超介です。
「人生の良い習慣作り」が学習活動を通じてできれば素敵だなぁ〜と思います。もちろん其れは結果として、必ず成績の向上につながります。習慣が人柄を作り、その人柄の上にすべてのものが乗ってくるからです。塾での学習と学校・家庭での学習を通じてそれをコーチングしています。
「やる気」になってしばらくは、学習を続けるけれども、長期に亘って、となると結構むずかしい。テスト前はできるけれど、テストが終了すればできない。それらの原因の一つに、量や質の過剰があります。短期間、短時間の大量の内容の詰め込みの効果は一時的です。
簡単に、短い時間で可能な作業、学習から入って、それを続けることに充実感やら楽しさが発見できると習慣化への道がぐいっと進むのです。だから一日には、ある一定以上の学習をしないようにします。自分で決めたノルマを達成すればそこで終えます。もちろんそのためには長い期間が必要です。
受験前、あるいはテスト前になってさあ、やろうとしても習慣が身についていないと苦労します。逆に習慣が身についていれば、テストも効果的に学べるチャンスです。
まず、低学年からは言葉に触れる機会(例えば読書)や考える機会(なぜ、と聴くだけで良いのです)から始めてほしいです。そして、小学生の高学年、中学生では自分で学ぶ習慣をつけてほしいです。高校生では自分で学ぶことが基礎的な技術として使えないと学習の上でも自立できません。
内容、結果について、周囲はもっと、もっとと期待を込めたくなりますが、そこに焦点をあてず、ノルマを達成した時の気持ちと、その時の姿勢を大切にします。その人の進化を期待し、そこでエネルギーを充填してほしいからです。そのあり方を心に刻んで欲しいのです。
学習の内容、量と質、それから方法、それら全部が向かうのは良い習慣作りです。