超介です。
この投稿で300回目となりました。これまで読んでいただいた皆様、ありがとうございます。生活していて、ふと頭に浮かんだことを覚えておいたり、短い文にしておき、気の向いたときに文章にして、何回か校正して投稿させていただいてます。
文章を書くことについて抵抗を感じなくなったのは、会社での経験からです。創業当初、教材を作ったり、テストを開発したりして、物事を計画的に進めることを覚えました。そのようなことを10年ほどやりました。その後、引越しして、本部から離れた勤務地にて、担当のエリアの計画書を書き始めたのです。最初は経営者の計画書の目次を写しました。分析的な思考の型を理解し、それを真似て、自部門の計画書を幾つも作りました。20年ほど前のことです。また、運営メッセージを自部署内でFAX配信していました。枠を作って、その中にワープロで書いた文章を貼り付けていましたが、これは1週間で複数回、多いときは土、日は除いてほぼ毎日発信していました。そのような時期が数年間あって、その頃から主に安岡正篤、大前健一等の本を繰り返して読むようになりました。
その後、塾の運営現場をサポートする部署に移り、今度は文を書く機会は減りましたが他の分野(不動産、人事等)の知識を身につける必要があり、宅建やら衛生管理者の資格をとって業務に生かすようにしました。そうすると、社内外の色々な人と出会ったり、トラブルも含んで様々な出来事に遭遇することができました。このことは、文章を書く上でも好影響を与えてくれています。引き出しがたくさんできたのです。あるテーマの文章を作るとき、それに関する引き出しを開けてそこから関連情報を取り出すことができる、そんな感じです。
文章を書き出してみて、自分が何を考えているかが分かります。それまでは、引き出しの中にあるので、中身は見えません。書き出してみると、引き出しがあいて、陽があたって見える。それは人が話すことによって自己理解が進むのと同じ構造です。そして書いていくと、同時に情報整理が進んでいきます。そのような過程を経ていき、書くことが苦にならなくなり面白くなってきたのです。
コーチングと出会ったのは7,8年前、そしてこのブログが始まったのは、2008年10月からです。途中中断していたこともありましたが、およそ5年間書かせていただきました。楽しかったです。ちょうど35年勤めた学習塾を退職、愛すべき愛媛松山から故郷兵庫丹波に移る時期と300回目が重なりました。3日後の4月21日に松山を離れ、丹波に移住します。様々な想いが去来します。
このブログの私の文章はわかりにくいかもしれません。でも、これからも精進して、伝わるような内容になるように努めます。英語とICTを通じてさらに引き出しを増やすこと、これをしつつ、日本語の練習に励みます。もちろん読書と実体験も。
みなさん、どうぞこれからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。