「初対面コーチング」の命名を思いついた超介です。
先日、ある団体で食品加工業に携わる人と話す機会がありました。異業の初対面の人と話すのは楽しみです。名刺交換をして、相手の業種、企業名、職種を見て何がこの人の一番の関心事かを考えて質問するのです。特にその仕事で成功するためのポイントを予測し、そこにコトバを投げます。たとえば、食品加工業であるなら、今は、安全、衛生をどのように確保し、売るかでしょうから、「やはり、衛生基準を示す資格、これが重要視されているのでは?」などと。
そうすると(的確であれば)あたりがきます。そこについて、さらに「そのためには、やはり外部の知恵と、内部の知恵をどう結び付けるか、これが大切なのでは?」というふうに、予測しつつ質問するのです。そうすれば相手は、よくぞ聞いてくれました、とばかりに話をしてくれるのです。それを繰り返していくのです。たのしいし、大変勉強になります。
人は話したい存在、特に関心事は話したいのです、そしてそれを探りあてるのは楽しみです。(例えが不謹慎かもしれないですが)釣りと一緒です。魚がいそうなところに仕掛けを投げ入れるのです。ヒットしたとき、生き生きとしたモノが出てきます。
名刺の情報から、その人の関心事を想像し、成功にいたる仮説を考えることは大変良いトレーニングになります。名刺をいただいた直後の短い時間内に、自分の知っている知識を総動員して質問に結びつけるのですから。少し前にはやった「地頭力」の中に「フェルミ推定」というのがあります。例えば「松山市内に猫は何匹いるか?」という質問に3分以内で答えを出します。そのとき自分が知っている範囲の知識で論理を組み立てるのです。それとよく似ています。違いは答えが数字で無いのと、相手に答えてもらうことぐらいかな。
これを「初対面コーチング」と命名したいと思います。(思いつきです・・・ふふふ。)未来に向かって、成功に関する方向の質問ですから、ほんとコーチングですよね。
キヨシです。
初対面コーチング・・・。なるほど。
相手に関する興味・関心を持つことは共通ですね。
ほっしーです。
魚釣りの例えが、とてもわかりやすかったです。
警戒心や腹の探り合いではなく、すっと懐に潜り込み、生き生きしたものを引きあげるんですね。
私は「魚釣りコーチング」と命名したいなー(ふふふ・・・)