教育コーチの修業僧です。
今日は私の4歳になる長女の観察日記です。
父「くもんの宿題おわそっか?」 娘「・・・・(聴いてないふり)」
ここで,娘が言ったことをやらないことや,自分の思いどおりにならないことに腹を立てると,つい怒りたくなるものです。
でも,娘には娘のやらないを選択する事情があるようです。そんな事情は何だろうと思うと興味がわいてきます。
父「くもんたのしい?」 娘「つまんない」 父「何がつまんないの?」 娘「だって,○○ちゃん(自分のこと)小学生みたく,足し算できるから。」 「お父さんとお風呂で練習してるからできるのに…」 ち「数字(読みかき)ばっかりでつまんない…」 父「そっか。足し算しよっか?」 娘「うん!」
娘は数字を足し算に活用したくて,それがいつまでも実現できないことに不快を感じていたようです。そうわかれば,父はさっそく足し算の問題づくり。
娘の顔はニッコニコ。もちろん,数字を読み書きする基礎があっての足し算。くもんは○○ちゃんの役にたってたみたいだねと伝えると「うん」といって,その日は足し算とくもんをいつになく自分から進んでやっていました。
最後には,「先生(父)はもう何も言わないでね。自分でやるから。」と一人で黙々と足し算を解いていました。
やっぱり,子どもは育とうとする生き物なんですね。