■こころに届く(響く)言葉
みなさん、お元気ですか?
今年も多くの友から年賀状をいただきました。
そのかなで、成長した教え子たちからの年に一度のラブレター(近況報告)がとても楽しみです。
今回の幸せ日記は、四半世紀も昔のことですが、教え子からの一言で
今でも私の心に中に言魂となって、ぎらぎらと輝いている言葉のお話をします。
私は大学を卒業後、某予備校の教務社員と就職し、そこで18歳〜20歳くらいの若者たちと
24時間(夜は学生寮の寮長として)ともに過ごしていた頃の話です。
★まず、ひとり目は
F君:現在44歳、消防士、3児のパパ
F君は大学受験に失敗し予備校探しをしている時に
たまたま私の勤務している校舎を訪れました。
その時、私は当たり前のように笑顔で「こんちわ!」と言い・・・
そして、当たり前のようにいろいろと話をしました。
そしてF君は私の予備校に入会してくれたんですが、
数年後にF君にうちの予備校に決めた理由は何?と聴いたときに
F君からかえってきた言葉は
“松田先生からの「こんにちは」の声かけ
がすごくうれしかったんで、決めた”ってことでした。
なんとF君は高校時代に先生から一度も声をかけられたことが
なかったそうなんです。
びっくり・・でも・・こんな子って結構いますね
人ってみんな自分の存在を認めてもらいたいんですよね。
それから私は、
“人はそれぞれ” の人生と向き合う魅力にはまってしまいました。
そう考えてみると
今の私がここにいるのも F君からの一言があったからなんでしょうね。
ありがとう! F君
★もうひとり
J君:現在42歳、刑事、4児のパパ
J君とは同郷ということもあり兄弟のような関係でした。
当時、私は学生たちにいつも 「24時間“完全燃焼!”だ」 と吠えていました。
その年の夏が終わったころにJ君が言ってくれた言葉も忘れられません・・・
その一言とは
「まっちゃん、完全燃焼・完全燃焼っていうけど、燃え尽きたらあかんでぇ、
わいはなぁ 絶対に燃え尽きへんで、最後は炭になっていつまでも燃え続けるや!」
これには、がぁ〜んときました。
人生は長いんですね、短期決戦ではなく、長い目でみないとあかんことを教えられました。
今でも、
まわりの多くの人たちから気づきや学びをいただいています。
みなさんも、こころに届いた(響いた)言葉ってあるでしょう?
届いた(響いた)瞬間って、生きててよかったと感じますね
しんどい時は、そんな言葉を思い返すのもいいですよね、
ほんとうに。 ルンルン!
では、また。
◆追伸
先日、私の中学校の同窓会の案内が届きました
開催日は2013年1月2日・・そう、1年後です。
(実家までは車で3時間程かかり、帰省は年に1回くらいです。)
案内の最後に「絶対、帰ってこいや」の言葉!!!
心に届きました! ・・・響きました!
私には帰るべき “ふるさと” があるんだなと
ほんとに幸せな気分 になりました。
ルンルン