梅雨入りが発表された。
熱海も雨。
先日、雲一つない晴天の日に当フリースクールの修学旅行を実施した。
参加者は一人。担任と行く映画「バケモノの子」のロケ地をめぐる渋谷日帰りツアーだ。
まずは田舎の小学6年生には衝撃的すぎるガード下からのスタート。
リアルなホームレスの人たちを見て、驚きが隠せない様子。
次に、スクランブル交差点。
お母さんに「田舎の人が行くと失神する」と言われたと心配していたが、平日の午前中ということもあり、無事にクリア。
安心したのも束の間、渋谷センター街に入った頃には、「空気が悪い」と言い、落書きだらけの路地で持参したアメをなめて休憩した。
卵料理の店で昼食にして、代々木第一体育館、明治神宮の鳥居を見て、原宿に到着。
修学旅行の学生らしき人が大勢いる竹下通りに入った。テレビで見たラジカセおばさんがいた。
10mおきに客引きをする黒人に圧倒され、「おれ、ここは無理みたい」と足早に通り抜けた。
「ラフォーレ原宿」でトイレを借りて、表参道を青山方面へ。
青山学院の裏を通って渋谷図書館に行き、最後のロケ地である氷川神社に着いた時には16000歩以上歩いていた。
目の前でバスに乗り遅れるという悲劇があったものの、よくもまあこんなに歩いてくれたものだと思った。
神社でお参りし、おみくじをひいた。「中吉」だった。
家から持ってきた水筒の水をいっきに飲んだ。
この思い出はたぶん一生忘れないでいてくれると思う。
10年後に同じ場所で何を感じるのでしょうか…
彼の10年後に会ってみたいなぁ〜:heart:
キヨシです。
一生の思い出に残るものに
なったことでしょう。
本人の感想も聞きたいですね。
コメントありがとうございました。本人はとても喜んでいろんな人に話しているようです。また、このような機会を卒業時に作ろうと思います。
バンブーさん
修学旅行お疲れ様でした。
小学生6年生の彼の背中姿の写真から
思い出した 幼い時の自分
渋谷は 24時間眠らない街
私の母の実家が道玄坂でした。
小学生の頃 祖父母に会いにいくには
慣れないセンター街を人混みの中
母に手を引っ張られながら
ひたすら前を向いて歩いていた私。
人も街も怖かったんだと思います。
今も
あの雑踏に慣れることのない自分。
それでも なぜか懐かしさは 強く
残っています。
彼の将来を バンブーさんの愛で
いつまでも 見守り続けてくださいね。
ネネ