超介です。
コップの中に水を入れると、いつかは水があふれるように、目標に向かって毎日ふさわしい行動をとり続けると伸長があります。成長曲線上で、プラトーな、つまり時間とともに効果が上がらない部分が、ある時を超えると突然に立ち上がるのは、十分な水がコップにたまったからです。物事を始めて、途中で嫌になるときにはこのことを考えてみて、また再開します。このことは大変重要で、これを知っていると上達が進みます。あきらめない、効果が上がるまでやめないということです。
上記のように学びが進まない人もいます。その人たちは、そもそもコップに水が入っていないかもしれないし、コップに穴が開いている場合もあります。が、それらの対処方法はわかりやすいのですが、さらにさかのぼって根本を探してみると、そもそもコップに水を入れることを本人が希望していない場合、これは根本的な問題です。塾のような子供たち対象の学びの場では、これは大変多い事例です。この場合も、本人は学びたいという意識が全くない場合は少なくて、それがどの程度継続できるかによる違いだけです。
これは人により状況が違っていて、この時こそコーチング的な対応が有効になります。継続してコーチングしていて本人が自分の内側を見つめたり、未来の自分を想像、創造したりできるようになれば道が開けてきます。そして、このコーチングが有効に働く場合とそうでない場合の違いは、ある種の集中ができるかどうかによります。その違いは、マシュマロテストにおける我慢ができたことそうでない子の違いのように思えるのです。この内側の欲求をコントロールするようになることはとても大切なのです。
キヨシです。
コップにどれくらい入っているのか。
どんなコップの形をしているのか。
そのようなことも理解しておく
必要がありますね。