子からのレクチャー

新年になり旧友からの連絡が続くいっすぅぃ・です。
今年は、冒頭から、ワクワクしてます。

新年になり、息子の琉太朗と一緒に宿題をやっていたときのことです。
そこには「書き初め・書写」というものがありました。教科書の文章を写
すというものです。

実は私、ほんと・うに、お世辞でも「字が上手」とは言えない輩です。
妻からも「パパも一緒にやればぁ・」というアドバイス?!

「じゃあ・、一緒にやるかぁ・」と、笑顔でいながらも本気モードでトライ。

「ほれみ・、本気で書いたらこんなもんやろぅ・」
「パパもゆっくり書いたら上手や・ん」との会話がある中、琉太朗から
指摘を受ける。
「パパ、この“青”っていう字、違う」

えっ!マジ?!と思いながら、漢和辞典で調べてみました。

それまで、“青”の下の部分は“月”とばかり思っていたのが、違うのです。
“月”じゃないよぉ・。

琉太朗くん、ありがとう。子に教えられた父でした。

必要とすると

あなたの想いを聴きたい。

こんにちは。 いっすぅぃ・です。

年末に職場の忘年会幹事を務めました。
幹事は全員で4人。会全体の流れ、座席をどうするということから、実際の司会
進行、ゲームや景品などまで一通りのことを考えることから始めました。

景品は、それぞれが3万円15人分を購入してくる。その中で安価・高価は各々
が考えて、当たり・はずれをつけても良い、なんてことから考えるわけです。

私は全体のメイン司会とゲームの内容と準備を任されました。
ゲームの内容は、他の幹事の方々にもお手伝いいただき、ほぼ完成。安易な「ビ
ンゴ」はしない。会場を大きく使って、動きのあるものにする。チーム対抗のものと
個人対抗のものにして。。。などです。

色々と準備を始めたときです。
「バットを柱にして10回って・・・」バットを持って行くのは大変だからやめたいなぁ。
バットの代わりに柱となるもの、箒やモップ(食事をするところだしなぁ)(長すぎる
よなぁ)(椅子の背を使うとどうだろう)

1番はこの人、2番はこの人、と周りからも分かっていた方がゲームは盛り上がる
なぁ。審判にとっても分かりやすいなぁ。ゼッケンを。作ろうか。どうやって作ろうか。

考えれば、悩めば、その分だけ出てくるもんですね。
大げさな言い方をしても良いなら「発明しちゃう」んです。また、そのときに妙案
が浮かばなくっても、時間をおくと出てくる。「脳に空白をつくる」なんてことも言わ
れます。

私が「教育コーチング」を始めたときは、生徒の指導に悩みを持ち、どうしてい
ったらいいか考えていたときでした。出会いはそのようにしておこる。

宣伝になりますが、親子関係、子どもとのやりとりに不安があるなら『親力向上
セミナー
』があります。自分自身に芯を持ちたいなら『人生航海図』です。

聴き出し上手

あけましておめでとうございます。いっすぅぃ・です。

この年末&年始、方々での飲み会で充実している方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。その中では、忘年会・新年会ということもあり、一年を振り
返ってのことや、今年の抱負など、「大観」した発言が出ることが比較的多
くなりますね。

そんな時、「その人なり」が出ることが多く、<むっちゃおもろい>と感じます。

そのなかで、年始と言うこともあり、私が一番嬉しかった「承認の言葉」を紹
介します。それは、一緒に吹奏楽団で音楽をしている人からもらった一言で
した。

「世の中では“話し上手”や“聴き上手”という人は多くいますよね。で、石田
さんは“聴き上手”ってのより上をいっててね。“聴き出し上手”って思うんです。
なんで私が話したいことがそんなに分かるんですか?」

このブログを読まれている方には分かりますね?!

「教育コーチング」やってみぃ。

せっかくの言葉をいただいたのですから、もっと精進をして、『進化した聴き出し
上手
』になる。それを今年の抱負にします。

今年もよろしくお願いします。

「宿題」に

わが子に本を読んでもらうのが大好きないっすぅぃ・です。
小学校の宿題の1つに、その時に授業で扱っている箇所を「本読み
しなさい」っていうのがあるんです。いい宿題を出すな・ってそれも楽
しみにしています。

つい最近読んでいたのが『ずうっと、ずっと、大すきだよ』。

 エルフのことをはなします。
 エルフは、せかいでいちばんすばらしい犬です。
 ぼくたちは、いっしょに大きくなった。でも、エルフの ほうが、ずっと
早く、大きくなったよ。
 (略)
 ときどき、エルフが わるさをすると、うちのかぞくは、すごくおこった。
 でも、エルフをしかっていながら、みんなは、エルフのこと、大すきだ
 った。
 すきならすきと、いってやればよかったのに、だれもいってやらなかった。
 いわなくっても、わかるとおもっていたんだね。

 この先、エルフは亡くなってしまいます。僕は、悲しかったけど
 幾らか気持ちが楽だった、毎晩「ずうっと、大好きだよ」って
 言ってやっていたから。この先、なにを飼っても、毎晩きっと
 「ずうっと、ずっと、大好きだよ」っていってやるんだ。

そんなお話しです。

膝の上にいるわが子をすぐにはこちらに向かないようにして(泣
いてんだもんなぁ)、「ええ話やねぇ」、ぎゅ・っと抱きしめながら
「パパ、琉太朗大好きやでぇ・」。

年の瀬です。
「ず・っと大好きや」と言っておきたい人がたくさんいます。

概念、偏見、先入観、差別、、、

こんにちは。肩こり・首のこりがひどいので、定期的に鍼灸に通っている
いっすぅぃ・です。

鍼灸では、針を打ってもらったり、こりをほぐしてもらったりしている間、会話
が出来る時間が沢山あり、世間話に留まらず、趣味や家族のことや仕事
のことやら、色々な話をします。

ここ最近の話では、『みえコミ』で「教育コーチング認定校」をいただいたん
だぁ。今度「『親力』向上セミナー」ってのをするんだ。というような話をして
いました。

この火曜日のことです。石田さんの言っていた「コーチング」ってのはどん
なものなの。どんな風に子育てに教育や子育ての力になるの。という質問
を受けました。

質問に答えようと話をしていたときです。

それで差別は無くならんかと質問されました。

私の中に、『概念』が浮き上がってきました。その話をしました。

鍼灸師さんは盲目です。
「こちらは目が見えない。向こうはず・っと遠くからこちらを見ている。見えて
いる。で、遠巻きに近寄ってくるんやなぁ」
「ちょっと何でもないことが出来ただけで“すごい・、わたしやったらようせん”
ってな。下に見られてる、馬鹿にされているような気分」
「私らはなんも出来んと思てる」
今まで、その方から、そんな『差別』の話を聞いたことはありませんでした。
事柄ではなく、心の痛みが伝わってくる言葉の数々でした。

みんながそんなコーチングを学べば、社会はようなるなぁ。
強い確信に満ちた声でした。力付けられる言葉でした。

“子どもが育つ”だけでなく、“人間性が育つ”。
『教育コーチング』の強みです。

一緒に料理

ここのところ妻の帰りが遅く、「ママの力」をひしと感じているいっすぅぃ・です。

最近の妻は仕事が忙しく、帰宅は深夜。昨日は休日出勤。世間一般的に言う
と、私がママのような役割をしていました。
早くに帰宅して、子ども達をお風呂に入れて、夜ご飯と就寝の手伝い。合間に
宿題のチェック。でも、ママに追いつかない瞬間を何度も感じます。

今日は久方振りに親子4人で、長い時間を過ごせました。
出かけている際も、帰宅してからも、子ども達はそんな時間を親達が大切にして
いるのを知っているかのように、意図を汲み取ったり、はぐらかしたり。そして、
そして、やっぱり叱る場面があったり。

で、夕食の準備。兄の琉太朗は「ハンバーグを一緒に作る」と宣言。宿題が残っ
ているのを最初にやってから、ご飯が終わってから、今から、それはやだ、とすっ
たもんだありました。それは、もう。

「ママの想い」が通じたんだ、と私が感じた瞬間がここでした。
台所にママと子どもが並んで料理をしているとき。
今日は、寝るときにも、色々と話をして、通じ合えているなと感じる時を過ごせまし
たが、それ以上のものでした。結婚してからというもの、家族構成のこともあり、料
理をしなくなってしまった私ですが、その時間をちょっと共有したいそんな気分にな
りました。

反面、確信していることもあります。きっと、ママだから創れた時間で、真似するこ
とはできないこと。
「ママの力」はすごい。
「ママ・コーチ」、応援しています。

玄関での時間

土・日で、東京へ行ってきたいっすぅぃ・です。
旧友に会うと、自分の変わってなさと変わった部分、自身の軸、そんなものが
ありありと分かります。
そんな「力」をもらったいっすぅぃ・です。

旅行に行くときは、準備する時間が長くかかる子どもたちの準備を手伝い、早め
に済ませてしまい、子どもたちは玄関に集合。そして、母の行くのを待つ、そんな
風にして出発を待ちます。
この風景は、どこの家庭でも同じようなものでしょうか。

父はこんなとき、どうしていようか。
自分のことはパッパッと済んでしまう。先に廻って待ってよう、そんな心情。

で、いつものように待っていたのですが、ちょっと気付きがありました。

赤ん坊のとき、それは玄関で待っているなんて時間はあまりない。
子どものとき、先のよう。
青年になると、きっと、今の父と同じように、パッパッとすることになるのだろう。

そう考えて、この時間を捉えると、この玄関の時間が、愛おしく、大事にしたいと
感じたのでした。
子どもが学校や保育園に行く前の喧騒が、煩わしくなくなりました。

ユイマール

 来週の週末に東京。久方ぶりに大学時のサークル仲間に会えることを楽しみに、
ワクワク・ドキドキしているいっすぅぃ・です。

 先週の土曜日に、川畑保夫さんの講演会に参加しました。この川畑保夫さんは、
沖縄教育出版というウコンや化粧品を通信販売している会社(出発は教育書籍だけ
を扱っていたようですが)の社長をされている方です。
http://www.cha-genki.co.jp/
日本一長い朝礼というので、ご存知かもしれません。

 ノートに記入され、思い起こされることは沢山あるのですが、中でも、沖縄の『ユイ
マール』の説明が記憶に鮮明に残っています。『ユイマール』はご近所さんや仲間で、
助け合いをする習慣(制度)のことだとは知っていたのですが、『義理』と対にして説明
をされました。

 沖縄の人は「情けは深いが義理は浅い」んだ。「義理・人情」で動くんじゃないん
だ。「義理は返さなくていい」んだ。“恩送り”なんです、と。

 起きましたよ・。パラダイム・シフトが!!

 そしてそして、講演会の最後。質疑応答で質問者の最後3人になったのが、いっ
すぅぃ・・裕介・みねG。みんな「みえコミュニケーション教育実践会」
http://www.miekomi.jp/(ホームページをみねGが再製作中) のメンバーです。
 この「教育コーチング」を軸にして集まったのが始まりです。

 このメンバーの中では「義理」で動いてるんじゃないなぁ。「興味」かなぁ。それだけ
でもないなぁ。気持ちいい関係、学びを深め合う関係、それだけもないなぁ。もちろ
んこの「ユイマール」もあるやん、と感じたのでした。

「箱」から脱出(友、その4)

 いっすぅぃ・です。
 最近、ある本を読み返しました。その本のことを書いた文章をブログ立ち上げ練習時
に書いたことを思い出し、【幻】にしておくこともないか、と引っ張り出します。

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 最近、読んで「ほぉお・」と思ったのが『自分の小さな「箱」から脱出する方法』とい
う本。実はこの本、自分で買ったのではなく、友人から贈ってもらったのです。
 友人は、大学時分の友人で、現在は沖縄に住んでいて。で、経営コンサルティング
のような会社を経営しているのです。なぜ「ような」なのかというと、自分でもよく分か
らないけど世間的に言うとそんなもの、と本人が言うんだから間違いない。

 彼はかなり凄い奴なのです。これでもかってぐらいに夢見る子ども。万能感に溢れ
ている。天才肌。で、憧れるようなことをしちゃうのです。大声で「悔しい・」と叫び
たいぐらいの悪戯をしちゃうやつなのです。

 そんな彼に、15年振りに会いに行きました。連絡が取れ、「今」会っておきたい、と。
 やられたのは名刺。そこには、“あなたの商売に魂をブチ込むのが僕の仕事です。”
(。がある。なんで名刺に文章やねん)。
 その後、長い文章が、「プロフィール」が(ダレがこの長いのん読むねん。おい!この
“(つづく)”ってなんやねん)。“あ、1億円への近道はこちら→<URL>”(このわざとら
しい“あ、”って)
 名刺が「つかみ」なら、ざっくりと持って行かれていました。

 酒を飲みながらそれぞれの現在を語るうちに、それぞれの核になっているものに及ん
で行きました。・もちろん、私は「教育コーチング」・ その折りに、彼が薦めてくれ、
後から郵送してくれたのがこの本。
 とても面白く、とっても嬉しく読んだのです。【「箱」から脱出している人】というのが、ま
さしく【「4つのトライアングル」をここに持っている人】って読み取れて。やっぱり繋がっ
てるやん、って。
今度は私が彼に贈る番。『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』を贈ろうって思って
います。
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その後、『子どもの心に届く言葉、届かない言葉』を送りました。

言ってみよう

 秋ですね。今日も全国大会の演奏を聴きに行くいっすぅぃ・です。

 金曜日の夜、私には特別な時間があります。
所属している吹奏楽団の練習が行われるのが毎週金曜日。そして、
帰宅してから、大好きなテレビ番組を観ること。
 この番組は、深夜番組であるにも関わらず、関西では高視聴率。最近
では全国のあちらこちらでも観ることができるようになりました。ま、一週
・二週遅れの放送なのですが。三重県でも、一週遅れの放送です。

 この金曜日に放送されたものに、いつもお世話になっていたり、感謝し
たりするけれど、伝えていない人に「ありがとう」を言う、というものでした。

 お、『パパ・ママコーチング』やん、と思いながら観ていました(プログラム
にある子どもに「ありがとう」の手紙を書くという箇所を
思い浮かべがら)。
知らない人が親に「ありがとう」という、もちろんそこには、色々と生きて
きて背負ってきた事情がある。番組もそれに光を当てながら進められる。

 じ・ん ときましたわ。

 父や母も「ありがとう」って、特別なことがないと言えない。
 子も、特別なことがないと言えない。
 言えないから言えない。 言わないから言わない。

 「言う」と変わってくるんだな、これが。