僕はテニスをやったことはないのです

超介です。

僕はテニスをやったことはないのです。

でも、中学生がはしってラケットを振って
ボールを打ち返しているのは楽しいんだろうな、と
思っていました。

それで、授業の合間のちょっとした時に
テニス部の中学生に話を振ります。

『テニスをやって面白く感じるのはどんな時なの?』
『相手のコートの隅、ラインぎりぎりにボールが決まった時です。』
『へえ〜。そうなんだ。じゃあそういうボールを決めるためにはどうするの?』
『ボールが自分のコートに落ちて跳ね上がったなるべく直後に打つのです。
相手が反応できないようにね。』
『なるほどね。それで、そういう風にするためにはどうするの?』
『相手のラケットの動き、体の向きに注目して、予測するのです。』
『ほう…そうなんだ。予測して反応するんだ。そのためには練習はどんなこと
に注意してい るの?』
『まず、走り込んで…』
『ふーん、よく考えているね〜。それで…』
『…』

彼は時には考え込みながら、話してくれます。このようなやりとりを色々な機会にしたいです。それは人が自分の心やら、頭と向き合いながら話をすると、動機づけられ、能動的な行動が出て来ると思うからです。教えない、どちらかといえば教えてもらうのです。

6 thoughts on “僕はテニスをやったことはないのです”

  1. 授業の合間のちょっとした時も
    この中学生のお子さんにとって
    心に残る素敵な時となりそうですね。
    どんなきっかけで
    子どもたちの心に発火するかわからない。
    だからこそ、すべてが貴重な時間ですね。
    ほんとに、子どもたちから教わること
    日々たくさんあります:heart:

  2. キヨシです。
    知っていると思い込んでいるもの。
    知らないからこそ見えてくるもの。
    自分次第でできることですね。

  3. 自分がセッションを受けてるような気になりました。
    2人のやりとりから信頼関係が見える気がします。

  4. rinさん
    中途半端に聞いちゃうと
    『うざい』
    なんて思う子もいるかもしれません。
    が、丹波の子はちゃんと聞いてくれて
    答えてくれるのです。
    素直な子が多い’予感’がします。
    (javascript:void(0) まだ塾生が若干名なので)

  5. キヨシさん
    そうですね。
    知っていることが
    コミュニケーションを邪魔すること
    ありますねえ。
    知らないから自然にできる。
    知ってても『判断を脇に置いて』自然にできる
    ようにしたいです。

  6. かぽねさん
    ちょっと眠そうだったので
    覚めるかな、
    とおもって話をしてみました。
    この後また集中できました。
    頭を働かせるコーチングとてもいいです!!

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