相互ノートチェック

 皆さま、こんにちは。三重県の公立高校で教員をしている教育コーチのいっすぅぃ〜です。
三重県では明日が高校入試。 一方、高校では最後の試験を終え、学年成績をという時期です。
皆さまのところではいかがでしょうか。

 「アクティブラーニング」では評価/ルーブリックを生徒/受講者が理解する、つまりは目標を見定めることが重要となります。ということは、それらを最初に提示しておくことが要だということです。
 その観点に立った提出物(今回の場合はノート)のチェック方法を紹介します。

 まずは以下を板書してください。 もちろんA/B/Cは最初の授業で知らしておく必要があるでしょう。
ちなみに私の勤める高校では、ノートに「英文とその和訳」は必ずという取り決めがありました。よって、以下のような基準としました。

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 < 相互ノートチェック > 教科書該当範囲 p.○○ 〜 p.○○

A::Bにプラスして、授業の板書、自分で調べたことが書いてある
      プラス部分が5つ以上ある→A+
      少しはある→A−
B:本文書写とその和訳が書いてある
C:未完成の部分がある
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 そして手順は以下のように進めます。
 1. グループの中央にAさんのノートを置く
 2. グループのメンバーが意見を出し合う
 3. 「Aさんのノートの評価は[A/B/C]です」と合意を形成
 4. Aさんは不服があれば説明をする、なければその評価となる
 5. Aさんが「私のノートの評価は[A/B/C]です」と言う。

 これで、授業者も生徒自身も周りの生徒も納得のいく評価ができます。 そしてまた、「次はAを目指すの?Bを目指すの?」と確認を取るだけで、その生徒がどのように授業に臨もうとしているか、ノートというものをどう見ているか、授業をどう見ているか、が分かる糸口やその生徒のやる気アップにつながるキッカケがつかめます。

 皆さまのご意見もお聞かせください。

2 thoughts on “相互ノートチェック”

  1. キヨシです。
    評価ですから良い所はしっかりと認めて、
    さらに良くなるために課題を解決する意見を
    言い合えることですね。
    それによって、大きな気づきと成長が
    生まれると思います。

  2. きよしさん
    「評価ですから良い所はしっかりと認めて、
    さらに良くなるために」
    場つくりとFBのスキル、が求められますね。

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