子どもの心に届かない・・・

教育コーチングを学ぶ過程で様々な発見をしている超介です。

 小学5年生のS君は、よくしゃべりながら動くタイプの男の子です。入塾してくれたのは4年生の6月、1年半ほどたちます。当初は通塾も嫌がって教室でもぐずっていましたが、5年になってからはそのようなこともなくなり、成長を感じています。子どもらしさを感じさせてくれる子なのです。

 先日、学校の先生の悪口を話し始めました。色々と質問をして、傾聴しているとどんどん話をしてくれます。自分だけ強く注意されるように感じていること。それで面白くないこと。授業も集中していないこと、等色々出てきます。(よしよし、ほどけてきたぞ、と私、でもそれは脇に置いて・・・)

 でも、なかなかか心の中に届きません。(そのように感じるのです。)そう感じるのは次の理由です。話の内容が先生から自分自身に移ってきて、さあ、それではと、「何があったら集中できるんだろうね?」と気になっていることを質問します。すると「わからん、それはどうでもいいよ。」とシャッターがガシャーンと落ちた感じ。

頭の中に入っていることは勢いよく、生き生きと語ってくれるのですが、私の質問は心に届かない(ように私が感じてしまいます)、状況の質問には答えてくれるのですが、行動の理由等に入るとガシャーンと扉がしまります。教室でも、30分ほどは集中できるのですが、その後、継続できないので、そのことをどう感じているのか質問しますが、届かないようです。(一緒に居ることが出来ていない?)

お母さんともその話をしますが、まだ答えは見つかっていません。少し「我慢」して考えをめぐらす、ということが苦手なようで、お母さんともそれがテーマに話したのです。

でも、よく考えてみれば、落ち着いて自分自身のことを振り返って反省したりすることは、結構難しいことですよね。

何かヒントがあれば教えてください・

2 thoughts on “子どもの心に届かない・・・”

  1. キヨシです。
    私もここ数年は低学年の子どもを担当していますが、
    心を開くのが苦手な子、積極的に発言するのが苦手な子。
    いろんな子どもがいます。
    私は、1つでもできるようになったら、そのことを褒めて
    次は2つできるようにサポートします。
    また、違う話をいろいろとする内に、実は・・・
    ということを話し出すことがあります。
    相手を信頼して、根気よく続けることですかね。
    答えがすぐに出なくても、結果がすぐに出なくても、
    必ず出来ることを信じて・・・。

  2. キヨシさん
    ありがとうございます。
    あせらずに、色々と試してみます。
    相手を信頼して根気よく続けていきます。
                    超介

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です