夏の朝の感傷

超介です。

自宅の小さな庭で蝉が脱皮していました。

朝、散歩に出かける際、孵化したセミとその抜け殻をみつけました。
一坪程の小さな庭ですが、植樹した椿、山椒、銀杏、アロエ、ハッカ、など以外に棘が鋭い野生の山椒に、何かの木(常緑樹) 等も自生しています。17年間のことです。

何年も前に親ゼミがどれかの樹に産卵、小さな透き通る幼虫が孵ってそろりそろりと枝を降り、土中にもぐり、長く暗い生活をえて、日の光の下に出てきました。とても短い成虫の期間を過ごすために。近くによって、シャッターを切っても飛び立たず、そっと触ると、一瞬体を下に落とし、とんでいきました。

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夏の朝は8時頃にはもう日差しも強く40分ほどのウォーキングも汗だくになるので、起床後すぐ、7時前に外出することにしています。英会話の勉強やら活け花の水換え、掃除やら洗濯、その他もろもろの家事等を済ませて少し休んで出社します。

起床から出社までにすることはおおよそ決めていて、時々その内容を見直してやり方を換えたりします。タブレットPC,スマートフォン等のアプリを活用すると、記録と見直しが簡単にできて目的に向かいやすくなります。

少しずつ工夫して継続していくと庭の蝉みたいに、小さなところからでも脱皮して飛んでいけるのかなと。
 

時空を超えて

超介です

 暑くなりました。
 冷房のよく効いたカフェで暑さを忘れて読書をするとついつい夕方涼しくなるまで居続けることがあります。本の著者とのみ会話をするかのように過ごす、集中できる時間は楽しみのひとつ。

 最近”出合った著者”にローマ帝国の皇帝『マルクス・アウレーリウス』がいます。
 書籍名は『自省録』(岩波文庫:神谷美恵子訳)
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 2000年の時空を超えて、ローマ帝国の皇帝の心の内側が透けて見えます。『自省録』は、彼自身が多忙な皇帝としての執務や、従軍の合間に自らへの語りかけの、戒めの言葉を集めたものとされています。

 自省の内容は、当時のストア派哲学がバクボーンにあって、(私には)分かるとはとても言えませんが、でも言葉のつながり具合、使い方から、特に『君』と呼びかける対象が皇帝自身であることから、哲人皇帝の誠実な姿勢が伝わってきます。

 世の事象やそれに対する考えを、自分の心をさぐり言葉を見つけ、あらわして、確立しそれでよいか、と問いかけているのです。それらが時空を超えて何故私の心に心地よく響いてくるかは、おそらく(ある私の)期待からだとおもいます。

 何への期待か、といえば、それは身の回りでおこることがらには、すべて意味も、流れもある、そして、それらを理解した方が、目的に叶う生き方ができる、その可能性への期待です。

『 意味のないことは起こらない 』 はずだから。

 時空を超えて哲人皇帝のことばが心地よく伝わってくるのは、かの人が自身の心をみつめ、それで何をどうするのか、決めて行動しようとすることに共感するから。

 このようなことは、書かれたものにとどまらず芸術作品からも、また遺品からも感じます。

 正岡子規の出身地である松山には子規の遺品がほうぼうに残されていますが、時に彼が使っていたノートを見に行きます。そのノートには三平方定理の証明が細筆で丁寧に写されているのです。それをじっと見ていると、正岡子規の学びが想像できエネルギーを感じます。過去の人々の行動の軌跡からはたくさんの感動とヒントを受け取ることができます。

やっと終わった!

超介です

今日は七夕
ですが、私にとっては一つの区切りの日でした
英検2級2次試験の日でした
それが終わったのです

1年ほど前に英語の勉強を始め
取り組んできましたが、
イベントを設定して
それを利用して力をつけようと考えて
背伸びして英検2級を申し込んだのが
今年のゴールデンウィーク直前

ものすごく良い経験になりました

英語で会話などとんでもないと思っていましたが
試験があるので準備、練習できてよかったです

でも今日は試験前、ほんとうに緊張してとてもしんどかったです
(周りはほとんど、高校生か中学生の中でアラカンのおじさんが受けました、
、きっと目立っていたと思います)

一番の成果は、学ぶと世界が変わるということ
学ばないとわからないことが沢山あること

学習の目的はヘンシーン
つまり、学ぶ前には結果は分からない
特に本人には!

これって扱いが難しいですね

メタボ脱出!!

超介です。

昨年は、健康上の課題をたくさん抱えていましたが改善されていることを
定期健康診断でも確認しました。継続させたことは食生活の改善です。
色彩治療の先生にアドバイスやら、健康に関する書籍を貸していただいて、学び
プチ断食、食事内容の改善を続けて10カ月経ちました。

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このような昼ごはん(朝は食べません、1日2食です)と夕ご飯(おもに手作りお弁当、自分で作ります。日曜日以外は毎日です。忙しいですが、食材の購入、調理の仕方、そして時間の使い方などの良いトレーニングになっています。)を継続するとなんと腹囲は一気に17.2cm減って96.4cmから79.2cmに、体重は11kgへって63.2kg、その他にいろいろな数値はほとんど全部改善されてほぼ問題なしです。メタボ脱出!!!(やったぜい:lol:

血圧は高めなのですが、これも昨年までは服薬していての数値から今年はそれをせずになので、改善が進みました。中性脂肪は数値が391→184と半減以下!(基準値以上ではありますが、ほぼ正常)

みなさん、食べすぎ注意です。私のように夕方食事をして深夜23時過ぎに帰宅し、2時ころ就寝する人間にとって深夜食べないのはつらいですが、そこが我慢のしどころ、越えるべき山がそこなんです。誘惑に負けずに、ううう・・・10か月:cry:

それから、朝の気分が爽快なんです。夜食べると朝の気分が最悪。長い間僕はそのことに気がつきませんでした。気分が悪いことの原因を別に見つけようといろいろ考えていました。が単なる食べすぎだったんです!!=:[

すこしずつ空腹感が当たり前になってきます。それに空腹感は最高の調味料なので野菜を生で食べても、玄米食も味わうことができるようになります。(写真は玄米食を始める以前のものですが、玄米食を始めてもう1か月ほど経ちましたよ)自然の恵みを受け取る感じかな?

残りの課題は上半身の筋肉強化と、皮膚の荒れ(背中の乾癬がまだひどいのです)と血圧対策、さあどんなことを習慣化すればよいのでしょうか、ね?

ダイエットコーチング(?!)やりますよ:mrgreen:!!

白くなる

超介です。

●長年、僕の足となって県内外を走り続けていたくろいウィッシュを手放すことにしました。
誕生日(11月11日)にあわせて1111を付けて、四国内を走ったり、兵庫までの帰省の足となってくれていました。あちこちこすって傷だらけにしてしまい、走行距離も11万kmに達したので、後輩に譲ることにしました。それで次に選んだのは白いアクア、少し小さくなりましたが、気持ちよく走ってくれています。もちろんハイブリッドなので燃費も抜群、車番も1111を引き継がせることにしました。
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●頭(の中)が真っ白になりました。
英検2級を受けました。一次試験(筆記とリスニング)は正解とつきあわせると8割はあるのでたぶん合格。事前に過年度問題を解くとリスニングが6割ぐらいであったので、4回分ほどリスニング問題を練習しましたが、いつも30問中18〜22問程度しか正当できなかったので、うまくいけばパスできる、とおもっていました。本番では24問できていました。(おぉ!)

昨年、勤務先の学習塾で英語を教えることになったので(35年間勤務していますが、33年目に始めて中学2年生に英語指導することになったのです)あわてて学習して、色々と工夫してきました。英語学習のネタがたくさんできました。時々このブログでも書いてきました。とりあえず中学生に十分な指導ができるよう、迷惑がかからない程度の知識はえたので(のつもりですが)、ちょっと背伸びして今年からは英語のビジネス書を読んだり、英会話のための短文を暗記したり、連休前に英検2級を申し込んだりしています。

その英検もまあ、何とか1次は合格(しているであろう)と思われるので、2次試験を調べてみて頭が真っ白になりました。「こりゃいかん、まったく苦手分野の試験やないか!!」と。週1回ネィティブの先生にリーディングを指導してもらっていて、模擬をやってもらました。質問がわからないし(たぶんこうだろうな程度、は聞き取れるのですが)答えが思い浮かばず、頭の中が真っ白になります。

頭が真っ白になる経験はこれまでにも良くありました。人前で話をしたり、リードしたりするとき、よく立ち往生しました。大人対象にリードなんて僕にできるわけが無い、と固く信じ、思い込んでしまっていて、実際に立ってみると、頭は真っ白も体は硬直。そのような私でしたが、ECTPで学び、それなりにほぐれて変わってきました。今も緊張しますが、その緊張をそのまま認めることができたり、「一緒にいる」を知って、随分自由になりました。

今回、頭が真っ白になったのは絵を見て、英語で説明する問題、ある事柄について自分の意見を英文(2センテンス程度なんですが)でいう問題、できる人にはなんでもない
質問でしょうが、僕は考え込んでしまい、思考の迷路にはまるのです。ああ、どうしよう!!

 超介です

 梅雨にはいり不安定な天候が続いています。でも雨が降って気温も適度なこの季節、僕は好きです。一番 生き物が元気になる季節だからです。庭の雑草がぐんぐん伸びます。

 自宅に花を活けました。花があると部屋の中の空気が変わります。
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 活け花などしたことないのですが、2か月前のある日、花を置くことの面白さに気がつきました。毎日曜日は野菜などを数日分買い物にいくのですが、その際に切り花も買います。100円から200円ぐらいの切り花を3束ほども買ってきます。朝または夜に水を変えます。置く場所、花の種類によって1週間しっかりとそこにいてくれる花と、すぐにしおれてしまう花、いろいろです。
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 誰かからもらった古い花瓶やスマートボール(古いですね)でもらった景品、ダイソーで買ってきた100円の首の長い花瓶、海苔の入っていた広口の瓶、この4つの容器に入れて玄関、リビング、キッチン等に置くのです。
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 空気が変わる、というのはもちろん僕がそのように感じるだけです。なぜそのように感じるのかといえば、花が気に入ったからです。朝のウォーキングで野草を摘んで活けてみれば、もっと気に入ると思います。世界が変わるのは自分が変わるから、ですね。
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いかに習慣化するか(その4)

 超介です

 春先の田植えと同時期、故郷丹波の畑でかぼちゃの苗を植えました。トラクターで土を起こし、耕運機で畝を作り、温室で育てた苗をカップから取りだして、土の上に置きます。母と新婚の甥夫婦と私で作業をしました。浅く土に穴を掘って植え込み、その苗一本毎に囲いを作ります。若い苗を、虫害、温度変化等から守るためだそうです。竹の杭を苗の周りに3本さして、それに底と天井を抜いた、筒状のビニールの袋をかぶせてます。そのあと水をやって植え込みはおしまい。花が咲いておいしいかぼちゃが実をつけるまで育てます。

 

河原の桜は葉を茂らせています。
 

小さな実(サクランボではないですが)が一つなっています。見えますか?
 

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 「注:これは本文内容とは関係がありません」

  「思いの種をまく」の意味は、心に何かが、刻み込まれる経験です。だれもが持っていると思います。どのような土の上に何が播かれたのか、誰がまいたのか、その時、空は晴れていたか、風は吹いていたか、など想像しつつ、思い出してみませんか。

 昨年、私はコーチングの講座で「インナーチャイルド」に出会いました。もう50年以上の前の私の姿に出会いました。ああ、そこにいたのか、とやっときちんと承認できました。
 それからは、それ以前に「自分を許す」(自己承認)というワークを行ったとき、何かの感情がでてきて、心が熱くなったり、また突然涙が出てきたり、それらの意味が理解できたように、感じました。
 そうして、そのように、自分のことがわかってからは「種蒔き」がうまくでき始めたかのように思います。どこに石ころがあって、水路があってとかがわかるようになり、苗の育ちよくなってきたかのように。
 自発的な意志が生まれ、よりはやく、「行動を(刈り)取る」ことができるのです。挑戦しようとする姿勢につながり、ブレずに、行動できるようになったようにも思います。人との関係にも振り回されにくくなりました。孤独が深まった気もしますが、やりたいことに気が付き、行動しやすくなったような気がするのです。

思いの種をまく、その時、人の周りの環境がどうであるかは、とっても大切です。
  

あなたが種をまいた時、空と風はどんなで人はあなたにやさしかったでしょうか?
  

ひょっとしたらあなたの今を大きく左右しているのはそれではないですか?

いかに習慣化するか(その3)

 超介です。

 入梅しましたね。
 松山では数日前に入梅、生き物たちがもぞもぞと動き出す季節となりました。海の魚もそうなので、さらに生き物たる私も、それをめがけて釣行のプランをもぞもぞと・・・。朝のウォーキング途中にもこのような生き物が・・・。
          

「この中に 何か がいます、みえますか?」

  
                        

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           (注:以下の本文内容とは関係ありません) 

               思いの種をまき、行動を刈り取り
               行動の種をまいて習慣を刈り取る
               習慣の種をまいて、人格を刈り取り
               人格の種をまいて人生を刈り取る
 
 ある研修で紹介してもらった、このフレーズ、ある本で読んでいたのですが、改めて研修時に聞いて、新鮮に届きました。より具体的にわかった気がしたのです。そう、ただ一歩踏み出せば、そこから自分の人生を、思うがままに変えていけると勇気をもらったのです。

 それは、救いのスコップです。手に入れているはずだけれども、うもれているものを掘り起こす、スコップ。可能性を掘り起こすシンプルなツール、それが習慣。

 習慣は人生に直結する。人生そのもの。習慣が人生で果たす役割が大きいこと、その理解は、習慣化の推進エネルギーになります。意識して始まった行動の変革が、無意識理にたたきこまれていくとき、人格が変容しはじめ、さらに人生そのものが変わり始めるのです。
 
 僕の場合も「思いの種をまく」に相当するイベントがありました。そして次々と変わっていきました。それはまた次の機会に投稿することにします。

いかに習慣化するか(その2)

超介です。

 2年前、それまで3年間ほぼ毎日継続していた朝のウォーキングが途切れました。理由があったのですが、夜間に移行することもできなくてなってしまいました。始めたとき(今から5年前)は毎朝、随分エネルギーが必要でした。やったかどうか○×をノートにつけて励みにしたり、靴やら服にこだわったり・・・。

 昨年9月からの身体の変化(好転)を受けて3月から日曜を除いてほぼ毎日歩き始めました。抵抗無くウォーキングができるようになりました。その理由を挙げてみると(内容はかぶっていますが)
1.過去の実績(習慣になっていたことが身体に残っている)がある
2.目的が理解できている
3.歩き始めるときの努力が必要無い。(抵抗がある日はしません)
4.歩くときの楽しみがある(短文を覚える。目に入った草花、風景の写真を撮る。
   挨拶をする。等)
5.適度の疲労感が心地よい
  などです。

 特に強調したいのは1と3です。身体が過去3年間の体験を記憶していて、 歩くことの必要性やら、途中で生じるいくつかのトラブルの対処方法(トイレに行きたくなった時どうするか、とか)がわかっているのです。なので抵抗がありません。抵抗があるとき(たとえば天候が悪いとき、体調が悪いときなど)は歩きません。

 習慣化するとは身体が覚えること、なので、体に覚えてもらうと習慣化できます。(あたりまえですよね)繰り返すこと。だから、3日か坊主でも意味があります。

  英語の音読を通じて『身体が覚える』という体験をはっきりと自覚しました。英語の学習法を説明した本などに『英語が口になじむ』という表現がよく記載されています。毎朝目覚めると同時に、30分ほど英文を音読しています。教材は英検3級程度の本で、音源(CD)がついているのでウォークマンに落として、ヒヤリングしながらほぼ同時進行で発音(シャドーイングというそうですね)していきます。通読すれば1時間ほどで読みきれる20課の、短い本です。毎日5課ずつ、1回あたり2度繰り返して36回(つまり72度反復)読みました。20回程度ぐらいから『英語が口になじむ』という感覚を自覚し始めました。100回は読もうと思っています(途中からは暗誦したいと思っています)。 

いかに習慣化するか(その1)

超介です。

 プチ断食を始めて体質変換を試み、予定の減量はできて健康度がかなり向上しました。ただまだ皮膚に乾癬の症状が残っているのでネットやら色彩治療の先生に相談しつつできることを探っています。その中で食事について再度チェックをしているうちに炭水化物の取りすぎではないかと、気がつきました。それで、また少し食生活を変えてみようと、玄米食を始めました。

 初めて炊飯器で炊いた玄米を食べてきて気がついたことがあります。それは「ああ、お米も野菜なんだ」ということです。つまり皮つきで食べたほうがよいはずだと。去年の9月19日から食生活を変えましたが、その変化のうちにニンジン、サツマイモ、ミカン、リンゴ等々なるべく皮つきでいただく、というのがあります。玄米ごはんは確かに「もさもさ」して色もついていて白米と比べて「おいしくはない」のですが「野菜」とみなせば、皮つきで、つまり玄米でいただくほうが断然よいと思えたのです。

 それで、玄米食を習慣にしようとしています。洗うのも簡単ですし、何よりも自然のパワーが入ってきそうと思えるのです。何事かを習慣化するときにその方法の一つにその習慣をどの様にとらえるのか、があります。習慣化する内容に価値がおけるかどうか、です。この場合、私はそれまでの食生活の改善から、食べるものはなるべく自然に近いところでいただくことにし、自然のパワーを体に入れようとしているので、習慣化できそうなのです。