超介です。
理解できていることと、それが使えることとは全く別なのに混同してしまう場合があります。「数学が苦手」な人の場合、ある問題が解けない、でも、説明をしていくと多くの人が理解できるようになります。説明方法の適切さにもよりますが、「そうやって説明してもらえるとよくわかる」といいます。数学の場合には、基本的には「答えは一つ」であるので、誰でもふさわしい考え方にさえ出会えばそれを解くことができます。
問題のパターンはいろいろありますが、答えはそれぞれに一つ、その問題に解くのにふさわしい考え方(概念)とを組み合わせる力、これを鍛える必要があります。したがって、例題とその演習からはじめて、次に様々な問題があって、その中の一問を解く、という練習が必要になります。そこを意図した学びができるかどうです。できることを繰り返すのではなくて、です。
一方で、できることを繰り返して定着させ、そのレベルやら、スピードを向上させるのはスポーツとか、芸術系の学び、あるいは語学系の課題に有効です。様々な概念の使い方をトレーニングするのと、身体のもっている力を研ぎ澄まし、身体を道具化したり、道具を身体化したりすることが必要です。
コミュニケーションの「答えは一つ」ではありません。でも往々にして数学の問題と同じように「客観的な答えがあるものとして」解こうとしてしまうときがあります。
キヨシです。
大事なポイントはいろいろとありますね。
問題にチャレンジすること。
まずはこれが大事なようにも思います。