最近始めたこと その2

 超介です。

 9月19日に始めた食事内容のコントロールが功を奏して、体重はどんどん減って現在68kg程度になりました。1ヶ月で9kg程度減量しています。『色彩治療』(といっても免疫パックをあて、日常生活を送るだけ)の効果もあって8年間ほど悩んできた乾癬もかなり良くなりました。

 それで、10月8日からは朝のウォーキングも1年半ぶりに復活、毎朝40分4kmを歩いています。それまでは内服薬の副作用のため日射に弱い皮膚になっていて、日光に長時間、肌をさらすことができなかったのです。 

 かつて歩いていた道をたどっています。もう晩秋です。クロガネモチもピラカンサも、鳥たちの目を引こうと赤い実をつけています。null

 金木犀は芳香をあたりにただよわせていますが、もうその花もしぼんで落ち始めています。もう晩秋なのです。null

 コスモスもピンクやら赤い花を土手にたくさん咲かせています。
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 柿の実も色づいています。カリンが大きな果実をごろんと葉の間にぶら下げていました。あんずもいろづきました。レモンはまだ青い実。
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 これはある日の昼ごはん。(朝ごはんは食べません)この日は一日断食の開けであったので少し軽めですが、重めのおかゆと梅干一個、めざし3本、納豆、みかん1個、グレープフレ−ツ半分、それからいただいたチョコレートのお菓子(右上)にしました。
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 それからこれは、その日の夕食(弁当)です。サラダ、おにぎり3つ(親指と人差し指で作る輪の内側より大きく外側より小さいくらい)、ひじきの煮物(にんじん入り)、鮭の切り身(大きな魚はめったに食べません2,3週に1,2回1切れぐらい)、サトイモとこんにゃくと鶏肉の煮込み(肉類もほとんど食べません)この日の夕食は魚も肉も両方食べてしまいました。ちょっと食べすぎなので、翌日からはサラダの量と、副食の量を減らしています 。
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 このような食事を1ヶ月続けてきました。乾癬の症状改善以外にも、血圧(高血圧症です)、血中脂質(高脂血症です)の数値も改善しました。びっくりするほど高い値で、病気でしたが基準値内にもどりました。1ヶ月で!いかに飽食であったか!

 それから、これが『色彩治療』の免疫パック、これが不思議な力を発揮するのです。この話は次回に少し詳しく書きたいと思います。
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最近始めたこと

 超介です。

 尋常性乾癬という病気を10年ほど前からわずらっています。いくつかの病院を回って、最終的に研究熱心で、懇切に対応してくれる病院(皮膚科)に7年間ほど通っていました。いろいろ試してその結果、塗り薬、内服薬にて昨年から今年の6月まで肌の荒れを押さえ込んでいました。が、(内服薬の)副作用が大変きつく、その対処に苦慮していました。今春、ある医療従事者に開発中の民間医療(カラーセラピー)を紹介してもらいました。ためしてみると、腰痛やら、乾癬の内服薬の副作用の沈静化に効果があることを実感しました。

 それで今年、7月10日に、思いきって、塗り薬、内服薬の使用を止めました。でも、その反動で、症状が一気に悪化、湿疹が噴出してしまい、体中いたるところの皮膚が荒れ、見るも無残な、異常な身体(赤い湿疹が全身に広がり、皮膚のくずのようなもの(鱗屑)がいっぱい落ちます)になりました。ひどい症状に厭世的気分に。湿疹は顔、手以外は出ています。8,9月は痒みと痛みで眠れない日もありました。そこで、いろいろ情報収集、体質改善のために、断食をやることにしました。

 9月19日(水)から初めて、今日で14日目です。断食といっても、1日の内、継続して18時間食事をしないプチ断食(夕食を18時頃とって、翌日正午まで食事をしない)です。これを月曜日から土曜日まで続けます。ただし、日曜日にはフル断食。土曜日の18時頃夕食、日曜日は何も食べません。月曜日の昼に復食(軽いものを少量食べる)をします。それからまた月曜日から土曜日はプチ断食を続けます。

 書店には少量食、断食等々の書籍が並んでいるので、それを参考にし、たとえば肉、卵、脂は極力控える、野菜をたくさん取る、大きな魚ではなく、1匹丸ごと食べられる小魚を食べる、水は食後3時間たってから飲む、腹八分目等、自分の体の反応を見ながら調節します。セラピーの医療従事者にも相談しながらやっています。

 これまで34年間、朝8、9時頃起床、朝ごはん、11時頃に出社、夕方食事(外食が多い)をして、深夜12時頃帰宅、それから食事(もちろんアルコールも飲む)をし1,2時頃就寝。この間、間食、コーヒー、栄養ドリンク、ジュース等飲み放題、こんな生活を34年間繰り返してきました。消化器が疲労し、身体に毒素が蓄積、生活習慣病等(乾癬と高血圧)になるのは、考えてみれば当たり前。深く反省し、生き方、考え方、食事を改めることにしました。

 断食開始後14日ほどたち、体も少し慣れ、効果も出てきたので、ブログに書かせてもらうことにしました。最初は空腹感に悩まされました。体のだるさ、軽度の頭痛、眠気があるときもあります。食事の内容(全部自分で作っています)、量、飲み物に工夫をするなどで対処します。食事の内容は質素になりました。これからずーとこれを行うのかと思うと、最初は憂鬱でした。でも大変おいしく味わえるようになっています。会合等で飲食するときは皆と同じようにし、翌日以降で調整することにする予定です。

 断食を始めて数日後、偶然にも同様の生活(少量食)をしている人、2名に出会いました。その人たちの生活ぶり、仕事ぶりを聞いていると断食、少量食のよさが理解できました。2人とも元気でバリバリ仕事もする人なのです。まるで(私を励ますため)計算されたような出会い。

 身体が軽くなり、行動が楽(12日ほどで、体重は4kgほど減)になりました。まだ下がりそうです。皮膚の痒み、痛みが和らぎ、昼間はそれらを感じない日が続き、夜間だけに。その後はその夜間も和らぎつつあります。また、7日目以降、肌の荒れが見た目にも、沈静化し始めました。(カラーセラピーも続けていて、その効力もあって) そのほかにも味覚、嗅覚、皮膚感覚が鋭敏になり、頭と心がすっきりしています。身体の変化が、メンタル面にも好影響をおよぼしているように思います。

 この食生活の変更にいたるまでには、多くの出会いがありました。今思いおこせば、5月のコーチング講座(更新講座)でインナーチャイルドとの出会が縁起・・・・・・。このストーリーは形式を変えて表現したいと思っています。

 断食始めてみてよかったです!

 長々と書いてしまいました。
 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

秋になりました

超介です。

 今年も故郷に帰り、稲刈りをしてきました。高齢の両親(父85歳、母83歳)と姉、そして姉の長男(つまり私の甥)とで刈り取りました。8日(土)の朝、降雨有。稲が濡れています。水分を含む収穫があるとコンバイン中が詰まりやすいので、稲の露払いをしてから刈り取り始めます。
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 重く垂れ下がる雲をにらみつつ作業開始。途中、刈り取り量が多すぎて、タンク詰まり。異常な匂いに気がついてすぐ停止しましたが、ベルトが焦げていて、作業中断、農機具センターへ修理依頼の連絡をして、直してもらい再開。最後の周辺の刈り取りの際にも刈り取り機部分に草やら稲がつまり、作業中断。20分ほどもかけて絡まったものを手作業ではがしました。一時、小雨も降りましたが、切り抜けて終了。
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 昨年は同じ田んぼで1.7トンの籾を収穫、今年は1.9トン。水分量が多かったのですがそれを差し引いても、100Kg,程は多かったのでは、と思います。豊作です。
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 コンバインが動くと小さな虫たちが驚いて飛び、それを狙って赤とんぼとツバメが集まってきます。ツバメは20羽あまりが飛翔、これらはファミリーでしょうか、小さめに見えるのもいます。田んぼの稲の上や地面の上すれすれまで滑空してきたり、20メートルほども舞いあがったりを繰り返します。鴎が海上で舞うような、野生の、活性化した動き。あれでよく虫を捕食できるな、と感心するほどのスピード。動態視力すごい。

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 読書の秋。英語の本を3冊読みました。もちろんやさしい英語の本です。(中学生が読めるレベル) Ann of Green Gables(赤毛のアン) New Yorkers(オーヘンリー原作) この2つは初級の英語力の人のために原作をリライトしたものです(もちろん)。それらよりは少しだけレベルが上がりますが アップルの創業者 STEIVE JOBS について描いた Who is STEIVE JOBS という本。

 やさしい英語の本、でも声に出して読んでいると、元気が出てくるのです。意味が分からないままに読んでも口の運動、それから分かろうとする脳の中の運動、これが元気発生の源。日本語の音読でも元気が出ますが、英語のほうがより元気が出るのは、これは分からないことばかりではなく、少し分かる内容も合って、脳がその分活性化しているからだと感じます。

 でも、やはり中学生レベルの文法知識だけではすっきり読み取れない内容もあるので、文法も勉強しようと『英語攻略の「天敵」』(尾崎哲夫 中公新書クラレ)やら文法解説書を読み進めています。

 選択心理学では行動、思考、感情、生理的反応はひとつの全行動、行動と思考はコントロールできる。感情と生理的反応はコントロールできない。四輪前駆動の車では前輪2つが思考と行動、ふたつの後輪が残り二つ。私の体はまさに後輪から煙を吐いているので、前輪二つをコントロールして治癒できるように運転しようと・・・。

 皮膚に数年来の持病(生理的反応の結果)があり、克服のために『がんは自宅で治す』(ムラキテルミ KKロングセラーズ)『自然療法が「体」を変える』(東城百合子 三笠書房)等々、アレルギー症状と戦っています。腰痛はほとんど回復(やった!)。

 それから、考え方(思考)も大事。思考強化のためにも、『15歳から学ぶ「陽転思考」』(和田裕美 ポプラ社)『東大理?にもうかる7つの法則』など読みました。

内なる君へのメッセージ(その4)

 君と同じ方向を向いて歩いたこの数ヶ月間
 さまざまなことが起こった

 僕はもう皮膚の炎症を抑えるのを
 薬に頼るのはやめ
 そのままの肌を露出させて生きることにした

 そのリバウンドで随分ひどいことになっているけれど
 生活習慣を改善して
 体質を元に戻すことに決めた

 もう一つ決めたことがある
 それは大変つらいことで
 悲しみが心の壁からにじみ出る

 でも、新しいスタートのために決めた
 (だめなら、また戻ればよい)

 そんなふうに、どんどん結論を出すようにした
 君と出会う前は、それがなかなかできなかった

 いまは以前の何倍ものスピードで決めている
 そのほうが変化率があがり
 景色がどんどん移り変わり
 いってみたい世界に近づいている

 それはなんというか
 躊躇なく行動できるというか
 迷っても前に進む、みたいな
 (そういえば誰かが言っていたことだ)

 以前は少し距離をおいて聴いていたそのことが
 今、意味が分かるようになって
 実行している

 心の中で無駄なエネルギー消費がなくなり
 軽やかに歩ける

 それは君と僕が出会って
 そして一体化しつつあるからだとおもう

 迷いの次元があがったのだ   
                  
                      超介

縁あれば学ぶ(その2)

超介です

 至近の学びは美術(といっても本を一冊読んだだけです)。「絵の教室」(安野光雅 中公新書)は中にいくつか演習課題もあって、始めるとこちらもはまりそうです。これもある縁があって、美術について知っておきたかったので読みました。お絵かきノート作りました。暇なときにちょっと描けるように、と。
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 ノートと手帳は目下、このコクヨの既製のノートを2冊はさんで、ゴムでとめることができるのを使っています。小さいほうは一冊目が読書ノート(といっても何を読んだかを書名、作者、出版社、価格、何回目を書くだけ)2冊目がスケジュール手帳(兼業務手帳、これは高橋書店製のもの)。大きいほうが色々な演習帳です。その中の1冊目は文章ノー(おもいついたことを書くのです)2冊目は問題演習用。
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 これらのノートは、狭い地域ではありますが、移動が多い(つまり自宅にあまり居ない、職場でも現場に出ることも多い)のでちょっと時間があれば本を読んだり書いたりできるように、それにふさわしいものを試行錯誤してきました。今はこれらです。これからも変わると思います。

 その中に課題が記載されている書籍は使いやすいです。自分の弱点に気がついたら、それを強化する演習、実技等の課題のある本を探し、取り組んできました。

 メンタル面での悩みについても、それを乗り越えるべく、カウンセリング等の心理学系の本も読みました。これらの中には実践的な内容がたくさん含まれています。その内容はブログでも何回か書きました。

 それから「論理力」。弱点であったのでナンクロやら、論理パズルの本を買ってきては解きました。理系教科を教えていたのに論理力は弱いのです。でも少し自信がついてきました。話し方までも変わったような気がします。

 理系といっても、大学で物理を勉強したのは34年も前、現代の物理学は長足の進歩を遂げています。ちょっとのぞこうと自然科学の、宇宙、素粒子関係の一般書を読みましたがが、これが結構難しい。大学での知識は雲散霧消。少し情けないですが、でも面白くよめるのです.

  大学の授業といえば、最近読んだ本で「ハーバード白熱日本史教室」(北川智子 新潮新書)は面白い。アクティブラーニングとはなにか、リアルに伝わってきます。こんな授業ができたらいいな、機会があればやってみよう、そう思いました。読んでみてください。お勧めです。
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縁あれば学ぶ(その1)

 超介です。

 ひょんなことから英語を教えることになったのが今年の冬でした。理系教科中心に教えていましたが、急遽英語を教えてくれと。あわてて、ネイティブに発音を教わったり、英語のCDを聴いたり、教科書を購入して読んだりしました。中学英語もなんとなくできても、初心者に教えるときには文法もきちんと教えないといけないので、問題集もときました。

 600ページ近くあるトレーニングが多い問題集を半年ばかりかけてとき終えました。といっても中学生レベルの英語です。これ(「しっかり学ぶ中学英語」(坂本訓隆 ペレ出版))、結構良かったです。英語の参考書を全部解き終えたのは、初めてのような・・・・。
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 やり始めると面白くなって、英語の学習法の本やら、もう少しレベルの高い問題集、文法書を購入したり、初級レベルの英書(もちろん中学生レベルですよ)を読み始めました。

 これらはいま使っている教材です。まだ完了していません。継続使用中。
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 アインシュタインとエジソンの伝記。(どちらも中学生が読むレベル、1万語程度の量です)私の卒業した小学校の図書館には伝記が並んでいましたが、このごろの小学生は伝記は読まないのかな。
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 アインシュタインについても、エジソンについても伝記は読んだことがなかったので、英文(もちろんやさしい)を拾いながらあたらしい事実を知ることができて、楽しかったのです。

 今まで、できなかったことが少しできるようになるって、大変楽しいですね。

 (まだ続きますが、長くなりそうなので、続きは別の日に)

 

 

夏のモノ

 超介です。

夏のモノを紹介しましょう。

春先の里山の色に比べて、盛夏のいまは濃い緑、夏の色は濃い緑ですね。丹波に帰省して家の周囲を歩きました。

神社の桜の木の幹でジージーとなく油蝉、周囲の木には脱け殻があり、その下に地面には抜け出た穴がいっぱい開いています。
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 家の中に迷い込んできたオニヤンマ(少し小さいので違う種類かもしれませんが)。
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 柏の木にはカナブンやらスズメバチが頭をつきあわせて、樹液を吸っています。
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 百日紅と名前を知らない(私が知らないだけです)夏の花。
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 春植えた稲もこのように実をつけています。わたしの家では、鹿が入ってきたようで、実り始めの籾をしごきとられていました。
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 栗の実もまだ青い、したは黒まめ(大豆)です、まだ花です。
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そして柿
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 これからは野山の実が色づいて、赤や茶色の風景に変わります。:)

暑さを忘れさせてくれる読書って、できる?

 超介です。

 暑さを忘れさせてくれる読書といっても、そんなに集中できる時はあまりありません。部屋の温度を下げ、ほど良い気持ちになったので読み始める程度の集中度。心頭滅却すれば・・・の本読みなど今は、できていません。このことは本の内容に関係なく、私の姿勢の問題。頭が冴え渡ると、できます。

 それでも、時に面白く一気読みすることもあります。最近ではこの本はその1冊。
   『なぜマッキンゼーの人は年棒1億円でも辞めるのか』(田中裕輔 東洋経済)
 こんな意識で仕事するのか、・・と刺激を受けました。それで購入し、1時間後には読み終えていました(ホントは立ち読みでも通読できそうだったのですが・・・)。

 私の本読みは、大概読みたくなって入るので、一気に1/3程度は読むことが多いのです。しかし、そのまま全部読み終えるのは12,3冊に1冊程度。なのでいつも10冊以上を同時併行読み。

 自然科学系の本も読み続けています。『相対性理論から100年で分かったこと』(佐藤勝彦 PHPサイエンスワールド)(2回目です)『宇宙のダークエネルギー』(土居守 松原隆彦 光文社新書)を読みました。1回目に読んだときのことをまったく覚えていなくて、初めて読んだようでした。よく分かるのは、喜んでよいのか、悲しむべきことなのか。

 心理学系では『自分が分かる心理学テスト』(芦原睦 ブルーバックス)『「人たらし」のブラック心理術』(内藤誼人 大和書房)『人生を変える「こころ」のブレーキの外し方』(石井裕之 フォレスト出版)を読みました。

 『自分が分かる・・・』は交流分析の分かりやすい解説書です。特に会話の構造を分析してP(ペアレント)、A(アダルト)、C(チャイルド)でそのベクトルを示していく会話分析は非常に分かりやすく役立ちました。会話の達人は、こういうことが自然とできる人なのでしょう。うまくいっている会話の理論化ができます。『ひとたらしの・・・』と表題は勇ましいですが、内容はすごく納得できることばかりで、ブラックではありません。『人生を変える・・・』は潜在意識を理解しセルフコントロールを行う、が内容です。

 「潜在意識」にゴミを入れるとパワーダウンするというもっともな内容。拾った言葉は
      「どんな状況にあっても今できることだけを考えてそれを実行する」
どんな状況にあっても がピシと心に入りました。それから
      「Fake it until you make it.」     
 (最初から本物の人はいない、理想を演じるのだ本物になるまでは。)
もピシっとはいりました

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。

猛暑の日に冷やして飲むとうまいお酒

超介です。

韓国のお酒『まっこり』を入手しました。微炭酸(本当にちょっぴり炭酸)、甘味有です。上品な味わい。上質の甘酒をそっと置くと、透明な上澄みができます。それを汲み取ったような味が含まれてい、それにそこはかとない香があります。その香が『まっこり』という言葉にぴったりなのです。
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量子的な見方をすると、真空というのはまったくの空ではなくて、素粒子が現れたり消えたりしている状態。素粒子は波であったり粒子であったりするので、そこいらじゅうにあるような無いような状態。『まっこり』を飲みながら、そんな本を読んで量子の世界に遊ぶと、だんだん浮世ばなれしてきます。

地球を直径9ミリメートルの球に押し込めればブラックホールになるそうです。とりとめなく、そのような話をだれかれとなくしていると、そのようなことを考えても役に立たない、とかよく言われます。でも、役立つのです。地球を9ミリの球に押し込めることが可能であるという仮定に立てば、電子と原子核の空間がどれぐらい開いているのか計算できるのです。実際やってみれば原子核の中まで考えて詰め込まないとできないようです。

このような考え方は、たとえば愛媛県でキャットフードの販売業を始めるときに、飼い猫が何匹愛媛にいるか計算して、キャットフードの市場規模を計算するときなどに、有効です。統計がありませんから。フェルミ推定と、云うそうです。この手の問題が、マイクロソフト社とかの入社問題に出されたこともあるようです。実際ビジネスを創造するときには必要ですよね。キャットフードの販売業をしようとしているのではもちろんありませんが、この思考方法を仕事の場で使う場面もあるでしょ。

何も考えずにただひたすら作業のみに没頭する仕事も必要ですが、色々と考えて工夫して仕事化するにはこのような思考法(仮説を立ててやってみて、結果をフィードバックしてさらに正確な仮説を立てる、というやり方です)は有効です。

創業し世界に広く恩恵を与える人の仕事は、きっと誰も考えていなかったことをはじめるのですから、ある仮定の下にスタートしているにちがいないのです。だから自然科学の教養書は役立つと思うのです。

 自然科学の世界、遊ぼうぜ!!

梅雨明け前後の日の読書

超介です。

愛媛は、昨日梅雨明けでした。今日も本当に暑い日でした。

前回に続いて読んだ本のことなど書きます

その後も自然科学系の本を何冊か読みました。
 『重力とは何か』(大栗博司 幻冬舎新書)『宇宙は何でできているのか』(村山斉 同)
 『超ひも理論とは何か』(竹内薫 ブルーバックス)

こういう最先端の自然科学系の本は数式を使うと難しくなるので、ほとんど比喩やら、図等で説明がなされます。たとえば、上記の本では“力“の話が中心ですが、大変小さい世界ではそれを説明するのに、粒子を使います。粒子のやり取りが力の本質であるとし、比喩として水面に浮かべた、向かい合った2艘の船A、Bの上にいる人が、Aの上の人からBにボールを投げると2つの船は離れていきます。これをたとえとし、粒子(ボール)のやり取りで力の説明ができることを感覚的に説明します。

 なんとなく分かりますがだまされているような気もします。何事につけ、分かった、という気がするのはそのときより以前に経験した(学習、体験等々した)ことが頭の中にあって、それらと眼前にある事実が結びついたときに、そのような感覚が生まれます。(ます、よね?)

それなので、なるべく色々な場に出たり、仕事を引き受けることにしています。濫読もします。たくさん情報を入れ、それらを混ぜ返すとつながって分かってくるし・・・。

『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(高濱正伸 廣済堂出版)ではそのことをもう少し詳しく説明しています。5つの力を鍛えることによりメシが食える力が培われるのでは、という説明がされます。高濱先生の学習理論は大人になって社会的なかかわりに必要な力につながっていきます。それが力強く説明されています。

『熱湯経営』(樋口武男 文春新書)はその「メシが食える“巨”人」みたいな、大和ハウスの2代目社長のパワフルな生き様、会社経営の本です。圧倒されました。

分かった、つながりでいくと『文章を論理で読み解くためのクリティカルリーデイング』(福澤一吉 NHK出版)は本に書かれた文をその地のまま読むのではなくて、論理的につなげることを意識しながら読み解く方法を述べた本です。地から上がって高いところから文章の構造を確認しながら読むのです。確かにそのように読めば内容、枠組がわかるようになるのです。これは「本を読む本」という本に書かれている読み方の3段階目くらいにことです。で、この本は、練習問題もあるので読むのに2ヶ月ほどかかりました。(私自身の論理力が切れて、途中で面白さが消えて、いやになるのです。なん度もチャレンジしつつよみおえました。)

わたしはその論理的な思考力をトレーニングするために論理クイズの本をよく読みます。『13歳からの論理思考力のトレーニング』(小野田博一 PHP研究所)を今、時間があれば2,3問づつといています。163問の内102問まできました。こういう力も鍛えればついてくることが分かります。

本を読んで知識の塊を増やしながら、アウトプットしていくと自由になれます。陽明学では知行合一というそうです。

アウトプットしやすい、つまり実践的な本ですが『頭のゴミを捨てれば脳は一瞬で目覚める』(苫米地英人 徳間書房)はアウトプットしやすく(実践しやすく)かかれています。読んでいくと、何にでもなれそうな、気になっていきます・・・・・・。

いわゆるビジネス書、啓蒙書も読みました。『大前研一と考える 営業学』(大前研一編著 ダイヤモンド社)『新しい働き方 ができる人の時代』(セス・ゴーデン 神田昌徳 監訳 三笠書房)実践的に思われるのは理論的に分かりやすく書かれているからです。(が、分かりやすいが 実践はできにくい)

だらだらと書いてしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。