春の気配

超介です。

 今日、伊予地方は雪でなく雨。冷たい雨ですが、春に向かう微かな気配を樹木、草花、土そして空気からは感じるのです。それは雨後の気温上昇を期待する生き物たちからでてくる気配かもしれません。このあたりは、「椿祭り」の時期から寒の厳しさは峠を越し、春に向かいます。その「椿祭り」、3が日の最終日が今日(18日)でした。

 土曜から月曜の3日間、松山市南部の椿神社、東西1km強の参道には、屋台が立ち並び、3日間およそ50万人の多数の老若男女が参拝に訪れます。四国最大のおまつり。今年は日曜日をはさんだ3日間、私も昨日、昼過ぎに参道を歩くことができました。null

 去年の今頃は、腰痛で足を引きずりながら、境内までいってお賽銭を入れ、鈴を鳴らして「万事よろしく」とお願いしました。気持ちとわずか50円(だったと思います)のおかげか、一年後の今年は不自由なく歩けました。昨日参拝時、本堂前は人が多く並んでいたので、おみくじを引いただけで帰りました。これからの運勢は・・・末吉!うーん。

 体の調子が良いのは直接的には「色彩治療」と「食事療法」のおかげです。最近,皮膚が少し荒れたので、みていただいている「色彩治療」の先生(歯科医です)に相談して、新しい「免疫パック」を皮膚上の肝臓の位置にあてました。効果有、身体のキレが良くなりました。私の場合、キレが良くなると「マルチタスク」的に仕事、プライベートともに複数の事項を同時進行させやすくなるのです。パソコンのosがパワーアップしたみたいに。

 食事療法、9月から始めたプチ断食はほぼ5ヶ月経過しました。地方に住んでいると新鮮な食材を安く手に入れることができます。1週間分の葉物、根菜、果物等を生産者直売所等(農協とか、道の駅、その他、車で20,30分も行けば複数個所あります)で日曜日等に仕入れます。毎日1,2種類、量は3日分程のおかずをつくって冷蔵庫に保管します。常時5〜8種類程度のおかずを保管。それをお弁当の中身にするのです。これがその食材の一部null

 毎日、出社前、味噌汁を作って冷蔵庫から2,3品出して少し早めの昼食をとります。それからお弁当つくり、夕方6時頃それを会社で食べて1日の食事は終了。次の日の昼11時頃まで食事はなし。途中ではコーヒー、ジュース等は飲みますが、おやつ等は基本的にはなし。1日2食、卵、肉、牛乳はなるべくとらない、野菜、根菜、海草、小魚等中心です。外食等の機会があれば、翌日で調整します。アルコールは日曜日の夕食時のみにしています。これが、ある日の昼ごはんと夕ごはん(お弁当)nullnull

 帰宅後、空き弁当ケースの洗い、調理、炊飯等で1時間ほど必要ですが、これは投資。健康管理に有効、病院にもいかなくてすむ、元気に生活できるベースつくりに効果的、つまり投資効果が非常に良いのです。

 これを続けていると体重はどんどん落ちて9月19日頃76kgあったのが、3週間ほどで65kg、今61kg〜63kg程度で推移、リバウンドなしです。

 プチ断食、いいですよ。(夕方以降翌日の昼頃までの空腹がつらいですが・・・・・、我慢のしどころ)

treasure

超介です。

先日、所用があって丹波に帰りました。日曜日の午後、松山を出て高速に乗って夕方丹波について用事を済ませ、翌日昼には又丹波を出て夕方松山に戻りました。高速道路のインターからインターまででおよそ400kmあるので、片道4.5時間程の行程です。

数十年前、半日以上はかかった旅が今は5時間以内になりました。JR、船、飛行機、高速道路と交通手段も様変わりし、気軽に移動できます。激しい時代変化に驚くのはモノの行き来だけではありません。情報環境は劇的に変わっていって、いまや何処にいても誰でも、意識して、興味と関心を向ければ世界中の情報を入手することができます。

昨年から英語の勉強を始めました。これも、ネットやら書店で学習方法、教材を探していると、さまざまなものを入手することができます。いうまでもないですが、その人の条件(目的、生活様式)に合ったものを選択できます。中学生の教科書、問題集を何冊か解き終えて、入門レベルの短い小説を何冊か読み終え、英文の音読(繰り返し)や、会話文練習、耳からの単語練習、少し長い本の読書等を始めました。

この英語の学習からも色々な学びがありました。ジョン万次郎を題材にした「 HEART OF A SAMURAI」という本を11月から週1回1時間程度かけてほぼ読み終えました。15歳で漁に出て漂流し、米国の捕鯨船に救助され、その船長に気に入られて息子になり、語学、航海術、等々を学び、サンフランシスコに金を探しに行き、やっと帰国できるだけの資金をためて、というところまで(P242まで)読みました。

この中で、万次郎が「航海術の書物」に出会うくだりがあります。

Holding this book in his hands made Manjiro feel like he had

discovered a treasure ; he felt like the most powerful man on earth.

万次郎は「私の宝になる」、と熱い思いで、それをみるのです。そのときの心境を想像します。100年以上も昔、二十代前半の青年が、異郷の地で、時にはひどい扱いを受けつつ、日本に帰れるかどうかも分からない、明日の身の上も分からないときでした。でも彼はその書籍に引かれ、日本人はまだ誰も知らない知識と技術、それを身に付ければ・・・と未来を描き始めるのです。

そのシーンは、私にモチベーションを与えてくれます。そして、すばらしい時代に生きていることに感謝します。

 語学はトレーニングだと思います。理解できて活用自在になって初めて武器となります。ひとつの言語が身につくとき、思考方法も、もちろんコミュンケーションも一気に広がります。言語をトレーニングして、身体化が進むとき、世界を認識し、触れ合う世界が広がります。そして、その学ぶ過程からすら、多くの知とエネルギーを得ることができるのです。

1月の読書 進化するヒト類への道標(潜在意識の実証、実績)

超介です。

 私の潜在意識の中に「潜在意識」がkey word として刷り込まれていて、書店で購入し、読む本が、その解説本、応用本、実証本と続きました。それは、次の3冊。

 ?「できる5%のビジネスマンは潜在意識を必ず活用している」 (山田浩典 かんき出版)
 ?「このまま何もしないでいればあなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はと んでもなく凄いことになる」(久瑠 あさ美 中経出版)
 ?「最高の人材を見いだす技術」( ラスムス・アンカーセン 阪急コミュニケーション)

 ?は潜在意識の存在、働きを実証(みえる化 と筆者は書いています)している本です。DVD付。私は、「色彩治療」で体験、実感しましたが、人体を使った「筋肉応答法」(Oリングテストもそのひとつ)をフルに活用して

       ・潜在意識が命をまもっていること
       ・行動のパターン化
       ・想いは言葉がなくても伝わること
       ・集合的無意識

   等々の実証(見えないものを 見える化)をし、さらにその活用の仕方について解説。

 ?はなんとも長い書名ですが、この潜在意識を?とは別の3つの切り口で活用することを提言しています。それは

      ・Want  :メンタルブロックを外し、ありたい姿(未来)を描いて現在をみる。時間は
            未来から現在、過去と流れ、逆ではない。
      ・ Imagination : ありたい姿を描くこと、ありありと動画でイメージすること。
      ・Mind view point up :upすると思考・言葉・感情・行動がすべて把握できる。

  の三つ。これらは切り口であり、潜在意識が活用されているときに渾然一体となって機能しています。逆にこの要素を働かせて、潜在意識を機能させよう、という提言です。

 ?は筆者自身が世界中の8箇所のトップアスリート量産地(THE GOLD MINE EFFECT )を訪れ、なぜそのようになっているのかを調査し、抽出して8つの要素(ゴールドマインコンセプト)にまとめたもの。ジャマイカのある陸上クラブから続出する短距離オリンピックメダリスト、韓国の世界女子プロゴルファー上位100人のうち35名、ロシア人の女子テニスプレイヤー、ブラジルサッカー選手等々がその量産地から生まれ出ている人材です。8つのコンセプトのうち潜在意識の活用が色濃く、その中に潜んでいると感じられるのは、次のようなコンセプトです。

    ・才能は何処にでも存在する
    ・人材発掘
    ・1万時間の練習
    ・信念、やりたいことを心に描く力
    ・モチベーション、強力な欲求にまさるものはない    など
        
 筆者は「ハイパフォーマンス人類学者」と解説にあります。才能を掘り起こし、磨いていくためのノウハウがデーターとともにちりばめられています。人材開発、教育ノウハウにあふれています。進化するヒト類への道標ができそう!!

2013年 の干支

超介です。

 あけまして、おめでとうございます。ふるさと丹波に戻っています。
こちらは松山より数度気温が低いようです。

 干支について投稿しようと思っていましたが、今年はネタ本(安岡正篤「干支の活学」)を松山
に忘れてしまいネットなどで検索しつつ書きました。

  

今年の干支は癸巳(みずのとみ/キシ

 癸という字は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)の最後の文字で、「物事の筋道を立てる」という
意味があります。十年一区切りと考えたときに、その十年を区切るために癸という文字(原義は
四方に4つの刃が出ている、周りをなぎ倒していく武器の象形)を古人はあてたようです。十年の
区切りをつけ、次の十年を迎えるために大胆に物事を切り取って筋道をつける、そのような意味
を含んでいます。

 巳は頭と胴のできかけた胎児をあらわす文字。十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)のちょうど真ん中、6番目で新たな後半の命が宿ることの象徴。つまり、何かが生まれた、新たな始まりの意味を含んでいます。

 以上の「癸」と「巳」の意味を重ね合わせて2013年の干支上の意味合いを考えます。

 ちょうど一回り前の「癸巳」は1953年でした。その前は1893年。1893年はまさに日清戦争突入の前の年、その後日本は軍国主義の膨張、太平洋戦争につながり敗戦を迎えます。その次の1953年は、敗戦の痛手を修復し、次の高度経済成長へとつながる時代を迎える、その始まりの直前、まさに揺籃の年でした。未曾有の繁栄をこの国日本は迎えたのです。

 さて、2013年「癸巳」の年はどのような意味をもつのでしょうか。過去2回の同じ干支の年は「軍国主義の台頭と膨張、そして終焉」「経済成長の始まりと高度化そしてバブル崩壊、低成長、少子超高齢化」と大きな変化を遂げる節目の年でした。「軍国主義」「経済成長」がこれまでの60年毎のkey word であるのならばつぎのそれは「国際化」でしょうか「福祉国家」でしょうか、それとも日本独自の路線の何かでしょうか?

 いずれにせよ、干支の意味するところはつぎの60年の新たな枠組みが始まった、そのような年と解釈できそうです。それは巳の動物表現であるところの、蛇の生々しい実在感のように現れてくるのかもしれません。蛇の実在感は日常性の欠如であると、教科書で読んだことがあります。(確か安部公房のエッセイであったと思うのですが) なので最初は受け入れにくい事柄として、次の枠組みが現れてくるのかも知れませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

2012年末の発見

超介です。

 新年2013年の干支をしらべようと思っていましたが、それは次の機会に投稿することにします。というのは、(私にとって)2012年の締めくくりにふさわしい本と出会ったので、その紹介を先にしようと。

 「話す技術 聞く技術」(ネゴシエーション・プロジェクト 日本経済新聞社)という本がそれです。
null
 原書は「DIFFICULT CONVERSATION」、10年ほど前に第一版が上梓されて世界中で読まれているとのこと。

 会社でも、家庭でも良好なコミュニケーションをいかに作るか、特に会話をどのようにするかはすごく重要ですが、そのことをトータルに取り扱っている本です。

 Key word は3つの会話(?何があったかをめぐる会話 ?感情をめぐる会話 ?アイデンティティーをめぐる会話)です。

 ?何があったかをめぐる会話:ポイントは話者の立場によって見えるものが異なる、ということ。つまり、話者は固有の思考レンズを通してしか世界を見ることができない。そのレンズは人それぞれなので、見え方が違って当然、ということ。ABC理論とか、事実と概念とか・・・、ですね。

 ?感情をめぐる会話:自分がどのような感情にとらわれているかを、きちんと認識したうえで、発話することが重要。そうでないと、感情によって言葉がゆがみ、レンズの像もにじむのでコミュニケーションがずれやすい、ということ。

 ?アイデンティティーをめぐる会話:その人の大切にしている価値観(特に無意識の分も含めて)等のアイデンティティに関わる部分をぞんざいに扱ったり否定するようなやり取りからは積極的な意味合いのものは生まれないであろうということ。

 私は、「3つの会話の観点」から普段のそれを照らしてみました。すると特に?、?がうまくできていないことに思い至りました。

 そしてこれは、2012年にであった大きな2つの出来事とつながってその意味を膨らませます。ひとつは「インナーチャイルドとの出会い」もうひとつは「色彩治療との出会い」です。

 自分では「感情を出さずに、抑える」性向であることに気がついていました。そのことから自由になる機会(ぼんやりと感じていることを明確に認識する機会)、それをコーチング研修の場で得ることができたのです。それが「インナーチャイルドとの出会い」でした。内なる自分と外に向かう自分の分離、内なる自分はさまざまな感情を抱え込んで生きてきたことを知ったのです。

 そして「インナーチャイルド」を意識する期間、それと合体し、さらに自然に感じられる時期がありました。その後に「色彩治療」に出会いました。これは永年耐えてきた病を開放してくれ、自由にしてくれました。この治療からは自分自身をコントロールすることの大切さとその有効性を知ったのです。心と身体はつながっていて、それらの間の障害が大きく取り払われたように思えたのです。

 2012年は、さまざまな変化が起こって生まれ変わる(ことができそうな)年でした。

 この生まれ変わりは感情とアイデンティティーをきちんと認識するようになることによりできたことだと思うのです。そしてこの本でいう、?(感情をめぐる会話)と?(アイデンティティーをめぐる会話)をうまく扱う準備はできたので、これからはもっともっとうまく人とやっていけると思えたのです。

学ぶこと(11月の読書から その2)

 超介です。

 11月に読んだ本のことを書くつもりでいましたが、いつの間にか12月中旬になってしまいました。

 本を読むことは人生を変えることにつながると信じています。その中に含まれている言葉の意味が、著者の描くところに近い意味で理解できるとき、それらがリアリティをもって迫ってきて、読む人を突きあげてくるからです。

 何回かそのような経験をつめば、夢中になります。モチベーションが上がってくるのです。書名と著者、読了日程度の簡単な記録を付け始めてもう10年以上になると思います。まだ数えてはいないのですが、2,3年前に800冊は超えていたのでおそらく1000冊以上の本を40歳代から50歳代にかけて読みました。最初、数百冊読んだ段階で、言葉が私の中で蓄積し、世界が良く理解できてきたかのように感じ始めました。

 人が世界を認識するのは言葉であるので、使いこなせる語彙数に比例して、認識が深まるのは当然です。それは望遠鏡のように遠いところ、顕微鏡のように細部を、或いは魚眼レンズの要に全体を見せてくれる、レンズのはたらきをするのです。

 11月中に読んだ本のなかで面白かったのは
  ? 「心の時代」にモノを売る方法(小阪裕司)  
  ? どんな本でも大量に読める「速読」の本(宇都出 雅巳)
  ? 読書の技法(佐藤優)

 等です。

 ?: 「買うこと、食べることをつうじてお客が精神的な充足感を得られる消費行動 が
  beingの消費で ある」としています。 「これこれ、これがほしかった」とお客に気づか
  れるようなモノなり、サービスが売れるということです 。「お客さまの心を魅了する会話」
  が不足している、とか私の行動範疇と通じ 合うと感じるのです。まさに、「心の時代」ですから。

?: 速読とは本を読むのではなく「頭の中のデーターバンク」を読む、ということ。
   すでに蓄えられた知の体系と照らせ合わせながら読めば早くできるようになる。
   「高速大量回転法」(しっかりと知識が体系づけられた書籍を、ある方法で繰り返し読む)が
   有効、という考え方が紹介されています。

 ?: 著者の読書法の紹介は衝撃的です。
   最低6時間(1日)は読書する(勉強時間とは別に)、300冊/月(年ではありません)ほど
読む。「1Q84」も「ゲゲゲの鬼太郎」も数学も、語学(10ヶ国語くらい)歴史も経済も学ぶ、
言論活動の裏付けとなる作業(学習、研究、訓練)の質と量に納得させられました。
(ここ数年で1000冊ほど読んだなど書いた私ガ、恥ずかしいです。著者の事象を観るレンズの
解像度ノレベル、それだけの弛まぬ練磨量が あるのです。ああ・・・スゴイ。)  

虚心坦懐

 超介です。

 「色彩治療」という民間医療により永年の3つほどの持病と決別することができそうです。この医療方法は言葉では表現しにくいのですが、(私に言わせれば)「人の持っている治癒力」「根本から治す」がkey word です。治療方法を開発・研究中の人に出会い、私自身の身体に合わせてカラーを処方していただき、それにより体質変換が(ほぼ)でき、持病もほとんど治りました。

 わかっていても対処できないことが医療の世界でもたくさんあります。たとえば「癌」細胞もMRI等の機器を使って存在を確認することができるのはせいぜい0.5cmのオーダーで、このときには細胞の個数では数億個以上とのこと。こんなに増えてしまってからでは、対処の仕様がない、と感じるのは当然ではないでしょうか。当然方々に散らばってしまっているでしょうし。

 今回,この微小な癌を見つけてもらいました。そしてそれが臓器に悪影響を与え、本来の機能を阻害していて、疾患が治癒しない要因であるので対処する(つまり微小な癌をなくす)という処置をしました。機能回復のための食事療法も教えていただき、実践、治癒力向上のカラーの処方、そして今回の処置をしていただいたのです。その結果、10年程症状が悪化してきた皮膚疾患も、その他の持病もほぼ治癒したのです。
 
 世界には色々な秘密がたくさんあります。それとの出会いは意外と身近にあるようです。いつも虚心坦懐に物事に処せば、そことの距離を小さくすることができ、見たり聴いたり出会ったりできる可能性が増えると思うのです。固定的な考えにとらわれないこと。
 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 子供たちに教科の指導をするときに、「方法」まで体得させることができれば「効果的」です。どのようなアプローチをすればそれができるか、いつもそのチャンスをつかむべく向かい合います。

 学習している状況をある程度自身で把握できる人は、「方法」を指導しやすいので、そうなっている状態を見つけて指摘するのです。そうでないときは色々と「刺激」を体験してもらい、そのような状態を作り出します。「刺激」とは「ほめる」「遊ぶ」「しかる」「説得する」・・・・とかのことです。

 自分のことが「分かる」人は指導しやすいので、そこに至るように質問をします。「どうしたいの?」「何がしたいの?」とか・・・・・。自立を支援するためには質問は有効です。

 セルフコントロールする力を強化できれば、一生の宝になります。それを体験する機会に教科学習はできます。虚心坦懐にやっていこうと。

11月の読書から

超介です

 11月の読書から選んで紹介します。まずは感情生活を平穏に過ごすための、この1冊。
null
「イヤな気持ちを消す技術」(苫米地英人 フォレスト出版)

 まず、「脳の仕組みと記憶の仕組み」が解説されています。その仕組みにしたがって感情のコントロール方法の提案が続きます。認知療法、アフォーメーションなどがなぜ効果があるのか、理解できます。

 ある人から「私にはいやな気持ちになる理由が見当たらない」と自分に言い聞かせて1日をはじめる、という言葉を聞いたとき、はっとし、目から鱗でした。認知療法、論理療法そのもの。額の辺りにある脳(前頭葉)を使って感情をコントロールするという、具体的な実践で、それが効果例であると気がついたからです。

 いやな気分に落ち込んでしまったとき、その理由、結果、対処方法等を文字にして分析していくと(この過程が始まると、思考が額(大脳前頭葉)にいって、コントロールを始めるので)穏やかな気分になって感情の嵐の海(海馬と扁桃体が支配する脳回路)がたおやかな春の海になるのです。これがこの本でいう思考の抽象度を上げるという一例。傾聴してもらうのもその一つの方法。

 それから、もう2つの方法が紹介されています。一つは過去の記憶の中の楽しい感情を呼び起こす方法を身につけること(アンカリング)、もう一つは自己発火(自分の人生の目標に燃えている状態を作る、アフォメーションもその一つの方法)することです。

 セルフコントロールの正しい方法を脳の仕組みから理論づけて説明がなされると、それに対する信頼が増すので、実行するのがたやすくなります。すなわち、信じて行動できやすいのです。日常生活のなすべき行動、それからさまざまな学習も、どうすれば、たのしいくできるか、わかります。

次の本、続きはまた後日に投稿予定です。

素(そ)を味わう

超介です。

 春にインナーチャイルド、夏前に「色彩治療」をしり、人のもっている素(そ)の力(内なる自分の存在・力、自然治癒力)に気がつきました。そこで、素をテーマにまとめてみました。

 野菜の素:ドレッシングを持参するのを忘れて、サラダをそのまま食べてみたとき,そのままでキャベツや水菜、レタス、たまねぎ、ピーマン、きゅうり等々を味わうことができました。食べ物そのものを味わうことは昔の人々はやっていたはずで、それらを忘れて生活していました。その素の味は微妙、遠くから聞こえる音をきくように味わうのです。

 病気の素:食生活の改善を始めてから2ヶ月に入りました。はじめの25日ほどで11kg減量、その後も微減して現在63kg前後です。20年、30年前の衣類が合うようになって喜んでいると、やはり体力は落ちたようで、風邪に罹りました。でも、体調変化に感覚がシャープに反応、身体を自覚するようになりました。それまでは風邪に罹れば、食事、栄養ドリンクや、薬やらで無理やり対処していたのを止めました。今回は何もせず、食事もあまりとらず、じっと回復を待ちました。身体の変化を感じ取りました。病気は身体の物語なのです。読み解いていけば、身体との新たな出会いがありました。

  読書の素:子供向けの書籍を読み始めました。新古書店が松山にもいくつかあるので105円ほどでかえる本もあります。小学6年生40人ほどと、面接する機会があり、それがきっかけで小学生から中学生向けの本を読むことにしました。「うそつき大ちゃん 阿部夏丸」「時をかける少女 筒井康隆」「赤毛のアン モンゴメリ」「道は生きている 富山和子」「食べ物と自然の秘密 西谷大」「ファーブルの昆虫記 ファーブル」「ヘレンケラー自伝」など。すぐ読めるし、作者の言いたいことが良く分かる(あたりまえですが)のです。主張が、目の前にぶら下がって現れるのです。(そらさんの写真のように) 

 英語の素:英語の勉強をしています。中学生英語から学び始めて、問題集を2冊ほど解き終わり、英文の初級の本も6冊ほど読んだので、ちょっと欲張ってレベルを上げ、高校生が読むぐらいの参考書、本に挑戦しています。といっても時間のあるときに文法参考書を読む(これが僕にとっては大変)こと。小説(今 ジョン万次郎のことを書いた HEART Of a SAMURAI)を、音読。次は、ちょっと無理してジェームズアレンの「原因と結果の法則」を英語で読みたい(英文、日本文とも本は買いました)。DVD(海外のドラマ、映画)を字幕と英会話で楽しむ。車の中でCD(英語の歌やエッセイやら)を聞く。楽しみになりました。自分が変わる、できるようになる味わい、学ぶことの楽しみの素です。

目に見えないもの(『色彩治療』)

超介です。

 今年3月に歯科医院に通いはじめました。奥歯の具合が悪くなり、通い始めたのです。他の歯もかなり傷んでいて、10本ほど治療してもらったのです。

 歯の治療が終了しつつあるとき、私の肌の荒れ具合をみて歯科医の先生が研究されている『色彩治療』について話してくれました。5月下旬頃のことでした。乾癬の治療のために服用していた薬の副作用で、私の肌は(湿疹こそやや治まっていましたが)少しの打撲で出血、内出血したり、湿疹やら唇のひび割れ、体調不良が続いていました。それにひどい腰痛もあって、朝起きると、歩行が困難なとき、靴下がはけないときもありました。

 その頃(5ヶ月ほど前)私は、乾癬、腰痛、高血圧、高脂血、虫歯等、身体不調の極。内服薬(乾癬と高血圧)、塗り薬、腰痛対応のために湿布と薬を多用していました。

 『色彩治療』と出会たのはまさにそんなときでした。10月18日に投稿した『免疫パック』を体にあてるだけなのですが、このパワーには驚きました。事前に髪の毛を抜いて調べてもらい、さまざまな病気に対応する検査棒でチェックをしました。その検査後、汎用パックをひとついただいて臍下丹田にあてました。

 目に見えないパワーの存在を信じることができるでしょうか?不思議なことを体験しています。たとえば、私自身が体験したことでは、そのパックを歯科医院で身体に付け、駐車場まで15歩ほど歩いて車に乗車すると、腰の痛みが激的に減っていることに気がつくなど。ここではこれ以上は他のことは、うまくかけないので表現しませんが、見えないパワーの効果を見聞きしています。すぐ、治癒効果が現れてきたのです。

 世界には色々なモードの高みやら質に次元があって、ある限界を超えていくと、新たな世界の見え方、つきあい方ができるようになり、それができない人がそれを見ると「見えないパワー」としか表現し得ない、そのようなことでしょうか。

 今では、こんな風にしてベルト(これも先生が考案されました)につけて、私の為の専用パック1個と汎用パック2個、合計3個、身につけています。null

 その先生は医療に対する認識を変えるきっかけをあたえてくれました。私の食生活を聞き、「食べすぎかもしれませんね、肝臓が機能しきれていないのでアレルギーにつながっているのでは」、といって断食に関する書籍をその場で参考にと貸してくれました。それで、朝食抜き、日々12時昼食、18時夕食、野菜類中心、肉、卵、油はなるべく控える食生活を始めました。今日で44日目になります。

 これがある日の食事です。人に見せると、「40年以上前の田舎の食事みたい」とか「なんとヘルシー」とかいわれますが、結構作るのも楽しいし、食べるのもおいしいのです。nullnull

 本を数冊読んで、食生活をかえていきました。25日ほどでベスト体重(身長176cm、65kg)となり、その後はそれ(65kg)を維持しています。血圧測定、血中脂質等の検査も行いました。高血圧、高脂血症も治りました。内服薬を止めてからのすさまじい皮膚疾患のリバウンドも、ちょっと見た目には分かりにくくなるほど改善しました。一時は、痒みと痛みで眠れないほどだったのです。

 体がスマート、ウェストも随分しまり、20年前のスーツやらズボンがはけるようになりました。体が軽くなり、朝の毎日のウォーキング(40分、4km)も復活して2週間ほどになります。

 血圧についても降圧剤を服用していましたが、歯科医の先生に話すと、「さまざまな考えがあります。」といって参考資料として、本を貸していただきました。以下はその一部です。その本を読んだり、内科の先生に検査等の結果相談しました。そして量的には半分以下の薬にしてもらいました。nullその後、体調は悪化せず順調であるので、現在は服用を停止しています。

 自分の体を一番良く知っているのは自分、医療情報を取り込み、身体に問いかけながら自分にあった方法で治療やらコントロールすることの重要性、有効性を学びました。