超介です。
ここ数年、ゴールデンウィークには田植えのために、帰郷しています。松山をでて、数時間後に、丹波山地にはいります。高速道路のインター をおりるともう夜中、蛙の鳴き声が出迎えてくれました。
里山をうろつくと、虫たちはずいぶんと減りましたが、花にはいろいろと出会います。竹やぶには「たけのこ」がにょきにょき地面をやぶっています。こちらでは、4月末は盛期過ぎ、極太はすくなく、中くらいのや、扁平なものが顔を出しています。
その近くには「へびいちご」の白い花が咲いています。これも「野いちご」と同じような赤い実をつけますが、すこしすっぱくてあまいつぶつぶの「野いちご」の実とはちがい、あかくてやわらかそうな赤い実がなりますが、毒とのこと。
藪の中で一際目立つ黄色は「山吹き」。ここは四十年程前、民家の庭でした。その時代に植えられたものが残っていて、当時より人の手がはいらないので、いよいよ盛んになっているようです。
山のふもとには、「タンポポ」がたくさん咲いています。綿帽子もあります。この茎をちぎって口にくわえて笛にして遊びました。太い菅からは低い、ぶーという音が、細い菅ではピーと高い音が出ます。笛の長さをながくすると低い音がでますが、鳴らせるのが難しくなります。
すこし固めの葉っぱをちぎって下唇にあて、歌をいたり、草花を使っての遊びがたくさんありました。
「いたどり」取りにもよくいきました。食べられる、というだけで、貴重なもののようにして、探しにいきました。僕たちの時代にはすでに食料は十分にあったので、珍しさからです。砂糖をつけ、甘くし、すっぱいそれをかじりました。
「グミ」が地味な花を咲かせています。季節になると、真っ赤な実が鈴なりになって鳥たちの格好の餌食になります。見た目も鮮やかな実は、このいまでも、この年齢になっても珍味です。
「蕗」やら「山椒」はいまこそ、美味しく食べられます。子供の頃はつまらなくて箸をつけようとしなかったのですが。いまは佃煮みたいにしたものを熱い白ご飯に乗せて食べたり、また山椒などは若芽をちぎって、出来立ての熱いおすしにのせておしょうゆをすこしたらして食べると美味です。
畑仕事も忙しくなり、母と一緒にかぼちゃの苗を植えました。これは植えて、保温のための覆いをつけたところ。ハウスでは稲苗が育っています。
キヨシです。
自然の宝がいっぱいですね。
感謝。感謝。
そら@内藤です。
自然豊かな所ですね。
いたどり、かじった思い出あります。
懐かしいです。
このタンポポはセイヨウタンポポですね。
我が家の庭には、ニホンタンポポとセイヨウタンポポが
同居しています。
:mrgreen:田舎の春、大好きです
超介さん
写真、めっちゃすてき!
めっちゃ、きれい!