先月の終わりに諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授のお話を聞きました。
脳科学者として著名な先生の話は本当におもしろく、1時間半があっという間でした。
昔から言い伝えられてきたことが実は脳科学的に正しいことが立証されている。
そんな話がいろいろとありました。
理系の端くれとして科学の裏づけは大きくうなずける要因です。
そんなひとつが「心をこめる」
昔からよく「心をこめてやりなさい」と言われてきました。
『心をこめたからって見えるわけじゃないし、何が変わるわけじゃないし・・・』
子ども心にこんなことを考えていたような気がします。
篠原先生曰く
主婦にキャベツの千切りをしてもらったところ、何も考えずに切るのと心をこめて切るのとでは
脳の活性化が全然違っているんです。是非皆さん、昔から言われていることには意味があるんです。
何ごとも心をこめてやってみてください。何かが変わりますよ。
それ以来、漠然とやっていたことにちょっと心をこめてみるようになりました。
何か楽しい
いい感じです
昨日は塾の子ども達が、来てすぐに学校の宿題を始めます。
「あ〜ぁ、めんどい」
と言いながら、漢字の書き取りをやってます。
あらためてじっと見ていると、それはもうただの作業。
右から左へと”記号”を写しているだけです。
思わず、
「みんな、チョット注目!」
「みんなはなんで宿題やってるの?」 (あえて”なんで”と聞いてみました)
「えーっ、宿題だから」
「やっていかないと怒られるから」・・・
「そうだよね。でも見ていてせっかくやっているのに時間の無駄に見えるんだ。」
「じゃあ、その宿題は誰のためにやっているの?」
(小沈黙)
「自分のため・・・」
「そうか、じゃあやるときも怒られたくないからとやるんじゃなくて、自分のためなんだと思ってやってみない?きっと身につき方が変わると思うよ」
神妙な顔をしながらも、そうかもなという感じで始めました。
今までより3〜4割増しといった時間がかかっていますが、きっと何かが変わるような気がしています。
勉強も「心をこめて」
///キャッチャー///
超介です。
同感です。
何かの本の、
ある大僧正に
「どうして、あなたは、立派な人に成れたのですか」
と、たずねると
「いや、特別な修行などしていないよ。ただすべて、
心をこめてやってきた」
と答えた。
という文を思い出しました。
無意識の中に秘められているパワーですね。
超介さん、本当ですね。
まだ、全然無意識にはできませんが:ase:
キヨシです。
本当にその通りです。
社会人になった時に、電話を受ける時、
相手に見えないけれど、「ありがとうございます」と
言いながら頭を下げている先輩を見て、
思いをこめる、心をこめることを
教えてもらったのを思い出します。
ゆうみです。
心をこめる。
大切にしたい、いい言葉です。