愛の力

たびし@小山です。

東北地方太平洋沖地震が発生した11日から三日間、長崎県佐世保市で
教育コーチング認定校智翔館にて
「コーチングフェスタ2011」をやってきました。

小山と増田なみぞうとで、講演会8本、ECTP入門1本、スタッフ研修1本というスケジュールに挑戦。

テレビの取材も入り、たびさんも、なみぞうも、パワー全開!
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それより何より、僕らや智翔館の先生たちの背中を叩いたのは、震災のニュース。

出動指令が出て、講演を途中退席される自衛隊員のお父さん。
関東で一人暮らしをする大学生のわが子に連絡を取ろうと懸命のお母さん。
大学入試に向かった受験生たちの安否を確認する先生方・・・。

時間を追うごと、日を追うごとに、ニュースは震災の深刻さを伝えてきます。
「いま、自分たちに何ができるか・・・」
答えは、目の前のお父さん、お母さんに全力で向き合うことです。
そして、生きていることの幸せ、親であることの幸せを心の底から体感してもらうことです。

お父さん、お母さんたちは、

子どもの素晴らしさを一つひとつ再発見し 20110316-CIMG3958a.jpg

心を開いて分かち合い 20110316-CIMG4037a.jpg

自分自身を許し 20110316-CIMG3962a.jpg

溢れんばかりの愛を言葉にし 20110316-CIMG3999a.jpg

泣いて 20110316-CIMG3969a.jpg 泣いて 20110316-CIMG3995a.jpg

自分の中にある熱く、深く、確かな愛情を再確認してくださいました。

先生方も、全身全霊の愛情で子どもたちに向き合い、成長を支援することを
お父さん、お母さんに力強く宣言しました。

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いま、本物の人間としての「愛の力」が試されているのだと私は思います。
みんなの愛を、それぞれの形にして交わし合い、この困難、苦しみ、悲しみを乗り越えましょう!

JUMP!

たびし@小山です。

金曜日、母校の府立高校からお招きをいただいて、
先生方の研修をしてきました。

90分という、研修にしてはごくわずかな時間でしたが
精一杯やりました。
終了時には皆さんの笑顔が咲きました。
生徒さんたちにも、あの笑顔、伝染するはず!

副校長のN先生は私の陸上競技の恩師。
今春ご退職になるということで、夜は教え子たちが集まって
陸上部のミニ同窓会。

たちまち18歳のころの自分に戻っちゃうんですね。
懐かしくて楽しくて不思議な感覚でした。

私は、ハイジャンプが専門でした。
バーに挑み続けたあの感覚が、今も身体に残っています。

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その実績を買われ(?)、
大学のスキー部ではジャンプの選手に。
恐怖&苦痛との闘いの毎日でした。

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飛ぶことだけを考えていた若いころ・・・。

「飛ぶ」って久しくやっていません・・・。
いいなぁ、「飛ぶ」って。
この年になったからこそできる「飛ぶ」もあるよなぁ。
人生の飛躍かなぁ。。。

スキーデビュー

たびし@小山です。

去年の冬、スケートデビューした息子(2年)、甥っ子(小6)、姪っ子(中3)のトリオが
この冬、スキーデビューしました。

何を隠そう、私は大学では体育会スキー部。ノルディックの選手だったのです。
若いころはゲレンデスキーもかなりやりましたが、10年以上のブランクを経て、
今年復活です。

私が子どもたちに教えたのは、
レンタルスキーの借り方、体操の仕方、板の着け方外し方、転んだ時の起き上がり方、
以上。

あとは見守るだけ。

猪突猛進型の男たち、超安全運転のお姉ちゃん。

目標を立てて、挑んで、転んで、学んで、またやってみる・・・。
子どもはそれぞれのやりかたで、勝手にP・D・C・Aのサイクルを回している。

私は私のペースで勝手に滑って楽しんでるだけ。
たまに出会うと「見て、見て」と子どもたち。

「勇気あるなぁ」「コケ方がうまい」「おぉ、ちゃんと止まれたやん」
「重心の位置が天才的」「起きるのが早くなったなぁ」「びっくりするわ!」
感心したことをそのまま言葉にする。承認以外、言葉は出てこない。

半日ほど経って、3人を集め、「トレインっちゅうやつをやってみようか」
と呼びかけてみる。いわゆる「電車ごっこ滑り」。
初心者にはかなり難しい・・・できるかな。。。

先頭の私が描いたシュプールを、
三人は一列になって、きっちりたどってついてくる。
ターンの大きさを変えても、スピードを変えても、
4両編成の電車は乱れない。美しく、楽しく走る・・・。
てっぺんからリフト乗り場まで、ノンストップでトレイン一発成功!

感動!
「おまえら、ほんまにすごいわ!」
いっぱいほめてやった。

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後ろから子どもを抱いて一緒に滑ってやることを延々と続ける母親。
「スピード出したらダメ」「後傾しちゃダメ」とダメ出しを続ける母親。
「ハの字や、ハの字!何回言うたらわかる!」と叱りつける父親。
「グズグズ言うな!そんなにいやならもう帰る!もう二度と連れて来ん!」と怒鳴る父親。
・・・ゲレンデにはいろんなコーチがいた。

ゲレンデじゅうで、私がいちばん楽なコーチ。
ゲレンデじゅうで、うちの子たちがいちばん上達した。

来客

たびし@小山です。

実家(京都府綾部市)で雪かきをしていると
視界の隅でふっと何かが動いた。

見上げると、屋根の上に、おサル!

ゆうゆうと屋根づたいに家を半周して、
家の裏へ。

藤棚の上に陣取って、春を待つ藤の芽をむしゃむしゃ。
デカい!すごい迫力。

目が合うと、猛烈な勢いで威嚇する・・・。

20分ほどのち、姿を消しました。

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あとにはうんちが。。。

日本三景

たびし@小山です。

明けましておめでとうございます。
今年も教育コーチングをぐいぐい前進、ごいごい普及させる年にします。
みなさん、どうぞ一緒に動いてください。

今年の元旦は、故郷綾部の雪の中で迎えました。
長靴を超える雪なんて久々。

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食って、寝て、雪かいて。一本250円のミニスキーを買って、子どもたちと一緒に滑って転んで・・・。
なかなか楽しかったです。

路面から雪が消えた四日には、「天橋立」に繰り出しました。
そう、あの名勝。日本三景の一つです。

実家から車で30分ほどですが、何十年ぶりだろ・・・。

まずは主目的である姪っ子の高校合格祈願。
天橋立の知恩寺は、智慧を司る仏様文殊菩薩様がいらっしゃり、
学業成就、合格祈願のお寺として有名なのです。

本堂の中には絵馬がいっぱい。
「就職できますように」「再就職先が見つかりますように」
・・・なんて願も。

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姪っ子は「○○高校に合格しますように」
甥っ子は「野球がうまくなってプロ野球選手になれますように」
と願を書き込んで奉納。

扇子型の面白いおみくじがあり、引いてみますと

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OK・!最高なんです、このぐらいが。

門前でお腹をみたしたあとは、リフトに乗って山上の飛龍観
ビューランドへ。

いやぁ、絶景です。
幼いころから何度も見ている風景のはずですが
初めてその風景を「美しい!」と感じた次第です。

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かの有名な「股のぞき」をしてみると、当然のことながらこうなります。

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海に架かった砂地の橋が「天の橋」に大変身・。
教育コーチングでいうところの「観点」のシフトですな。

御用納め

たびし@小山です。

3日間、鹿児島に行ってました。

1つは、鹿児島県立高等学校の進路指導研修会。
70人を超える先生方にご参加いただき、のべ7時間、
教育コーチング、コミュニケーション、自己観察等を学んでいただきました。

スタート時の能面のような、鬼瓦のような顔はたちまち失せ、
先生方の生身の人間としての素敵な笑顔がいっぱい咲きました。
楽しかったです。みなさん一生懸命。

今日は、鹿児島唯一の認定校(6校舎)KoshinEduce様の研修会。
教育コーチングを習得され、実践されている先生方ばかりですので、
今回の研修は教育コーチとしての「器」のパワーアップ。

さすがはみなさん、鋭いし、前向きだし、吸収早いし・・・。

1年ぶり、あるいは2年ぶりにお会いする若い先生方が、
ぐんと逞しく、頼もしくなっておられたのがとってもうれしかったです。

生徒のために、本当に一生懸命な公立の先生方、塾の先生方に
出会えて、とっても素敵な御用納めとなりました。
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2011年の鹿児島の教育コーチングには、ちょっと注目ですよ!

みなさん、今年もお世話になりました。
新年もよろしくお願いいたします!
よいお年をお迎えください。

さぁ、早く帰って、お土産に頂いた「赤兎馬」と「MORRIS」をいただこう!

今の足袋師

たびし@小山から、もう一発。

今度は最新の文章について。

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学校の管理職の先生方向けの雑誌『教職研修』2011年1月特大号。

今回、「学校管理職のコーチング入門」という特集が組まれ、
国立教育政策研究所の千々布先生、
大分県の学校教育にコーチングを広められた佐藤敬子先生、
とともに、拙筆を掲載いただきました。

教育コーチング理論の根っこにある「自らの人生の舵を執る人」
という考え方について書きました。

管理職は「執者」であって欲しい、「執者」として「執者」が育つ教育コーチングを実践
してほしいという切なる願いからです。

チャレンジングな文章なんで、出版社(教育開発)さんから
ダメ出しをいただくかな、と思ったのですが、「興味深い!」との評価。

今のたびし@小山がいます。

『プレジデントFamily』の記事が、教育コーチング・パパ・ママコーチングの表層。
『教職研修』の文章が、深層。
読み比べてみてください。

5年前の足袋師

たびし@小山です。

僕が初めて教育コーチング&パパ・ママコーチングについて雑誌の取材を受けたのは
2005年の秋、『プレジデントFamily』の記念すべき創刊号でした。
「自分から机に向かう話し方」というテーマ。
緊張しまくる私から、編集の中村さんという方が実にうまく話を引き出してくれた。
「どっちがコーチやねん!」っていうぐらい。

雑誌の、しかも鳴り物入りで創刊されたプレジデント社の新コンセプト雑誌に
4ページに渡って自分の記事が出た!
本を出版した時とはまた別の感慨がありました。

その記事が、5年の歳月を経てふっか・つ!

『プレジデントFamily』2011年1月号別冊『頭のいい子のお宅拝見!』に
過去の人気記事が集大成され、僕の記事も掲載されています。

クリック⇒ null

教育コーチング、パパ・ママコーチングのイロハの「イ」の解説です。
5年前のたびし@小山がそこにいます。

是非ともご一読を!

PTAって・・・

旅から旅への足袋師@小山です。

21日は、私の地元綾部市の綾部中学校のPTA主催講演会
23日は、私の地元綾部市の隣町の舞鶴市のPTA連絡協議会(連P)主催研修会
でした。

学校からいただく講演会のお仕事は、学校主催のものとPTA主催のものがありますが、
今回は両方PTA主催。

両方とも、PTA役員の方々の一生懸命さがすごく伝わってきました。
ついつい気合が入りすぎて、10分近く延長・・・。反省。。。。。

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PTA・・・Parent-Teacher Association。子どもたちの健全育成のために
親と教師ががっちり連携しようという組織です。

正直申し上げて、こんな学校もあります。
 役員:「予算があるし、毎年やっているから今年も何かをしなきゃ」
 先生:「PTAの行事なんだから、PTAが主体的に動いて当たり前・・・」

今回の2件は、
 役員:「学校のために、子どもたちのために、保護者のために、いい会にしたい!」
 先生:「役員さん任せにせず、我々教員も協力し、子どもたちのためにやるんだ」

行動の「来るところ」が違うんです。

この違いが、子どもたちの教育成果に違いを創ります。

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子どもたちを育む大人たちの愛情・・・
会場に置かれた石油ストーブのような温かさを感じました。

長崎2日間

旅から旅への足袋師@小山です。

またまた九州へ上陸。大好きな長崎に行ってきました。

●17日は、長崎市で、厚生労働省委託長崎県地域連携事業の一環、
「次世代リーダー育成講座」です。

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今年で3年目。お蔭さまで大変好評をいただいていて、
なんと定員の倍のお申し込みがあり、大勢の方をお断りしたそうです。
主催者も、私も、うれしいやら、もうしわけないやら。

医療、福祉、流通、製造、サービス業・・・様々な業種・企業の
入社10年前後の皆さん。さすがは「次世代リーダー」・・・真剣そのものです。

コーチングコミュニケーションから「被者」理論、Beingの探究までという濃さ。
7時間に及ぶ研修でしたが、全員素晴らしい集中力でやりきってくださいました。

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最後は80名による「すれ違い承認」!

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●18日は、このブログでも何度か紹介させていただいている認定校智翔館様。

3月に「コーチングフェスタ」と銘打った講演会・研修をやり、コチラ
そのフォローの研修です。

いやぁ・・・先生方一人ひとり「前進」していらっしゃいました。
教育の質、生徒数、売上・・・グ・ンとアップ!!!

前進したがゆえに、掲げる目標も高くなるし、イケてない自分が見えるし、
悩みもたくさん出てきます。でもそれにへこたれず、前進を続ける先生たち。
今回の研修も、もちろん真剣そのもの。
涙もいっぱい流して、チームの絆を強めて、笑顔一杯で研修を終えました。

智翔館の先生方は、全員が教育コーチであり、一人ひとりが自立した「執者」です。
かっこよかったです!

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