たびし@小山です。
去年の冬、スケートデビューした息子(2年)、甥っ子(小6)、姪っ子(中3)のトリオが
この冬、スキーデビューしました。
何を隠そう、私は大学では体育会スキー部。ノルディックの選手だったのです。
若いころはゲレンデスキーもかなりやりましたが、10年以上のブランクを経て、
今年復活です。
私が子どもたちに教えたのは、
レンタルスキーの借り方、体操の仕方、板の着け方外し方、転んだ時の起き上がり方、
以上。
あとは見守るだけ。
猪突猛進型の男たち、超安全運転のお姉ちゃん。
目標を立てて、挑んで、転んで、学んで、またやってみる・・・。
子どもはそれぞれのやりかたで、勝手にP・D・C・Aのサイクルを回している。
私は私のペースで勝手に滑って楽しんでるだけ。
たまに出会うと「見て、見て」と子どもたち。
「勇気あるなぁ」「コケ方がうまい」「おぉ、ちゃんと止まれたやん」
「重心の位置が天才的」「起きるのが早くなったなぁ」「びっくりするわ!」
感心したことをそのまま言葉にする。承認以外、言葉は出てこない。
半日ほど経って、3人を集め、「トレインっちゅうやつをやってみようか」
と呼びかけてみる。いわゆる「電車ごっこ滑り」。
初心者にはかなり難しい・・・できるかな。。。
先頭の私が描いたシュプールを、
三人は一列になって、きっちりたどってついてくる。
ターンの大きさを変えても、スピードを変えても、
4両編成の電車は乱れない。美しく、楽しく走る・・・。
てっぺんからリフト乗り場まで、ノンストップでトレイン一発成功!
感動!
「おまえら、ほんまにすごいわ!」
いっぱいほめてやった。
後ろから子どもを抱いて一緒に滑ってやることを延々と続ける母親。
「スピード出したらダメ」「後傾しちゃダメ」とダメ出しを続ける母親。
「ハの字や、ハの字!何回言うたらわかる!」と叱りつける父親。
「グズグズ言うな!そんなにいやならもう帰る!もう二度と連れて来ん!」と怒鳴る父親。
・・・ゲレンデにはいろんなコーチがいた。
ゲレンデじゅうで、私がいちばん楽なコーチ。
ゲレンデじゅうで、うちの子たちがいちばん上達した。
教育コーチのキヨシです。
うーん、鏡のようなコーチ!
どこかで、決めつけたり、勝手な判断を
したりしてしまいます。
愛情を持って、尊重して、承認する。
まさに、具現化した形ですね・・・。
子ども達の楽しそうな姿が目に浮かぶ
のびのび、イキイキ、滑ってる
信じて見守るコーチも楽しそう(^^)
いいなぁ。
ほっしーです。
3人の自信満々の表情、かわいいなー。
承認だけで、どんどん成長できるんですね・。
子どもも親も、気持ちいい関係だな。
それにしても、足袋さん、ノルディック選手ですか??
3月、華麗な姿を楽しみにしています(^^)