教育コーチのGです。
第40回の読書日記は「円卓」著:西加奈子
です。
著者の西加奈子さん、テヘラン生まれでカイロ、大阪(堺市)で育ったそうです。
最近、新刊小説をよく読んでいます。
その中でも特に面白かったのが、この「円卓」
主人公は小学3年生の女の子「こっこ」
美人で三つ子の中学生の姉がいる
好きな言葉は「孤独」
【こっこは、孤独になりたい。誰からも理解されず、人と違う自分をもてあまし、そして世界の隅で、ひっそりと涙を流していたいのだ。】
そして、こっこは恐ろしく口が悪く、口ぐせは「うるさいぼけ」
もちろん舞台は大阪。
かと思うと、ナウシカのセリフがふっと出てきたりもする。
キーワードは、
ものもらい、ふくろくじゅ、ジャポニカじゆうちょう、ふせいみゃく、鼠人間・・・。
小学3年生という微妙?な時期の、少女の心の動きを
うまく文章にしているところが憎いばかりです。
関西出身の方はもとより、それ以外の地方出身の方もぜひご一読ください。
キヨシです。
微妙な心の動き。
絶妙なタッチなのでしょうね。
関西弁丸出しなら、面白そうですね。
かぽねです。
西加奈子、「黄色いゾウ」読みました。なんか切ないというか変な感じを受けます。でも好きです。