抱く(いだく)

[障がい児] ブログ村キーワード

9月に障がいをもつお子さんのいらっしゃる親御さんの会のキャンプがあり、そこでワークショップをさせていただきました。
ワークショップ後にはわたしも宿泊させていただき、懇親会でいっぱいお話をお聞きしました。

障がいの程度は様々ですが、健常児とは違う悩みという点では皆さん共通しており、親子で参加して色々な情報を交換し共有し、明日へのパワーにしようという非常に前向きな姿勢に感動しました。

わたしの塾には発達障がいの子どもたちが来ていますが、重度の障がいの子たちのことは、わたしの想像できないものでした。

参加されている親子ではお子さんが成人している方もいらっしゃり、お話を伺うと重度の障がいを抱えていると成人とかは関係なく、一生親元を離れられないケースがほとんど、だからいくつになっても親子キャンプに参加されるのだということでした。

会員の中には親御さんが70歳を超えていらっしゃる方もいるそうで親御さんが亡くなられて自動的に会を脱退ということもあるそうです。

本当に色々なものを抱え、背負っていらっしゃると感じました。

でも、
「今年からは働くといえるほどではありませんが、施設でがんばっているんですよ:-D
「最近は積極的に外へ出ようとするんですよ:heart:
「人見知りしなくなってきて:oops:
などなど
前向きなお話もいっぱいお聞きし、皆さん本当に力強いんです。

抱えてばっかりじゃなく、”夢”や”希望”を抱いています:**::**:

同じ字でも全然違います。

「これからも皆さんを応援します」
お伝えしました

皆さんも『いっぱい抱いていきましょう:hahaha:

///キャッチャー///

あふれる愛情

先日、夏期講習前の保護者面談が終わりました。

Aさん
「しゃべるのが大好きなので、ついついいろんなことを言っちゃうんです。
 〜したらどう?、〜したほうがいいわよ、〜しないと先生に怒られるわよ、、、
 でも最近あまりいうことを聞いてくれないんです」
「息子さんは言わないとどうですか?」
「言わなくても、宿題とかは忘れませんね・・・そっか!」

Bさん
「プラスのことを言わなきゃって思うんですが、ついついもっとできるはず、もっと頑張って!
 と思うとできなかったところを指摘しちゃうんです」
「その気持ち、娘さんには伝わってると思いますよ」
「そうだといいんですが、、、やっぱり良いときはしっかりと褒めてあげます。」

Cさん
「私が受験をすすめたばかりに、無理しているんではないだろうか?
 スゴイ頑張っているんだけど、色々と心配なんです。」(不安たっぷりの表情)
「大丈夫です。本人は自分の意志でやっていますよ。この際”心配なこと”を息子さんに
 打ち明けてみてはいかがでしょう。」
「もう、私の不安が伝わっているかもしれません・・・そうですね思い切って素直に話をしてみます。
 スッキリしそうです。」



とても書ききれませんが、どのお母さんも話を聞けば聞くほど愛情タップリ:heart::heart::heart:

愛情があるからこその
 ちょっと過剰な関わり

愛情があるからこその
 叱咤激励

愛情があるからこその
 心配、不安

などなど

いいですね:oops:

そして、すぐに気づきから次の行動を起こそうとする前向きさ:!!:

応援します:**::**::**:

面談後にいつも思うこと


母は強し

お母さんってスゴイ

                      以上。

///キャッチャー///

以心伝心

【以心伝心】
心を以って心を伝える

武道などでもそうですし、仏教や神道にも何か通じるような
『日本の心』の象徴的な言葉に感じています。

また、

無口な人のほうが信頼できそう:|

男は黙って○○ビール:mrgreen:

のように言わないことをよしとする風土があると思います。

しかし、我が家ではこういったことは全く通用しません:*o*:

私の両親は(金婚式を迎えましたが)
「聞いてないわよ」
「言わなくてもわかるだろ」

「もうちょっと読めよ」
「言わなきゃわからないでしょ」

私と妻も
「聞いてな〜い:roll:
「言ったと思うけどな:??
・・・
・・・

以心伝心の極致にいくことはあきらめました:*o*:

やっぱり我が家では言語によるコミュニケーションを大切にします:ase:

///キャッチャー///

コントロールする

久しぶりの野球審判ネタです。

よく先輩審判員から

「試合をしっかりとコントロールしろ」

と言われます。

審判が試合を操作しちゃっていいの:??

なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、少し違います。

しかし、審判が試合を左右してしまうことはよくあります:[]

ここでいう、試合をコントロールするとは

【両チームが最後まで力の限りを尽くし、互いをリスペクトしてフェアプレーで試合を行えるような審判を行うこと】
です。

そのためには
 ・どちらのチームからも不満が出ない公平なジャッジ
 ・抗議がきても毅然と説明ができる対応
 ・時に選手を鼓舞するメリハリのあるジャッジ
が必要です。

言葉では簡単ですが、これがむずかしーい=:[

でもコーチングマインドは審判にも多いに役に立ちます。

1.審判は自分に対する信頼が重要
 「自分は正確なジャッジができる人間だ」自信を持ってジャッジするすることで、声も大きくなり、ハッキリとしたジェスチャーができます。きわどいジャッジほど声もジェスチャーも大きくやると、良かった方は「よっしゃー」、良くなかった方は「ちくしょー」でともに次へのパワーが湧いてきます。

2.自己話を脇に置く
 そうは言っても「今のはボールだっだかな…」とジャッジに自信がなくなることはあります。「今度はボールって言おうかな」「いやいや、今ストライクにしたんだから…」こんな自己話が始まると、もう収拾は付かなくなり大荒れの試合になりかねません。自己話はその都度置いてリセットします。

3.抗議にも耳を傾ける
 ジャッジに自信があっても無くても、監督が抗議に来るのは本当にいやなものです。若い頃は抗議に来ると相手の機先を制して、こちらから釘を刺すようなことをして、火に油を注ぐような状態によくなりました。どんな場面でも相手の話を最後までしっかりと聞いてから、説明をする。少なくとも相手の怒りを増幅させない状態で必要なことだけを説明する。だいぶ抗議対応もうまくなってきました。

偉そうに書きましたが、自己採点90点なんていうことはまれで、もちろん100点はありません。大体が70点くらいがいいところ。終わった後のミーティングでは先輩から厳しい愛:heart:の指摘も・・・でも最後に「いいゲームだったよ」なんて言われるとうれしくて:oops:

選手に感謝:**:
一緒に組んだ審判員に感謝:**:
指摘してくださる先輩に感謝:**:

スポーツってどんな携わり方でも楽しいですね:wink:

///キャッチャー///

「おかあさん」

[お母さん] ブログ村キーワード

我が家では色々な『おかあさん』が子どもたちの口から飛び交っています。

1.「おかーさ〜ん」
 お母さんを探している時

2.「おかあさん、おかあさん」
 近くにいるお母さんを呼ぶ時

3.「おかさん。」:evil:
 お母さんに文句を言いたい時

4.「おかあさん…」:cry:
 気まずい報告の時

5.「おかあさ~~ん」:??
 あきれている時

6.「お、か、あ、さ、ん」
 たしなめる時

……、まだあったかな?

とにかく、色々な『おかあさん』があります:heart:

そして、
最近特に長男が多いのが、5と6:!!:

5は妻がよく言う冗談に反応して出てきます。

6は子どもが親をたしなめるというのも変なのですが、妻の不注意の時や息子をイジル発言をした時に言われています。

いずれにしても、お母さんは大変です。一日中「おかあさん」と呼ばれ続けているわけです。:ase:

こうしてみると、日本語っておもしろいですね:hahaha:

ところで、『おとうさん』って『おかあさん』ほど種類も回数も多くないような・・・・・・・・:*o*:

///キャッチャー///

居場所

小学校4年生のS君

最近の言葉で言うところの「自閉症スペクトラム」にあたる男の子で、診断を受けて定期的に診療も受けています。

塾で勉強している時も調子がいいときは他の子ども達より集中してできます:**:が、調子が悪い時は来ても通常の学習はしません。:mrgreen:

でも何もしないかというとそうではなく、備え付けの本を読んだり、パソコンの学習ゲームをしたり、来た時間を有効に使っています。:heart:

大好きな子です:wink:

S君は学校では、支援学級に通っていますが、調子のいい時は原級で授業を受けています。
その学校の様子をお母さんからうかがいました:!!::!!:

S君は周りがうるさくなってきたり、分からない問題などにぶつかるとイライラしてきて、自分をコントロールできなくなるようです。(塾では「させる」をしないのでコントロールできない状況がないので様子はわかりません)

しかし、最近は原級での授業中に急に担任の先生へ

 「先生、○○学級へ行ってきます」(○○学級は支援学級の名前です)

と言って自分からさっさと支援学級へ行くんだそうです。

最初はただそれだけを言って出て行くS君に担任の先生もビックリ8-|していたようですが、つまりは自分をコントロールできなくなりそうということがわかって行動するようです8-|

それって、立派にコントロールできているということです8-)

支援学級の教室はS君にとっての緊急避難場所、いつでも心穏やか:heart:になれる居場所のようです。

居場所が無くて苦しい思いをしている人は、子ども、おとなを問わずたくさんいると思います。

S君の話を聞いて、
人それぞれに『居場所』は必要なんだな
とつくづく感じました。

///キャッチャー///

元気を与える話

[ポジティブ] ブログ村キーワード

 先日、おもしろい言葉を見つけました。
 その言葉は
 『ペップトーク』
 ペップというのは元気:**:や活気:**:と言う意味だそうです。つまり、ペップトークとは『元気や活気を与える話:hahaha:』ということです。

 スポーツの世界で、本番に向かう、真剣勝負の舞台に上がろうとする選手に対して、選手がその気になり、魂が震え、覚悟を決められる、そんなスピーチを指すということです。

 そんな話に使う言葉は当然前向きでポジティブな言葉です。

 ネガティブな言葉を使えば、その時点で選手は悲観的なイメージを持ってしまいます。
 「なにくそ!」と思うこともあるかもしれませんが、それはやる気:wink:ではなく、反骨心:evil:なのです。
 心の奥からのやる気に火をつけるのは、ポジティブな言葉なのです。
 そしてさらに、そんなポジティブな言葉のことを『ポジティ語』と言うそうです。

 なんかこうして書いているだけでウキウキ:heart:ワクワク:heart:してきます。
 ペップトークはコーチングマインドいっぱいです。いいものには共通点があり、つながりを感じます。

 もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。http://www.peptalk.jp/

 ペップトークいいです!

///キャッチャー///

本当だ!

あともう1カ月あまりでPTA会長の任期が終わります。

今年は「子どもの自立を支援しよう」というテーマで活動してきました。

『パパママコーチング』の講演会も実現し、保護者に『自立』に関するアンケートを実施したりしました。

昨年暮れにそのアンケート集計をしていてふと思ったこと。

「あれ:?:子どもにはアンケートをとっていなかったな:!!:

三学期の超忙しい時に学校の先生にご協力いただき、子どもアンケートを実施しました。
(PTA会長特権:mrgreen:

小1〜小6に同じアンケートをとるため、文章はできるだけ簡単に、漢字には全てふりがなをふっての実施です。

その中で一番気になっていた質問

┌─────────────────────────
│【どんな人になりたいですか。(いくつ○をしてもよいです)】

│ア 何でも一人でできる人
│イ 自分の考えを言える人
│ウ 自分から進んで行動できる人
│エ 自分のしたことに責任をもつ人
│オ ほかの人と協力できる人
│カ 自分のことを自分で決められる人
│キ 失敗してもあきらめない人
│ク 世の中の決まりを守る人
└─────────────────────────

結果は、

続きを読む 本当だ!

ご褒美

久々の投稿です:ase:

我が家の”超”自由人、次男君:wink:

朝6時20分に2階から駆け下りてきて、

「今日は早起きしたから、何にしようかな〜:heart:
鼻歌まじりにご機嫌で、台所の戸棚をあさり始めました。

「おかぁさん、マグ無いよマグ:!:

マグと言うのは『マグヌードル』という、チキンラーメンのミニ版のようなインスタントラーメンです。

「まっいいか。じゃあこれね」
ぺヤングソース焼きそばを手にしています。

「えぇー、朝からインスタント?」
僕が言うと

「だって、おとーさんが早起きしたら、マグ食べていいって言ったじゃん」
したり顔で鼻息荒く言い放ちます:twisted:

そういえば、幼稚園のころ朝ご飯を食べない時に、そんなことを言ったような・・・=:[
それにしたって、6時20分って早起き:?::?::?:

いろんなことが頭の中を駆け巡ります。
でも確かに取り消した記憶は無いし、何よりもこのイキイキとした表情:**::**:

何も言えません:hahaha:

よくご褒美でつろうとすると、そのためだけにやろうとし、
ご褒美が無くなればやらなくなると言います。

まあでも、そのうち自分からやめるでしょう。
そう信じます。

でも、僕の特製スープとヨーグルトジュースは飲んでね:heart:

///キャッチャー///

心をこめる

[脳科学] ブログ村キーワード

先月の終わりに諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授のお話を聞きました。
脳科学者として著名な先生の話は本当におもしろく、1時間半があっという間でした。

昔から言い伝えられてきたことが実は脳科学的に正しいことが立証されている。
そんな話がいろいろとありました。
理系の端くれとして科学の裏づけは大きくうなずける要因です。

そんなひとつが「心をこめる」

昔からよく「心をこめてやりなさい」と言われてきました。

『心をこめたからって見えるわけじゃないし、何が変わるわけじゃないし・・・』:-(

子ども心にこんなことを考えていたような気がします。

篠原先生曰く

主婦にキャベツの千切りをしてもらったところ、何も考えずに切るのと心をこめて切るのとでは
脳の活性化が全然違っているんです。是非皆さん、昔から言われていることには意味があるんです。
何ごとも心をこめてやってみてください。何かが変わりますよ。:!!:

それ以来、漠然とやっていたことにちょっと心をこめてみるようになりました。
何か楽しい:heart:

いい感じです:!!:

昨日は塾の子ども達が、来てすぐに学校の宿題を始めます。
「あ〜ぁ、めんどい」
と言いながら、漢字の書き取りをやってます。

あらためてじっと見ていると、それはもうただの作業。
右から左へと”記号”を写しているだけです。

思わず、
「みんな、チョット注目!」
「みんなはなんで宿題やってるの?」 (あえて”なんで”と聞いてみました)

「えーっ、宿題だから」
「やっていかないと怒られるから」・・・

「そうだよね。でも見ていてせっかくやっているのに時間の無駄に見えるんだ。」
「じゃあ、その宿題は誰のためにやっているの?」

(小沈黙)

「自分のため・・・」

「そうか、じゃあやるときも怒られたくないからとやるんじゃなくて、自分のためなんだと思ってやってみない?きっと身につき方が変わると思うよ」

神妙な顔をしながらも、そうかもなという感じで始めました。
今までより3〜4割増しといった時間がかかっていますが、きっと何かが変わるような気がしています。

勉強も「心をこめて」

///キャッチャー///