ラジオで「世界的ベストセラー」と聞き、ミーハーな私は早速読んでみた。
著者のアンジェラ・ダックワース教授は、かつて中学校の数学教師で、そこでの体験をきっかけに、心理学者となり、人が成功し偉業を達成するのは「才能」よりも「やり抜く力」が重要であることを科学的に突き止められた。
その功績が認められ、ノーベル賞に匹敵するほど栄誉あるマッカーサー賞を受賞された。
これまで私は成功している人や偉い人を見ると、「天賦の才能がある人」いわゆる「天才」だと思って、自分には遠く及ばない別世界の人と見なしていた。
しかし、本には「やり抜く力=情熱+粘り強さ」があれば、誰もが幸せになれると書いてあった。(かなり乱暴な解釈かもしれないが)努力家のほうが、努力しない天才よりも大きな成果を上げるということだ。
実際に、様々なハンディキャップを抱えた人が「やり抜く力」で偉業を達成するまでの事例が多く掲載されていた。
そして、すでにマイクロソフト社をはじめとする有力企業が、才能よりもやり抜く力を採用基準としている。
ふと我がフリースクールに通う子どもたちの顔が浮かぶ。
私も子どもたちと共に「やり抜く力」を伸ばしていこう。
というか、まず私自身が日々一歩一歩あきらめずに進歩向上に努める姿を堅持していこう。
きっと子どもたちにも伝わることを信じて。
「才能に大差はない。成功するかどうかは、その才能を伸ばすために、どこまで努力できるかにかかっている」(アンソン・ドーランス)
キヨシです。
できるかできないかではなく、
やるかやらないか。
よく言われることですが、どれだけの
モチベートでできるかが大切ですね。