「お母さん、まだまだ、いつからでも大丈夫よ。
我が家は息子たちの嵐の思春期を乗り越え、
今ごろになって、やっと本音で語れる親子になったところなんだから。(笑)」
今、笑顔でそう言いながら幼児のママたちの背中をど〜んと押すことが出来るのも
『教育コーチング』と出逢えたから。。。
人間には、たくさんの可能があり、母である私にも息子たちにも色々な未来の扉がある。
どの扉を開けるかは、自己選択ができ、時として、その鍵さえも自分で創り出せる可能があるということを知ったから…。
思春期の息子たちのてんやわんやな子育ての苦労話を語っていると、なぜかしら決まって最初に言われる言葉がある。
「ステキですね。息子さんとそんな風にたくさん話ができる親子関係って。」
幼児のママにかけられるその言葉は母である私にとって嬉しくもあり、胸の奥がキュンとくる切ない言葉でもある。
正に過去の自分に対する悔いや恐れ、そして幼かった息子への罪悪感からくる痛み…。
『過去と他人は変えられない』
「…(大丈夫だよ。許すよ。)…」
いつもそんな自分にそっとOKを出し、笑顔でまた語り始めることができるようになった。
幼児教育ひと筋で、我が子の参観日にも数える程しか出席せず、日々、仕事と家事を必死でこなしていたあの頃。
今思えば、仕事と家事の両立は出来ていても我が子の気持ちを考えた子育てなんて、
ほとんど出来てはいないに等しい…溢れるほどの愛情とは裏腹に。
子育てに成功、失敗は無いと言うが、教育コーチングと出逢わなければ、我が家に今の笑顔はなかっただろう。
幼児教育のプロでありながら、自分の子育てには、自信がなく、過去には数々の苦い思い出がある。
だからこそ、自分の子育てに自信が持てない若いパパやママや
子どもを感じとるゆとりさえなく、親の愛情と責任で一生懸命子育てをしているパパやママに伝えたい。
裏腹な言葉や感情的態度で、子どもの心にシミをつけてわぬよう、
幼児期から実践し続ける『パパ・ママコーチング』の重要性を日々、多くのオトナに感じ気付きとってほしい。
じわじわと広がりつつも不安を抱える親御さんの姿を目の当たりにし、
自分を信頼すること、自分を愛することに臆病になっているオトナが多いことに新たに気付いた。
「大丈夫よ!いつからだって子育てなんてやり直せるんだから。本当ですよ!!」