小さなコーチングの積み重ねが・・3

○そら@内藤です。

○先日、我が校では「強歩大会」がありました。
 5キロ、10キロ、13キロの中から自分で距離を決めて、エントリーして走ります。
 前日から体調を崩していた生徒が一人途中で棄権しましたが、
 それ以外の生徒は完走しました。
 
 走る生徒の姿から伝わってきたことです。
 「なんでこんなことするんだよぉ」 「面倒だ」
 「どうせ自分はダメですよ」という
 自分自身に限界をつくる雰囲気が感じられなかったということです。
 
 「君たちの姿に、一生懸命さがあふれて、すごく嬉しかった」
 「苦しいときもあっただろうに、まだ行くぞっていうエネルギーが伝わってきた」
 大会のあと、生徒を承認する言葉が出てきました。
 
 以前の私なら、
 途中で歩いた生徒に「あそこで頑張らなきゃなあ」とか
 ゴール近くに来て全力疾走をする生徒に「その力があるなら、途中頑張れよ」とか
 言っていたかもしれません。
 生徒のプラスに視点を置いて、心から承認できる。
 そんな感じが嬉しかった1日でした。

朝、コーチモードを高めています。

○そら@内藤です。
○我が校では、朝10分間、全校一斉読書タイムをとっています。
 私もできるだけ一緒に本を読んでいますが、
 この1月間は「子どもの心に届く言葉、届かない言葉」を読んでいます。
 もう何回読んだことでしょうか。
 様々な事例ごとに書かれているので、短時間で読むには便利です。

 朝、この本を読んで、コーチモードを高めています。
 生徒を承認する気持ちがアップします。
 今日をプラスにイメージします。

 読書タイムに続いて、朝の短学活がありますが、
 その時、生徒の前で短いスピーチをします。
 承認のメッセージ、プラスのメッセージ、温かなメッセージ・・を伝えています。
 気持ちのいいスタートになります。

 このブログを読んでくださっている方がどんな方で
 何人くらいいるのかわかりませんが、
 よろしかったら、この本読んで下さい。
 私の好きな本です。

寒い日が続いていますね。

○そら@内藤です。
○寒い日が、続いています。
 今朝の伊那谷です。
 正面の山が、仙丈ヶ岳です。
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○こんな初冬に咲く桜です。
 運転中に「あれ?」と思って引き返したら
 やっぱり桜でした。
 「枯れ葉と桜」 どうしちゃったんでしょうね。
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私の3連休です。

○そら@内藤です。

○連休中の2日間、「キャリアガイダンス」の研修に行ってきました。
 本校では、中学2年生になると職場体験学習を行っています。
 これまでも、自分の興味関心、適正などを知ったり、
 職業調べなどを行ったりしてから、臨んではいるのですが、
 どこか行事的な取り組みになっているなあと感じていました。
 もっと日常の学習と結びつけて、
 自己理解をすすめ、自己肯定感を高めることはできないだろうか。
 将来をイメージすることが、学習意欲を高め、
 今の自分を大切にすることにつながらないだろうか。
 そんなことを考えて、学んできました。
 
 ヒントがいろいろありました。
 それをどう具体化するか・・。
 今、考えています。

○空いている時間に、フェルメール、観てきました。
 描かれた人物の状況や気持ちを
 ドラマのようにイメージさせられる・・・。
 混んでいましたが、絵の正面に立って
 引きつけられていました。

今日学んだこと

○そらです。

○某番組「秘密の県民ショウ」ではありませんが、
 長野県の我が校では、森林学習があります。
 地球環境、野生生物との共生、森林の活用、森と人・・。
 理屈以上に学びの大きい学習だなあと今日、感じました。
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○いくつもの学びの中で、私にとって大きな学びは
 リーダーに入って下さった森林組合や支所の方の「見守る」という姿でした。
 「基本のやり方は教えるから、自分たちで工夫してチャレンジしてやってごらん」という
 言葉通りに、じっとそばから見守っている姿でした。
 生徒は、初めとまどいながらも、失敗し、挑戦し、成功させていきます。
 「ええ、こんなに取り組むものなの」と私が驚くばかりでした。
 「教えること」がまず浮かんでくる教師にとって、今日は嬉しい1日でした。
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○明日は11月、ますます寒くなります。
 みなさん、カゼに気をつけて、頑張りましょう。

小さなコーチングの積み重ねが・・2

○そらです。

○先日の部活練習中のことです。
 一緒に指導をしていた主顧問のA先生が、生徒にこんな質問をしました。
 「Bさん、今朝の練習はどんな感じだった?」
 
 A先生は最近、こんな「開かれた質問」をすることが多くなっています。
 職員研修や私がする質問を参考にしてくれているんだなあと
 嬉しくなる時です。

 Bさんが言いました。「今朝はシュートがダメだった」
 A先生はすかさず言いました。
 「ううん、そんなことないよ。どんどん決まっていたよ。大丈夫、自信持ちなよ。」

 A先生はとっても生徒を大事にする先生だと思っています。
 そして、このアドバイスもBさんを励まそうとする気持ちから来ているものだとわかりました。

 でも、Bさんの顔はスッキリした感じにはなっていませんでした。

 続けて私も聞きました。
 「Bさんは、10本中何本決めたいの?」
 「10本中8本です。」
 「そうか、10本中8本決めたいんだ。で、今朝はどうだったの?」
 「10本に5本でした。」
 「そうか、そういうことだったんだね。」(後略)

 Bさんがより確実なシュートを決めたいという気持ちがはっきりしました。
 そして、より以上をめざそうとするBさんがたくましく見えた瞬間でした。