有限の時間

 みなさん、こんにちは。三重県のとある高等学校で吹奏楽部の顧問をしています、教育コーチのいっすぅぃ〜です。

 先週の月曜日(3月31日)のことになります。わが吹奏楽部に、吹奏楽界ではかなり著名な方にレッスンにお越しいただきました。これまでも何度か、お酒の席にお邪魔させていただくことはありました。ですので、そのような席で、様々な音楽の話、吹奏楽の話を聞かせて頂くことはありました。
が、レッスンは初めてのことでした。

 どきどきワクワク:star1.0:  そしてかなりの緊張:ase:

 レッスンのことはさておき、こういった機会の後には、振り返りも含めて貴重なお話をしていただける席があります。今回は「初めて」ということもあり、朝まで付き合うぞ8-)といった気持ちで、宿泊も。準備万端の態勢で臨みました。

 さて、その席のこともさておき:roll:

 たまに泊まるビジネスホテルだからでしょうか。ぐっすりとは眠れません。いゃ、逆にぐっすりと眠ってすぐに目覚めたのかもしれません。いつもの時間と同じぐらいかそれよりも早い時間に目覚めました。
 「もぅちょっと寝ようぜ」と自分自身に言い聞かせ、ベッドから出ることはしなかったのですが、なんだか、いろいろと頭の中を思考が駆け巡る。
 そして、なんだか、レッスンの時間とその後の会の時間がいとおしく、その先生のことを大事にしたい気持ちで一杯になり、時間がとても貴重なものに思え始めたのです。

 今まで、これをやりたい、これもやりたい、あれもやりたい、だった自分から
 ふと、これだけの時間のなかで、まず何をやりたい、どうする、どうしたい、と。

 なぜ、だかは分からないのですが、【時間に限りがある】ことをひしひしと感じたのでした。

継続力、モチベーション

超介です。

継続が難しいとき、その原因はいろいろあります。最近気がついたことは、「いつやるか→いまでしょう→でもやれない(やりたくない)」つまり身体がついていかない時の原因、或いはどうすればついていくか、についてです。

英検準1級合格目指して単語を覚えようと、単語集を手に入れましたが、ほとんど分からない単語ばかり。はじめ、2級とのレベル差に呆然としました。でも、該当レベルの英書を分からないなりに読んだりしていると、分からないことに慣れてきて、いつの間にか違和感を感じなくなりました。

なんとか、時間をかけて接しているうちに出来るようになる、を実感しました。それで次に、英語の単語を5日間で50個覚えることを始めました。これで300個ほど、つまり1ヶ月半ほどは続きました。いけるか、とおもったのですが、その後息切れしました。嫌になったのです。

で、どこで息切れするかを考えると、最初の1日目、一気に50個覚えようとし、見て、発音して、意味を頭に入れて(このために単語、和訳、使用例をノートに書きます)いくのが億劫で、エネルギーがきれるのです。ここさえ乗り切れれば後の4日はグーと楽なのでいけるのです。そこで、最初の作業を3日に分けることにしました。簡単なことですが、そのことに気がついて再開するのに1ヶ月ほどもかかりました。この間に、何人かに相談して幾つかの方法を試行錯誤しました。でも、どれもピンとこなかったのです。その暗記作業を逃げる理由をさがしていたことに気づきました。いまは、作業を再開し、現在400個目から450個目の単語を暗記しています。次に詰まったときは、もっと早くリカバーできそうな感覚があります。

これは仕事のEPDCT(estimate →plan →do →check →taste)と一緒です。特に継続するために重要なのはcheck(到達度を調べる)とtaste(結果を味わう、反芻する)の重みです。とくにtasteこれは次につながる行動エネルギーを汲み出す方法の一つです。見えにくい過程ですが、ここに重点をおいてきちんとやることです。

スケジュールだけでは動かない(動けない)のはモチベーションがセット出来ないことが理由になることが多いとおもいます。これまで仕事でも、勉強でもこれが理由で、死屍累々。いままでは、「やる気が出ない」の一言で片付けて、諦めがちでした。でも、もう一歩踏み出せば、つぎの課題が見えてきて、モチベーションが上がるのです。プランを立てるときにいつ、何をやるか、どうやるか等々の後ろに潜んでいる、見えないもの(モチベーション)が計れているか、です。モチベーションのセット方法は他にもありますが、それはまたの機会に。

小中学生、高校生に接していたときにはわかっていたんですが、我が事になると…………。(反省)

嘘はダメよ

かぼねです。

昨日はエイプリルフール。どんな嘘で楽しまれましたか?
年に一度の可愛らしい嘘なら、笑って許せますが、
やはり嘘はつく方もつかれる方も気持ちのいいものではなさそうです。

先日、エイプリルフールではない普通の日曜日。
神戸の焼き鳥屋での出来事です。
妻と息子の三人で、3800円のちょっと贅沢めのコースを頼みました。
焼鳥屋といっても石の上で、串に刺さっていない鳥肉を食すという、
まぁ、ちょっと頑張った感じのいいお店でした。
お味も良く、個室でしたので、息子ものびのびできで、大満足でした。

そろそろ〆のお茶漬けかな、というタイミングで、少しまだ
物足りなさがあったのかもしれません、横に置いてあるメニューに
手をのばし、何の気なしに眺めていますと、あれっ?

コースメニューの中に、僕達の胃袋に入っていない
京豆腐と野菜の味噌焼き という文字が目に入ってきました。

すかさず妻にこの料理きてないよねと確認を取り、さあどうするか
となりました。メニューの位置から見るに、本来は前半、肉の前に出てきてしかるべき
一品のようです。でも、テーブルはすっかり食べきって、
お茶に漬かった日本人のソウルフードを待つのみ。言うか言わまいか。

私がモゾモゾしていたのですが、妻は、「そんなん、言うに決まってるやん」
と一喝。ちょうどお茶漬けを持ってきた店員さんに、
「これ、きてないんですけど」と伝えました。
一瞬ドキッとしたかどうかはわかりませんが、確認しますと急いで厨房に戻っていかれました。

まぁここまではよくある話。まぁそんなこともあるよ、やっぱり言って良かったね
とお茶漬けをすすりながら、言ってたのですが。。。

戻ってきた店員さん。「すいません、こちらのお料理、焼き上げるのに時間が
かかっておりまして、もうすぐできますので、いましばらくお待ちください」
と、のたまわったのです。

妻と二人顔を見合わせ、店員さんが部屋をでるや、大爆笑!
「豆腐、どんだけやいてんねん!」と久しぶりのダブルツッコミを
キメたのでした。

5分も立たないうちに、京豆腐は
「僕は何も悪くないけど何か?」といった感じで現れ、
店員もこっちも、ツッコむの?ツッコまないの?といったドキドキを
楽しみながら、美味しく豆腐君を頂きました。

二人前で頼んだコースにもかかわらず、息子用のアイスまでだしてくれた
その心意気も、どこか下心に思えてしまい、素直に感謝しきれない、私たち夫婦。

正義感の強い妻は、あの人のためにも言ってあげたほうがいいよ!といっていましたが
まぁまぁ教の私は、何も言わず、ご馳走様でしたと伝えて店を後にしたのでした。

長くなりましたが、嘘はダメよ。というお話でした。