超介です。
「起床しても学校や、職場に行く気になれず、ベッドの中でごそごそして、しばらく経って、それでも行かねばならぬ、と起きて身支度をはじめる」、このような一連の行動も脳科学の研究により、脳内の信号の経路がどのように進んで起こっているのか解明されています。
一次的な情動を伴う判断が行われ、次に2次的なもう少し深い認知活動が別の脳内回路で進んでいくのです。この一次的な判断は、われわれの祖先が、原始の森やら草原で敵と遭遇したときに瞬時に行動しないと襲われて捕食されてはいけない、その防御のために形成された回路と解釈されています。(そして、その後この一次回路が人の文化的な進化にどのように寄与しているのかも解釈があります。)
それとは逆に、朝、気持ちよく目覚め、さあ行くぞと意欲的に生活を始める場合もあります。このようなときに、どのような神経回路が、どう反応しているか、も研究は進んでいます。
以上は「愛は脳を活性化する」(松本元著 岩波)という本の内容の一部です。「愛」のエネルギーがいかほど脳に大切か、理解できます。前半は脳型コンピューターの内容、後半はそれをベースにした表題どおりの内容です。後半では具体例の解説があります。
経験的な知が脳科学の立場から理論付けられているのです。
たとえば「すきこそものの上手なれ」「人はなぜ分かり合えないか」「なぜ自分を変ええることは困難なのか」「神秘体験」「愛が脳を救う」「心は知・情・意からなる」「神」・・・などの事柄が脳科学の立場から説明されます。
これらを理解すると、どのような生き方を選択すればよいのかが見えてくるのです。100ページほどの薄い本ですが、たっ ぷりとエッセンスが詰まっていて、お勧めの一冊。当然、コーチングで行う内容をも強力にバックアップしてくれます。
冒頭のような事例にどう取り組めばよいかも自然と、しっかり理解できるのです!!
キヨシです。
「愛は脳を活性化する」
はじめての言葉ですね。
そう考えると、またいろんな
思考がうまれますね。
超介さん、あすかです。
この本、読みます!
愛は脳を活性化する・・・って!
ありがとうございます。