教育コーチのおしょうさんです。
この前の日曜日、上の娘が、いっぱい泣きました。
そのときの話です。
共働きの我が家では、
土曜日⇒小3の娘は児童センター、年中の娘は保育園へ、行くことになっています。
土曜日送っていく際に、
パパ・ママからの課題として、お盆休みに手が付けてなかった教材を、
問題を解いて、答え合わせするように伝えました。
娘は、やる気満々に、「は〜い!」と心地よい返事。
その日迎えに行った妻には、きちんとやって終わったと、娘は伝えたそうです。
日曜日の朝。
朝早くから、娘がこそこそ(ごそごそ)、机で問題を解いています。
私はちらっと見ながら、【ああ、昨日のやり直しでもやっているのかなあ〜。】
と思っていました。
ところが、わたしたちが起きだすと、あわてて、それを隠す娘。
【これは、おかしいな】と感じた私は、
娘に聞きました。
正直に話してくれました。
約束した課題を手を付けられなかったこと。
母親にうその報告をしたこと。
父・母が起きる前にそれをやってしまおうと早起きしたこと。
話してくれた娘に、聞いてみました。
課題ができなかった理由・原因を聞いてみました。
児童センターで、5年生のお姉ちゃんに誘われて、遊んでしまったから。
勉強する時間(8時〜10時)の時間に課題まで手が回らなかったから。
私「おうちでなら、できた?」
娘「できたと思う。」
私「じゃあ、センターは勉強する場所としては、難しいのかな?」
娘「人数多くて、騒がしいと、なかなかできないよ。」
私「それなら、センター行くのやめようか、おうちで短い時間でもパパ一緒にいてあげるから。」
娘「いやだ、センターへは行きたい。」
私「だって、勉強できる環境じゃないんでしょ!行かなくていいよ!」
娘は、泣き出しました。本気で泣いていました。
行くな、と言われたことについて、友達と遊べなくなる、そのことで悲しくて、つらくて泣いている。
私は、そう感じました。
ところが、違いました。
娘「(大泣きしながら)パパ、センターやお友達のせいにしないで!!!」
私「えっ?」
娘「○○が、勉強しなかったことや、勉強できなかったことを、
センターや、お友達のせいにしないで。
できなかったのは、○○のココロが弱かったんだから。」
娘「○○の気持ちが、もう少し強かったら、できたんだから。」
娘が約束を破った原因や理由の事象を掘り起こすことに集中して、
娘自身の心模様にスポットを全くあてていませんでした。
前にも同じようなことがあり、学習できる空間として、そこに注意を向けていました。
約束を破ったのは、自分なんだ、それを自らの口から言った娘に
本気で感動しました。
大泣きしている娘の前で、私も泣きそうでした。
いっぱい、ハグしました。
他責にしない。すごいことだなあ、と感じました。
わが子を見て、自分自身も見つめることができた、週末でしたよ。