■私のなかの「ふたつの家族」
先日、実家の父が体調を崩して手術をしました。
(父は昭和6年生まれ、母は9年生まれです)
病気とはあまり縁のない家族であったので、父の入院・手術は
実家の母、それに隣町に嫁いでいる四つ上の実姉までもを不安にさせました。
でもおかげ様で術後の経過もよく父は数日で退院できました。
この出来事を通して私は何十年ぶりかで
幼いころの家族の味を感じることができました。
私には現在、妻と3人の子どもの父親という大津の家族と
祖父母・両親そして姉の6人で18年間過ごした出石(兵庫県)の家族があります。
(大津と出石は車で3時間ほどかかります)
ここ30年の間は出石の家族のことは遠い遠い昔の記憶でしかありませんでした。
しかし今回の、父の病気を通して姉を久しぶりに「ねえちゃん!」って呼んだり、
母の弱音を生まれて初めて聞いたりと・・・。
そんなこんなで昔の記憶がドどっと雪崩のごとく蘇ってきました。
これからの人生は、昔の家族模様が自分のなかにちょくちょく現れそうです。
人生とはおもしろいです、楽しいです。ワクワクです!
※追伸
年初めに帰省した時のことです。
友人との話題が年老いた両親の介護問題が多くなっているなあと気づきました。
同じ大津に住んでいるS君はこの帰省で実家にワンタッチで画像が送られてくる器具を
設置したそうです。
それを毎朝、両親にボタンを押すように言ってきたといいます。
なんとも便利な世の中になったと思う反面、
いよいよ私たちの世代も子育てを終え、次は親の介護という年齢にきてしまったんだと痛感しました。
キヨシです。
家族のことを思い出すこと。
思い出すのではなく、
思って行動すること。
大切なことですね。
そら@内藤です。
「幼い頃の家族の味」ですか、
なんかわかります。
今の自分の基がそこにあるって
今気がつくことがあります。