超介です。
塾生から作文の相談を受けました。
かつて、中学受験生に集団クラスで作文の授業をしたことがありました。テーマを提示して所定文字数以内で書く、という課題の授業でした。日本語の文法を中心に教えました。日本文が正しく書けない小学生が多く、それを修正することに終始し、悪戦苦闘しました。
今回、多少課題は残っていましたが、日本文はある程度書けます。それで、構成を考えることを提案しました。将来必要になってくるであろう、枠思考(フレームワーク)です。フレームそのものを発想してもらうことは難しすぎると考えて、いくつかの型を教えました。例えば読書感想文なら、
1.どのような物語か、一文で表現する。 2.心を惹かれた箇所を3箇所程度あげて、理由を書く。 3.教訓をまとめる。
というふうに。
本来なら、フレームをいくつか学べば、応用ができて、自ら枠を考えることができはじめると思います。小、中学生の間にその例をいくつか学んでほしいと思いました。
これは、論理的思考を鍛えることにつながるトレーニングだと思います。現行の学習課題を扱いつつ取り入れていきたいと思います。そうすればプログラミング思考につながると思います。