おおきな変化がゆっくりと進む

脳の中,ニューロンが伸びて新たな神経のジャングルを創りだす過程は、植物の成長と同じようにゆっくりと進む。それは人格の変容やら、さまざまな能力の伸長からわかることだ。

木を割ってしまい、早く成長を見る人が多い。割れた木は元に戻らず、その人の芽を摘むことになる。もっとも大切なことは木を割らないことだ。それには見えないものを信じる力が多分必要だと思う。たとえば、早急に結論を出し、決めつけてしまうことも木を割ることの一つだ。

夫婦に子供が生まれる時、それが男の子か、女の子かどちらかにやきもきすることもある。(男がよいとか、女がよいとかということではない。)しかし世界中でみれば男も女も同じように生まれる。ある夫婦にとってみればどちらが生まれるかはわからない。でも統計的に見ればどちらも同じ数だけ生まれる、という真実がある。

そういう真実を求めて僕たちは学び続ける。今はわからないかもしれない。しかし、学び続ければ真実が見えてくることを信じている。木を割ってはいけない。

 人の成長は目に見えないけれど、ゆっくりかもしれないが変化していくことは間違いない。それを信じることだ。

One thought on “おおきな変化がゆっくりと進む”

  1. キヨシです。
    3月から入塾してくれた子どもたちに
    成長することを感じている今日この頃です。
    ゆっくりでも感じるこの幸せは、
    なかなかことばにできないですね。

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