■家族への感謝
先日、この春高校生となったA君とばったり会いました。
彼は開口一番「先生、今とても高校生活が楽しいです」と言ってくれました。うれしかったです。
A君との出会いは3年前になります。成基中学部に入園してきたA君は成基でいう
4J(自己肯定感、自信、自負心、自尊心)がとても弱く塾も続けることができるかとても心配な子でした。
成績は中の上、やればできると言い続けていきましたが反応はあまりありません。
そんな彼にやっと変化が見られたのは中3の春のことでした。
塾では毎年5月10日に保護者の日と定め保護者へ感謝のメッセージをハガキに綴り送ります。
そのA君が中3の時に書いたメッセージは「お母さん、いつも、塾への送り迎えやお弁当を作ってくれてありがとう。
お父さん、ぼくのためにつらい仕事を頑張ってくれてありがとう」というものでした。
薄い鉛筆で書かれたA君の父母への感謝の言葉。
私はA君に「いい家族だな」とひとこと言いました、するとA君は照れ臭そうに微笑んだことを覚えています。
それからA君は変わりました。口数も増え、笑顔もみせてくれるようになりました。
そして苦しい受験勉強も乗り越えて今では立派な高校生に成長していました。
成基がA君の人格形成に大きく影響したことは間違いなく「家族への感謝」の気持ちです。
自分自身が今こうして存在できているのも家族をはじめ多くの人たちの支えがあってのこと。
この気持ちを素直に表すことでA君のやる気の心に火を点けたのです。
これからも子どもたちに「感謝」することの大切さを伝え志に基づいた夢実現の支援をし続けます。
ね↑です。
教え子の成長はうれしいですよね。
塾の先生って
そんな成長をはたから見れるおいしい商売だと思います。
嬉しいですね。本人も嬉しかったんだろうな。
キヨシです。
このような喜びがあるのが、
この仕事の最良の幸せですね。