おじいちゃんおばあちゃんから送られてきた湯島天神などのお守り、
兄姉がいれば分からないところを教えてもらったりもしたでしょう。

そういった本人を取り巻く環境があったからこそ合格に結び付いたのだと、
合格発表の日はしみじみ思いました。

合格の理由は一つだけでないのだと。だからこそ価値があるのだと。

受験生達が最後まで頑張りきれたエネルギーはどこから来たのか?
もちろん先程挙げた外からの応援もありますが、
本人が「やりきるぞ!」といった気持ち、
高校入試に対する「自分の答え」を見つけたからに他ならないと思います。

教育コーチングで言うところの「人は自分の中に答えを持っている」
「合格したい」というより「合格する」、という答えを子どもたちは持ったのです。
その答えに正直に取り組むとき、最高の結果が出るのだと改めて実感しました。

教育コーチングを学び始め、子どもたちに対する自分のあり方がずいぶん変わってきました。
今回の受験であれば、「子どもたちが自ら答えを引き出し、
それを実行する」そして私たちはサポートすることをやりきる。
ただそれだけ、シンプルです。

非常にやりがいを感じた、うれしい受験の月でした。

教室ではお礼のお菓子の山をみんなで分け合います。(笑)

あんみつ日記

教室に通ってくださるお母さんの中で
周囲の情報や我が子がお母さんの思い通りにならず
気持ちが左にも右にも揺れておられた。
一人で思いつめられると益々、気持ちの揺れは大きく
なられる様子。

左や右に揺れていても前に進めない。
保護者の思いに耳を傾け
揺れる心を、前に進めるよう話をしていく。

先日、そのお母さんが他塾から電話がかかってきたと
おっしゃった。
「そろそろ受験ですから成績を上げないと」との内容に
「そいう塾はたくさんありますが、私自身がぶれずに前に進める塾がいいんです。」と断ったと話された。

お母さんも揺れては新しく気づき、
前に進んで成長していく、
そういう場でTAMはありたいと思いました。