5550キロ

足袋師@小山です。

22日に京都を出て、長い出張です。
九州から北海道まで行きつ戻りつ駆け抜けた9日間。

まずは新幹線で長崎へ。何度も来てもステキな街。
街も人も、ぼくは大好き。

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2日間、労働局関係のセミナー。
「職業人間力養成講座」では18歳から31歳までの
若者たち、
「人材育成セミナー」ではいろんな企業の
経営者・人事担当者の皆さんと
熱い時間を過ごしました。

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長崎から陸路、京都を通り過ぎて埼玉県深谷市へ。
ここは初めての街。
本庄東高等学校様のPTA講演会。
あるく&なかのトレーナーの講演を聴講。
軽快なテンポで、あっという間の1時間でした。
やるなぁ、あるく。名優なかのさん。

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羽田から空路札幌へ。

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長崎や首都圏のムシ暑さがウソのような
超さわやかな空気!ほんとに気持ちのいい街。
日青協理事会と総会に参加しました。

羽田へ飛んで帰って、陸路群馬県の太田市へ。

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認定校TOP進学教室様の職員研修。
懐かしい顔、顔、顔。
前向きな皆さんとパワフルな研修ができました。

電車と新幹線を乗り継ぎ、京都をまた素通りして
広島県福山市へ。

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認定校福山りじょう幼稚園の保護者セミナー、
高速で東広島に移動して姉妹園フレーベル幼稚園で
保護者セミナー。
ステキなママさんたちの笑顔をいっぱいいただきました。

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新幹線に飛び乗って、またまた京都を素通りして
東京へ。今日は神楽坂と吉祥寺、明日は千葉へ。
そして明日、京都へ戻ります。

9日間で、総移動距離5550キロ。
朝目が覚めて、自分がどこにいるのか分からない。
移動中は、寝て、本読んで、パソコン開いて・・・。

行く先々で、懐かしい顔、大好きな顔、新しい顔に
出会いました。その数400人。

ぼーっと、いろんなことを考えました。
旅と人生を重ねる文学や歌がたくさんありますが、
今回はそんな気持ちがちょっと分かりました。

生まれたところを遠く離れて、
家も持たずに暮らす日常が旅のようなもんだけど、
そこからまた旅に出る。
悪くない人生だと思う。

そして、ずっとつきまとっているのは悔恨。
出会い、別れる人々、その至宝のような刹那を
もっと大事にできたんじゃない?という自分への問い。

コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

こうして歳をとっていく。
旅に、人生に、乾杯だ。

おさる

たびし@小山です。

日曜日、久々のお休み。
息子とデートを楽しんだ:-P

嵐山にある岩田山へ。

い〜っぱいおるんですわ。おさるが。

世界に誇る京大霊長類研究所が、野生のおさるに餌場を提供して
研究の場にしているところ。 

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かなりの迫力!

「目を合わせると襲ってきます」といった掲示に逃げ腰息子氏:[]

「何があったらおさると友達になれるんかなぁ?」
などとコーチングするうち、だんだん大胆に・・・:??

管理のお姉さんに頼んでポーズ。

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ボスは「シロ」、?2は「クビカシゲ」、返事をする娘は「ヒルコ」
・・・写真を見ながら、二人で必死で個体識別を試みるも、ムリ!
だって、みんなおさる顔。

ま、とにかく、

なにもなにも ちひさきものはみなうつくし

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3か月経って

たびし@小山です。

日付が変わって、6月11日になりました。

あの日、あの時、私は長崎県佐世保市の教育コーチング認定校智翔館様で
保護者の皆様を対象とした講演会をしていました。

未曾有の大災害が日本を襲っているとはつゆ知らず・・・。

あれから今日で3カ月です。

6月10日現在、
震災による死者15,405人、行方不明者8,095人、負傷者 5,365人(警察庁発表)。
福島第二原発では命がけの修復作業が続いています。
震災復興構想会議の“検討部会”は、震災復旧・復興費を14.1兆〜20.0兆円と試算しました。

悲しみや、無力感や、焦燥感や、自己嫌悪や・・・
いろんな感情を味わっている自分を感じつつ過ごしてきました。

皆さんにとっては、どのような3か月だったでしょうか。

先日、あるく@中西トレーナーが、
仙台の子どもたちの取材に行ってきてくれました。

あるく自身がこのブログでもちらっと紹介してくれている通り、
7月あたまに刊行する雑誌『パパ・ママコーチ11号』で3ページにわたって紹介します。

限られた字数では到底語りつくせないものが現地にはあり、
あるくの心にもあります。

一人でも多くの人々に届け!そんな祈りを込めて、
『パパ・ママコーチ11号』、7月1日リリース予定です。

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表紙もコーナーも一新、どうぞお楽しみに:**:

病は気から

たびし@小山です。

以前にみねGが、このブログで紹介してくれた(⇒コチラ
Namiさん=小南奈美子さんの本「『病は気から』ニュー・アプローチ」の
電子版がリリースされました。:)
↓こちらのアドレスから購入できます。
http://itunes.apple.com/jp/app/mind-over-matter-complete/id435417188?mt=8&ls=1

iPadかiPhoneで読めます。Androidでも読めるよう手続き中とのこと。

やっぱり紙の本!という方は、Amazon
で購入できます。
書店売りは、京都の大垣書店の5店舗にNamiさん本のコーナー
ができていて:!!:そこで購入できます。

みねG同様、私からもお勧めします!:star1.0::star1.0::star1.0:

となりのおっちゃん

たびし@小山です。

父親がこの世を去って、今日でちょうど3年。
いまだに、実家に帰ると「よぉ、帰ったか・・・」と
父親が出てきそうな錯覚にとらわれる時があります。

実家のとなりのおっちゃんは、うちの父親より一回りも上の
大先輩。今年93歳。曾孫が13人いる。
ちなみに、おばちゃんもお元気で90歳。

このおっちゃん、腰痛がひどくて歩けなくなり、手術されました。
先日、見舞いに行きました。
時折涙を見せながら、いろんな話をしてくれました。

  英樹ちゃんよ、わしはなぁ、がんばるで!
  がんばってリハビリして、はよぉ歩けるようになるしな。
  
  とにかく、子どもや孫たちに世話かけたくないんや。
  わしら年寄夫婦のこと、ほんまに大事にしてくれるさかい、
  わしらもがんばって、元気でおらなあかん。
  死ぬ瞬間まで元気でおって、世話掛けずにすうっと死にたいんや。  

  この人生なぁ、ほんまに幸せやったで。
  戦争から生きて帰らせてもろて、一生懸命働いて、家族にも愛されて、
  多少なりとも人様のお役にもたてた。なんにも思い残すことはない。
  あとは、いかにきれいに、すうっと逝くかや。

  あんたのお父さんは、ほんまにきれいに逝かはったなぁ。
  早過ぎたけど。
  あんたのお父さんの生き方も、死に方も、
  わしは心から尊敬しとるんや。

  あんたは、たもっちゃんの子や。わしは安心してあんたを見とるし、
  期待もしとる。たのむで。世の中のためにがんばってや。無理だけは
  せんようになぁ。

  あんたらの世代に迷惑かけんように元気でおるのがわしら年寄の
  仕事や。
  がんばるで。元気になるさかいな。

父、母、じいちゃん、ばあちゃん、親戚のおっちゃん、おばちゃん、
近所のおっちゃん、おばちゃん・・・僕らは、素晴らしい大人たちに
育んでもらったんだなぁ・・・、そんな感慨がありました。

一昨日は息子の誕生日でした。
未来を生きる子どもたちに、
親として、大人として何ができるか、何を伝えるか。

SHOW ME YOUR WAY・・・このメッセージが、ずっと胸をたたき続けています。

加古川&明石

たびし@小山です。

TIERRA.COM様に招いていただき、
先々週に加古川、今日は明石で、保護者様対象の講演会をしてきました。

神戸・明石地区のホロン個別学習各教室、日進学院各校舎が
この度「教育コーチング認定校」を取得され、
加古川のホロン個別学習各校舎も間もなく取得予定。

その記念講演会です。

最近の私の講演会は、途中に保護者様同士に語り合っていただく時間を
たくさん入れます。

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初対面の方々も「子を愛する親」繋がり。
ちょっと話してみると最初の緊張感が旧知のうそのようにいろいろおしゃべり。

お子さんへのラブレターを書いていただきました。

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書きながら、つい愛情がこみ上げるんです。

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そして、今日までの自分にOKを出す。

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子どもたち、お手紙をもらってどうだったかなぁ・・・。

あななたたちのパパ・ママは、心の底からあなたたちを愛しているよ!

ON THE ROAD 2011 The Last Weekend

たびし@小山です。

いよいよ始まりました!
SHOGO HAMADA ON THE ROAD 2011 The Last Weekend

その皮切りとなる4月16日静岡エコパアリーナに、あるくと一緒に行ってきました!音譜

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いやぁ・・・・・・・・・もう・・・・・・・・・最高でした!

楽しくて、パワフルで、いっぱい元気や勇気をもらいました。

一番心が動いたのは、 「J.BOY」のフレーズ。

     SHOW ME YOUR WAY J.BOY

これまでたいして気にも留めなかったこのフレーズが、
突然どーんと胸を打って、・・・・・・・。

3時間半、最初から最後まで、感動しっぱなし。

いろいろ書きたいのですが、これから行く人の楽しみを奪っちゃ
いけないね。このへんにしときましょう・・・。

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春の一日

たびし@小山です。

山口市私立幼稚園連盟のお招きで講演をしてきました。

泊めていただいたのは「白狐の湯」湯田温泉。
「松田屋ホテル」は、幕末の志士・要人たちがたびたび訪れ、
密会を重ねたという歴史ある宿だそうです。

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お集まりいただいたのは、120名を超える幼稚園の先生方。
冒頭、震災で亡くなられた方々、子どもたちに黙祷が捧げられ、
研修がスタート。

私が会場に入った頃からは、
会場園となった旭幼稚園の先生方による演劇「ブレーメンの音楽隊」
いやはやお見事!パンチの利いた全力演技に圧倒されました。

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途中、広島から駆けつけてくれた福山りじょう幼稚園の兼田園長
(当ぶろぐの「どんちゃん」)の、教育コーチング導入・成果の
紹介を挟みながら、みっちり2時間の講演。

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先生方、HOT!HOT!明るく、温かく、前向きなエネルギーが
前に立っているとじんじん伝わってきます。
しゃべって、笑って、泣いて・・・いろんなことを感じてもらった2時間でした。

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アンケートを読むと、これまでのコミュニケーションを反省していらっしゃる
先生が多数・・・。園児たちに対する愛情と責任感を感じます。
そして、講演で大事なことを言い忘れたことに気づきました。

「先生たち、OKだよ。これまでの自分を許してね」

この講演は、旭幼稚園の藤井園長のご尽力で実現しました。
藤井園長は、この3月に「認定教育コーチングトレーナー」の資格を
見事取得!トレーナー名は「はっぱ」さんです。
3月いっぱいでご退職になりますが、これからトレーナーとしてご活躍
いただきます。

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帰りに、瑠璃光寺というお寺に参拝。
国宝の五重塔は、噂にたがわぬ圧倒的な美しさでした。

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はっぱさんと、どんちゃんと、同行したドラゴン中園と四人で、
未来を語りながら、春の日差しの中の散歩・・・なんとも癒される午後でした。

山口の先生方、ありがとうございました!またお会いしましょう!

金メダル

たびし@小山です。

昨日は小2の息子の学校の終業式。

通知票をもらってきました。
前期よりも「よくできる」の数も増え、本人ご満悦の様子。

担任所見欄にたくさん承認の言葉をいただいてうれしかったようで、
朝から朗読して聞かせてくれた。

あわせて1枚のカード。
ミッキーのついた星形のカードで、紐がついて首から下げるように
なっています。

先生が、一人ひとりにくださった金メダルでした。

裏返すと・・・

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息子の教室での様子が目に浮かぶような、最高の承認です。
1年間、先生や仲間たちと一緒に、息子がそこに居た、その証です。
感動しました。
新任で、やんちゃな子どもたちに2年間関わってくださったS先生、
ほんとうにありがとうございました。

先生方は、一人ひとりの生徒を大切に大切に育み、
節目で生徒を見送ります。終業式、卒業式、離任式・・・。

そんな節目のイベントも、金メダルを贈る機会もないまま
時間が流れていく被災地の学校・・・。
テレビや新聞で、先生や子どもたちの姿に触れるたびに
胸が苦しくなります。

一日も早く、それぞれの春が来ますように・・・。

北関東を回ってきました

たびし@小山です。

21日と22日、全国の教育コーチ仲間たちが送ってくれた
懐中電灯や乾電池等の物資を届けに、
茨城、栃木、群馬と回ってきました。

高速のSAでは、何台もの自衛隊車両を見ました。
汚れた消防服を来た消防隊員の皆さんも。
高速道路は修復されていますが、あちこちに段差や亀裂が。
電車にも乗りましたが、計画停電で大幅な本数削減です。

海辺は回っていませんので、東北地方のような光景は見ませんでした。
でも、見渡す限りブルーシートを被った屋根、屋根・・・。
「倒れてはいないが住めない」という家がたくさんあるそうです。

厳しい状況の中でも、
「東北の皆さんのことを思うと・・・」
「津波が来た地域のことを思えば・・・」
皆さん口をそろえてそうおっしゃいます。

ある経営者がおっしゃいました。
「震災以降、スタッフのやる気と結束力がぐんと高まっています」
あるリーダーがおっしゃいました。
「この震災を機に、これまでよりずっといい組織に変身します。見ててください」

逆に元気をもらいました。

今回お邪魔したのは、
誰かのためにというより、半分以上が自己満足のため。
エゴだなぁと思います。

実際に動いて、動くことで自分の心を落ち着けたかったんです。
帰りの道中に、やっと気づきました。

復興への道程は、長いです。これからです。
本当の意味の支援活動として何ができるか、考えながら動いていきます。

これもその一つ。
日青協の募金活動です。

こちらのPDF

または

日青協のHP

をご覧ください。

『復興の種』

皆様のお気持ちを確実にお届けします。

また、「教育コーチング」というリソースを使って、
被災された方々の心が少しでも元気になるように、
子どもたちがまっすぐに未来を見られるように
お手伝いをしたいと考えています。

その節にはご協力、どうぞよろしくお願いします。