パパ・ママコーチング ワークショップ in 広島

教育コーチのおかです。

3月13日(日) 広島市にある修道中学・高等学校で、ワークショップを開催しました。

昨年の8月に広島女学院中学高等学校での開催に引き続いての開催でしたが、そのときに引き続いて参加された方も7名ほどいらっしゃいました。

はじめは緊張感と固さのある空気の中でスタートしましたが

20110314-IMG_1704h.JPG

ワークを進めるうちに、皆さんの表情がどんどんほどけていきました。

20110314-IMG_1708h.JPG

最後には皆さんの全身から力が抜けて、柔らかく優しい笑顔で帰路につかれました。

4月29日には教育コーチングのECTP<初級コーチ養成講座>の開催も決定していますが、それを皆さんにご案内すると、複数の方が受講を決意して帰られたようすでした。

受講者の皆さんも、これを行う私達も地震のことが頭にありました。トレーナーの一人は姪御さんの消息が不明のままでの、別のトレーナーは出身地の家が心配な状態での開催でした。狭い日本で、たとえ広島と東北であろうとも、全く無関係な人はいらっしゃらないかも知れません。
一瞬、本当にこのまま開催していいものかという考えもよぎりましたが、将来を担う子ども達のことを本気で思うお父さん・お母さんにとっては、この場は大切な場、子どもにとって「今」という成長過程が大切、という思いで実施しました。 欠席者どころか当日の飛び入りまでいらっしゃるほどでした。

地震に被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、無念にも亡くなられた皆様のご冥福をお祈りいたします。 そして、まだ行方の分からない方々の一人でも多くの皆さんのご無事を祈るばかりです。 
 

 
 

親の生き様

教育コーチの おか です。

私が生まれる前の年に、我が家は新築された。
今から54年前の話だ。

いろいろ人生設計をしていたらしいが、その父は私が5歳のときに他界した。
「人生計画通りには行かないもの」
「やりたいことがあるなら生きているうちに」
ということを父から学んだ。

それ以来、母の手一つで二人の子どもを大学まで出してくれた。
家も建ててまもなくのことで、なおさら大変だったことと思う。

母は農家の育ちで、決して裕福ではなかった母だが、どうしても先生になりたかったそうだ。
しかし、「農家の娘に勉強は必要ない」という祖母の言葉で進学することもできず、就職してすぐの16歳の年齢から自ら茶道・華道を始め、60年近くの間、先生と呼ばれ続けている。

そんな母は再婚するが、62歳の年齢で再び主人に先立たれた。

子どもから見ても、強い女性だと感じてはいたが、それを契機に運転免許を取り、70歳を過ぎてからはパソコンを習い始め、膝がよくないといってはプールに通い始めた。 パソコンを使って様々な文書をはじめ、イベントのチケットやらポスターやらを自ら作り、ますます積極的になっていく。

今年81歳になるそんな母が、「私は今度スマートフォンにするよ」などといい始めた。

この人のチャレンジはどこまで続くのだろうか。
いつも勇気づけられて、生きる力をもらっている。

『親の生きる姿は、子どもに大きな影響を与える』
それを私はこれまでにずっと、いや、最近になってさらにそれを感じている。
私もそうありたい。
子どもにそんな背中を見せて生きていきたいと思う。

受験生の気持ち 3

教育コーチのおかです。

受験する大学を決めきれないでいる受験生がいます。
 生徒B:「受験する大学を決めるのにどうしたらいいのか迷う・」
     「どうしたらいいですか」
    いろんな人に聞いて回っています。
    いろいろ聞いても、答えには行き着かないんです。
    この生徒はセンター試験以降ずっと悩み続けています。 

 学校の先生が必死に止めるのにもかかわらず、D判定の大学にこだわり一歩も引かない生徒C。とうとう押し切ってしまいました。
そんな生徒もいれば、難関大学に余裕で合格する力を持ちながらも、難易度の高くない大学を自分で選択して周りからは「もったいない」と言われても、平然として結論を出している生徒Eもいるんです。
 この生徒Bは無難に合格できる大学を「選ぶべき」か、「チャレンジするべき」かで悩んでいるんです。
 自分がどんな人生を「送りたい」のかはあまり言葉に出てこない。

 『答えは自分の中にある』

 大人になると「考えて動く」ということが多くなる気がしませんか。

 「感じて動く」生徒は見ていて力強いです。

受験生の気持ち 2

教育コーチのおかです。

受験生が毎日いろいろな表情を見せます。

 生徒A:「明日受験に行ってきます」といいながら、そのすぐ後に「あぁ、緊張してきた」と言う。
 どんな感じ?
 生徒A:「明日受験に行くんだと思うと、ドキドキします。
     たくさんの受験生の中でやるんだと思うと緊張してきます」
 受験の会場で、周りのみんなに「みんな一緒に頑張ろうぜ。ベストを尽くして一緒に受かろうぜ」
 って言ってみたらどうだろうね。
 生徒C:「へぇ・、何だか気持ちが楽になってきました」と笑顔(^^)

 不思議なものです、「勝ち残らなければならない」「うまくやらなければならない」と思うと身も心も硬くなってくるんですね。
 「周りの仲間と一緒に、やれるだけのことをやろう。失敗もOKだよ」って口に出して言ってみるだけでも、身体は違う反応を起こすんです。

自分の世界に入ると緊張する。
でも、仲間と一緒ならゆとりができる。
応援してくれる人が後ろにいると思うと、勇気が出てくる。
「気は持ちよう」ですね。

受験直前のセレモニー

教育コーチのおかです。

今年も受験がやってきました。

センター試験直前と最中の注意事項とアドバイスです。

そして、昨年同様に・・・、いや昨年よりじっくりと丁寧に

センター試験受験前の『緊張のほぐし方』をやりました

やり終わってみると、高校3年生たちの表情はとても穏やかです。

感想を聞いてみると、

  一人の男の子は 「なんかとても落ち着いていい感じです(^^)」

  別の女の子は 「感謝してるうちに 感謝しすぎて涙が出てきちゃいました(^^ゞ」

どおりでいい表情をしているはずです。

この女の子は、しょっちゅうお母さんと口喧嘩をしていて

しっかりと感謝の気持ちを持っているんだな、

って思うと嬉しくなってきました。

  最後には、中学、高校の頃の壮行式を思い出して

  応援団張りのエールを送りました。

  1・2分間、あらん限りの大声で

  みんなの目標達成と

  持てる力のすべてを出し切ることを祈って

  全力でエールを送りました。

後は、自分の力を信じてやりきるだけです。

捨てる

教育コーチの おか です

    今年もあと3日だ。

「のんびり屋でものぐさな私にしてみるとよく動いた年だったな」

      そう思う。

1年前の今日、ブログに
『2009年、・・・自分の中に大きな変化が起きた』とある。
この1年を振り返り、
『2010年、周りに大きな変化が起こった』 そんな気がする。

  何しろ4年前と全く違うと感じることは
    生徒が変わったこと

         話しをよく聴くようになった
         どんどん素直になっていく
         (もともと素直な子達だが前とは違う)
         生徒たちがよく勉強するようになってきた
         努力を楽しむようになってきた
         (大変だとはいいながら楽しんでる)
         大声であいさつをするようになってきた(^^)
                     ・・・ 嬉しい 
         雑談が減ってきた
         ・・・・・

なってほしいと思う方向に変わってきているのが うれしい
   変えようとしていないのに変化してるのが良い(^^)
       この2年でそれまで大切にしていたものを手放してきた

先日、生徒に言った。
   『成長して何かを手に入れるために何を捨てる?』
       テレビ、マンガ、おしゃべり、勉強?、携帯(ムリムリ)、・・・

抱えている大きなものを捨てると、
  大切なものを捨てると、
    もっともっと大きなものを
      さらに大切なものを手に入れることができるそうです。

     来年は思い切って捨てるぞ!!!

     みなさんは何を手放しますか???

       

受験生の気持ち

教育コーチのおかです。

センター試験まであと30日です。
毎日、長時間熱心に勉強に取り組んでいる生徒が大半です。
でも、どこか燃えていない生徒がいます。
聞いてみると、その気持ちは『不安』の一言

このままで良いのか、このやり方で良いのか、うまく行くだろうか・・・
『不安』な気持ちをそのまま受け止めました。
すると重かった口から、少しずつ気持ちがほどけてきた。

・・・・・

人間、「今はやるしかないだろ」というときでも
いろいろと余計な考えが浮かんでは消える。
「余計な考え」とは言っても、本人にとっては真剣そのもので
けっして「余計」ではないのだ。

でも、そんな自分の状態に気付かないでいる。

スポーツの試合中、ボールを目で追いかけ打つとき
その瞬間は夢中だ。そして、選択の結果がボールの行方となる。
同じように、試験の前はいろいろ悩み考えるが、試験の最中は全力・夢中だ。

受験直前の今、やることは決まっている。
行動あるのみ。
そんな時期に、『不安』な気持ちがいろいろな考えを呼び込んでいる。
最高の行動を決めたら、後はやるのみ。

そんなことを答えに出して、少しすっきりした様子で帰っていった。
「考えるな」と言っても、考えてしまうんですよね。

「近頃の若いもの」

「近頃の若い者は・・・」という表現がある。

私が小さい頃から何度も耳にしてきたこの言葉、

     いつの時代にも若い者はいるけど、最近はどうなんだろう?

私の尊敬する方がよく言います、ずっと前から言い続けています、

     「最近の若い人は良くなっている」、と。

10年前は、どこが良いんだろう???って思いながら聞いていた。

     その良さがちっとも分からない自分だった。

でも、最近は違う。 「近頃の若い人たちは良い」、と

     目の前の中学・高校生を見ていてホントに思うようになりました。

皆さんはどう感じていらっしゃいますか?

     「子は親の鏡」「子は時代を映す鏡」などいくつかの言葉を思い出します。

    今は、目の前にいる子ども達が、新しい時代を写している姿に見えるのです。

    30年前・・20年前・・10年前・・思い出してみると変化してるなぁって感じます。
 

子ども達のどこを見ていますか?
 
 
 
 
 

『神在月』のセミナー

日本じゅうの神々が出雲大社に集まる

  そんな時期に島根県の出雲で『親力』向上セミナーを開催しました

     

  子どもさんと愛情いっぱいで向き合う日々で

     喜び 悩み 幸せ 心配 生きがい ・・・・・ 時には 怒りや悲しみも ・・・

  いろんな想いを抱えていらっしゃるお母さん方が 
   

     この日を 「これから未来への出発点」 とされた方

     「安心して子どもと向き合い これからの成長を確信」された方

     「心が温まり、開放され、軽くなり、安心感」を持って帰られた方

     「子どもの個としての歩みを見守ってゆきたいと心に誓った」方

     中には
      「自分の人生を歩むことへの希望が見える気がするし、
                             その希望を大切にしたい」
      「それぞれが個として自立してゆくことが幸せなのだと感じました」
     と気持ちを表わしてくださった方も・・・

  みなさん 最後はステキな素敵な笑顔でした

日本中からお集まりになった神々の見つめる中での『親力』向上セミナーでした(^^)

  お母さん方の心に 子ども達に ごりやくがありますように・・・・・・・・・!!

         

  

競い・・・発奮、そして自信!!

30日前の、生徒達と面談でのこと・・・

 バスケ部の連中が、その場にはいない同級のブラス部の連中に向かって言った一言

 「あいつら(ブラス部の連中)にはたいした勉強はできないですよ!」と、見下した。

 ブラス部の面談でそのことを伝えると

 「よっしゃ、あいつらには絶対負けん!!見とれ!!」

 そのことをバスケ部に伝えると

 「ムリムリ・・・(^^)」と余裕の表情。

    (ちなみに、みんな同級生で仲良しです)

 そして3週間たった先日、ブラスの生徒達の頑張りといったら半端じゃない!!

 それまでの勉強の姿勢が別人とも思えるほどの勢い!

 中でも一番頑張っているA君は、うちの塾はじまって以来の量と時間をやり続けている。

 行動する自分に何の躊躇もない様子で、毎日のあいさつさえも力強さが違っている。

    昨日の三者面談でも、お母さんが最近変わってきましたが何があったんでしょう??

    本人は思わずにんまり(^ー^)

    そしてお母さんに「僕を信じて!」のひとこと

 すっかり行動する自分に自信を持って、高い目標に向かう毎日。

 週を追うごとに結果を出していくA君の様子を端から見ているバスケ部の連中は

 A君に引っ張られるように、さらに頑張り始めた。

 さらにはブラス班の頑張りに刺激されて、この班に入りたいという希望者まで続出!!

 楽しみになってきた(^^)

    本気を出すきっかけは何になるのかはわかりませんね

    そして、持っているんですね本人も気付いていない底知れぬ力を!